【エントリー掲載!】箱根駅伝2024予選会(第100回)【主要24出場校+α】

2023年10月14日(土)に、
箱根駅伝2024(第100回)の予選会が行われます。

今年は、第100回記念大会で、
初めての全国開放となっていて、
関東地区だけでなく、それ以外の地区からの大学の予選参加も認められています。

おそらく、歴代最多のエントリー数になるのではないでしょうか。

 また、予選通過枠も、これまでの記念大会通り、13枠と3枠の増枠があります。常連校だけでなく、復活を期すチーム・初出場を目指すチーム、それぞれの激等に注目ですね。

こちらでは、
箱根駅伝2022の11位~20位チームと、個人的に注目しているチームを合わせて、主要24大学の14人エントリーを掲載して、現状の戦力分析を行います。

また、エントリーから外れた主な主力選手も掲載します。

ページコンテンツ

箱根駅伝2024予選会(第100回)【主要大学エントリー掲載】

関東学生陸上競技連盟

箱根駅伝2023出場校

東京国際大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
R.エティーリ① 27分06秒88 23日本IC1万1位
アモス ベット① 27分59秒45 23全予4組1位
佐藤榛紀③ 28分37秒93 23関東IC5千、21:全1区10位、出2区4位
木村海斗③ 28分38秒59 22全5区12位
村松敬哲④ 28分40秒41 23全予4組30位、関東IC1万、箱9区7位、22全7区12位、出6区7位、箱8区6位
冨永昌輝③ 29分02秒28 22全1区16位、出1区8位、箱7区6位
川端拳史④ 29分04秒78 23関東IC5千、箱5区14位、22全6区13位、出4区8位
生田琉海④ 29分08秒64 23全予1組7位、21全5区13位
大林洸己③ 29分26秒36  
山本秦輝③ 29分45秒85  
山岸柊斗③ 29分53秒84 23全予2組27位、関東IC5千、箱7区13位
川内琉生② 29分57秒96 23関東ICハーフ
加藤優斗④ 29分58秒27  
楠木悠人③ 30分06秒54 23全予3組30位、関東IChalf9位
主な未エントリー 白井勇佑③282745≪23全予2組7位、関東IC1万、箱3区12位、22全3区11位、出2区8位、関東IC5千m7位、21出4区5位≫
森 春樹②284497≪23全予3組19位、23関東IC1万≫
菅野裕二郎②295218≪23全予1組8位≫

 前回箱根11位の東国大。W留学生が話題になり、特に27分06秒といきなり日本学生記録を出したエティーリ選手が要注目。長距離ロードでも軽やかな走りが見れるか。日本人は、白井選手ら何人か有力選手がエントリーに入らなかったが、主力の村松選手や復活の佐藤選手ら選手層は厚い。本選を見据えてトップ通過を狙います。

明治大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
森下翔太② 28分24秒84 23全予4組14位、関東IC5千11位、箱3区4位、22全1区8位、予330位
杉彩文海④ 28分28秒94 23関東IChalf4位、箱7区1位、22予174位、21予75位
児玉真輝④ 28分40秒44 23全予1組3位、22全2区4位、関東IC1万m4位、箱3区14位、21全2区2位、予17位、箱1区16位
堀 颯介② 28分53秒18 23全予2組35位、箱6区8位
吉川 響② 29分01秒27 23全予3組7位、関東IC1万、箱5区15位、22全6区7位
溝上稜斗③ 29分15秒05 23全予3組32位、関東IC1万
綾 一輝① 29分16秒06 23全予4組23位、関東IC5千15位、22高校1区3位、国体6位、IH5千m7位
甲斐涼介③ 29分20秒33 23全予1組16位、関東IC5千
山本 樹② 29分29秒96  
大湊柊翔① 29分33秒52 22高校1区19位、国体9位、IH5千m15位
窪田悠人② 29分49秒82 23関東IC3障
鈴木祐太③ 29分53秒38 22予154位
斎藤拓海④ 30分00秒06  
古井康介②    
主な未エントリー 尾崎健斗③285419≪23全予2組17位、関東IC1万、箱4区11位、22全8区15位、21全5区10位、予114位≫
室田安寿②294715≪23関東IChalf、22予82位、関東IC3障≫
新谷紘ノ介③293496≪22全5区13位、予66位≫

 明大は、今年の箱根で活躍した森下・杉選手ら今年の箱根で活躍した選手に、復活した4年児玉選手と合わせて3本柱が強力。一部長い距離が得意な中堅どころが外れてしまったものの、伸び盛りの2年堀・吉川選手や、有力ルーキー綾選手が埋めていくか。万全なら上位候補だ。

帝京大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
西脇翔太④ 28分38秒43 23全予4組32位、関東IC1万、箱2区17位、22箱10区10位、21:全5区14位、出5区8位
小林大晟③ 28分43秒71 23全予2組5位、関東IChalf8位、箱3区17位、21全7区11位
福田 翔③ 28分56秒88 22全予1組12位、出4区9位、全予2組15位
柴戸遼太② 29分00秒47 23全予1組19位、関東IC1万、箱4区12位、22関東IC5千
山中博生③ 29分07秒15 23全予3組3位、関東IChalf、箱8区6位、22出5区11位
林 叶大③ 29分07秒61 23関東IC3障9位、22関東IC5千
末次海斗④ 29分08秒83 23全予2組13位、箱9区15位、22出6区9位、全予2組4位
尾崎仁哉② 29分10秒39 23全予3組12位、関東IChalf
日高拓夢④ 29分19秒03 23箱10区12位
大西柊太朗① 29分30秒01 23全国5区27位
岩本拓真③ 29分38秒81  
野村祐太朗③ 29分51秒87  
高島大空③ 29分55秒86  
島田晃希② half63分34秒 23関東IC5千
主な未エントリー 小野隆一朗④284910≪23全予4組16位、関東IC1万、箱1区16位、22箱1区8位、21:全1区19位、出1区9位、20:全1区18位≫
福島渉太③285749≪22箱7区13位≫
藤本雄大②293324≪22出1区15位≫
楠岡由浩①292979≪23全国1区16位、22国体5千3位、IH5千9位≫

 帝京大は、2大エースの片方西脇選手のみのエントリーに留まるなどあったものの、小林・福田・山中選手など、主力核となってきた3年生の層が非常に分厚いチームです。久々の予選会ですが、長い距離の育成には非常に長けているチーム。トップ通過を目指し、その後の2大駅伝に繋げたい。

山梨学院大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
J.ムトゥク② 27分50秒54 23全予4組2位、関東IC1万1位、22予4位、日本IC5千3位
B.キピエゴン① 27分51秒65 23関東IChalf1位
北村惇生④ 28分41秒90 23関東IChalf16位、箱4区10位、22予18位
髙木翔瑛④ 28分51秒30 23関東IC1万、箱9区18位
村上大樹③ 29分10秒00 23関東IC5千、箱3区19位
占部大和① 29分17秒03  
徳田秋斗③ 29分17秒30  
大西 陸③ 29分32秒51 22予175位
砂川大河③ 29分35秒83 22全予3組22位、関東IC1万、21:予260位
髙田尚暉③ 29分40秒12 23関東IC1500m6位、箱6区10位、22予76位、箱3区19位、21:予83位
新本 駿④ 29分50秒70 23関東IC5千、箱5区18位、21予97位、箱1区20位、20:全4区10位、予138位
横山竜之介④ 29分52秒31  
平八重充希② 29分58秒66  
塚本陸斗② 30分07秒33  
主な未エントリー 島津裕太④292220≪22予211位、21:箱3区16位≫
品田滉人②292866≪23関東IC3障8位≫

 ムトゥク選手ら留学生が今年も強力な山梨学院大。全日予選は元気がなかったものの、その後の記録会で自己ベスト続出。4年北村・髙木選手に、3年村上・高田選手らが主力核。他、記録会良かった選手が概ねエントリーし、通過に向けては万全となったか。

東海大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
花岡寿哉② 28分15秒65 23全予4組9位、関東IC1万2位、箱3区6位、22全1区7位
梶谷優斗③ 28分37秒32 23全予3組21位、関東IC1万7位、箱1区19位、22全2区18位、全予4組7位
五十嵐喬信③ 28分44秒38 23関東IC5千7位
水野龍志③ 28分48秒28 23全予2組2位、関東IC5千、21出4区10位
竹割 真② 28分50秒39 23関東IChalf、箱7区18位、22予146位
鈴木天智② 28分56秒95 23全予3組14位、22予58位、関東IC5千m
佐伯陽生④ 29分02秒23 21箱4区19位、20全1区7位
丸山真孝④ 29分03秒81 23箱10区19位
兵藤ジュダ② 29分08秒11 23関東IC1500m
南坂柚汰① 29分08秒31 23全予2組6位、関東IC1万15位、全国5区4位、22高校1区5位、国体8位、IH5千m8位
湯野川創② 29分21秒40 22予236位
永本 修① 29分22秒16 23全予1組9位、全国5区11位
折口雄紀④ 29分26秒38  
中井陸人② 30分10秒16  
主な未エントリー 石原翔太郎④280591≪23ユニバ5千4位、全予4組7位、関東IC5千2位、箱2区4位、22全3区1位、予47位、21:箱3区1位、20:全4区1位≫
越 陽汰③284872≪23関東IChalf12位、箱4区9位、22全予2組20位、箱7区3位≫
入田優希④290230≪23関東IChalf14位、22予180位、全予3組18位、関東IC1万m9位、箱8区9位、21:全6区9位≫
喜早駿介④285213≪23全予1組6位、22全予2組16位、関東IC1万m19位、21:全1区16位≫

 公式エントリー発表前から、大エースの石原選手に、2年連続箱根好走の越選手が外れるという激震がスポーツニュースで出ましたが、他にも実績ある選手が外れていたり…。それでも新たにエースとなった2年花岡選手に、今年伸びた五十嵐・水野選手に、大物ルーキー南坂選手ら、総合力が変わらず高い。”厳しい戦いになる”危機感をエネルギーにできるチームではあります。

大東文化大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
西川千青③ 28分25秒33 23全予3組5位、関東IC5千9位、22予153位、21:予169位
久保田徹④ 28分29秒75 23全予4組13位、関東IC5千13位、箱1区15位、22:全4区10位、予24位、全予4組6位、21:全4区8位、予119位、20:予209位
ピーター ワンジル③ 28分32秒55 23全予2組1位、箱2区20位、22:全1区1位、予5位、全予2組1位、21:予231位
入濱輝大② 28分38秒89 23全予1組4位、関東IC5千14位、箱3区18位、22:全3区12位、予43位、全予3組21位
大谷章宏③ 28分49秒42 23全予4組25位、箱9区13位、22:全6区9位、予111位、全予2組6位、21:予213位
小田恭平③ 28分50秒81 23全予2組29位、関東IC1万、22予221位、全予1組39位
菊地駿介④ 28分55秒56 23箱5区12位、22:全2区13位、予32位、全予4組21位、20:予120位
棟方一楽① 29分09秒58  
西代雄豪③ 29分14秒27 23全予3組11位
長島玲音④ 29分46秒00 23関東IC1500m
松村晴生④ 29分54秒56  
佐竹勇樹④ 30分03秒72 23全予1組2位、関東IC3障4位、箱6区6位、22関東IC2部3障1位
照井海翔②    
庄司瑞輝①   23関東IC3障、全国5区44位
主な未エントリー  

 トップ通過を目指しているチームで、一番エントリーの段階で波乱がなかったのが大東大。4年久保田・菊地、3年ピーター選手が主力でしたが、それだけでなく、西川・大谷・入濱選手らが走力上追いついてきて総合力アップ!前年はサプライズトップ通過の復活でしたが、今年は堂々のトップ通過候補に挙がってきます。

日本体育大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
山崎 丞② 28分23秒69 23関東IC1万13位、箱1区9位、22予60位
住原聡太③ 28分54秒69 23全予4組36位
漆畑徳輝④ 29分16秒32 23全予4組24位、関東IC5千19位、箱3区10位、22箱7区19位、21:全3区16位、予120位
富永椋太③ 29分16秒43 23全予2組24位、関東IC3障
平島龍斗② 29分19秒86 23関東IC5千、22予87位、関東IC5千決勝
大森椋太④ 29分21秒47 23関東IC1万、箱10区14位、22予73位、21:全5区16位
植松孝太③ 29分21秒86 22予264位
山口 廉③ 29分26秒96 23全予3組35位、関東IChalf7位
山下大毅③ 29分28秒89 22予99位
田島駿介② 29分32秒57 23全予1組13位、22予86位
中津川亮④ 29分46秒79  
水金大亮④ 30分08秒82  
田中槙梧④ 30分13秒77 22予80位
分須尊紀③ 30分15秒65 23全予2組28位、関東IC3障、箱4区20位、22予138位、関東IC3障2位、箱4区15位、21全7区12位、予157位
主な未エントリー 浦上和樹②291524≪23関東IChalf5位≫

 76年連続76回目の出場をかける日本体育大。エントリー段階では、比較的主力の漏れは少なかった。2年生ながらエース格となった山崎選手に、今年往路で奮闘した漆畑選手ら、上級生を中心に硬く挑んでくるでしょうか。例年の集団走が崩れなければ、しっかりと本戦にコマを進めるはずだ。

立教大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
関口絢太④ 28分29秒24 23全予4組19位、関東IC5千13位、箱3区16位、22:予69位、全予4組15位、関東IC5千14位、21:予87位
山本羅生③ 28分45秒06 3全予3組22位、関東IC1万、箱8区15位、22:予143位、全予2組23位、21:予257位
馬場賢人② 28分51秒19 23全予3組16位、関東IC1万、箱4区16位、22:全予3組24位
國安広人② 28分53秒80 23全予4組28位、箱2区18位、22:予21位、全予4組30位
林虎太朗③ 28分55秒09 23全予2組12位、関東IC5千21位、箱1区18位、22:予55位、全予3組7位、21:予253位
安藤圭佑③ 29分13秒26 23全予1組5位、関東IC1万、箱10区15位、22:予53位、21:予77位
後藤謙晶③ 29分34秒93 22:予290位、21:予281位
忠内侑士④ 29分42秒45 23全予2組19位、22関東IC1万half、21:予210位、20:予362位
岸本健太郎④ 29分43秒62 22:全予1組22位、21:予194位、20:予234位
稲塚大祐③ 29分46秒64  
中山凛斗④ 30分06秒91 23箱9区12位、22:予45位、21:予34位、箱根4区18位相当、20:予90位
小倉史也② 30分11秒88  
吉屋佑晟② 30分34秒48 23全予1組20位、関東IC5千決勝
原田颯大① 30分44秒53 23関東IC3障
主な未エントリー 永井 駿②292265≪22予97位、全予1組15位≫
内田賢利④294638≪23関東IC3障決勝、箱6区14位、22:予177位、日本3障8位、関東IC3障7位、21:予250位、20:予262位≫
服部凱杏④292288≪23箱7区14位、22:予202位≫

 前年は、55年ぶり出場に沸いた立教大。今年は、強化生が4学年揃い、上で戦うステージとしたい立教大。4年生に関口・中山選手に、2年生馬場・國安選手といった主力選手がしっかりとエントリー。それ以外の選手のまとめ次第では、かなり上位通過も可能な陣容となっている。

国士舘大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
ピーター カマウ③ 28分19秒48 23全予4組5位、関東IChalf6位、箱2区9位、22予22位、全予4組3位
山本龍神④ 29分00秒14 23全予3組13位、関東IC1万、箱3区20位、22予108位、箱8区14位、21:予175位、箱1区18位、20:予77位
生駒直幸② 29分03秒85 23全予1組17位、22関東IC5千m
川勝悠雅② 29分21秒46 23全予3組26位、関東IChalf、箱10区17位、22予106位
鈴木伸弥③ 29分28秒59 23箱8区15位、22予200位
松井遼太③ 29分33秒14 21予355位
渡辺大喜③ 29分33秒22 22予163位
瀬川翔誠② 29分33秒37 22予259位
西田大智③ 29分33秒44 23全予2組16位、箱7区19位、22予116位
生田目惇③ 29分36秒33 23関東IChalf
富岡晃世② 29分40秒87 23全予2組15位、関東IC5千、22関東IC1500m
勝部愛大② 29分46秒60 23関東IC1500m
大森由翔② 29分48秒07  
宮崎暖大② 30分44秒27  
主な未エントリー 中島弘太③291404≪23全予4組21位、関東IC5千21位、箱6区19位、22全予2組13位、関東IC1500m≫
中西真大④292657≪21予215位、20予108位≫
山本雷我④293597≪23箱5区11位、22予117位、箱5区13位≫

 93回大会から連続出場を続けている国士舘大。前半シーズンは、久々の全日本大学駅伝出場にも湧き、いつになく好調だったが、その時の主力選手がエントリーしない楽ではない状況。それでも3年生エースカマウ選手や4年山本龍選手、さらに3年2年で1万m29分半ばと伸びた選手がエントリー。集団走が機能すれば通過まで浮上あるか。

専修大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
ダンカン キサイサ③ 28分11秒79 23全予4組15位、関東IC1万18位、箱2区16位、22予23位、全予4組22位、箱3区20位、21:予23位
田島洸樹④ 28分54秒78 23全予4組39位、関東IC1万、22全予3組36位
中山敦貴④ 29分21秒02 23関東IChalf、箱7区20位、22箱10区20位
新井友裕② 29分22秒73 23箱4区19位、22関東IC5千
手塚太一② 29分29秒67 23全予2組14位、関東IC5千、22全予2組39位
福田達也② 29分39秒54 23全予3組25位、関東IChalf
和田晴之① 29分40秒84  
野下稜平④ 29分46秒11 23箱8区17位、22予91位、箱5区19位、21:予117位、箱5区20位
藁科健斗② 29分48秒58 23全予3組33位
山城弘弐④ 30分09秒48 23関東IChalf
大田和一斗③ 30分19秒78  
犬塚知宏② 30分22秒67  
辻 優輝③ 30分25秒34  
大西裕翔① 30分39秒18 23全国4区6位
主な未エントリー 木村暁仁④290421≪22予8位、関東IC1万18位、箱1区4位、20:予44位≫
粟江倫太郎④292804≪23箱6区7位、22予173位、21:予341位≫
水谷勇登④293883≪23関東IC5千、22予103位、箱4区17位、21:予106位、箱8区18位、20:予217位≫
千代島宗汰③295261≪23箱1区20位、22予122位≫

 前回出場校で一番激震が走ったのが専修大。4年生エース木村選手だけでなく、水谷選手ら複数の主力選手がエントリー漏れ。昨年総合20位ということを考える手痛いのは確か。その中でエースのダンカン・田島選手に、伸び盛り2年手塚選手らがどれだけまとめてくるか。13枠でもギリギリの戦いになるか。

前回箱根不出場校ピックアップ

神奈川大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
小林篤貴④ 28分21秒10 23全予4組17位、関東IC1万15位、22全8区12位、予56位、全予3組2位、箱9区9位、21:予112位
巻田理空④ 28分43秒65 23全予3組15位、関東IC1万、22箱1区11位、21:箱予29位
宮本陽叶② 28分48秒63 23全予4組27位、関東IC1万、22全3区16位、予132位、全予1組2位
宇津野篤④ 28分51秒68 23全予2組10位、22予46位、全予3組5位、箱3区13位、21:箱予65位、箱6区12位、20:予54位
高潮 暎② 28分59秒02  
高橋銀河④ 29分09秒53 23全予3組8位、関東IC5千19位、21予132位、箱9区20位、20:予50位
佐々木亮輔④ 29分10秒90 23全予2組9位、関東IChalf6位、22予89位、21:箱10区2位、20:予68位
酒井健成② 29分24秒14  
中西良介③ 29分26秒41 23関東IChalf
滝本朗史① 29分32秒38 22高3区10位、国体5千7位、IH5千11位
石口大地③ 30分24秒21 22予215位
大泉真尋④   23関東IChalf、22予240位、箱8区10位、21予156位
大岩歩夢④    
三原涼雅①   23全国5区21位
主な未エントリー 尾方馨斗④284971≪23関東IC5千、22全5区15位、予148位、全予2組9位、関東IC5千m決勝≫
小林政澄④291733≪22全4区7位、予189位、箱4区10位、21:予123位≫
中原優人③284766≪23全予1組14位、関東IC5千、22全6区14位、予302位、関東IC1500m3位、21:予199位≫
飯塚 厚③291265≪23全予1組32位≫

 昨年よもやの予選落ちとなった神大。一部中堅選手の欠場はあるものの、4年生の選手層は分厚い。Wエースの小林・巻田選手に、1年時から走っている佐々木・高橋・佐々木選手、これに若手の宮本・高潮選手ら役者はある程度揃っている。今年も、ここから万全なら上位通過もあるえる戦力は有しています。

中央学院大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
吉田礼志③ 27分58秒60 23ユニバhalf4位、全予4組DQ、22全2区5位、予68位、全予4組8位、箱2区18位、21:全4区10位、箱予130位
伊藤秀虎④ 28分36秒72 23全予4組22位、22箱4区19位、21:全5区9位、箱予115位、20:全6区14位、予190位
工藤巧夢③ 28分44秒01 23全予1組26位、関東IChalf、22予188位、箱6区4位、21:箱予262
飯塚達也④ 28分45秒15 23全予3組4位、関東IC5千18位、22予168位、全予3組15位
柴田大輝③ 28分54秒81 23全予2組18位、関東IC1万
蒲田陽生③ 29分11秒96 23関東IC1万
黒岩勇禅② 29分24秒14  
永野俊祐③ 29分27秒90  
黒谷 優② 29分28秒33 23関東IChalf
近田陽路② 29分39秒62 23全予1組10位、関東IChalf5位、22予179位、全予1組21位
坂本 駿② 29分50秒00  
成川翔太② 30分12秒28  
前新城羽信④ 30分27秒53  
市川大世①    
主な未エントリー 安藤武留③285769≪22全8区13位、予95位≫
堀田晟礼③284589≪22全3区15位、予245位、全予2組10位、21:箱予186位≫
稲見 峻①≪23全予3組9位、22高校5区13位≫
前原颯斗①≪23全予2組8位、全国1区34位、22高校1区40位≫

 予選で苦戦が続く中央学院大ですが、戦力は整っています。大エース吉田選手に、伊藤・工藤・飯塚選手ら1万m28分台の選手もずらり。有力ルーキーは外れましたが、近田選手ら長い距離で安定している選手もエントリー。昨年のようなことなく、バッチリと通過を決めたい。

日本大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
J.キプケメイ① 28分13秒1 23日本IC1万2位、全予4組29位
下尾悠真④ 28分50秒15 23全予4組20位、関東IC1万10位、22全1区17位、予169位、全予3組19位、関東IC5千11位、21:予364位
西村翔太④ 28分51秒23 23全予1組29位、22全2区14位、予110位、全予1組13位、21:予133位
久保昇陽④ 29分16秒98 23全予2組23位、関東IChalf
大仲竜平② 29分17秒16 23全予3組27位、関東IChalf20位、22全5区18位、予176位
安藤風羽③ 29分19秒30 23全予3組6位、関東IC1万、22全4区17位、予123位、全予1組26位
冨田悠晟② 29分28秒59 23関東IChalf
山口月暉② 29分57秒47 23全予2組21位、関東IC3障7位、22予438位、日本IC3障6位、関東IC3障
土井拓実④ 29分57秒83 22予165位、21:予249位
鈴木孔士② 29分59秒31  
中澤星音② 30分24秒84 22全7区18位、予126位
大橋 優③ 30分29秒63  
本間君耶② 30分35秒81  
山口聡太① 31分17秒46 23関東IC1500m、全国5区29位、22高校3区16位
主な未エントリー  

 96回を最後に本戦出場できていない、箱根駅伝の”御三家”日本大。それでも、新監督を迎えて、徐々に戦力をを整えつつあります。日本IC1万mで留学生の争いの中2位確保のキプケメイ選手に、日本人4年生主力の下尾・西村選手ら、有力選手は全エントリー。終盤の失速をできるだけ食い止めることができれば、御三家揃っての箱根路を迎えられます。

麗澤大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
D.ネイヤイ② 27分46秒08 23全予4組4位、22予25位
鈴木康也③ 28分49秒55 23全予4組37位、関東IC1万、22予13位、箱6区10位、21予51位
工藤大知③ 29分18秒79 23全予3組29位、箱2区21位、22予37位、21予282位
廣瀬啓伍③ 29分20秒10 23全予1組21位、関東IC5千m、22予149位、21予269位
関 優樹② 29分25秒04  
今野 純④ 29分48秒31 23全予2組30位、22予159位
榊原 巧② 29分52秒30  
大澤巧使④ 29分53秒98 23関東IChalf、22予134位
若田宗一郎④ 29分59秒94 23全予2組31位、22予395位
牛ノ濱翔汰③ 30分06秒21 23全予3組23位、関東IC1500m
若井 涼② 30分18秒67 23関東IC3障
神之田大翼② 30分21秒01  
坂本優騎③ 31分32秒13  
若井 涼② 31分39秒38  
主な未エントリー 小林丈留③293212≪23全予1組35位≫

 100回記念大会で初出場候補として、一番期待が高いのが麗澤大。大エースのネイヤイ選手だけでなく、箱根経験者の鈴木・工藤選手ら、エース級の選手が強いのが特徴。選手層は決して厚い方ではないが、元来長距離ロードの育成は得意な大学。粘って、初出場権を今度こそ手繰り寄せることができるか。

筑波大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
平山大雅④ 28分50秒65 23関東IC1万、22予112位、関東IC5千、21:予105位
小山洋生② 29分21秒26 23関東IC1万、22予347位
金子佑太朗③ 29分26秒76  
藤原潤乃佑④ 29分37秒15 23関東IC1500m、22予337位、21予302位
古川幸治③ 29分54秒32 23関東IChalf
川崎 颯① 30分04秒15  
吉田海渡③ 30分07秒10 23関東IC1500m、22予235位、関東IC1500m6位
塚田萌成④ 30分14秒18 23関東IChalf、22予109位
富山翔太④ 30分17秒66  
長井隆星④ 30分17秒96 22予220位、21予276位
丸子晴樹② 30分30秒82  
鈴木将矢② 30分36秒32  
宮代和騎③ 30分50秒51  
山本健介② 30分51秒54  
主な未エントリー 皆川和範④292723≪23関東IChalf10位箱9区16位相、22予63位、21:予59位、20:予145位≫

 97回大会に、26年ぶり出場を果たした筑波大。その後は出場できていないものの食い下がっています。4年生エースになった平山選手に他、1万m29分台~30分少しの選手が揃っています。皆川選手ら確実に計算できる選手がいないのは痛いですが、予選への調整力でどこまで執念を見せるか。

日本薬科大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
デニス キプルト① 27分50秒45 23関東IC5千9位
福永一聖④ 29分20秒35 23関東IC1万、予279位、全予1組29位
近藤蒼大① 29分33秒84  
矢板慈生③ 29分46秒09 23関東IChalf、22予222位、21予298位
江原守平② 29分46秒09 22予244位
設永凱暉④ 29分53秒71 23関東IChalf22全予1組35位、21予312位、20:予354位
窪田 翔① 30分25秒31  
光岡和哉① 30分44秒10  
當山武蔵① 30分47秒24  
嶋田健人② 30分55秒82 22予351位
濵村怜央① 31分39秒12  
鶴田 拓② 31分43秒47  
熱田聖人② 32分06秒27  
田崎凛空① 32分10秒52  
主な未エントリー 波多江陸人③292392≪23箱6区20位、22予83位、全予2組34位、21予167位≫
榎本正樹③294432≪22予199位、全予2組36位、21予354位≫

 こちらも初出場の期待がかかる日本薬科大。3年生主力選手のエントリー漏れがあったが、1万m27分台の新留学生キプルト選手に、福永・焼いた選手が続く。1年生からも近藤選手とう活きのいい選手が出てきました。この夏でどこまで総合力を引き上げることができたか注目だ。

東京農業大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
前田和摩① 28分03秒51 23全予4組3位、関東IC5千4位、全国5区2位、22IH5千4位
高槻芳照④ 28分11秒99 23全予3組2位、関東IC1万、22予12位、日本IC5千8位、21予14位、箱8区12位相当、20:予34位
並木寧音④ 28分16秒30 23全予4組18位、関東IC1万7位、22予104位、箱2区13位相、21予28位、20:予47位
原田洋輔② 28分58秒83 23全予3組31位、関東IC1万、22予210位
深堀 優② 29分27秒85 23全予1組22位、関東IChalf≫
吉村智輝② 29分49秒90  
実井智哉③ 29分53秒58  
田中莉生④ 30分11秒73 21予219位、20予284位
吉村颯斗④ 30分19秒05 23関東IChalf、22予216位、21予254位
髙山匠也③ 30分07秒36 22予260位、21予331位
田岡航一③ 30分20秒52  
長谷部慎④ 30分29秒96 23全予2組25位、20予241位
松本虎太郎④ 30分43秒55 23全予1組25位、21予166位
植月俊太① 30分52秒06 23関東IC5千、22高校2区3位
主な未エントリー 奥田祥弥④294818≪22予133位、20予314位≫
髙島侑翔③293312≪22予331位、21予136位≫
圓谷吏生②293200≪23関東IChalf、22予145位≫

 伝統校の復活、ということで一番の期待がかかっているのが東京農業大。出場できれば10年ぶりだが、ビッグチャンス到来。スーパールーキー前田選手が、全日本予選で28分03秒とジュニア歴代2位の好記録。これに4年生の柱高槻・並木選手らも続き、全日本は13年ぶり出場を決めている。箱根予選は、選手層の薄さに泣いて逃し続けてきたが、ここ最近は自己ベストも増えた。決められるか。

拓殖大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
R.ロンギサ① 28分24秒26 23関東IC1万
強矢愛斗③ 28分52秒45 23関東IC1万
根岸 賢④ 29分08秒09 22予219位、21予280位
富永匠海③ 29分35秒71 22予181位、21予176位
小笠原壮良② 29分45秒26  
小林大祐③ 29分49秒49 22予131位
木村駿斗② 29分50秒13  
富永悠生③ 29分52秒99  
宮川虎太朗② 29分54秒64 22予335位
二瓶知哉② 29分55秒61  
菊地圭太④ 29分56秒74  
秋吉星弥④ 30分13秒67  
藤原稜太③    
林 優利③    
主な未エントリー  

 昨年大きく順位を落とした拓殖大。その時の主力選手が卒業し、巻き返しの年。新たな留学生ロンギサ選手に加え、急成長の強矢選手が1万m28分台、4年間かけて根岸選手も成長してきた。主力選手の貯金から、復活のチャンスを探ります。

駿河台大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
S.レマイヤン① 27分56秒49 23日本IC1万4位
新山舜心④ 28分45秒78 23関東IC1万、22予234位、全予3組14位、関東IC1万15位、箱7区15位、21:予86位、20:予211位
東泉大河② 29分06秒51 23全予3組40位、関東IC5千
古橋希翁① 29分12秒10 23全予4組33位、関東IC5千16位
藤井空大② 29分36秒82 23全予3組20位
長田拓巳② 29分41秒43 23全予1組36位、関東IChalf
岡崎 樹② 29分44秒04 23全予2組37位、関東IChalf
加藤亮太③ 30分06秒07  
佐々木瑠希③ 30分06秒70  
倉島啓人② 30分09秒18  
山内亮威④ 30分16秒62 23全予2組33位、22予294位、全予2組14位
塩路悠耀② 30分23秒78  
沖勘太郎② 30分32秒98  
早稲田蓮② 30分43秒56  
主な未エントリー M.ゴッドフリー②282836≪23全予4組6位、22予54位、全予4組4位、関東IC5千2位≫
小池祐希②292873≪23全予1組28位、関東IC1万≫
大橋正昊①291496≪23関東IC5千≫

 2度目の出場に向けて、戦力を整えつつあるのが駿河台大。夏に故障者は出たものの、9月から迎えた留学生レマイヤン選手に、4年生エース新山選手、期待の若手東泉・古橋・藤井選手らが万全にエントリー。1万mのタイムは他は30分前後となるが、育成力で再度の出場権獲得を狙います。

芝浦工業大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
橋本章央④ 28分40秒83 23全予4組10位、関東IChalf、箱5区9位相、22予36位
横尾 皓② 28分47秒98 23全予3組24位、関東IC5千、22予157位、関東IC5千m決
内山寿頼② 29分12秒31 23全予4組34位、関東IChalf、22予52位、関東IChalf
三浦 剛④ 29分13秒14 22予377位、関東IC5千m
渡邊悠太③ 29分25秒31 22予365位、関東IChalf、21予209位
室井慶太③ 29分41秒08 23全予3組28位、22予162位、21予352位
秋山滉貴③ 29分53秒13 22予209位、21予327位
平井孝佳③ 30分19秒24 22予390位
丹野暁翔① 30分42秒02 23全予1組24位
長谷川琉斗③ 30分55秒85 23関東IC1500m
森本博文③ 31分12秒29 23関東IC1500m
大谷健斗④ 31分20秒38 22予227位、関東IC3障9位、21予138位、20:予342位
植田航生①    
石井達也③    
主な未エントリー 國井優仁②301600≪23全予2組39位≫

 昨年の箱根予選で20位躍進、全日本予選にも初チャレンジした芝浦工業大。箱根本戦5区山登りを経験した橋本選手が4年生エース、さらに横尾・内山選手といった期待の若手も出てきました。また春先出場していなかった三浦・渡邊選手らもエントリー。実はひそかに初出場の期待が高くなってきました。

上武大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
K.パトリック② 28分13秒15 23関東IC1万9位、22予31位、全予4組23位、関東IC1万m3位
海村 蓮③ 28分51秒73 23関東IC5千17位、22予137位、全予3組11位、関東IC5千、21予287位
丹井遥斗③ 29分40秒22 22予267位
辻本幸翼③ 29分41秒04  
関本敬太② 29分47秒93 22予192位
鍋野涼雅③ 29分48秒79 23関東IChalf
岩田楽也③ 29分52秒93  
芝 大輔④ 30分22秒26  
後藤大志③ 30分25秒30  
中村将来③ 30分36秒40  
古山拓輝② 30分42秒39 22予287位
北 大輝② 31分02秒42  
井島真遥① 31分29秒18  
楢﨑隼人④ 31分30秒39  
主な未エントリー  

 前回の記念大会95回を最後に、出場から遠ざかっている上武大。エースパトリック選手以外が、どこまで仕上がっているかがカギ。予選経験者は少ないが、1万m28分台の海村選手に、急成長丹井・関本選手を初め、長い距離への適応ができていれば、チャンスが出てくるか。

亜細亜大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
ジョンソン モゲニ① 28分12秒25 23全予4組26位、関東IC1万13位
片川祐大③ 28分27秒51 23全予4組11位、関東IC1万5位
稲森優翔③ 29分02秒72 23関東IC1万、22予372位、21予328位
中原胡太郎③ 29分52秒55 22予237位
杉浦 樹④ 29分55秒60  
山田蓮太④ 30分00秒77 23関東IC3障、22予265位
門田雄誠④ 30分01秒23 23全予3組38位、22予320位、21予48位
永田将也③ 30分13秒15  
荒井秀太② 30分16秒62 23全予1組33位
堤 亮雅③ 30分19秒00  
西本光汰② 30分21秒75  
坂口 歩④ 30分51秒23 22予238位
水崎 隼② 30分53秒33  
白坂秀虎③ 31分24秒72  
主な未エントリー  

  亜細亜大も、箱根本戦に届かなくなってから長いですが、全日本予選にはだいたいの年には出場するなどトラックの記録はある程度保っている。今年は新加入となった留学生モゲニ選手に、対抗する実力ある片川選手らが実力者がエントリー。例年より高い戦力を有して予選に挑みます。

流通経済大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
B.ムテチ① 28分31秒62 23関東IC1万10位
長谷川瑠③ 28分48秒85 23関東IC1万、22予34位、21予295位
森川蒼太③ 29分15秒88 23関東IC1万、21予146位
鎌田歩夢④ 29分42秒92 22予342位
芳口悠太④ 29分49秒89 20予331位
芳口彗人① 29分50秒95 23関東IChalf
小島 准③ 29分57秒79 23関東IChalf、21予335位
佐野慎之介③ 30分12秒24  
渡辺雄斗③ 30分13秒81  
高橋 遼① 30分22秒97 23関東IC3障
西川結人① 30分40秒37  
永野智也④ 30分43秒86  
鎌形駿也④ 31分06秒12 22予378位、関東IC1500m、21予204位
伊藤聡平② 31分39秒12  
主な未エントリー  

 前回は予選30位台だったものの、長谷川選手が急成長して連合入り。そこからチーム力は浮上していて、新留学生ムテチ選手が加入。トラックで実績のある森川選手が復帰し3大エース。他の選手も1万m30分前後と、再び戦力を整えてきた。長く初出場候補から脱することができるか注目。

立命館大学

名前学年 1万mベスト 主な成績
山﨑皓太③ 28分54秒55 22全8区20位、出6区12位、21全6区20位、出6区15位
大森駿人③ 29分04秒91 22全1区14位、出1区12位、21全3区17位、出2区12位
中田千太郎③ 29分52秒79 22全7区19位、21全7区19位
清水隼人② 30分03秒84 22出5区19位
尾上陽人② 30分05秒61  
中山柊太① 30分19秒00  
長澤悠太② 30分23秒75 22全6区20位
倉橋 慶② 30分41秒41 22全5区23位
田部 央② 30分48秒27  
北辻巴樹④ 31分07秒54  
金高哲也② 31分21秒37  
橋本和希① 31分32秒60  
藪田虎志朗①    
髙木大翔①    
主な未エントリー 茶木涼介②300677≪22全2区19位、出2区14位≫

 非関東地区から、有力チームを1校紹介。関東地区と差があるのは確かですが、一番穴を開ける可能性があるのはやはり立命館大となるでしょう。1万m28分台の山崎選手に、大森選手、長い距離は強い中田選手と3年生トリオが柱。他2年生以下は若い選手も多く爆発力もあるか。出雲駅伝からの強行日程ですが、健闘を期待したい。

その他出場校まとめ

その他関東地区
明治学院大
育英大
関東学院大
慶應義塾大
桜美林大
東京経済大
平成国際大
立正大
武蔵野学院大
湘南工科大

東京大大学院
東京大
清和大
東京理科大
高崎経済大
成蹊大
一橋大
埼玉大
東京工業大大学院
国際武道大
防衛大
群馬大
千葉大

関東地区以外
(立命館大)
京都産業大
大阪経済大
放送大学関西
札幌学院大
信州大
皇學館大
愛知工業大
中京大
環太平洋大
日本文理大

 その他、関東地区からは長い距離の育成に長けている明治学院大や育英大、最近勢いのある慶大・桜美林大などが参加。今年上がってくるチームはどこか。強化していないチームでは、東大大学院が今年も強そうか。また、国際武道大・群馬大など久々に出場するチームもあり、関東地区だけで47チームの参加となります。

 そして全国化した中、全国からも11校参加。いきなりということや、出雲・全日本もあるチームもある中、多く参加がありました。先の立命館に、全日本優勝経験のある京産大、皇學館大・環太平洋大の近年の強化チームに、みんなびっくり放送大学関西のエントリーも!過去最多57校の勝負は本当に見ものですね。

10000m平均タイムまとめ

①東海28分51秒5
②大東28分53秒2
③東国28分56秒5
④中学29分01秒1
⑤神大29分02秒7
⑥帝京29分04秒2
⑦明大29分08秒3
⑧山学29分10秒7
⑨立大29分11秒5
⑩日体29分14秒2

⑪国士29分18秒3
⑫日大29分19秒1
⑬農大29分20秒0
-通過ボーダー参考-
⑭麗澤29分26秒0
⑮専大29分26秒4
⑯駿河29分26秒5
⑰拓大29分30秒8
⑱亜大29分38秒1
⑲流経29分40秒6
⑳芝工29分41秒0

㉑上武29分43秒9
㉒筑波29分49秒1
㉓日薬29分54秒3
㉔慶大29分57秒6
㉕東経29分58秒2
㉖桜美30分06秒5
㉗京産30分07秒4
㉘立命30分08秒1
㉙明学30分17秒0
㉚平国30分23秒7

㉛立正30分23秒3
㉜育英30分28秒6
㉝武蔵30分33秒7
㉞関学30分36秒8
㉟皇學30分47秒3
㊱札学31分04秒0
㊲愛工31分10秒4
㊳環太31分13秒3
㊴文理31分21秒3
㊵湘工31分23秒5

㊶東大院31分25秒8
㊷大経31分28秒2
㊸中京31分38秒9
㊹清和31分49秒1
㊺東大32分12秒1
㊻信州32分16秒2
㊼東工院32分22秒6
㊽放送32分24秒3
㊾国武32分56秒8
㊿一橋33分07秒5

51東理33分08秒6
52成蹊33分22秒1
53群馬33分23秒9
54埼玉33分25秒4
55高経33分28秒4
56防衛33分31秒8
57千葉33分45秒6

 最後に、資格記録での1万m上位10名の平均タイムを出してみました。参考になりますが、主力が抜けながらも東海・東国大がやはり高い。そして前回トップ通過の大東大も安定していますね。

 出場13枠目は、タイム上は本当に熾烈。10年ぶり出場のかかる農大が29分20秒で13位、初出場のかかる麗澤大が29分26秒で14位、その後29分30秒前後で多くのチームが連なっています。関東以外では、27位30分一桁で京産大が最高。厳しい戦いには変わりないですが、一つでの上の順位を目指してほしいですね。

 57校多いですが、今年も1校1校戦力分析をしていくつもりです。


hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。

Share
Published by
hakonankit