参照サイト:wiki(相模原麻溝公園競技場)
関東インカレ2018の長距離5種目のエントリーと軽い展望です。
第97回関東学生陸上競技対校選手権大会
全エントリー(http://www.kgrr.org/event/2018/kgrr/97ic/hp/kyougi.html)
ページコンテンツ
※記録は資格記録
1組 | 2組 | 3組 | |
東洋大学 | 大澤 駿②3分52秒86 | 中村 駆③3分47秒90 | |
早稲田大学 | 飯島陸斗③3分45秒30 | 半澤黎斗①3分44秒57 | 齋藤雅英③3分49秒82 |
日本体育大学 | 志賀康太④3分50秒61 | 酒匂郁海④3分45秒96 前回決勝 |
菅沼隆佑②3分51秒21 |
東海大学 | 館澤亨次③3分41秒82 前回優勝者 |
塩澤稀夕②3分44秒63 前回5位 |
木村理来③3分42秒20 前回7位 |
法政大学 | 久納 碧①3分45秒69 | 守角 隼①3分51秒91 | |
城西大学 | 福島正訓①3分53秒29 | 佐藤友哉③3分46秒83 | |
順天堂大学 | 前田智広②3分50秒99 | 野口雄大②3分45秒96 | 原田凌輔①3分50秒70 |
中央大学 | 舟津彰馬③3分38秒65 日カレ優勝 |
田母神一喜③3分45秒71 前回決勝 |
|
大東文化大学 | 浅野有紀③3分51秒92 | ||
山梨学院大学 | 清水鐘平④3分44秒71 | ||
国士舘大学 | ポール ギトンガ②3分46秒94 | 大川隼平④3分49秒61 | 石川大和④3分47秒80 |
日本大学 | 六川恵二朗③3分52秒98 | 西村陽貴③3分50秒84 | 金子智哉③3分51秒45 |
明治大学 | 河村一輝③3分43秒31 前回2位 |
佐久間秀徳①3分52秒55 | 岡田和大②3分51秒50 |
流通経済大学 | 藤崎真伍④3分54秒78 | ||
筑波大学 | 相沢拓実③3分49秒83 | 村上 諄④3分52秒63 | 小林航央④3分41秒81 前回3位 |
慶應義塾大学 | 小野友生①3分46秒97 |
まずは、東海・館澤選手と中大・舟津選手と筑波・小林選手が”3強”と言っていいでしょう。館澤選手は昨年関東ICと日本選手権で優勝し、前半戦の”顔”となった。最近はプレッシャーにやや苦戦しているものの、前回勝利した今大会はもう一つ殻を破るチャンスだ。
舟津選手はスパート合戦となった日本ICで優勝してから飛躍。今年春に日本歴代5位となる3分38秒65と近年出ていなかった3分40秒の壁を一気に破って見せ、目下注目株だ。
筑波・小林選手は2018年の日本の1500mランキングでトップのタイムを出した選手。兵庫リレーカーニバルで勝ち切っており、実力はやはりトップクラス。中距離専門での就職活動中だが、絶好のアピールタイムだ。優勝者はやはりこの3名の中だろうか?
他にも有力選手は大勢おり、前回2位の明大・河村選手、日本IC2位の山学・清水選手、昨年7位入賞後にブレイクした東海・木村選手も虎視眈々と表彰台以上を狙っているか。
前回決勝進出の日体・酒匂、前回のリベンジを狙う順大・野口、大きくタイムを伸ばした早大・飯島選手らも有力候補、これに怪我が癒えていれば東海・塩澤も入ってくるかもしれない。また、ルーキーでは早大・半澤、法大・久納選手がエントリー。彼らの新風にも注目だ。
※記録は資格記録
1人目 | 2人目 | 3人目 | |
東洋大学 | 相澤 晃③28分17秒81 前回ハーフ8位 |
西山和弥②28分44秒88 日IC3位 |
鈴木宗孝①29分17秒89 |
早稲田大学 | 太田智樹③28分56秒32 前回9位 |
永山博基④28分57秒70 | |
日本体育大学 | 山口和也③29分05秒39 | 室伏穂高④29分17秒09 | 中川翔太③29分17秒85 |
東海大学 | 鬼塚翔太③28分17秒52 | 小松陽平③29分35秒63 | 松尾淳之介③28分50秒94 前回8位 |
法政大学 | 坂東悠汰④28分44秒87 前回5位 |
佐々木虎一朗③29分43秒14 | |
城西大学 | 西嶋雄伸③28分44秒15 | 中島公平④29分01秒23 | 荻久保寛也③29分40秒27 |
順天堂大学 | 塩尻和也④27分47秒87 前回3位 |
野田一輝③28分52秒39 前回3障決勝 |
橋本龍一③28分59秒32 |
中央大学 | 中山 顕④28分22秒59 | 加井虎造②29分08秒09 | |
大東文化大学 | 奈良凌介③29分25秒41 | 川澄克弥③29分28秒25 | 齋藤 諒④29分30秒65 |
山梨学院大学 | ドミニク ニャイロ④28分02秒85 前回2位 |
永戸 聖④28分30秒59 前回決勝 |
出木場風吹④29分42秒57 |
国士舘大学 | ライモイ ヴィンセント①28分30秒94 | 戸澤 奨④29分24秒12 | 多喜端夕貴④29分32秒11 |
日本大学 | P.M.ワンブイ④27分49秒96 前回優勝者 |
野田啓太②29分33秒31 | |
明治大学 | 坂口裕之④28分35秒47 前回4位 |
中島大就③29分13秒76 前回ハーフ10位 |
小袖英人②29分22秒91 |
流通経済大学 | 地福詩音④29分36秒27 | ||
筑波大学 | 相馬崇史②29分27秒77 | 池田 親③29分49秒54 | |
慶應義塾大学 | 根岸祐太④29分45秒90 |
10000mに関しては、日大・ワンブイ選手が2連覇中で最終学年となる今季、集大成の3連覇なるかどうかが注目だ。昨年秋からやや足踏みしていると言われていますが、まずはしっかり勝ち切りたい。
留学生では2年連続2位となっている山学・ニャイロ選手が対抗馬だが、もう一人面白い存在となっている選手がいる。国士・ライモイ選手が素質が高そうな印象で、初1万も28分30秒と悪くない。他の留学生と競ってどこまでいけるか。
日本人も表彰台のチャンスは十分あり、一番手はやはり順大・塩尻選手で、持ちタイム27分47秒は留学生をも凌いで全体トップ!ここ最近珍しく安定感が課題になっていますが、持っているポテンシャルを発揮したい。
これに箱根2位の東洋大・相澤選手と西山選手も楽しみな存在だ。1区2区この2人で一気に飛び出したのは記憶に新しいですが、その後も各大会高いレベルの記録が続き、充分表彰台候補だろう。
他、スピード自慢の東海から鬼塚選手、前回の関東ICでブレイクした法大・坂東選手、主要大会での安定感が高い早大・太田選手、一般入試からエースとなった中大・中山選手らも8位入賞以内に顔を出すだろうか。回復途上の前回4位明大・坂口選手の動向も気になるところだ。
※記録は資格記録
1組 | 2組 | |
東洋大学 | 小室 翼③8分48秒52 前回7位 |
小田太賀②9分08秒30 |
早稲田大学 | 岡田 望④9分09秒83 | 吉田 匠②8分51秒66
大木皓太③8分58秒23 |
日本体育大学 | 濵田 諒③9分09秒68 | 小松力歩③9分01秒55 |
東海大学 | 足立直哉④9分03秒34
阪口竜平③8分37秒64 |
三上嵩斗④8分44秒34 前回2位 |
法政大学 | 人見昂誠①8分52秒14 | 青木涼真③8分46秒75 前回優勝者田辺佑典②9分01秒30 |
城西大学 | 山本 嵐①8分51秒11 | 宮下璃久①9分12秒33 |
順天堂大学 | 笹谷亮太①8分59秒13 | 森下舜也②9分04秒42
續木悠也④9分04秒23 |
中央大学 | 森 凪也①9分06秒46 | 萩原璃来②8分59秒02 前回決勝 |
大東文化大学 | 谷川恒太③9分07秒59 | |
山梨学院大学 | 太田裕也③9分05秒84 | 関川大悟③9分09秒65 |
国士舘大学 | 鈴木大介②9分02秒56
工藤海良④8分59秒03 |
吉野 翔②9分05秒99 |
日本大学 | 川上瑠美梨②9分09秒28 | |
明治大学 | 東島清純④8分56秒82 前回4位 |
|
流通経済大学 | 石井闘志①9分16秒64 | 藤崎真伍④8分53秒20 前回2部7位 |
筑波大学 | 川瀬宙夢④9分05秒58 | 齋藤零司③9分08秒12 |
慶應義塾大学 |
箱根5区山登りで区間賞を獲得した法大・青木選手が、この種目前回の優勝者。レース巧者と言われていましたが、今年初めて8分50秒を切るなど競技レベルも毎年積み上げてきている。まずは優勝候補本命と言っていいだろう。
ただ、今年は例年以上に優勝の可能性を秘めている選手が多い。昨年3障に初トライして8分37秒の好記録をマークした東海・阪口選手はやはり高い爆発力があるだろう。同じく東海・三上選手も前回2位からのジャンプアップを狙う。それから東洋・小室選手も日本選手権で上位食い込むなど実績豊富。このあたりから優勝者が出るか。
他、入賞候補となると毎年安定している明大・東島選手、3障以外にも実績がついてきた早大・大木選手、前回決勝進出している中大・萩原選手、2部で入賞している流経・藤崎選手、好調ルーキー法大・人見選手らが候補か。前回転倒した国士大勢や無名選手のブレイクが多い山学大なども注目だ。
※記録は、ハーフ自己ベスト(20㎞換算含む)で統一、無い場合は1万m資格記録
1人目 | 2人目 | 3人目 | |
東洋大学 | 山本修二④62分56秒 前回2位 |
吉川洋次②63分48秒 | 小笹 椋④64分14秒 前回14位 |
早稲田大学 | 清水歓太④63分08秒 | 遠藤宏夢③65分10秒 | 真柄光佑③65分25秒 |
日本体育大学 | 森崎拓海④64分14秒 | 白永智彦③64分48秒 | 岩室天輝②65分57秒 |
東海大学 | 湊谷春紀④62分52秒 | 湯澤 舜④63分07秒 前回9位 |
西田壮志②63分36秒 |
法政大学 | 佐藤敏也③62分56秒 | 大畑和真④63分56秒 | 土井大輔④64分03秒 |
城西大学 | 金子元気④63分18秒 前回4位 |
大石 巧④63分42秒 | 菊地駿弥②64分42秒 |
順天堂大学 | 難波皓平③62分52秒 | 鈴木雄人③64分21秒 | 山田 攻④66分08秒 |
中央大学 | 岩佐快斗③64分18秒 | 関口康平④64分44秒 | |
大東文化大学 | 川澄克弥③63分14秒 | 谷川貴俊④63分52秒 | 奈須智晃④64分21秒 |
山梨学院大学 | ドミニク ニャイロ④60分42秒 前回優勝者 |
藤田義貴④64分05秒 | 首藤貴樹③64分06秒 |
国士舘大学 | 藤江千紘④64分02秒 前回16位 |
鼡田章宏③64分19秒 | 内山 武④65分05秒 |
日本大学 | 阿部 涼③64分27秒 | 佐藤玲偉④65分09秒 | 小坂太我③65分21秒 |
明治大学 | 三輪軌道③63分35秒 | 角出龍哉④64分50秒 | 村上純大②65分54秒 |
流通経済大学 | 菊地海斗③65分08秒 | 地福詩音④65分13秒 | 三輪雄大③65分49秒 |
筑波大学 | 金丸逸樹③65分23秒 | 西 研人②65分25秒 | 児玉朋大②66分36秒 |
慶應義塾大学 | 根岸祐太④64分18秒 |
ハーフに関しては、状態に問題が無ければ今年も山学・ニャイロ選手の独壇場となる可能性が高い。記録面の足踏みはある者の、ロードでの安定感はかなり高いものがある。チームの1部残留のためにもまずは連覇としたい。
さて、2位~入賞争いは予想が非常に難しいところだ。その中でトリプル入賞もありえるのが東海大の湊谷・湯澤・西田選手の3選手。焼津ハーフで2位3位4位に入る等各ロードレースでの実績は高い。力を出すことができれば、しっかり得点を獲得してきそう。
また、法大も面白そうで、山下りのみならず1万m以上の距離での実績を積んでいる佐藤選手をここに投入。表彰台は充分ありえる選手だ。4年の大畑・土井選手も状態があえば面白いか。東洋大もエース山本・吉川選手の状態が分かりませんが、万全ならとても脅威な存在となる。
例年、この種目を得意とする早大は、まずは主将の清水選手が候補か。箱根9区区間賞から一時状態は落ちたが、意地の走りに期待。好調の真柄選手もブレイク候補だ。
他にも、前回4位の金子選手らを率いる城西大勢、主要大会で実績を積みだした大東・川澄選手、ポテンシャルが高い明大・三輪選手、順大勢も注目と思われる。
※記録は資格記録
1人目 | 2人目 | 3人目 | |
東洋大学 | 渡邉奏太③13分43秒71 | 相澤 晃③13分48秒73 | 西山和弥②13分51秒58 前回11位 |
早稲田大学 | 中谷雄飛①13分47秒22 | 太田智樹③14分00秒23 | 千明龍之佑①14分03秒27 |
日本体育大学 | 中川翔太③14分01秒40 | 山口和也③14分03秒44 | 齋藤晃太①14分18秒78 |
東海大学 | 關 颯人③13分35秒81 前回6位 |
鬼塚翔太③13分38秒58 前回2位 |
阪口竜平③13分41秒09 |
法政大学 | 坂東悠汰④13分47秒26 前回3位 |
岡原仁志③14分17秒00 | |
城西大学 | 中島公平④13分54秒72 前回8位 |
西嶋雄伸③13分54秒94 前回10位 |
服部潤哉④14分18秒61 |
順天堂大学 | 塩尻和也④13分33秒14 前回4位 |
清水颯大②14分03秒84 前回13位 |
野口雄大②14分06秒01 |
中央大学 | 中山 顕④13分53秒07 | 三浦拓朗①13分57秒04 | 手島 駿①14分18秒51 |
大東文化大学 | 新井康平④13分56秒52 | 奈良凌介③14分05秒59 | 齋藤 諒④14分15秒46 |
山梨学院大学 | 永戸 聖④13分57秒59 | 清水鐘平④14分08秒61 | |
国士舘大学 | ライモイ ヴィンセント①13分43秒02 | 高田直也④14分06秒69 | 戸澤 奨④14分17秒02 |
日本大学 | P.M.ワンブイ④13分40秒62 前回優勝者 |
八重畑龍和①14分08秒77 | 北野太翔①14分12秒71 |
明治大学 | 阿部弘輝③13分42秒46 前回16位 |
鈴木聖人①13分56秒28 | 前田舜平②14分08秒39 |
流通経済大学 | |||
筑波大学 | 小林航央④14分11秒19 | 藤田黎士③14分17秒55 | |
慶應義塾大学 |
3年連続1万mと5千mの2冠がかかる日大・ワンブイ選手を倒そうと多くの有力ランナーが顔をそろえている。国士・ライモイ選手や順大・塩尻選手は1万mと引き続き強力なライバルとなりそうだ。
さて、他にもスピードスターが勢ぞろいしている。東海大は、關・鬼塚・阪口選手と13分30秒台の自己ベストを持つ自慢の主力選手が勢ぞろい、『長距離種目5冠(関東IC・日本IC・出雲・全日本・箱根)』の一つ目の仕上げにかかる。
東洋大は主力の相澤・西山選手を1万mに続きここにも投入。そして彼らを上回るかもしれない存在の最近絶好調の渡邊選手がダークホースとして名前が挙がる。ここでも大学駅伝さながらの戦いが見れそうか。
他にも前回表彰台の法大・坂東選手、全日本7区区間賞から何かをつかんだ明大・阿部選手、2年連続入賞中の城西・中島選手らが有力選手か。5千タイプではないが安定感のある早大・太田、中大・中山選手、爆発力のある城西・西嶋、大東・新井選手らも気になる存在。
また、多くのルーキーが5千に登場!ここ1年同世代に負けなしの早大・中谷選手を初め、中大・三浦選手、明大・鈴木選手、早大・千明選手、日大勢などどこまでいけるか。大いに注目だ。
800m
館澤亨次(東海大③)
また、館澤選手が800mにもエントリー!箱根戦士が800mを出走するとなると、2009年の日大・ダニエル選手以来となります。一つ注目してみたいと思います。