参照:http://www.fukuoka-marathon.com/
福岡国際マラソンで大迫選手が日本歴代5位のタイムをマークしたので急遽記事を上げます!
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気温13度、湿度59%とやや気温はありますが、湿度が低く走りやすいと思われるコンディション
1㎞3分。時折3分を切るペースなどペースが乱れる中、川内・設楽選手が中間点前に脱落するサバイバルレースに。
中間点過ぎ、神野・佐々木・園田選手が遅れる意外な展開。先頭集団は9人で日本人でついているのは大迫・佐藤・深津・竹ノ内選手4人。
それが29㎞地点でばらけて、先頭集団は5人うち日本人は大迫選手のみに!
ペースメーカーが外れ、カロキ選手がスパート、モーエン選手が反応し1㎞2分55秒ペースへ。大迫選手は3位争いで1㎞3分ペースを堅持。
トップは35㎞を過ぎて、モーエン選手がスパート。カロキ選手は2位離れます。39㎞地点大迫選手とキプロティクの2人にとらえられ後ろへ。大迫選手は2位争い!キプロティク選手は12年ロンドン五輪と13年世界選手権の金メダリストと堂々と渡り合う!
39.3㎞地点キプロティク選手がスパート、大迫選手はじりじりと離されるもフォームは崩れない。1㎞3分04秒程で踏ん張ります。
日本人2位争いは竹ノ内選手を上門選手が追い上げて浮上!MGC出場権の2時間11分以内は維持する。
トップのモーエン選手は1㎞2分55秒ペースをキープしたままゴール!2時間5分48秒の欧州新記録でゴール!素晴らしいレースでした。
注目の大迫選手はさすがに最後はペースを上げきれなかったものの、3位でフィニッシュ。2時間7分19秒は日本歴代5位相当の記録!東京オリンピックに向け、とても大きな収穫となりました。
モーエン選手2時間5分台の欧州記録!大迫選手は2時間7分19秒と結果残す!
いやー、見応えあるレースでしたね。気象条件はまずまずも、ペースメーカーが乱れて1㎞3分を切ったりする中、モーエン・カロキ選手によるハイレベルなレースに大迫選手が完全と対抗するレースでした!
32㎞付近でさすがに大迫選手は離されましたが、バネのある走り(前足着地走法)でロンドン五輪金メダリストのキプロティク選手と1㎞3分ペースを堅持。この時点で2時間6分台半ばが期待できるペースで走り続けていました。
35㎞を過ぎてモーエン選手が単独トップに。39㎞付近でカロキ選手が急失速で大迫選手が2位争いへ!ただ、キプロティク選手がここからスパート。再び3位になりました。
そのままモーエン選手は1㎞2分55秒ペースで2時間5分台!なんと欧州記録をこの日本の地で出すというとても嬉しいニュース。大迫選手は2度目のマラソンで一気にベストを3分更新して2時間7分19秒の日本歴代5位!
いやはや、最後まで大きくフォームが崩れることなく走り切れるのは凄い!!これはMGCレースの間、どこかで日本記録を狙っていってほしいですね!
3位までMGC出場権獲得は伏兵の上門・竹ノ内!川内選手はさすが
日本人2位争いはちょっとびっくり。竹ノ内選手が29㎞付近まで食らいつくと、そのまましばらく日本人2位をキープ。3位争いは佐藤・深津選手の実力者。折り返しで佐藤選手が一時単独3番手に浮上しかけていましたが…
35km過ぎの映像では2番手竹ノ内選手の後ろは上門選手が映り込み、はるか後方で脚を止める佐藤選手の姿が。。。今回もマラソンに対応しきれない無念のレースに。
2番手をキープする竹ノ内選手をじりじりと上門選手が追い上げる。そして2番手に浮上!実はハーフのベストを上回るペースで中間点を通過していたのですが、そこからも落ちませんでしたね。
更に日本人4番手に園田・佐々木・神野選手をぶち抜いた川内選手が通過。19㎞付近で先頭から遅れましたが、スタミナ型の川内選手には早かったのでしょうかね。それでもあげてくるところはいつもながらさすがです。
上門選手は2時間9分半ば、竹ノ内選手は2時間10分をちょっと切れませんでしたがMGC出場権を獲得!先頭集団に最後までチャレンジした中よくやりました。ついで川内選手が2時間10分台でまとめてゴール。これからもまだまだ期待。
また、2時間8分台を初マラソンで狙うと話していた神野選手は、11月にアキレス腱を痛めるなどちょっと万全とはいかなかったものの、2時間12分台ではまとめる走りとなりました。またいずれチャレンジしてMGC出場権を獲得してほしいですね!