福井県で行われている。今年の日本インカレ陸上(公式サイト:天皇賜盃第86回日本学生陸上競技対校選手権)。
男子100mの桐生×多田選手は盛り上がりそうですね。
こちらもちらっと記載しますが、
箱根駅伝のブログですから男子長距離4種目(1500m・10000m・5000m・3000mSC)をつけて記事にします。
まずは1日目の夕方までに予選と決勝が行われた1500mです。
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予選3組(組上位3人+3人)が11時~、決勝が15時40分に行われました。
なお、撮影してくださった方がすぐに挙げてくださっています
予選:ttps://www.youtube.com/watch?v=to9JRHRPUbI
決勝:ttps://www.youtube.com/watch?v=aTDhfmXOs4w)
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山学・飯尾選手中心にレースが展開される。後半に入り、筑波の小林選手や東海の塩澤選手も前に出てくる。残り1周までにはメンバーが入れ替わり、小林選手の他、国士大の石川選手や関西学院の浜田選手がトップ3へ。
残り200mから目まぐるしい展開、石川、浜田選手が失速し、早大・斎藤選手が2番手へ。更に上武・井上選手や塩澤選手があがってくる。
ホームストレートで小林・井上・斎藤3選手が横並びになり、その3人がそのままトップ3へ。塩澤選手が追うが惜しくも及ばなかった。
スタート直後は金沢星稜大の森光選手や中大の田母神、順大の城西選手が上位。そのまま800mまで推移。900m過ぎてから筑波大の才記選手が先頭へ。田母神、東海の舘澤、城西選手が続く展開で残り1周へ。
才記選手が先頭でバックストレートへ。この時点で8人に。残り200mで舘澤選手が一気にスパート、田母神選手がつき、更に日薬大の駒山選手も前へ。これに才記選手を入れた4人の争いへ。
最後のストレートで伸びてきたのは駒山選手、外側から舘澤選手らを交わしトップでフィニッシュ。僅かな差で舘澤選手、田母神選手、才記選手が続いた。
スタート直後、中大の舟津、桜美林大のラザラス選手が先頭。300mを過ぎてラザラス選手が完全に引っ張る展開に。舟津・木村選手が続いている。他の2組よりペースが速く、縦に長い隊列となる。
そのままラザラス選手が先頭のまま、残り1周へ。2位は舟津、木村、筑波の森田選手らが激しく争う。この4人が一団で固まり、それに順大の野口、関西学院大の仲村、山学大の清水選手が食いつく展開でラストの直線へ。
残り40mから舟津・森田・木村が横並びでラザラスを交わし、そのまま横並びのまま3人がゴール。ラザラス選手はそこから旧失速、4位野口選手、5位仲村選手、そして清水選手にも100分の1秒差で交わされ、タイムで拾われる分岐点となった。
(レース展開)優勝候補が何人も集結した影響もあり、入りの400m73秒の超スローペースで推移。順大・野口選手が引っ張った400m~800mも71秒。そこからぐっと上がり始め800m~1200mは57秒となった。
ラスト1周の鐘が鳴った瞬間に、東海・木村選手が飛び出しスパートをかける。ただ、これは続かず、バックストレートで中大・舟津選手がトップに、これに早大・斎藤、上武・井上選手が続く。
井上選手がさらに伸びてきて残り150mでトップに立ち、2位舟津、3位野口選手を引き連れるようにしてホームストレートへ!
このままいくかと思われたが、舟津選手がジリジリと伸びてきて残り50mを切って逆転!そのままゴール!!さらに5位あたりから山学・清水選手が伸びてきて僅差の2位!さらに中大・田母神選手が3位に食い込む格好となった。
ゴール直前の写真を見つけました:ttps://twitter.com/k_7250/status/906050094620860416
★超スローからの大接戦を制したのは中央大の主将・舟津彰馬選手!!田母神選手も3位表彰台!
関東IC1部優勝&日本選手権優勝の舘澤選手ら東海勢、2部優勝の井上選手、記録ラッシュの筑波勢、状態上がってきた中大のスピードランナーたち…
これだけの優勝校の選手が揃って、決勝前はとても高揚感高まりましたねー。どんなレース模様になるかと思っていました。
すると400m73秒かかる超スローペースに!そりゃこれだけ有力選手が揃ったら前に出れないですわね。800mまではジョギングのようなレースになります。
その後は一気にペースアップ。残り1周を切ってからも激しい順位の入れ替わり!舟津選手もバックストレートでトップに立ちますがコーナーでまた交わされます。
しかし、最後にもう一度加速!伝統校中大の主将の意地を見ましたね。個人としても昨年の日本IC2位からリベンジの優勝!自分のやるべきことはしっかりと結果に残しましたね。
そして中距離の田母神選手もまずまずの位置取りをキープし続け、激しい3位争いを制しました。2人で表彰台に立てたのは本人も中大ファンもとても嬉しかったことだと思います。
その後の大会でもいい結果が出るといいですね!
★タイム3番目で拾われた山学大・清水選手が2位表彰台!
後ろではもう一つドラマがありました。色んな選手が出入りする中、最後の最後にあがってきたのは山学大の清水選手でした。
清水選手は関東ICはあと0.2秒と僅かなところで予選落ちを経験している選手です。その後も1500mで積極的にレース経験を積み、日本ICへ。
決勝進出なるかどうかギリギリのラインでレースを終えましたが、タイム進出3番目でギリギリで決勝にコマを進めました。
それがこの走りです。残り80mで5位付近でしたが、そこから一気に加速!最後はトップになるのではという勢いで飛び込んで感動しました!今後、一気に注目選手になっていくでしょうね。
そして激戦のあおりといっていいか分かりませんが、関東ICでそれぞれ表彰台の真ん中に立った2人が、今回はトップ3に食い込むことができませんでした。
上武大の井上選手は残り1周で好位置につけ、残り150mでトップに立ちます。これはこのままいくと思ったのですが…残り50mで2位に落ちると脚が止まってしまい4位まで後退。これは悔しいレースになってしまいました…。
東海大の舘澤選手は終始前に出ることができずに6位にとどまってしまう意外な結果に…。調子の問題なのか、それともあまりにもスローな展開にうまく自分の実力を出せなかったのか(舘澤選手はある程度序盤からガンガン行くタイプかもしれない)。
いずれにせよ、次のレースでまた取り返したいですね。
★好調キープ!駒山・小林・野口選手が入賞へ
他にも関東ICで活躍して、今回もしっかり走った選手がいますね。日薬大の駒山選手は入賞圏外から一気に上がってきた!これは関東IC同様のレースでした。本人の勝ちパターンを今回もしっかりやれましたね。それにしても4年生で凄い飛躍した選手です。
また前半戦沸かせた筑波勢からも小林選手が7位へ。外のレーンから追い込もうとして、7位にとどまってしまったのは本人は悔しいでしょうが、悔しさを糧にすればいずれまた機会がくるかなと思います。
そして入賞最後の枠はニューフェイス。順大のルーキー・野口選手が確保しました。記録会では記録を出して目立っていたのですが、関東ICでは予選落ちしてしまいました。今回は決勝に進みしっかり走れましたね。今後もまたレースで注目ですね。