全日本大学駅伝2023関東地区予選会が6月17日(土)に行われます。
エントリー詳細は、こちら
https://hakonankit-fd.com/article/post-21276.html
それまでに、
出場する全20チームの戦力分析と、組予想を行いたいと思います。
続いて、
ボーダーと思うチームで、通過の可能性が高そうな
✅法政大学
✅明治大学
✅大東文化大学
✅中央学院大学
その1[麗澤大・駿河台大・芝浦工大・亜大]記事
https://hakonankit-fd.com/article/post-21287.html
その2[国士大・専修大・日大・東農大]記事
https://hakonankit-fd.com/article/post-21290.html
その3[東国大・東海大・神大・城西大]
https://hakonankit-fd.com/article/post-21294.html
ページコンテンツ
4組×2名、合計8名のタイムで競い合います。
基本的に上位組の方に実力者を配置するように、申し合わせがあります。
参考:最近の記録
4月法政大記録会
5000m
1組
高橋彰太②14分41秒01
野崎翔太郎①14分44秒52
原口照規②14分45秒07
富山大智③14分45秒78
行天陽虹②14分50秒91
2組
緒方春斗④14分08秒82★
宗像直輝④14分24秒20
安澤駿空③14分27秒72
中谷 隼①14分55秒02
10000m
三原伶王④29分54秒98★関東インカレ
10000m
5位松永 怜④28分31秒80★ +4点
21位宗像直輝④29分28秒431500m
1組13位田井中悠成①3分57秒61
2組7位高橋彰太②3分57秒67
2組14位服部由弥①4分01秒26ハーフマラソン
13位稲毛祟斗④64分45秒
19位細迫海気④65分25秒
35位上仮屋雄太③70分05秒3000m障害
1組8位大嶽昴士②9分02秒08
2組2位湯田陽平兵①8分52秒21 Q
2組13位林 祐正①9分25秒66
決勝
9位湯田陽平兵①8分54秒945000m
20位松永 怜④14分18秒05
33位緒方春斗④14分44秒98
DNS武田③5月東海大記録会
5000m
5組
三原伶王④14分28秒01★
野崎翔太郎①14分30秒81★
高橋一颯③14分32秒96
行天陽虹②14分35秒995月法大記録会
10000m
大島史也②29分26秒31
稲毛祟斗④29分31秒27
松永 怜④29分36秒38
野田晶斗①29分41秒89
小泉 樹③29分53秒72
宗像直輝④30分01秒45
三原伶王④30分03秒55
高橋一颯③30分12秒62
細迫海気④30分19秒67
行天陽虹②30分23秒12
昨年は、主力に不調者が出ていた影響もあり、よもやの予選落ちとなった法政大。ですが、本来は対抗戦では非常に強かに戦うチーム。事実、主力が揃った秋以降は、出雲駅伝は7位、箱根駅伝は7位、上位校ともバトルする見せ場を作ったうえで、順位以上に見せ場もありました。
今年のチームのエースは4年松永選手。台頭したのは昨年ですが、関東ICでも1万m入賞するなど、他校のエース選手とも戦っています。全体的に4年生が多く、箱根8区区間賞の宗像選手に、ロードで手堅い稲毛・細迫選手ら、力のある選手が多くなっています。
3年生以下も、故障明け間に合った小泉選手に、山下りの武田選手、2年生以下からも、直前でベストを出した大島選手が伸びてきていて、1年生も野田選手らいきなりメンバーに食い込んできた選手もいます。充実したメンバーで、強かな戦いができそうです。
法政大は、小泉・武田選手あたりの調子の上りによって、かなりオーダーが変わりそうで予想難しいですね…。ひとまず最終組、一人はエース松永選手で決まり。関東IC1万mでも、力がついているところを見せていました。
もう一人、理想は小泉選手になりますが、さすがにそこまでは間に合わないか…。関東ICハーフで2年連続安定した走りを見せていた稲毛選手が、担うのが無難かなぁ…。小泉選手は悩みましたが、走れれば安定感があるので、2組で確実に上位につないでいく作戦にすると予想。
宗像選手は、3組でしっかり上位に入って、貯金を稼ぐ役割がいいと思います。ラストスパート力も高いので、それを活かせる組がいいと思います。これで3組2組片方に主力選手の予想なので、もう片方は若手・新戦力候補の選手の起用予想へ。
今年の箱根16人メンバーに入っていて、ここにきて一気に1万mベストを更新した2年大島選手が、勢いで3組を担えるか。それと、1年生ながら29分41秒をマークした野田選手が2組。彼らでもいけると思うけどなぁ。
1組も似たような感じ。関東ICハーフ出場の細迫選手が、しっかりと上位につける。そして、今年になって大幅ベストを更新ている4年三原選手の予想です。あとは、武田選手が間に合えば入ってくる感じになるのかな?序盤の組で、確実に上位に入ることができれば、十分に通過が見えてくる戦力です。
参考:最近の記録
金栗記念
杉彩文海④28分28秒94★4月世田谷記録会
10000m2組
橋本基紀④29分31秒74★
綾 一輝①29分33秒36★
室田安寿②29分47秒15★
3組
森下翔太②28分24秒84★
溝上稜斗③29分17秒20★
甲斐涼介③29分37秒254月法政大記録会
5000m
2組
吉川 響②13分58秒40★
溝上稜斗③14分04秒68★
橋本基紀④14分08秒36
室田安寿②14分09秒94★
10000m
尾崎健斗③29分28秒65
甲斐涼介③29分33秒22GGN
森下翔太②13分52秒11関東インカレ
10000m
17位尾崎健斗③29分14秒55
18位溝上稜斗③29分15秒05★
25位吉川 響②29分45秒261500m
1組3位馬場勇一郎④3分51秒75 Q
1組7位乙守勇志①3分53秒27 q
2組10位加世堂懸①3分59秒35
決勝
11位馬場勇一郎④3分51秒61
12位乙守勇志①3分52秒85ハーフマラソン
4位杉彩文海④63分10秒 +5点
23位室田安寿②65分47秒
25位橋本基紀④66分57秒3000m障害
1組6位小林周太郎①9分01秒52
1組11位鬼塚大翔①9分13秒08
2組15位窪田悠人②9分27秒595000m
11位森下翔太②14分05秒97
15位綾 一輝①14分12秒05
25位甲斐涼介③14分24秒33U-20日本選手権
5000m
綾 一輝①14分07秒74
大湊柊翔①14分33秒43
前年の全日本大学駅伝で、9位とシード権次点。4年ぶりに予選会に回ることになった明治大。主力選手の卒業がやや多い中ですが、エース格は強く、関東ICでも得点していました。箱根7区区間賞で名を上げた杉選手はハーフで、同じく3区で好走した森下選手が5千mで入賞。この2人は十分、他校のエースとやりあえる選手です。
これに続く選手も少しずつ台頭してきていますね。箱根を走った3年尾崎・2年吉川・堀選手が堂々エントリー。さらに、新戦力候補溝上選手も関東IC1万mで29分10秒台ベストを出すなど成長途上。1年生では、綾選手が活躍していて、各大会高いレベルで安定しています。
そして、箱根前に故障してから、試合出場の無かった4年児玉選手が、ここにきてエントリー。彼が復活して、序盤の組でも入れるなら、かなり心強くなるのではないでしょうか。突破の可能性が高くなるオーダーを探したい。
故障明けだろう児玉選手を、どこに予想するか、まず決めた方がいいでしょう。4年前の予選会では、故障明けだった当時のエース選手を、1組で起用し、一気に流れを引き寄せていました。なので、1組で走って、持ち味のスピードで、組トップを狙っていくのがいいかなと感じます。
最終組は、やはり森下・杉選手の、関東IC入賞の2人。2人とも4月頭に28分20秒台の自己ベストを出していて、その後関東ICにも繋がっています。連戦にはなりますが、全日本予選も流れに乗って、他校のエースと堂々戦いきれる実力があります。
3組は、まずは1万m28分台経験者の尾崎選手。今年の往路4区の上位の流れにも耐えていますし、この組で通用する実力があると思います。さらにルーキーの綾選手を3組に抜擢。関東IC、U-20日本選手権5千mと好成績を残しています。ここも連戦が気になりましたが、この大会に合わせると予想します。
序盤の組は、新戦力候補になってきますかね。2年堀選手が復活していれば、2組あたり走れれば頼もしい。スピードは2組ならかなり抜けているでしょう。これに関東IC本番でベストを出した3年溝上選手、さらに29分台でまとめていた吉川選手を、1組。関東ICのリベンジで、上位でこれたら、いい流れになるはず。
やや若手の起用のも多くなるかなぁとは思いますが、予選会の戦い方は、比較的心得ているのでは…とみています。うまく序盤から上位で流れていければ、通過の可能性が高くなりますね
参考:最近の記録
4月国士大
3000m
大谷章宏③8分06秒18
久保田徹④8分07秒06
尾田祟侑④8分07秒45
ピーター ワンジル③8分07秒49
入濱輝大②8分08秒11
西代雄豪③8分09秒75
高草木架月①8分12秒75
佐竹勇樹④8分14秒20
小野翔太郎②8分17秒03
佐々木真人③8分20秒19
棟方一楽①8分21秒15
倉田 蓮④8分23秒59
・
菊地駿介④8分38秒335月日体大
10000m
4組
佐々木真人③30分53秒43
5000m
5組
戸田優真②14分30秒15
6組
渡邉駿太朗②14分33秒31
菊地駿介④14分47秒60
8組
倉田 蓮④14分02秒50
佐竹勇樹④14分09秒56
長島玲音④14分17秒63
高草木架月①14分24秒78★
棟方一楽①14分25秒30★
9組
ピーター ワンジル③13分51秒94
大谷章宏③13分59秒38★
西代雄豪③14分09秒00★
小田恭平③14分17秒22★関東インカレ
10000m
30位小田恭平③30分12秒781500m
1組12位長島玲音④3分57秒553000m障害
予選
1組13位庄司瑞輝①9分18秒59
2組5位佐竹勇樹④8分52秒389 Q
決勝
4位佐竹勇樹④8分49秒37 +5点5000m
9位西川千青③14分03秒77
13位久保田徹④14分09秒34
14位入濱輝大②14分09秒925月東海大
5000m
佐々木真人③14分15秒87★
昨年度は、久々に大東大が大学駅界に返り咲いた。全日本予選をチーム一丸で突破、箱根予選はまさかのトップ通過!4年ぶり復帰を飾りました。駅伝本戦は、中々噛み合いませんでしたが、チーム力の向上は実感できました。
エースは、留学生のワンジル選手ですが、彼以外にも、持ちタイムが上がっている選手はいます。日本人は、昨年も最終組を務めた久保田・菊地選手が4年生に。久保田選手が関東IC5千mで上位で入るなどまずまず。菊地選手は、ちょっと調子を落としていますが、その代わり3年生かも上がっています。
その関東ICでは、箱根を走っていない西川選手がチーム最上位の9位、箱根往路を走った2年入濱選手もそれほど差がなく続いていました。基本的には彼らが上位の組となってくるか。さらに大谷・佐々木・西代選手ら3年生、4年生で残った倉田選手も好調です。今年もいい戦いができるか。
まずワンジル選手をどの組にするか考えたいですね。前年の全日本予選2組では、2000m付近から抜け出して独走、チームを大学駅伝復帰に導きました。一方、前半突っ込んだ箱根2区は急失速…。序盤少し抑えると、すごくいい走りをするのですよね。
前年は、2組の奇策を打ちましたが…、今回は3組で如何でしょうか。前年より選手層も厚くなっていますし、ワンジル選手も走力上がっていると思います。この組で組トップを目指していくのが、一番いいのではと感じます。
そして、最終組は、一人目は2年連続で久保田選手。昨年同様、日本人上位争いでゴールできれば。二人目は迷いましたが、2年入濱選手に託すのではないかなぁ。昨年も当時ルーキーながら3組で起用、一回り成長したところ、4組抜擢は十分あるでしょう。
ワンジル選手の相棒となる3組に、飛躍枠の西川選手。昨年も飛躍しかけたのですが、箱根エントリーに入れず。そこから、関東IC5千mチームトップの9位まで、実力を上げてきました。昨年は、3組でほぼ出場権を手中に収める流れになったので、ワンジル選手とともにそういう形になれば。
2組にも、上位組に入ってもおかしくないような選手が入ります。前回の全日本予選通過でも上位に入っている大谷・西代選手の予想。その前回は西代選手1組4位、大谷選手2組6位。大谷選手は箱根9区を走るなど成長、西代選手も4月の時点でまずまず。この組は力強いはず。
1組は、チームに残っていた倉田選手。ここにきて5千m14分02秒と一気に調子を上げてきています。箱根関連は出場資格がないので、全日本予選にかけているでしょう。最後の一人は悩みましたが、直前の5千m14分15秒で上り調子の佐々木選手になりました。菊地選手も上がっていたら、入ってくるかな?
こうみると、やはり昨年通過しただけあるなという戦力ですね。4月3千m、5月はレース控えめの流れは、昨年と同じローテーション。今年の全日予選も、大東大のパワーが爆発するかもしれません。
参考:記録の結果
4月日体大
10000m
6組
三角洸太②29分17秒96★
小松裕大朗②29分31秒72★
8組
飯塚達也④28分45秒15★
稲見 峻①28分53秒53★
柴田大輝③28分54秒81★
蒲田陽生③29分11秒96★
前原颯斗①29分23秒35★
近田陽路②29分39秒62★
工藤巧夢③29分53秒50兵庫リレカ
吉田礼志③28分44秒21関東インカレ
10000m
1組19位柴田大輝③29分16秒57
1組24位蒲田陽生③29分51秒91
2組DNS吉田③ハーフマラソン
5位近田陽路②63分50秒 +4点
24位工藤巧夢③65分31秒
26位黒谷 優②65分33秒3000m障害
1組DNS鈴木①
2組6位平間純哉②9分13秒79
3組5位小松裕大朗②9分04秒76 q
決勝
10位小松裕大朗②9分10秒435000m
1組1位飯塚達也④14分08秒22 Q
1組DNS稲見①
2組DNS前原①
決勝
18位飯塚達也④14分20秒865月東海大
伊藤秀虎④29分06秒15
昨年は、全日本予選に通過しながら、箱根予選落ちとなってしまった中央学院大。大学駅伝のスピード化に、まだもがいている形に。エースは非常に強力で、1万m27分台と学生トップレベルの走力のある吉田選手。丸亀ハーフの好走も記憶に新しいですね。関東IC欠場が気になりますが、調子は果たして。
続く選手も、競い合いながら伸びてきています。飯塚選手や工藤選手といった上級生が、各主要大会をこなしながら、徐々に成績のアベレージを上げてきています。新戦力も育ってきていて、柴田選手が1万m28分台を記録、蒲田選手らも29分前半で、関東ICを経験しました。
下級生では、前年も期待された黒岩・近田選手ら現2年生が成長。特に近田選手は、一気に関東ICハーフで入賞できるレベルに。三角選手も台頭、さらに1年生稲見選手がいきなり28分台と戦力になりそうか。これに関東IC未エントリーだった4年伊藤選手が、試合復帰。今年も戦える選手が整ってきた。
主力選手や新戦力の選手が、ちょくちょく欠場などもあるので、予想オーダーはちょっと難しい…。最終組は、結局吉田・伊藤選手と昨年と同じメンバーに託すと予想。吉田選手は、前回も関東IC頃に一旦調子を落ちつつも合わせました。伊藤選手もそこまで条件が良くない中29分少しにまとめ。何とか託せるかなと感じています。
3組は、主要大会経験豊富な上級生に任せることになるのかなと思います。山下りで名を馳せた工藤選手は28分44秒までベストを短縮、春先は少し落ちていましたが上がってくるか。飯塚選手は、関東ICは5千mに出場。予選通過するまでスピードもついています。調子が合えば、食らいつける2人です。
2組は若手から選出。4月に鮮やかに1万m28分台を出した1年生稲見選手。関東IC欠場したので、心配しましたが、エントリーには入ってきました。ならばいけるかな?近田選手は、長い距離を中心に売り出し中、前回の1組の経験もありますし、成長が楽しみな選手。
1組は新戦力組。関東IC1万mでも出走していた柴田・蒲田選手。柴田選手が好調で、29分10秒ほどで対抗戦でも走り切っています。当日のペースがどうなるかは予想しにくいですが、他校相手にも負けないかなと思います。
少し主力選手の調子が分かりにくいところはありますが、この2年間はしっかりと調整してきて、出場権をもぎ取っているのですよね。やっぱり、強かな中央学院大の姿を見ることになるのでしょうか。
一気に、残り4チーム!
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】
姉妹サイトより
【箱根駅伝アニメ:風が強く吹いている完走】
ウマ娘【競走馬元ネタ解説シリーズ】