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第86回(2017)日本インカレ陸上【男子100m:東洋大・桐生祥秀選手ついに日本人初9秒台!!/男子5000m:桜美林大のキサイサ選手が圧勝!】

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日本インカレ2日目です。長距離は男子5000m決勝と3000mSCの予選が行われましたが…

やはり男子100mから書くべきですね。

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男子100m決勝

1位桐生祥秀(東洋大④)9秒98(★☆★日本新記録★☆★)
2位多田修平(関西学院大③)10秒07
追い風:1.8m

映像:ttps://www.youtube.com/watch?v=NtSET4wzR3g

いや~ついにやってくれましたね!東洋大の桐生祥秀選手がついに日本人初の9秒台!4年前の洛南高校時代に10秒01をマークし、日本中に衝撃を与え、今か今かと言われていました。
しかし、日本選手権で4位に終わるなど苦しい時期も多かったです。それでも切り替えて猛練習を積んだ結果だと思います!

それから2位に終わりました多田選手も10秒07の自己ベストでした。お互いが、「9秒台」ではなく「優勝」を狙っていたのが良かったのかなと思います。

レースを見ると、スタートが得意な多田選手がばっちりと決めると、反応はとても良かった桐生選手がぐっと追い込んでいて、結果的に記録に直結したのかなと思います。

これで精神的壁がなくなった男子短距離はさらに活躍していくと思います!!

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男子5000m決勝

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レース展開

(ラップ)1000m2分44秒、2000m5分28秒、3000m8分13秒、4000m10分52秒
(レース模様)400m65秒のハイペースで東海大の舘澤・日大のワンブイ選手らが突っ込んでいく。1000mではワンブイ、桜美林大のキサイサ選手、舘澤・鬼塚・阪口の東海大3人、更に東大の近藤、法大の坂東などが前。全体的に縦長になる。

そして、3000mまでにキサイサ、ワンブイ、阪口、坂東、早大の光延、舘澤選手の6人に。なお2秒差で青学の吉田、その後ろは城西の西嶋・早大の宍倉・農大・小山選手、更に青学・神林、東洋・山本選手が続く。

そしてキサイサ・ワンブイ・阪口選手に絞られると、キサイサ選手が一気にスパート。単独トップで4000mを10分52秒で通過。2位のワンブイ・阪口選手は6秒差をつけられる。そしてワンブイ選手がやや単独2位と引き離し加減だ。

4位争いは光延、坂東、舘澤選手の3人。舘澤選手が何とかついている感じ。7位争いは3人で東洋の山本選手、関西学院大の野中選手や青学の吉田選手ら。

キサイサ選手はさっそうとした走りをキープしたまま優勝。2位争いはワンブイ選手が追いすがる阪口選手の追い上げを許さず制した。4位は坂東選手が安定感を発揮、舘澤選手が粘りで5位に入った。

映像aoshinさん:ttps://www.youtube.com/watch?v=XqTRnu4mwa4

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結果

★は自己ベスト
1位レダマ キサイサ(桜美林大②)13分35秒19★
2位P.M.ワンブイ(日本大③)13分46秒60
3位阪口竜平(東海大②)13分47秒85
4位坂東悠汰(法政大③)13分52秒45
5位館澤亨次(東海大②)13分52秒98
6位光延 誠(早稲田大④)13分57秒23
7位野中優志(関西学院大④)13分59秒75★
8位山本修二(東洋大③)14分00秒77
=========================
9位吉田圭太(青山学院大①)14分00秒85
10位森田佳祐(筑波大④)14分06秒50
11位小山直城(東京農業大③)14分07秒04
12位神林勇太(青山学院大①)14分07秒77
13位西嶋雄伸(城西大②)14分15秒36
14位宍倉健治(早稲田大①)14分20秒48
15位松井将器(東京工業大M2)14分22秒34
16位鬼塚翔太(東海大②)14分22秒3717位吉永竜聖(青山学院大④)14分22秒48 18位中島公平(城西大③)14分23秒34
19位田中龍太(明治大③)14分25秒36 20位近藤秀一(東京大③)14分27秒88
21位モタンヤ ラザラス(桜美林大④)14分31秒73 22位石井健登(日本大④)14分38秒95
23位北村宙夢(日本文理大③)14分39秒39 24位森重恒太(山口大③)14分42秒08
25位福田裕大(金沢大③)14分50秒84 26位酒井洋輔(東北大③)14分56秒32
27位依田航太郎(新潟大③)14分56秒60 28位舛澤 凌(札幌学院大③)15分06秒21
29位細澤幸輝(三重大⑤)15分15秒98 30位新井康平(大東文化大③)15分21秒95

☆桜美林大のキサイサ選手が中盤から独走!13分35秒の好記録で圧勝!ワンブイ選手は2種目とも2位
10000mと同様、留学生対決になった5000m。今度は10000m2位のワンブイ選手と、メキメキ力をつけてきた桜美林大2年生のキサイサ選手の激突でしたが…。

序盤からハイペースで展開すると、なんと3000mを過ぎてからキサイサ選手が抜け出し独走へ!ワンブイ選手は前日10000m走っているので疲れはあったと思いますが、ちょっと意外な展開になりましたね。

キサイサ選手は力強い走りをキープし、逃げ切り優勝!13分35秒はベストタイムを12秒ほど更新する大幅自己ベストでした!ワンブイ選手を11秒引き離したのもすごかったです。

さて、10000mでも同じようなことを書きましたが、ワンブイ・キサイサ・カリウキ選手(+創価大のムイル選手)の箱根予選での対決が楽しみになってきました!

☆留学生についていった東海大の阪口選手が日本トップの3位へ!

留学生のハイペースに徐々にランナーが絞られていく中、最後までくいついたのが東海の阪口選手でした。1500mや5000m、更に3000mSCなどでも好記録を出していましたが、同じ大学の同級生に中々勝てませんでした。

今回は、中盤までに同級生を競り落とすと、日本人トップになりワンブイ選手とマッチレースをします!

最後はワンブイ選手の意地に屈しましたが、堂々の日本人トップの3位!13分40秒台でゴールしたのも良かったと思います。東海大長距離は今回の日本ICはやや苦戦気味でしたが、しっかりメダルを獲得したのもポイント高いです。今後もスピード勝負の種目で主役になるレースは多くなってきそうです!

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☆安定の坂東、舘澤、山本選手、久々健闘の光延選手!

関東IC表彰台に立った坂東選手は今回も安定して坂東選手。スピードだけでなく、関東IC・全日本予選に続き日本ICでも好成績で主要大会への調整力もとても高いと思います。それから5000mのイメージが無かった東洋・山本選手も確実に走るようになりました。駅伝シーズンも楽しみ!

また、1500m6位でちょっと心配された舘澤選手ですが5000mも6位。2種目入賞で一つ結果残せたと言っていいのでしょうかね?アメリカ帰りの選手もいましたし、東海大もまたこれからでしょう。

また、前半戦は故障がちで心配された早大・光延選手が終盤まで4位争い。得意分野で結果がついてきたのは良かったです。自信をもって今後のシーズンに入れるのではないでしょうか?

☆関西学院大旋風あるのか!?野中選手が13分台の7位へ!

10000mに引き続き、5000mも関西学院大の選手が入ったのはびっくり!4年生の野中選手が13分台の好タイムで7位に食い込みました!レースの速報情報では名前はあまりあがってませんでしたが、最後にぐっとあがってきたのかな?

確かに持ちタイムは高校時代から結構あったのですが、インカレでこの成績は驚きました。これで関西学院大は2本柱が出てきたことになります。出雲駅伝で上位集団に食いつく姿が見れるかもしれません!

☆1年生旋風はあるのか!?青学の吉田&神林、早大の宍倉選手が健闘

箱根王者の青学大は今回は入賞者出せず。吉永主将が序盤上位についていきますが、持たなかった。そのあとはルーキーの吉田・神林選手が懸命に入賞ラインに食い下がりますがあと一歩でした。ただ、春先よりもしっかり走れたのは収穫、ルーキーの2人は出雲で走らせたくなりますかね。

また、早大は宍倉選手がまずまず。早大は他の大学よりも日本ICに合わせていますが、こちらも春よりいい走りでした。エースの永山選手の欠場が気になりますが、何とか戦える体制を整えていくのかなとも思いました。

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コメント

  1. たけぽっぽ より:

    100メートルは、今回の桐生選手の活躍でいい流れができると思います。多田選手も来年がありますので、来年の優勝を期待したいです。これは今年の世界陸上で競歩のダブルメダル受賞と同じくらい陸上界にとって明るい話題だと思います。

    5000メートルは東海コンビと板東選手の活躍は見事でしたが、筑波の森田選手、東京農大の小山選手があと一歩だったのが惜しかったです。チームとしての箱根出場は難しいところですが、何とか頑張って一矢報いてもらいたいです。
    野中選手は卒業後と競技を続けるとしたら、渡辺康幸監督が指揮する地元のあのチームでしょうか。まだスピードを伸ばせると思うので、ぜひ競技を続けてほしいです。

    • hakonankit より:

      >たけぽっぽさん
      短距離界は明るい話題がシーズン通して続きましたね~!タイムももっと狙えると思いますし、それ以上に狙うレースやタフさなどもしっかり身に着けたいですね。

      5000mは大方予想通りの中、おっしゃる通り森田・小山選手らも粘りを見せてました。彼らは予選の個人タイムも注目です。

  2. りっく より:

    桐生選手がはじめての9秒台というのは本当によかったと思います。これで重荷は外れるとは思います。桐生本人にしても他の選手たちにも。日本短距離は今年大きく変わっていきました。サニブラウン・多田という新進気鋭のランナーが大ブレイクして実績のあるランナーたちを打ち負かしてきました。ここから記録というのは気にしなくても勝負に勝てるレースをしてほしいです。

    5000mは今期調子の良かった坂口選手がしっかりとワンブィと競り合ったのは収穫でしょう。ただワンブィもらしくはなかったです。箱根予選まであと5週間かな?どこまで修正できるのか。あと館澤選手は今後どういう選手になりたいのかをはっきりとしないと今年の駅伝シーズンで中途半端な選手になってしまうかもしれません。

    • hakonankit より:

      高校時代に10秒01を出した桐生選手が一番最初に9秒台出したのは日本陸上界にとっても本人にとっても本当に良かったと思います。間違いなく気負い過ぎる環境にあったのが大きかったですが、そういう重圧がなくなってさらに前進できると思っています。

      阪口選手はトラックとはいえ、主要大会でここまでこれましたし、出雲駅伝で大きな戦力になりそうです。ワンブイ選手は彼は彼でまた練習しなおすと思いますが、2番手以降の選手にさらに良い意味で緊張感が生まれたらいいなとも思います。

  3. アオ より:

    桐生、多田、山縣、飯塚、ケンブリッジ、サニブラウンと9秒台は目前にありながら中々出なかった中で、殻を破った桐生選手はさすがに一言ですね。
    なんとなくですが、これで中々結果の出ない日本代表としてのレースでも結果が出てくれそうですね。
    他の選手達も桐生選手に続いて欲しいです。

    5000はワンブイ選手まさかの敗北ですね。キサイサ選手は昨年の予選会でもワンブイ選手と最後まで争っていた選手ですが、彼以上の成長を見せていると言うことでしょう。
    そして、東海大勢は誰かしら必ず活躍するのがスゴいですね。阪口選手はこれで駅伝未出走なんですからもう何が何だか(笑)
    贔屓自慢の坂東選手にすら勝つ選手を温存できたという東海の層の厚さが凄まじいですね。
    意外だったのが同僚の鬼塚選手。これが大学初の凡走だったのでは?駅伝シーズンの巻き返しに期待がかかりますね。

    坂東選手はこれで主要大会全てで結果を出してきましたので、駅伝シーズンでは大学陸上界のエース争いに名乗りを上げて欲しいですね。そう言う意味では、ワンブイ、阪口の両選手には勝って欲しかったかも。。。若干、無茶振りではありますが。

    • hakonankit より:

      >アオさん
      これ本気で東京五輪まで日本がぐっと前に出てくるかもしれませんね。短距離のレース自体は今シーズンはもう少ないでしょうが、来シーズンの個人争いがまた盛り上がっていきそうですね。

      桜美林大のキサイサ選手も今の環境でしっかりと練習を詰めてきているのでしょうね。面白い存在になっています。東海大勢は調整面がちょっとわからないので何とも言いづらいかな。鬼塚選手は箱根前からかなり突っ走ってきたので少し我慢の時期かもしれません。