箱根駅伝2023へ向けて【城西大・山梨学院大】~予選会の振り返りとともに

出雲駅伝・全日本大学駅伝が終わって、いよいよ箱根駅伝モードになってきますね。

各関東地区の大学の、
前哨戦(出雲・全日本・箱根予選)を振り返っていきたいと思います。

そのうえで、今季のチームの特徴や、山など箱根に向けて
一駅伝ファンとして、戦力分析をしていきます。

続いて、
箱根予選、新たな留学生の力で、予選突破!城西大山梨学院大です。

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【城西大学】箱根駅伝2023へ向けて

 まずは箱根駅伝予選会の振り返りから。昨年15位から、2年ぶりの復帰をかけて臨んでいました。3位通過は、想像以上だったのではないでしょうか。

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箱根駅伝予選会振り返り

3位城西大学10時間42分09秒

START-5km 5-10km 10-15km 15km-FINISH
1位キムタイ①14分50秒 6位キムタイ①29分17秒 6位キムタイ①44分09秒 6位キムタイ①62分21秒
42位山本③14分54秒 38位斎藤①29分45秒 26位斎藤①44分52秒 27位斎藤①63分18秒
45位斎藤①14分56秒 38位山本③29分45秒 43位山本③44分58秒 59位野村③64分05秒
100位野村③15分01秒 81位平林②30分01秒 61位小島④45分17秒 61位小島④64分05秒
100位平林①15分01秒 81位小島④30分01秒 68位平林②45分19秒 65位山本③64分13秒
106位山中③15分02秒 92位野村③30分06秒 72位野村③45分24秒 75位山中③64分26秒
106位大沼①15分02秒 93位山中③30分07秒 83位山中③45分37秒 79位平林②64分27秒
106位桜井①15分02秒 93位大沼①30分07秒 105位大沼①45分49秒 128位大沼①65分01秒
113位小島④15分03秒 93位桜井①30分07秒 122位桜井①45分59秒 129位桜井①65分03秒
133位久保出②15分07秒 133位久保出30分24秒 130位久保出②46分01秒 139位久保出②65分10秒
151位藤井④15分11秒 196位藤井④30分36秒 205位藤井④46分22秒 184位藤井④65分45秒
315位中田③15分30秒 318位中田③31分16秒 299位中田③47分19秒 249位中田③66分49秒
上10名計:2位2:29:58 2位4:59:40 4位7:33:25 3位10:42:09
LAP 2位2:29:42 4位2:33:45 4位3:08:44

 まずは新留学生のキムタイ選手がしっかり走りましたね。留学生の集団についていき、8㎞からのペースアップにも対応しています。その後、集団から零れ、18㎞付近から、後方飛び出した専大木村選手と並走するシーンがありました。その後粘って、個人6位で先行しています。

 5千mで13分40秒台をいきなり出しましたが、1万mの全日本予選では、他の日本人ランナーに吸収され、29分台にとどまり、距離を不安視する声もありました。ですが、この好走でその声もなくなりましたかね。箱根駅伝が楽しみです。

 勿論3位通過なのは、彼の力だけではありません。続いて1年生の斎藤選手が入って、新戦力がワンツーで入ったのです。10㎞を、エース級の一人3年山本選手と一緒に、38位29分45秒で通過。日本人第2集団あたりになりますね。

 15㎞手前で、山本選手がつけなくなり、齋藤選手がそのまま集団内で勝負。最後まで1㎞3分ほどで押し切っていき、27位63分18秒の好走!そういえば、全日本予選では、上級生を差し置いてキムタイ・斎藤選手が最終組出走。この時は、通用とはいかず、出場枠勝ち取れませんでした。何かこの経験がいきたようですね。

 そして、下の集団も上がってきました。10㎞で平林・小島選手の、これまた新たな染色が30分01秒の80位付近、続く3年野村・山中、1年大沼・桜井選手の集団が90位付近で30分07秒で通過。要は上位9名がこの地点で100位以内とかなり攻めているんですね。

 これに、ついていっていなかった中で、久保出・藤井選手の10番手・11番手も30分30秒前後では通過していて、上位10名合計タイムは2番目!前回は抑えて入って、強風の中で上げられなかった反省もあったのでしょうか。

 ここから、浮上する選手が複数。10-15kmは小島選手が素晴らしく、15㎞で61位45分17秒へ。15㎞以降は野村選手が特に上がってきて、64分05秒で60位付近にほぼ同時でゴールし、3番手4番手。この直後に、途中まで上位集団の山本選手も、64分13秒の65位でゴールしています。

 続いて、前回連合に選ばれていた山中選手も粘って75位64分26秒、直後に10㎞地点でチーム4番手だった平林選手も79位64分27秒も踏みとどまっています。7人が100以内に入っているのは、現在の接戦ではかなりのものです。

 さらに、10㎞までついていた大沼・桜井選手の1年生は、少し順位を下げていたものの、128位65分01秒、129位65分03秒と粘っています。そして単独だった久保出選手はずっと130位台をキープして、139位65分10秒でフィニッシュ。これで10番手はレベル高い。今年不調の藤井選手も、何とか65分台。しっかり攻めていって、乗り切る練習ができていた感じですね。

箱根駅伝2023へ【エース・山・選手層】

 箱根予選3位通過しただけに、楽しみになってきます。箱根予選後の、記録会も好調でした。シード権獲得の時は、”意外性”が着火剤になることがあるので、その辺も…

エースの強さ

 2大会前の時は、箱根予選で上位だった選手を、ほぼそのまま投入していたのですよね。できれば今回もそうしたい。主力選手で山に回したい選手もいます。

 というわけで、やはり往路序盤区間は、1年生2人に任せるのではないかと思いますよ。いきなり主力となった斎藤選手や、何とか他留学生ともハーフマラソン戦えたキムタイ選手が担う可能性が高いかなぁと。斎藤選手は、1万m28分37秒まで伸びて、ますます勢いづいています。こういうところから、意外性のある城西大に繋がったりしないか??

 そして、続いた野村・小島選手あたりになるか。野村選手は、山下りの適性がありますので、3区はかなり適しているのではないでしょうか。そして、4年間かけて力をつけて、箱根予選で急浮上した小島選手が4区か。後半の走りも良かったですし、アップダウンの続く区間でどうでしょうか。

 現状、4区終わった段階で、10位以内にいる確率はそんなに高くないかなとは思ってます。とはいえ、シード権が見える位置に踏みとどまることができれば、十分勝負できるチームです。

山登り・山下り

 楽しみなのが山登りになります。2大会前、当時1年生ながら区間6位と好走した山本唯選手が3年生になっています。記録会で1万m28分25秒と、チームトップ。2区や4区を走って、優位に進めてもいい選手ですが、5区のままの方が戦いやすいでしょう。

 2大会前は、向かい風が吹く中73分03秒でしたが、どうでしょう。71分とか、それよりも…?そのくらいで走れれば、シード権ライン見えてくるはずです。このあたりは、駅伝ファンとても注目が集まるところです。

 6区山下りは、2高い前出走の野村選手を、往路予想にしているので分かりません。野村選手と同じ3年生でスピードのある山中選手や、もしくは3障でインカレ活躍してハーフマラソンも走れた大沼選手とかと予想していますが、果たして??

 勿論、野村選手再登板もあります。先の山中選手の状態が上がるか、或いは、本来主力選手の4年藤井選手あたりが復活して、往路を担えるようになれば、山で一気に攻勢をかけることができますね。こちらの城西大の方が、面白いですか??

選手層の厚さ

 往路に回る可能性もある選手を込みでの話ですが、面白そうなのが2年平林選手でしょうか。箱根予選では、チーム内でも攻めた走りをした上で、ある程度粘ってまとめる走りをしています。トラックも、先日1万m28分57秒をマークし、主力に徐々になってきています。このくらい勢いのある選手を9区あたりに残すのも面白いかも?

 勿論、平林選手を往路にして、その時は9区に小島選手を残すというのも策です。ロードの箱根予選の結果をもとにしていますが、その後の状態次第で変わって来そうですかね。

 その他は横一線の印象です。箱根予選組では1年桜井選手が29分38秒、2年久保出選手が29分48秒とまずまず走っています。若手では、5千m13分台の片渕選手や、全日本予選走っている鈴木選手あたりも、試合に出てくるようになれば候補のはず。らも候補

 そして、4年生が本来もっといるはずなんですよね。今年は苦戦気味の藤井選手以外に、1万m28分55秒ベストの木村選手や、29分10秒藁谷選手に、29分32秒の熊谷選手あたり。彼らが調子を上げてくると、一気に選手層が厚くなってきますが、現状の調子はどうでしょうか。十二分に候補になってくるはずです。

まとめ

・キムタイ&斎藤選手ら1年生新戦力が往路か
・2大会前山担当の山本唯&野村選手をどうするか
・若手に勢いがある、4年生の盛り返しはあるか

 3位通過と、上位で箱根に返り咲いた城西大。内容を見ると、やはり選手の大きな成長がありました。同大初の留学生ランナーのキムタイ選手がしっかり対応、これに斎藤選手も続いて、見事にチームワンツー。

 3年生に主力が多いですが、山本唯選手は上り、野村選手は下りに強みがあります。彼らをそのまま起用するとなると、キムタイ・斎藤選手といった1年生が往路序盤を担うことになるかもしれません。怖いですが、成功した場合のリターンが非常に高そうです。

 箱根予選は、1年生が4名出走していますが、下級生に全体的に勢いがあります。2年平林選手が主力となってきていますし、大沼・桜井選手も走れる目途が立ってきています。

 上級生は4年小島選手3年山中選手らがしっかり走っているのですが、まだまだ他の選手います。主力の一角では藤井選手に、持ちタイムでは木村・藁谷・熊谷選手らも負けていません。このあたり、総合力があがれば、箱根駅伝でのさらに浮上もあり得るかもしれません。

【山梨学院大学】箱根駅伝2023へ向けて

 まず箱根駅伝予選会振り返りから。今年の箱根本戦・全日本予選ともに、中々戦いきれず、少し通過が不安視されていましたが、見事に3年連続通過しました。

箱根駅伝予選会振り返り

7位山梨学院大学10時間46分55秒

START-5km 5-10km 10-15km 15km-FINISH
1位ムトゥク①14分50秒 3位ムトゥク①29分12秒 4位ムトゥク①43分49秒 4位ムトゥク①62分15秒
19位木山④14分52秒 24位木山④29分40秒 26位木山④44分52秒 18位北村③63分07秒
63位伊東④14分58秒 59位北村③29分56秒 37位北村③44分54秒 41位木山④63分53秒
70位北村③14分59秒 64位髙田②29分57秒 74位髙田②45分25秒 76位髙田②64分27秒
70位髙田②14分59秒 64位石部④29分57秒 83位石部④45分37秒 92位小野寺④64分39秒
70位石部④14分59秒 85位伊東④30分02秒 114位小野寺④45分58秒 102位石部④64分43秒
184位小野寺④15分14秒 138位小野寺④30分26秒 154位伊東④46分05秒 175位大西④65分41秒
184位大西②15分14秒 149位篠原④30分27秒 157位篠原④46分06秒 197位篠原④65分59秒
184位篠原③15分14秒 158位栗原④30分28秒 205位大西④46分22秒 207位伊東④66分04秒
184位栗原④15分14秒 202位大西④30分37秒 220位栗原④46分28秒 211位島津③66分07秒
304位島津③15分28秒 273位島津③30分59秒 237位島津③46分43秒 255位栗原④66分47秒
304位土器屋②15分28秒 312位土器屋②31分14秒 309位土器屋②47分24秒 311位土器屋②67分45秒
上10名計:7位2:30:33 4位5:00:42 6位7:35:36 7位10:46:55
LAP 5位2:30:09 7位2:34:54 10位3:11:19

 山梨学院大は、エースのムトゥク選手と木山選手が単独走、あとは3つのグループに分かれていまいた。5㎞でムトゥク選手がしっかりと先頭集団、木山選手も日本人先頭争いの中で、それぞれ通過。

 続いて、伊東・北村・髙田・石部選手が14分59秒付近で70位前後、小野寺・大西・篠原・栗原選手が200位以内で15分14秒通過でここまで10人通過。僅差で総合7位です。残り2名は、島津・土器屋選手がかなりゆったりとしたペースで15分28秒で300位付近に位置しています。

 10㎞でムトゥク選手は、まだ先頭留学生グループとなる3位29分12秒。1年生ですがかなり凄いです。木山選手も、日本人第2集団付近で、24位29分40秒で通過しています。後続の集団は、10㎞手前で分かれつつある印象。北村・髙田・石部選手が30分切りで通過しますが、この時点で伊東選手が付けなって数秒遅れ。

 その後ろは、30分26秒から小野寺・篠原・栗原選手が1秒ずつの間隔、大西選手が10秒ほど離れて30分37秒通過。ここで10番手。後方では島津選手がペースキープの形ですかね。とはいえ、全体的には順位を上げてきている選手もいて、10㎞地点で総合4位に浮上。ここ2年前半でしっかり稼いでいる山学大のスタイルになっています。

 15㎞ムトゥク選手が、他のチームの留学生と争いながら43分49秒の4位で通過。日本人集団より前で戦っています。木山選手は日本人第2集団の44分42秒の26位キープ。エースはここまで万全。びっくりが、北村選手が後方の集団から浮上してきて、その集団の2秒差、44分54秒の37位通過。3人が上位で稼ぐ形になっていました。

 これは大きかった。実は4番手以下は、少し下がっていました。髙田・石部選手が45分25秒と45分37秒で粘っていましたが、伊東選手が厳しく154位46分05秒と後退。後方からあげてきた小野寺選手がチーム6番手の114位45分58秒に浮上しています。

 それから伊東選手の直後に、篠原選手が157位56分06秒通過。それから少し間があいて、先に遅れた大西選手が205位46分22秒、栗原選手が後退して220位46分28秒でチーム10番手のタイム順位。総合6位に下がりますが、エースの貯金もあり、この5㎞間は7番目の走り。通過が見えてきています。

 ゴール時には、ムトゥク選手は、最後まで上位をキープ。4位62分15秒でしっかり貯金を稼ぎました。山学大はもう一人留学生で、箱根予選経験者4年生ムルワ選手がいますが、さすが出走争いを勝ち取っただけある走りでした。

 日本人争いは驚き、北村選手がさらに順位を浮上し、第2集団をぶち抜いて18位63分07秒でゴール。夏前に1万mで自己ベストを出して、上り調子の選手でしたが、まさか一気にチームの主力格になるとは!大きな収穫ですね!

 続いて3番手となった木山選手が少し落としましたが、41位63分53秒で粘り切りました。上位勢はまずまずかな?4番手髙田選手は、15㎞からほぼキープして76位64分27秒で走破。続いて、後方から小野寺選手が浮上してきて92位64分39秒、続いて少し下げましたが堪えた石部選手が102位64分43秒。ここまででチーム6番手ですね。

 ただ、15㎞では続いていた選手がぐっと順位を下げてしまいました。197位65分59秒、207位66分04秒の篠原・伊東選手は、粘り切れず、ちょっと悔しい走りになってしまいましたかね。大西選手が挽回し175位65分41秒に浮上、島津選手が少しずつあげてきて211位66分07秒で10番手でゴール。15㎞以降落ちましたが、何とか10番目相当。総合7位ですね。

 全体的にはエース・新戦力がうまく走りましたが、もう少し行けたかなという選手も少しいましたかね。とはいえ、しっかりチーム状況は良くなり、箱根予選への調整は、今年もうまくいったのかなという気がします。

箱根駅伝2023へ【エース・山・選手層】

 その後、1万m記録会にも出場。主力選手の復調や、予選出走者以外の好タイムもあて、にわかに評価が上がりつつあります。もう一度分析しています。

エースの強さ

 まず留学生ですね。ムルワ・ムトゥク選手どちらも充実しています。箱根予選出走に選ばれたムトゥク選手は、個人4位としっかり走り切っていますし、2区を乗り切る力をもう持っています。

 ムルワ選手は、ここにきて1万m27分台を出して、爆発的に走力を伸ばしてきています。2区や、もしくは3区もありかもしれません。留学生の出走争いが、うまく走力アップに繋がっています。エース区間は強そう。

 日本人は、まずは前回高速1区を、前が見える位置で凌いだ4年木山選手がいますね。今年は苦しんでいましたが、箱根予選まずまず、その後1万m28分36秒自己ベスト。ぐっと調子が上がっていますので、往路でやれそうか。

 これに、今年の大きな成長株北村選手が加わりそう。箱根予選は18位で日本人トップはサプライズ。その後も1万m28分41秒としっかり結果を出しています。ここまで上がってるなら、往路でも通用しそうです。

 人数的に、あと一人残っていますね。前回3区の2年髙田選手が有力ですが、前回は力負けでした。前々回3区島津選手が徐々に調子あがってきたか。この区間がやれれば、エースが強いので、シード権内で山に入っていく事も可能です。

山登り・山下り

 現状の情報では、全く分からないのがここですかね。5区山登り・6区山下りとも、前任者が卒業していますので、誰になってくるのか??

 区間オーダー予想では、4年間かけて強くなった小野寺選手や、ここにきてあがっている大西選手を入れてありますが、

 前回の6区や、前々回の5区は、箱根予選出走者以外から選ばれていますので、まだ温めているかもしれません。(3障などもこなしている中込選手が、ここにきて1万m出走し29分47秒を出したのが気になったり…?)

そうなると、予選上位者を平地に回せるので、最近苦戦している復路も強くなってきます。

選手層の厚さ

 復路は、昨年のメンバーや新戦力に復活組で、出走争いが激しくなってきています。前回9区10区の石部・篠原選手、予選好走の小野寺・大西選手らでひとまず埋まりますが、他にもどんどん候補が出てきています。

 先日の記録会では、2年村上選手が29分10秒、3年髙木選手が29分13秒。学内1万mの順番では10位以内に割って入ってきています。そして、徐々に状態を上げつつある島津選手も、復路の要とするのも面白いかもしれません。

 箱根予選は良くなかった伊東選手も、本来なら復路はやれる力あります。故障が多いですが、実力者の新本・橘田選手といった選手の動向も気になります。復路は調整がうまくいけば、十分順位を上げていく要素はあります。

まとめ

・2人の留学生と、木山&北村選手が主力
・往路もう一人と、山が誰になるか
・復路は経験者や新戦力が噛み合えば豊富

 エース留学生が今年も楽しみになってきましたね。箱根予選でムトゥク選手が好走すれば、ムルワ選手が負けじと1万m27分台を出しています。どちらが2区の座を射止めるか分かりませんが、前回並みまでいってもおかしくなさそうです。

 日本人は、前回1区凌いだ木山選手が調子を上げつつあり、新戦力北村選手がぐんぐん伸ばしていてこのあたりが中心となってきますかね。往路経験者の髙田・島津選手あたりが状態が上がると戦いやすくなります。

 復路は候補は続々と出てきています。経験者の石部・篠原選手に、箱根予選好走の小野寺・大西選手に加え、他にも新戦力が台頭、往路経験者の伊東選手も入って来そうです。

 復路は、ここ2年繰り上げスタートに遭うなど苦しんでいますが、調整がうまくいけば、順位を上げるくらいになるはず。

 経験者が抜けた山が現時点で分かりませんが、過去温めてきているので、ここは情報を待ちたいですね。

 往路エースいますし、復路も候補は出てきています。少しずつシード権への道筋が見えてきているのではないでしょうか。


hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。