まもなく、出雲駅伝や箱根駅伝予選会の前の大きな記録会となる日体大記録会がありますね(あとはその次に世田谷記録会があります)。
ここで、箱根駅伝予選会に出場権(5000m16分30秒以内10人以上揃える)を得るのに、あと一歩のチーム(昨年の予選に未出場で)を紹介するとともに、
記録会の結果を書きたいと思います。
個人の紹介はいつもしている予選の戦力分析準拠(SS:58分59秒以内、S:59分00秒~59分29秒…G:62分30秒~62分59秒、G候補:63分台)します。
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現在箱根予選標準10人以上突破校数:49or50校?(9月30日現在)※手元の集計
10名ギリギリのところもチェック!
上智大学11人⇒
埼玉大学11人⇒
東京学芸大学10人⇒
国際武道大学10人⇒
成城大学10人⇒
※前回出場している東京大院らは割愛します。
現在、標準突破数7人
毎年7人~8人は標準突破するが、あと2人が16分40秒台付近…届きそうで届かない文教大は、今年も同じ位置にいる。主力選手は絶好調の飯島選手で今季3度5千自己ベストを更新!波に乗っている。これに15分台複数回出している2年浜崎選手も主力の一人だ。勿論、2人ともPMを担うことがある。
チームとしては9月9日のさいたま市ナイターで1年増田選手が超えて突破者は7人に。残り3人で、8番手位以降の現在のタイムは16分41秒、16分58秒、17分03秒…まだ諦める数値ではない。日体大記録会・横浜市ナイターにもエントリー、7年ぶりの出場を最後まで諦めない。
現在、標準突破数6人
毎年あと3人~4人届かない状況が続く北里大は6年ぶりの予選復帰を狙う。エースは下級生の頃から引っ張る3年竹澤選手で、昨年末に5千15分09秒のベスト!今年9月関東理工系でも15分30秒台を出してしっかりと力を蓄えている。これに3年藤田選手ら3名が今年標準切り、昨年秋に標準を切った3年杉山、4年内田選手ら3人を合わせて合計6人だ。
残り4人だが、SBは春先に16分30秒28を出した2年平野選手、他に16分55秒~17分前半を出した選手が4人おり、充分に標準突破者が増える余地がある。今週の日体大記録会と9月30日の横浜市ナイター記録会で最後の追い込みをかけに行く。
現在、標準突破数5人
G候補
細田琳太朗③15分27秒49(UB)
※76回予選以来なるか
長らく予選出場から遠ざかっている立正大は、今年以降は暫く再出場のチャンスを迎えている。2年生以下の部員が10人以上おり、しっかり狙える態勢になっているからだ。その2年生以下での突破者はまだ2名だが、17分前半でまとめられる選手は複数おり、記録会で十分に狙える位置にいる。
チームを引っ張るのは昨年から複数回5千15分台をマークしている3年細田選手。高校時代に14分台の経験もありやはり走力は抜けている。これに2年宮坂、1年松木選手、更に昨年1万33分台を出した唯一の4年生鈴木選手らが主力か。日体大記録会は勿論エントリー。一気に突破者を増やしていきたい。
現在、標準突破数6~7人
G候補
山口 誠司③16分06秒39
93回:
92回:記録なし(10人完走できず)
91回:45位11:54:05
91回大会に17年ぶりに予選会出場を果たしたものの、前回10人に到達できなかった東京農工大。今年はもう一度揃えるところから再挑戦だ。5千15分台の実力がある院生西部・西薗選手がチームを引っ張り、3年の山口・大野選手らが突破。ただ、全体的には春の終了地点では厳しい状況だった。
それが今月18日に行われた26大学戦の5千OPで1年宮崎選手ら3人が突破、少なくとも6名は突破している。あとは同じ記録会で17分台の選手が4名。日体大記録会では5千だけでなく、1万34分以内を狙う選手とに分かれ、それぞれ得意種目で突破を狙う。可能性が高いわけではないですが、可能性がある限りは求めていきたい。