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【関東インカレ陸上2022】男子長距離5種目[2部3部エントリー]

今年も関東インカレの季節ですね。

2022年5月19日(木)~22日(日)にかけて
第101回関東インカレが行われます。

場所は、国立競技場(東京)※一部日本大学陸上競技場

無事、行われそうで何よりです。

その関東インカレの概要についてと、

箱根駅伝中心のブログの為、

1500m・5000m・10000m・ハーフマラソン・3000m障害の長距離5種目のエントリーと展望を掲載します。

こちらは2部3部になります。

1部はこちら

https://hakonankit-fd.com/article/post-19410.html

ページコンテンツ

第101回関東学生陸上競技対校選手権大会について

関東陸上競技連盟

関東インカレ2022要項

関東インカレ2022標準記録

関東インカレ2022エントリー

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関東インカレ1部・2部校について

陸上の強いチームが1部、それ以外が2部、大学院が3部となっています。

1部校と2部校は、前年の1部下位2校・2部上位2校が入れ替わります。

今年は以下の大学が1部校になります。

1部校
順天堂大学、東洋大学、中央大学、法政大学
東海大学、早稲田大学、明治大学、国士舘大学
日本体育大学、山梨学院大学、駿河台大学、筑波大学
流通経済大学、慶應義塾大学、日本大学、東京学芸大学

2部校は、この16校以外全部。紹介しきれませんので、箱根駅伝で有名な大学をいくつかあげます

2部校
青山学院大学、駒澤大学、東京国際大学、創価大学
國學院大學、帝京大学、神奈川大学、中央学院大学
駿河台大学、専修大学、拓殖大学、大東文化大学
上武大学、城西大学、立教大学、東京農業大学などなど

となってます。

長距離中心の強化で、青学大と駒大が2部にいますので、長距離種目に関しては、1部以上に盛り上がることも多いです。

男子長距離5種目競技日程

【5月19日(木)】
13時00分:男子2部1500m予選3部決勝
13時50分:男子1部1500m予選
17時05分:男子2部3部10000m決勝
18時35分:男子1部10000m決勝

【5月20日(金)】
12時50分:男子2部1500m決勝
13時20分:男子1部1500m決勝
18時00分:男子2部5000m予選3部決勝
19時10分:男子1部5000m予選

【5月21日(土)】
14時55分:男子2部3000m障害予選3部決勝
15時40分:男子1部3000m障害予選

【5月22日(日)】
8時15分:男子2部3部ハーフマラソン
9時30分:男子1部ハーフマラソン
11時40分:男子2部3000m障害決勝
12時00分:男子1部3000m障害決勝
15時10分:男子2部5000m決勝
16時00分:男子1部5000m決勝

2部長距離5種目エントリー・展望

種目別エントリーを紹介して、軽く展望を行います。

予選がある種目は、予選組順、それ以外は駅伝など実績順にしています。

なお、2部3部になります。

1部はこちら

https://hakonankit-fd.com/article/post-19410.html

1500m

大学名 1組目 2組目 3組目
青山学院大学 西川魁星④ 山内健登③ 宇田川瞬矢①
駒澤大学 大和田貴治① 庭瀬俊輝② 桑田泰我①
東京国際大学 吉住 颯②    
創価大学 小暮栄輝② 望月遥平③ 濱口直人②
國學院大學 三潟憲人② 小松恵達① 鈴木景仁③
帝京大学   古川啓太④  
神奈川大学     中原優人②
中央学院大学 上野航平④ 前川洋晴② 工藤巧夢②
駿河台大学      
専修大学 髙瀨 桂④ 佐藤真也①  
拓殖大学      
大東文化大学   倉田 蓮④  
上武大学     山林レオ③
城西大学 五十嵐賢太郎③ 樋口ワシリー① 古橋空弥①
立教大学 マッキャーン将人① 大塚直哉① 後藤謙晶②
東京農業大学 田口 豪① 西  樹②  
東京経済大学      
育英大学   元村航大④ 奥田歩凪④
関東学院大学   野中拓海④ 小林駿介③
  亜大・光安航希① 立正大・平松幸記④ 横国大・石川昌樹④
  芝工大・森本博文② 一橋大・宮本 力④ 清和大 ・鍜治 晃②
  明学大・横溝 匠① 東工大・柴田瀬允④ 上智大・石嵜寛之③
  防医大・田代旺生⑥   平成国大・新井今生人③
  成蹊大・米澤颯斗③    
  東京海大 ・野村洸翔③    
3部大学院
※組不明
東大院・久田淳司(M1) 筑波院・井内優輔(M1) 東工院・竹岡 大(M2)
  筑波院・吉川右門(M1)    

 1500mは本当にいろんな大学がエントリーしていますね。大学院も4名います。優勝候補は、上武大山林選手になってくるでしょうか。前回は2本そろえられずも、予選トップのタイムでした。この1年の成長が楽しみ。

 全体的に、箱根上位校はエントリー多いです。青学大は充分トリプル入賞を狙える陣容。好調西川選手、スピード抜群の山内選手、ルーキー宇田川選手も楽しみな選手です。

 他では、駒大が珍しく3名エントリー。若手中心ですがどこまでいけるいか。創価大は、ロードでも強さを見せていた小暮選手が1500mに!國學院大は昨年も記録を出している鈴木・三潟選手がいます。

 中学大は箱根山下り好走の工藤選手に、3障の実績がある上野選手がこちらにもエントリー。城西大と立教大は1年生が中心ながら実績高い選手。後藤選手も直近の大会を見ると注目です。

 個人としては、神大期待の中原選手、専大はエース髙瀨選手が1500mで加点を狙いに、大東大倉田選手や育英大元村選手ら前回決勝組にも注目です。

10000m

大学名 1人目 2人目 3人目
青山学院大学 近藤幸太郎④ 岸本大紀④ 若林宏樹②
駒澤大学 篠原倖太朗② 白鳥哲汰③ 小野恵祟④
東京国際大学 丹所 健④ 村松敬哲③  
創価大学 新家裕太郎④ 濱野将基④ 松田爽汰④
國學院大學 平林清澄② 中西大翔④ 島崎慎愛④
帝京大学 小野隆一朗③ 西脇翔太③ 北野開平④
神奈川大学 巻田理空③ 小林篤貴③  
中央学院大学 吉田礼志② 伊藤秀虎③ 飯塚達也③
駿河台大学      
専修大学 木村暁仁③ 田島洸樹③  
拓殖大学 江口清洋④    
大東文化大学 井田 春④    
上武大学 K・パトリック① 青山 澪③  
城西大学 山本唯翔③ 藤井正斗④ 木村吉希④
立教大学 関口絢太③ 忠内侑士③ 馬場賢人①
東京農業大学 高槻芳照③ 大塚稜介④  
東京経済大学 大川歩夢④ 下田大翔②  
日本薬科大学 ノア キプリモ④ 中山雄太④ 中野魁人④
育英大学 諸星颯大④ 新田 楓④  
  亜大・吉岡祥希④ 武蔵学・辻野大輝④ 芝工大・松川雅虎④
  関東学大・内野李彗③ 平国大・ステファン カマウ④  
3部大学院 東大院・古川大晃(D2)    

 10000mは箱根駅伝ファンには馴染み深い選手たちがずらりとエントリーしましたね。常連校だけでなく、今年箱根に出場していないチームでも3名フルエントリーしていますし、選手層が厚くあってきています。

 青学大はエース勢ぞろい。箱根2区経験者の近藤・岸本選手に、2年北野若林選手が挑みます。駒大はエース級にまでなってきた篠原選手に、今年カギになりそうな白鳥選手、東国大は箱根3区日本人記録保持者の丹所選手がエントリー。

 國學院大も非常に強く、勢いあるエース平林選手に、4年生中西・島崎選手、十分にトリプル入賞を狙っていける陣容だ。

 他では、中学大は注目の吉田選手が入りました。日薬大中山選手は、日本選手権からの連戦になりますが、やはり強い選手です。農大高槻選手も注目、彼らで上位争いでしょうか。創価大・帝京大・神大らも主力選手揃えています。

 留学生は、日薬大キプリモ選手が抜けていますかね。あとは上武大の新留学生パトリック選手ら3名、例年より起用が少ないような気がしますかね?入賞争いが盛り上がりそうです。

ハーフマラソン

大学名 1人目 2人目 3人目
青山学院大学 西久保遼④ 横田俊吾④ 田中悠登②
駒澤大学 山野 力④ 花尾恭輔③ 円 健介④
東京国際大学 ルカ ムセンビ④ 宗像 聖④ 岡 剛史②
創価大学 緒方貴典④ 本田晃士郎④ 志村健太③
國學院大學 伊地知賢造③ 坂本健悟④ 鶴 元太②
帝京大学 小林大晟② 中野大地④ 末次海斗③
神奈川大学      
中央学院大学 荻沼直人④ 鞍野陸人④ 芳賀利紀②
駿河台大学      
専修大学 ダンカン キサイサ② 野下稜平③ 冨永裕憂④
拓殖大学 山田拓人④ 原田大希④ 関根大地④
大東文化大学      
上武大学 岩田楽也②    
城西大学 中田侑希③ 平林 樹② 小島 拓④
立教大学 忠内侑士③ 山口史朗②  
東京農業大学 北田大起④ 松本虎太郎③  
東京経済大学 小山優輝② 村田悠樹③ 石川晃大③
亜細亜大学 門田雄誠③ 藤田寛大④ 中西勝輝③
日本薬科大学 白石大以夢④ 福永一聖③ 波多江陸人②
芝浦工業大学 橋本章央③ 渡邊悠太② 内山寿頼①
関東学院大学 鈴木健太④ 上原大和④ 森屋源太④
桜美林大学 ダニエル カヨウキ④ 須田大志④ 八木 結④
明治学院大学 安田隼人④ 柗野優輝④  
  育英大・諸星颯大④ 麗澤大・大澤巧使③ 立正大・木實優斗②
  埼玉大・牧野冴希①    
3部大学院 東大院・古川大晃(D2)    

 青学大西久保選手、駒大花尾選手、東国大ムセンビ選手、なんと前回の表彰台メンバーが今年もエントリーとなりました。ハーフマラソンでまた揃うのは珍しいのでは?

 そして、箱根上位校はやはり3名全員エントリー。青学大は西久保選手だけでなく、横田・田中選手も優勝候補に挙がってきます。駒大は実業団ハーフで結果を出した山野選手がエントリーで、大量得点が狙えます。

 また、國學院大は、エース区間を走っている伊地知選手がエントリー。スタミナは学生界でも屈指のものがありますし、彼の優勝の可能性もありそうです。

 このほかにも箱根駅伝に出場できなかったチームでも3名エントリー可能だったチームが多いですね。市民ランナーだった埼玉大牧野選手らも気になる存在。5月という気候の中、誰が入賞争いに絡んでくるか。

3000m障害

大学名 1組目 2組目 3組目
青山学院大学 小原 響③ 黒田朝日① 山下悠河③
駒澤大学      
東京国際大学 麓 逸希③    
創価大学 山下唯心③ 黒木陽向① 溝口泰良③
國學院大學     中薮大智①
帝京大学 鎗田大輝① 大吉優亮③ 山口翔平①
神奈川大学      
中央学院大学 平間純哉① 上野航平④ 小松裕大朗①
駿河台大学      
専修大学      
拓殖大学 荒木暉登① 鎗田光希① 佐々木虎太郎④
大東文化大学     佐竹勇樹③
上武大学 上田陽向③ 北 大輝① 後閑将太④
城西大学 大沼良太郎①    
立教大学 宮澤 徹③   内田賢利③
東京農業大学 野嶋大佑④    
東京経済大学   大川歩夢④ 小池 彪④
亜細亜大学 大迫一樹④ 横山隼人④ 稲森優翔②
関東学院大学   緒方 快① 武藤琉斗③
立正大学 長﨑優斗③ ジョー キアリエ① 中野裕太①
平成国際大学   野口 颯④ 宮内憲広①
湘南工科大学 青木 颯③ 鎌田虎太郎③  
  芝工大・大谷健斗③ 成蹊大・打木耕平③ 日薬大・大曲将護①
  桜美林・青木一真① 武蔵大・北野晴海①  
  東工大・小林将吾④ 群馬大・植村勇太③  
3部大学院 筑波院・重山源斗(M2) 東大院・森田雄貴(M1) 宇都院・青山光生(M1)

 前回の上位入賞者がしっかりエントリーしていますね。前回3位中学大上野選手を初め、東国大麓選手、青学大小原選手、立教大内田選手あたりは、勿論経験もありますし優勝候補になってきますかね。前回決勝進んで理宇大東佐竹・帝京大吉選手あたりも候補になります。

 ルーキーに例年以上に注目で、青学大は黒田選手、帝京大は山口選手ら2名、創価大も実力ある黒木選手、城西大は大沼選手も楽しみ、拓大も2名エントリーなんですね。立正大は留学生のキアリエ選手も含めて、3枠起用で得点狙えます。上武大も何気に3枠ですね。

 また、平地の走力が高い選手では、東経大大川選手が今年もエントリー、亜大はエース級の稲森選手がこちらに入っています。予選組1人ずつの大学院の優勝争いもレベルが高そうです。

 こうやってみると、決勝進出のレベル、8位入賞のレベルが過去最高になってきそうな気がします。

5000m

大学名 1人目 2人目 3人目
青山学院大学 1組佐藤有一① 2組目片将大④ 2組鶴川正也②
駒澤大学 1組佐藤圭汰① 2組安原太陽③ 2組篠原倖太朗②
東京国際大学 1組白井勇佑② 1組山谷昌也④ 2組牛 誠偉②
創価大学 1組リーキー カミナ① 1組葛西 潤④ 2組石丸惇那①
國學院大學 1組山本歩夢② 1組嘉数純平① 2組原 秀寿②
帝京大学 1組柴戸遼太① 2組林 叶大② 2組栗田隆希①
神奈川大学 1組宇津野篤③ 1組尾方馨斗③ 2組島崎昇汰④
中央学院大学 1組松島 匠④ 2組川田啓仁④ 2組小島慎也④
駿河台大学      
専修大学 1組水谷勇登③   2組新井友裕①
拓殖大学     2組吉村 陸④
大東文化大学 1組谷口辰煕④   2組西川千青②
上武大学 1組海村 蓮②   2組村上航大④
城西大学 1組斎藤将也① 2組ビクトリー キムタイ① 2組山中秀真③
立教大学 1組國安広人① 1組林虎太朗② 2組関口絢太③
東京農業大学 1組高槻芳照③   2組深堀 優①
東京経済大学 1組下田大翔②    
亜細亜大学     2組片川祐太②
日本薬科大学 1組中山雄太④   2組ノア キプリモ④
芝浦工業大学 1組横尾 皓①   2組三浦 剛③
関東学院大学 1組森川凛太郎②   2組内野李彗③
桜美林大学 1組内山祐希③   2組白川大地④
平成国際大学 1組土赤本気① 2組穴澤友崇④ 2組ステファン カマウ④
  武蔵学・辻野大輝④ 育英大・奥田歩凪④ 立正大・ジョー キアリエ①
  麗澤大・廣瀬啓伍② 星槎大・デジェン・ テスファレムウェルドゥ  
3部大学院 古川大晃(D2)    

 箱根上位校はスピード豊富な選手多く3枠全エントリー。青学大・駒大・東国大・創価大・國學院大・帝京大・神大・中学大、さらにトラックにも力を入れる城西大・立教大、春に記録を出した平国大も3枠です。これは予選・決勝に分かれるはずです。

 全体的には、1年生など若手をエントリーしている大学と、留学生やエース選手を配置して得点を狙っている大学と分かれていますね。

 留学生の争いは、4年生日薬大キプリモ選手が最有力、創価大のカミナ選手に城西大のキムタイ選手の、新戦力の争いに。記録会を見る限り、まだまだ底が知れません。どれくらいの爆発力があるか。

 上級生主力選手の名前では、復活を期す青学大鶴川選手、東国大は山谷・白井選手が同組に。創価大葛西選手、國學院大山本選手ら優勝候補にあがってくるでしょう。上武大村上選手もこちら、中学大小島選手は復活走がこの大会になるか。

 駒大篠原選手や、農大高槻選手、日薬大中山選手といった1万mとWエントリー組は果たしてどのくらい出場してくるか。彼らが5千mに合わせてくると、入賞争いはさらに混とんと化してきます。

 ルーキーでいうと、注目駒大佐藤選手は、記録会で続いていた1500mでなく5千mへ。手応えはいかが。青学大で同じく即戦力と言われる佐藤選手もエントリー。また、立教大で早くもエース格となってきた國安選手も、こちらへ。色んな所に見所がある5千mになっています。


hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。

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