2022年11月6日(日)に行われる
第54回全日本大学駅伝2022がいよいよ迫ってきましたね。

区間エントリーが発表されましたので、エントリーを掲載します。

補欠3名まで認められる当日変更も、もちろん反映します。

全日本大学駅伝2022【区間オーダー発表！当日変更も反映！】

全日本大学駅伝2022【公式サイト】

全日本大学駅伝2022【要項】

全日本大学駅伝【エントリーメンバー】

https://hakonankit-fd.com/article/post-20045.html

駒澤大学

　1区に新戦力円、2区佐藤選手でスタート、6区安原7区田澤選手と、昨年ハマった2区間はそのままエントリーしています。補欠5名とも、前回経験者や主力選手が入っていて、おそらく3枠最大使って、当日変更すると思われます。キーとなる鈴木選手や、花尾選手が、どこに入ってくるか。3区や8区あたりが変わるかもしれません。波乱がなければ、十分3連覇が射程圏内でしょう。

青山学院大学

　青学大は、出雲1区の目片選手がそのまま1区。さらに絶好調という白石選手が2区どうなるか。2年連続5区だった佐藤選手が3区、駅伝男岸本選手は5区ですね。補欠に4年生エース近藤・中村選手が入っています。順当なら、7区8区に入るか。駒大田澤選手が7区なので、近藤選手を7区にいれるか、8区に残すか注目。優勝争いに残ることができるか。

順天堂大学

　2区にスピード抜群の三浦選手、8区に四釜選手が入った以外は、昨年から少しオーダーを変えてますね。3区に復活してきた野村選手を入れて、7区にエース伊豫田選手を入れて、総合優勝を意識したオーダーか。補欠に入った石井選手が、何かあった時の枠で、順当なら4区あたりに入ると思われます。流れはこれでも作れるか。

國學院大學

　出雲駅伝2位國學院大も仕上げてきていますね。1区はどうやら島崎選手が復帰。2区山本選手、3区は補欠からエースの中西大選手が入るか。間の3区間も藤本選手らロードで実績ある上級生が入り、7区8区は昨年大きく順位を上げている平林・伊地知選手。本気で総合優勝を目指せるオーダーになっています。

東京国際大学

　出雲前に故障したというｳﾞｨﾝｾﾝﾄ選手は、やはり外れましたね。今回は無理せず、箱根に備えるか。2年ぶりにムセンビ選手の出番になります。個人として楽しみ。それまでは2区丹所選手中心に概ね順当。ですが、出雲好走の冨永選手が補欠なので、3区などどこかに入るかもしれません。シード権が見える位置で、8区に繋げられるか。

早稲田大学

　全日本駅伝得意の早大も、まずまず順当ですかね。2区にエース井川選手で流れを作り、8区急成長佐藤選手に繋ぐ形。箱根予選好走の主力選手鈴木・石塚・伊藤選手が補欠なので、どこかに入ってくるでしょう。2区3区4年生で流れを作り、長距離区間を上がってきた選手で任せるか。予選疲れがとれていれば、面白いオーダーになります。

明治大学

　現時点では4区小澤選手を除いて、7区間は2年生以下の下級生中心のオーダー。直近の大会で結果を残している選手が中心。それでもいいですが、さすがに補欠5名に力のある上級生がいるので、当日3枠変わるでしょうか。流れを考えると2区児玉3区富田選手のスピードランナー、7区にロード手堅い櫛田選手が順当に見えます。シード権は確保できる戦力です。

中央大学

　事前に藤原監督がびっくりするオーダーになると思うと発言されていました。現時点でも、読みにくい。補欠に中野・吉居大選手がいてどこかに入るはずですが、1区千守3区吉居駿選手のスピードランナー、7区8区にロードで手堅い湯浅阿部選手が入っています。2区4区変更の予想にしてみましたが、他の区間の可能性もありそうです。優勝候補の一角ですし、目が離せません。

神奈川大学

　全日本駅伝でラストとなる今季の神大。箱根予選で結果を出した有村選手を1区、スピードある島崎選手を2区でロケットスタートを狙います。終盤は7区に箱根予選欠場したエース山崎選手に、8区小林篤選手。補欠には主力の宇津野選手らもおり、どこかに入ってくるか。神大の意地を見たい。

東洋大学

　東洋大は、ずっと1区だった児玉選手を3区に起用し、1区に好調奥山選手。2区にエース石田選手を配置。その後は調子の上がっているランナーですかね。長距離区間は梅崎・清野選手です。前田選手ら主力選手が残っているので、入ってくるかもですが、そのままでも十分戦えるオーダーです。しっかり流れを作るとやはり怖いチームです。

創価大学

　おや？というのが創価大。2区葛西7区ムルワ選手は順当も、エース選手嶋津選手が、繋ぎの5区に入ったので、ちょっと調子を落としたかもしれない？アンカーは長い距離が得意な志村選手です。あとは、現時点で調子が上がっている選手でしょう。上位入賞に向けては、7区である程度貯金がほしいところです。

東海大学

　東海大は昨年の経験者を含めて、ある程度順当でしょうか。調子が上がっている花岡・梶谷選手1区2区、エース石原選手ら問題ないという事で3区そのまま。4区川上5区神薗選手昨年の経験者、7区8区は長い距離得意な竹村選手が入りました。補欠にいる松崎選手がどこかに入るかどうか。総合力はやはり一定ある感じに見えます。

大東文化大学

　箱根予選トップ通過の大東大も、ちょっと意外なオーダー。日本人主力の久保田・大野選手が間の4区5区に入り、エースのワンジル選手は現時点で補欠。箱根予選から少し調子の変動があったかもしれないですかね。とはいえ、2区菊地3区入濱選手が凌げれば、いい流れができるはずです。

中央学院大学

　中央学院大も現時点で上がっている選手ですね。1区2区にエース小島・吉田選手を投入して流れを作っていく作戦。松島・川田選手ら上がってきた4年生も中盤区間へ。夏に伸びてきた安藤選手がアンカーに入りました。補欠も主力の伊藤選手以外も層は厚いです。4年生が多い中、最後の駅伝。一つでも上の結果を残したい。

日本大学

　日大は4年生松岡選手が無念の欠場以外は、ある程度主力がそのまま入りました。注目は、3区にドゥング選手で、7区に1年生中澤選手を入れるオーダー。下尾・西村選手の1区2区トータルで前半3区間暴れて、終盤区間に入った4年生三山・若山選手ら上級生に繋げたい。予選最下位通過でも、シード権のチャンスはあります。

札幌学院大学

　出雲駅伝を走っている山崎・佐藤・山田選手を1区2区3区に並べて、関西地区など強豪の地方勢に食らいついていく形になるでしょうか。出雲アンカーで区間15位の成績の渡邊選手が補欠、繰り上げ回避最大の壁となる7区あたりに投入できれば、いいオーダーになって来そうです。

東北大学

　東北大は、レース経験豊富な大学院生の薮下・田沼選手を1区2区に投入し、少しでも流れに食らいつく作戦か。昨年も4区を走っている木村選手らで順位を上げて、工藤選手ら終盤区間に繋げていきたい。

新潟大学

　3年ぶり出場の新潟大は、久保田・野崎選手ら力のある上級生を1区3区に投入して、流れを作っていくオーダー。このあたりで地区枠に絡んでいれば、それ以降も走力はそれに続く選手が多いので、順位をキープしていく戦いができるかもしれません。

皇學館大學

　地区枠を狙う皇學館大。前回1区の山田選手を再び1区、2区3区4区に、出雲駅伝出走の毛利・浦瀬・中川選手を投入し、スピード区間喰らいついていく作戦か。ここで流れができれば、地方の中では選手層があり、前回8区19位花井選手が今年も控えているので、十分流れを作っていけそうだ。出雲3区の矢田選手も走れれば面白い。

愛知工業大学

　3年ぶり出場愛知工業大は、1万m29分台のエース苅谷・深谷選手を1区2区に投入し、一気に流れを作りに来る作戦。ハマったら、序盤は地方勢の上位の中に入ってきますかね。流れが作れれば、7区8区に1万m30分台の吉田・渡邉選手も残しているので、地区枠に割って入ってくることもできるでしょうか。

大阪経済大学

　出雲駅伝14位の大阪経済大、出雲駅伝主要区間を走った選手は前半区間と後半区間に入ってきて、ある程度順当なオーダーになったか。苦手だったスピード区間にも片山・井上選手らトラックの力のある選手がいて、その中で、長い距離に強い中角・島野選手を残せるので、チーム力は付いてきています。地区枠の可能性は充分。

関西学院大学

　出雲駅伝10位で、関東地区の中に割って入った関西学院大。出雲アンカーの中尾選手が補欠になっている以外は、ほぼ順当か。トラックで大幅ベストを出した、井手・佐藤・上田選手の序盤3区間、長距離に強い7区今井8区守屋選手は、実は前年と全く同じオーダー。守屋選手は非常に強力、それまでにしっかり流れれば、今年も地方最上位、その上も狙えます。

立命館大学

　立命館大は、1区大森2区茶木3区山田選手と、出雲駅伝と同じメンバーで序盤組んでいます。出雲はここで11位まずまずでした。その後、ベストを出している安東選手や調子のいい1年生を起用しています。終盤7区中田選手は前回同様、出雲アンカーの山崎選手が8区。十分地方トップレベルの総合力があるオーダーです。

環太平洋大学

　出雲駅伝13位で旋風を巻き起こした環太平洋大。1区谷末2区脇選手は出雲同様で流れを作る作戦か。前回7区の勝部選手が外れましたが、出雲アンカーの杉原選手7区、出雲3区の林元選手をアンカーに残して、ここでも十分地区枠を奪っていけるオーダーになっています。

第一工科大学

　第一工科大はサレー選手を、今回も1区にして上位食いつく作戦、前回は区間8位でした。これに、調子が上がっている小川選手が2区に入り流れを継続する作戦。出雲まずまず走っていたルーキー大藪・出水選手を、終盤区間に回す大胆な作戦が実れば、前回以上の成績も臨めます。

日本学連選抜

　関西大亀田選手が2年連続1区エントリーで、今回もロケットスタートを狙います。2区8区に関東から専大高瀨・日本薬科大中山選手、3区京産大中村、4区広経大福永選手も1万m29分台の走力を有していて、今回も関東地区の間に割って入るか。花谷選手ら2人エントリーした福岡大のランナーにも注目です。

東海学連選抜

　昨年は、選考会上位順に並べて24位相当だった東海学連選抜。今回は予選トップだった中京大鈴木選手は1区のままですが、アンカーに名古屋大森川選手ら長い距離得意な選手を残しましたね。前回より上がってくるか。また、チームとしては強化していない中部大・岐阜大から入ったランナーにも注目です。