ラスト!
32年連続32回目
苦しんだ1年間…、最後は笑う!
山梨学院大学
エントリー選手独断ランク付け
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
ドミニク ニャイロ③27分56秒47≪17:全8区1位、予2位、箱2区9位、16:全8区1位、出6区1位、箱2区2位、15:全8区1位、出6区1位≫
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
永戸 聖③28分30秒59≪17:全2区10位、予26位、箱3区9位、16:全6区5位、出5区3位≫
4点:主要区間で区間上位でいける選手
上田健太④28分48秒92≪17:全1区12位、予23位、箱5区7位、16:全1区6位、出1区3位、箱3区7位、15:全4区7位、出4区2位≫
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
市谷龍太郎④28分55秒14≪17:全4区16位、16:全4区7位、出4区5位、箱7区13位、15:全1区20位、出1区7位、箱7区12位、14:全2区12位≫
河村知樹④29分13秒05≪17:全7区14位、予140位、16:全7区8位、箱9区8位、15:全7区4位、出5区7位≫
片山優人③29分53秒88≪17:全6区13位、予70位≫
川口竜也②30分00秒06
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
古賀裕樹④29分15秒60≪17:箱9区19位、15:全5区18位≫
首藤貴樹②29分36秒31≪17:予128位≫
出木場風吹③29分42秒57≪17:予106位≫
中村幸成②29分46秒26≪17:予214位≫
井上広之②29分46秒38
宮地大輔②29分55秒44
藤田義貴③30分01秒52≪17:予124位≫
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
比夫見将吾④30分05秒64
菅井宏人④30分18秒81
上位10人合計:27点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)
今年の箱根以降、今年は中々波に乗れない状態が続ています。インカレこそニャイロ選手や1500mや3障での得点はあったものの、5千1万ハーフは苦しい結果になってしまいました。箱根予選は前評判通り4位で通過しましたが、全日本駅伝は7区まで区間10位~16位のレース。ニャイロ選手の追い上げも及ばず9位に終わりました。
大砲と言えるニャイロ選手はいつも通り長い距離にめっぽう強い。箱根2区で66分台を狙う潜在能力があります。次ぐ存在なのは永戸選手ですかね。1万も28分30秒まで更新、攻めることができるランナーです。そのほか、実績では4年生上田・市谷・河村・古賀選手がありますが、箱根までに調子を合わせられるかどうか。
選手層は厚いとは言えませんが、急成長中の川口・片山選手はメンバーに入りそうでしょうか。そのほか、箱根予選出走の首藤・出木場・藤田選手、他記録会に出ていなかった選手が複数いて、山の準備も慎重に進めている模様。決して下馬評は高くないですが、しっかりとした継走をしていってほしいです。
まず決めたのは勿論2区ニャイロ選手。1年時に既に67分台を出しているということで長い距離のポテンシャルは計り知れないものがあります。ただ、前半からかなり突っ込んでしまうのがちょっとネックかなぁ。そこそこ抑えられれば66分台は充分射程圏内です。
ということは1区で出来る限り前にいきたいので1区に2番手の選手を置く必要がありますね。11月末に1万ベストの永戸選手に1区を頑張ってもらいたい。ハイペースの叩き合いになった時に一番堪えられそうな選手です。出来る限りトップと少差で繋いでほしい。
成功すれば2区終了時でトップに立っている可能性もあります。その流れを更に加速させるために、上田選手を惜しげもなく投入。今季前半からの怪我の影響で中々本調子となりませんが、2年前出走の3区で上田選手の意地を見たい。
4区は候補選手がエントリー漏れ、代わりに河村選手…が上がっていればいいのですが、前哨戦を見る限り少し怖い。そこで、箱根予選も全日本本戦も出走していていない川口選手を自分は投入予想します。上尾63分台で上り調子で、長いロードは積み上げてきたものがあると思います。65分あたりで走れればまだ上位に絡んでいるはずです。
5区と6区はなんかそれっぽい候補が沢山いるので結構悩みますねぇ…。ひとまず私は、2年首藤選手で予想してみます。元々の実績は高い選手かなと。他に、出木場・藤田選手あたりも言われているようですが果たして?
6区はどうでしょうかね。ここは3障で実績のある比夫見選手にしてみます。時々山学大は4年生を6区に抜擢してうまく走らせることがありますので。他にあるとすれば誰でしょう。井上選手とかかな??どちらも区間真ん中あたりで乗り切る選手がいればと思いますね。
7区は彼しかいない。過去に2度7区を走っている市谷選手。故障から10月に試合復帰、11月は1万mで若手のペースメーカーの役割もしつつ1マン29分台。過去走ったことのある区間でドンピシャで合わせてくれないかと思っていますが、いかがでしょうか?
8区は全日本6区で駅伝デビューを果たした片山選手。予選の結果は70位とまずまず。5区も考えたものの、8区に残しておきたい選手です。ここで好走できればまだ最後に4年生残してあり、シード権獲得のチャンスもあります。
9区には前回の経験者古賀選手を配置。ほとんど試合に出ていなかった中、エントリーに驚きましたが、そういえば昨年の上村選手もそんな感じだったなと。9区あたりに照準を絞って調整しているのではないかと。
アンカーには2大会前に9区を区間一桁で走っている河村選手。秋のロードシーズンに入って中々調子が上がっていないので9区ではなく、もっと平坦の10区。最後に持っているポテンシャルを発揮してほしいですね。シード権争いに留まっていれば粘れるはずです。
いやいや、こんな下馬評低いチームではないはずなのですよね。4年生の世代は元々ポテンシャルが高いですし、ニャイロ・永戸選手ら面白い3年生もいます。往路を(復路は無視して)永戸-ニャイロ-市谷-上田-河村で組めれば、十分に往路優勝候補にあがるはずなのですが??
現時点ではニャイロ選手の貯金をどこで使い果たしてしまうか…という感じの方が多いと思います。ただ、忘れてはなりません。山梨学院大というチームは、下馬評低い時に限ってびっくりするほどの激走を見せることがあります。苦しんだ1年間ですが、最後は笑って終わる、そういう襷リレーになってほしいですね。
独断ランク付け結果
1位青学42点
2位東海41点
3位神大39点
4位駒大37点
4位中学37点
6位東洋35点
6位帝京35点
8位順大34点
9位日体33点
10位法大31点
11位大東30点
11位拓大30点
13位早大29点
OP連合29点
14位東国28点
15位中大27点
15位山学27点
15位城西27点
18位國學26点
19位国士22点
20位上武22点
3強呼ばれるところは、自分の独断ランキングでもやっぱり上位になってますね。青学がなんだかんだトップ。総合力高い東海大が続き、エース力の神大が3番手。ただ、波に乗りやすいのはありますかね。
続くチームとしてなんと東洋や駒大の上位常連校に中学・帝京の普段中堅校のチームが点数的には食って掛かっています。面白いですね。順大・日体大までの9校は、普通にやれればシード権は安泰なのかな??
10番目争いがし烈、法大と僅かな差で大東・拓大・早大が追っています。更に東国・中大・山学・城西・國學までチャンスありといったところ。連合もこのグループあたりには潜り込めるかもしれない感じ。
国士舘と上武大は点数的には離れていますが、山などどこかの区間で覚醒がほしい、と言ったところでしょうかね。勿論、自分の私見ですし、区間エントリーで更に変動があるかもしれませんね。一応、これが自分の意見ということで、見てもらればと思います。