箱根駅伝予選会が終わり、いよいよ次は全日本大学駅伝ですね。
関東15校を中心に、
全日本大学駅伝2022の区間オーダー予想をしていこうと思います。
続いて、
誰も喜びを感じなかった出雲2位、全日本初の表彰台そしてその上へ…!國學院大學です。
ページコンテンツ
まずは、出雲駅伝の振り返りから
2位國學院大學2:09:24
区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップとの差 |
1区8.0㎞ | 7位 | 青木瑠郁① | 22分58秒 | 7位 | 0:26差 |
2区5.8㎞ | 6位 | 山本歩夢② | 15分46秒 | 5位 | 0:36差 |
3区8.5㎞ | 6位 | 平林清澄② | 24分06秒 | 6位 | 0:52差 |
4区6.2㎞ | 1位 | 中西大翔④ | 17分50秒 | 2位 | 0:33差 |
5区6.4㎞ | 4位 | 藤本 竜④ | 19分16秒 | 3位 | 0:45差 |
6区10.2㎞ | 2位 | 伊地知賢造③ | 29分28秒 | 2位 | 0:52差 |
1区青木選手…1区を務めると思われた島崎選手がエントリーされず、この区間誰になるのかと思われていました。最終的に、大学に入ってから活躍していたルーキー青木選手に!U-20日本選手権本番で5千m13分台を出していましたね。出雲の1区も、残り1㎞まで大集団について区間7位。トップと26秒差で混戦の中でのリレーになりました。
2区山本選手…スピード抜群の2年生山本選手が2区に入り、追い上げを図りました。関西学院大と法大を交わして、後方からついてきた東国大は再度突き放して、単独5位へ!スピードランナーが揃った中、区間6位はまずまずか。トップと36秒差、4位のチームとは少し差がついていました。
3区平林選手…前回当時1年生ながらアンカーに回っていた平林選手は、今回は3区。1万m28分12秒に短縮するなど走力が上がっていました。単独走が多く、終盤には留学生に追いつかれる展開も、ラスト争いまではついていく粘りの展開。トップと52秒差の6位で繋ぎました。出雲の距離で区間6位なら、やはり全日本以降楽しみな選手です。
4区中西大選手…チームの主軸中西大選手が、繋ぎ区間の4区に!驚きのオーダーでしたが、昨年も怪我明けで4区に入り、区間2位。この時も強烈な向かい風が吹いていましたが。この風に強いということでの采配でした。
すぐに創価大・順大交わすと、引き連れながら前を追い、青学大も交わし、一気に中大と2位争いに!そのマッチレースを制してトップと32秒差の2位中継。断トツの区間賞で、一気に優勝戦線に浮上しました!
5区藤本選手…4年生にして、初の大学駅伝の座を掴んだ藤本選手。関東IChalf等ロードを中心に鍛えてきていました。中大と2位争いをしながら、一時トップとの差を20秒程にまで詰める健闘。最後は空きますが、区間4位の走りで、トップと45秒差。2位と僅差の3位で中継しました。
6区伊地知選手…ロードで一気にエース格になる伊地知選手。関東ICハーフで見事に優勝していました。中大との2位争いを、中間点付近で決着を付け単独2位へ!懸命に先頭を追いますが、スピードに勝る先頭の選手に、最終的に僅かに負けてしまい区間2位。52秒差で優勝を逃し、”ごめん”のポーズ。チーム一丸で優勝を目指しての結果でした。
※11月3日(木)に暫定オーダー提出
※当日朝に、補欠から最大3名入れ替え可能
エントリーメンバー
出:出雲駅伝、全:全日本駅伝、箱:箱根駅伝、都:都道府県対抗駅伝、高:高校駅伝
中西大翔④28分17秒84/13分38秒45≪22出4区1位、日本IC5千2位、関東IC1万5位、箱4区4位、21:全3区11位、出4区2位、箱2区15位、20:全3区8位、箱4区3位、19:全4区4位、出2区3位≫
島崎慎愛④28分27秒98/13分50秒20≪22関東IC1万13位、21全1区3位、出1区6位、箱6区4位、20:全1区4位、箱6区8位、19:全1区12位≫
藤本 竜④28分53秒77/14分09秒67≪22出5区4位≫
坂本健悟④28分54秒53/14分27秒09≪22関東IChalf10位、21全6区7位、全予2組10位≫
川崎康生④29分18秒03/14分08秒59
伊地知賢造③28分29秒95/14分09秒88≪22出6区2位、関東IChalf1位、箱2区12位、21:全8区1位、出5区2位、全予3組8位、箱8区9位、20:全6区10位≫
松下裕介③29分26秒30/14分15秒57
平林清澄②28分12秒16/13分55秒30≪22:出3区6位、関東IC1万6位、箱9区2位、21:全7区3位、出6区5位、全予3組3位≫
山本歩夢②28分41秒59/13分46秒92≪22出2区6位、関東IC5千9位、箱3区5位≫
鶴 元太②29分07秒53/14分19秒07≪22関東IChalf8位≫
木村文哉②29分17秒84/14分23秒91
三潟憲人②29分20秒81/13分59秒33≪22関東IC1500m≫
中川雄太②29分34秒08/14分04秒93
嘉数純平①28分58秒44/14分08秒61≪22関東IC5千、21高3区36位≫
上原琉翔①29分52秒46/13分56秒84≪21高1区26位、IH5千17位、20高1区17位、19高1区37位≫
青木瑠郁①30分05秒73/13分48秒61≪22出1区7位≫
全日本大学駅伝は、前回の4位が過去最高。それとは関係なく、優勝を目指していくでしょう。4年生はエースの中西大選手と共に、島崎選手がエントリーに戻りました。出雲記録会にも出場していて、少しずつ状態は上向いてきています。また、出雲出走の藤本選手をはじめ、坂本・川崎選手ら、長い距離を中心に鍛えてきた選手がエントリーされています。
3年生は2名のみ。ロードエースの伊地知選手が一抜けしている形ですが、松下選手も16名に入っていますね。2年生が6名と非常に多くなっています。長距離ロードで大活躍している平林選手と、スピードも兼ね備えている山本選手の2名が抜けていますが、関東ICハーフでは鶴選手が8位健闘。1500mで三潟選手も活躍していますね。直近の大会で1万mベストの木村選手ら、確実に選手層が厚くなっています。
1年生もレベルの高い選手が3名。出雲駅伝1区を任された青木選手だけでなく、北山高組もエントリー。夏前に1万m28分58秒を出していた嘉数選手に、高校時代に5千m13分台の上原選手がエントリー。上原選手は出雲記録会で14分10秒台にまとめていて、本戦も走っておかしくないくらいに状態が上がってきていましたね。
エース選手に、勢いある若手と、長い距離得意な上級生、オーダー予想する楽しみが多いチームですね。その中で優勝に近づけそうなオーダーはなんでしょうか。
終盤区間は、前回と同じでいいのかなと思っています。前回順位を上げたメンバーです。序盤6区間をどう組みましょうか。
1区青木選手…島崎選手がエントリーしましたが、全日本まではもう一度青木選手出走でいいのかなと思います。出雲1区も結構ハイペースになりながらの区間7位でした。全日本駅伝はさらにトップと小差で繋ぐポテンシャルはあるかなと思います。しっかり上位で繋ぎたい。
2区山本選手…1区2区は出雲駅伝の並びと同じになると予想します。山本選手にこの区間を託すのではないでしょうか。出雲2区でも、混戦の中、しっかりと順位を上げていました。ハーフの走力もありますし、山本選手の威力が、より増してくるのではないでしょうか。
3区中西選手…出雲駅伝4区で会心の走りでチームの表彰台上を確実にした中西選手。今度はチームのエースとして、序盤のエース区間3区に入るのかなと思います。ロードのイメージが強いですが、日本IC5千m2位とスピードも抜群。ここでもチームを流れに乗せていく走りができると思います。
4区藤本選手…出雲駅伝で大学駅伝デビューを飾った藤本選手。今回は前半区間となる4区を走ると予想します。強風の中でしたが、他校のスピードランナーにも対抗できていました。距離が延びる全日本大学駅伝で、さらにいい走りができるのではと思います。
5区上原選手…5区には大学駅伝初参加となる1年生上原選手を予想します。高校時代から、一線級の力がありました。前半戦は試合に出ることができませんでしたが、強風の中の出雲記録会ではまずまず。5区なら十分区間上位で走り切る可能性はあるはず。将来のエース候補です。
6区坂本選手…前年も6区を走っている坂本選手を、再度エントリーと予想。前回も区間8位で走っています。今年は関東ICハーフ10位、10月には1万m28分台を達成。走力が上がってきているところで、昨年と同じ区間。どこまでレベルアップできているでしょうか。
7区平林選手…今回も、6区までは混戦の中になるのではないでしょうか。前回はここでシード権外から、8区で4位まで浮上しています。それと同じメンバーが7区8区。しかも走力アップしています。まずは、平林選手が、持ち前のスピード持久力の高さで一気に上位に浮上していければと思います。
8区伊地知選手…ここのところ、最長距離区間を担い続けている伊地知選手。前回は驚きの区間賞でしたが、今回は堂々の区間賞候補筆頭に上がってくるのではないでしょうか。優勝争いの展開が読みにくいですが、どこまで前を追っていけるでしょうか。
出雲駅伝2位で、俄然優勝への渇望が沸いている國學院大。エース選手は本当に強いですね。走力と共に精神的支柱となっている4年生中西選手は、今年は故障なく非常に好調。出雲駅伝2位最大の功労者です。
これに、長い距離になるとさらに威力が増してくる3年伊地知・2年平林選手。前回2人で7区8区を担い、順位を上げていますが、さらに走力を上げています。前半6区間の位置次第では、最後の捲りで上がってくるはずです。
あとは山本選手らスピードある選手の他、4年生2年生にエントリーが非常に多くなっていますね。坂本選手らロード堅実な選手か、2年生も鶴選手ら一気に成長してきている選手がいます。
1年生は、出雲で早くもデビューした青木選手に、大器の上原選手らも臨戦態勢に入っています。他校のレベルアップも激しいと思いますが、全日本大学駅伝も、表彰台以上待ったなし、それだけ戦力高まってきていると思います。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】
姉妹サイトより
【箱根駅伝アニメ:風が強く吹いている完走】
ウマ娘【競走馬元ネタ解説シリーズ】