出雲駅伝優勝校!そして、その勢いのまま2冠目も獲得なるのか…!?
東海大学
出雲駅伝を10年ぶりに制し、波に乗る東海大学。全日本大学駅伝は距離が長くなり、不利になると言われているが、選手層はとても厚い。
黄金世代と言われている2年生はやはり頭数が多い。エースに成長した關選手と今季絶好調の阪口選手、スピードが魅力の鬼塚・舘澤選手ら主要区間で走れる力のある選手が多い。他にも繋ぎ区間なら充分区間賞候補になる選手もおり、とても楽しみな世代だ。
更に一気に注目株になってきたのは1年塩澤選手。もともとスピードが魅力の選手だが1万mで28分36秒のチーム2位の記録。三重県伊賀白鳳高出身ということもあり、地元の全日本駅伝、どこかで起用があるだろう。
上級生は長い距離中心に鍛えて高島平20㎞優勝した川端選手は後半区間の準備か。前回6区2位の國行選手、”いぶし銀”言われている三上選手に、復活のエース候補湊谷選手とこちらも役者が揃いつつある。
距離と区間が増える全日本駅伝は、下級生の持つ魅力的なスピードだけでは、簡単には奪えないだろう。上級生の力を融合する場面も出てくると思う。
色んなオーダーが組めそうですが、結果こうなりました。1区は出雲に引き続き阪口選手の予想。トラックでは1500m~5000mしかほぼ走らない中、一気に距離が長くなるのが少し不安ではありあmす。ただ、一番調子が良い選手なのは確か。まずはトップ付近に付けるところを意識してほしい。
2区スピードエース区間には、エースの關選手を持ってきた。もし1区が成功すれば一気に独走態勢を築くことができるし、もし失敗していた時にリカバリーが効く。タイム的には38分00秒はターゲットにできるか。昨年ノロウイルスで叶わなかった2年越しの2区で爆発力が見たい。
そして、他に多くの2年生のスピードランナーがいる中、3区に塩澤選手の予想をしてみる。一気に1万チーム2番手になった彼をここで起用し区間賞を狙わせる。高校駅伝1区でも区間2位なのでアップダウンも大丈夫だろう。鬼塚・舘澤選手は後半に残しておく。
4区は非常に迷ったが、出雲3区4位の松尾選手をもう一度長距離区間に起用。箱根でも順エース区間あたりは走ってほしい選手なので、ここは何とか踏ん張ってほしい。安定感に期待。
そして、5区6区に本来前半の主要区間を担うべき舘澤・鬼塚選手を畳みかける。記録会を見る限り絶好調とは言えない感じ。もしこのあたりで接戦ややや劣勢になっていても一気に巻き返せる区間だ。というか、対青学大を考えた時に、かなりの嫌がらせになるのではないでしょうか??
追い風であれば最後になるこの区間(次回大会から中継所が変わる)で区間記録を狙ってほしいと思ってみたり…。ひとまずこういう起用の仕方も面白いと思う。
ある程度勝負をつけたということで残り終盤の2区間は4年生に力を借りたい。最長距離の8区は川端選手だろう。高島平20㎞で複数の東海大生が出たが、全日本8区の選考に参考にすると思う。しっかり勝ち切った彼が8区。7区は三上・湊谷選手らと非常に迷ったが、前回6区2位の実績を持つ國行選手で。いい経験を持つ4年生は優勝争いの時に力になるはずだ。
それにしてもいろんな予想ができますね。どんなのが”王道”と言える予想と言えるのかなと個人的に気になったり?1区阪口、2区鬼塚、3区舘澤、4区關選手という並びが自然な感じかなぁ?
対青学を意識しながら、両角監督がどのような采配で2冠目を取りに来るのか。とても注目だ。