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【箱根駅伝2022】大学別区間記録から見る高速化の検証

更新が遅れ気味ですみません。

今回は、全体的にタイムが非常に伸びました。

区間 前年(97回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 83回佐藤悠基②東海大61分06秒 吉居大和②中央大60分40秒
2区(23.1㎞) 97回Y.ヴィンセント②東京国際大65分49秒  
2区(23.1㎞) 96回相沢 晃④東洋大65分57秒 田澤 廉③駒澤大66分13秒
3区(21.4㎞) 96回Y.ヴィンセント②東京国際大59分25秒  
3区(21.4㎞) 96回遠藤大地②帝京大61分23秒 丹所 健③東京国際大60分55秒
4区(20.9㎞) 96回吉田祐也④青山学院大60分30秒 嶋津雄大④創価大61分08秒
5区(20.8㎞) 96回宮下隼人②東洋大70分25秒
(81回今井正人②69分12秒)
細谷翔馬④帝京大70分33秒
6区(20.8㎞) 96回館沢亨次④東海大57分17秒 牧瀬圭斗④順天堂大58分22秒
7区(21.3㎞) 96回阿部弘輝④明治大61分40秒 岸本大紀③青山学院大62分39秒
8区(21.4㎞) 95回小松陽平③東海大63分49秒 津田将希④順天堂大64分29秒
9区(23.1㎞) 84回篠藤 淳④中央学院大68分01秒 中村唯翔③青山学院大67分15秒
10区(23.0㎞) 96回嶋津雄大②創価大68分40秒 中倉啓敦③青山学院大67分50秒

区間記録の比較です。1区中大吉居選手と9区青学中村選手が、2000年代の区間記録を破って、MVP同時受賞となったのは、皆さん承知の通り。他にも、10区中倉選手が、従来の記録を50秒も更新する区間記録、3区で東国大丹所選手が日本人記録を28秒更新しています。

 また、近づいた選手も多いのですよね。2区駒大田澤選手は、留学生も含めて24秒更新。2年連続5区区間賞の帝京細谷選手が、終盤風に煽られながらも8秒差、その他の記録もおおむね高くなっています。

 さらに、”最古の区間記録”が、3年前の95回大会8区小松陽平選手の記録となっています。ここにも近年の高速化の流れが見えるようです。

 各大学の区間記録も、かなりの更新があったようなので、今までの大学別記録と、今大会の記録と比較してみていきます。

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【箱根駅伝2022】大学別区間記録更新比較

一部、距離変更やコース変更があった区間もあります。

4区と5区は、81回大会以前の最高
6区は、90回大会以前の最高も、()参考で記載しています。

また、今大会出場大学チームのみとします。

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青山学院大

区間 前年(97回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 92回久保田和真④61分22秒 志貴勇斗②61分25秒
2区(23.1㎞) 96回岸本大紀①67分03秒 近藤幸太郎③67分09秒
3区(21.4㎞) 95回森田歩希④61分26秒 太田蒼生①61分00秒
4区(20.9㎞) 96回吉田祐也④60分30秒 飯田貴之④61分46秒
5区(20.8㎞) 96回飯田貴之②70分40秒 若林宏樹①70分46秒
6区(20.8㎞) 95回小野田勇次④57分57秒 髙橋勇輝④59分03秒
7区(21.3㎞) 94回林 奎介③62分16秒 岸本大紀③62分39秒
8区(21.4㎞) 92回93回下田裕太②③
64分21秒
佐藤一世②64分39秒
9区(23.1㎞) 91回藤川拓也④68分04秒 中村唯翔③67分15秒
10区(23.0㎞) 96回湯原慶吾②69分48秒 中倉啓敦③67分50秒

 青山学院大は9区中村選手10区中倉選手は、大学記録どころか、区間記録でした。かなり大幅な更新さすがですね。また、3区1年生の太田選手も更新。前の記録も、森田選手の当時の区間記録なので、いかに高パフォーマンスだったかが分かります。

 あとは、歴代に記録に秒差に迫った区間も多かった。1区志貴・2区近藤・5区若林選手が、大学記録に10秒以内の記録。7区岸本8区佐藤選手も概ね好記録でした。

順天堂大

区間 前年(97回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 91回松村優樹④62分37秒 平 駿介③63分52秒
2区(23.1㎞) 95回塩尻和也④66分45秒 三浦龍司②67分44秒
3区(21.4㎞) 96回橋本龍一④63分03秒 伊豫田達弥③61分19秒
4区(20.9㎞) 96回野口雄大③62分46秒
(76回野口英盛②62分14秒)
石井一希②61分31秒
5区(20.8㎞) 95回山田 攻④71分59秒
(81回今井正人②69分12秒)
四釜峻佑③71分44秒
6区(20.8㎞) 97回清水颯大④58分06秒 牧瀬圭斗④58分22秒
7区(21.3㎞) 77回坂井隆則③63分38秒 西澤侑真③64分08秒
8区(21.4㎞) 76回奥田真一郎②64分37秒 津田将希④64分29秒
9区(23.1㎞) 75回高橋謙介②69分17秒 野村優作③70分39秒
10区(23.0㎞) 83回松瀬元太④68分59秒 近藤亮太④70分45秒

 順天堂大は、過去優勝争いをしていた75回~77回大会の記録も残っていたりしますね。当時の選手も強かった。そんな中、往路は大きく前を追い上げた3区伊豫田4区石井選手が大学記録。伊豫田選手は1分44秒も更新、石井選手は76回大会の野口選手の記録も実質更新しています。

 5区四釜選手も本調子でない中、山田選手の記録を15秒更新する大会。3区以降の追い上げは素晴らしかったですが、やはり記録も凄かった。復路は、かなり過去の記録も残っている中、8区津田選手が、76回奥田選手の記録を22年ぶりに8秒更新する64分29秒。総合2位の立役者の一人です。

駒澤大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 90回中村匠吾③61分36秒 唐澤拓海②61分19秒
2区(23.1㎞) 97回田澤 廉②67分27秒 田澤 廉③66分13秒
3区(21.4㎞) 96回田澤 廉①61分25秒 安原太陽②64分01秒
4区(20.9㎞) 96回小島海斗③62分01秒
(75回藤田敦史④60分56秒)
花尾恭輔②62分42秒
5区(20.8㎞) 95回伊東颯汰②72分23秒
(76回松下龍治①72分02秒)
金子伊吹②71分19秒
6区(20.8㎞) 97回花崎悠紀③57分36秒 佃 康平④58分53秒
7区(21.3㎞) 76回揖斐祐治②63分12秒 白鳥哲汰②64分12秒
8区(21.4㎞) 77回武井拓麻④64分48秒
97回佃 康平③64分48秒
鈴木芽吹②68分47秒
9区(23.1㎞) 81回塩川雄也④68分38秒 山野 力③68分47秒
10区(23.0㎞) 97回石川拓慎③69分12秒 青柿 響②69分44秒

 駒澤大は、最近のもの以外でも紫紺対決時代の記録が結構残っていますね。その中、往路1区2区はしっかり更新。1区唐澤選手は、後に東京五輪マラソン代表の中村選手の記録を更新する価値ある記録。田澤選手は、昨年の自信の記録を、1分14秒も更新していますね。

 さらに5区区間3位快走で、往路3位に貢献した金子選手は、全コースの76回松下選手の記録を大幅に上回る71分19秒。あまり出走が予想されていなかった中での快走、ナイスです。あとは、9区山野選手が、81回大会当時の区間記録となった塩川選手の記録に、9秒差まで迫ったのが、大きなパフォーマンスでした。

東洋大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 90回田口雅也③61分46秒 児玉悠輔③62分07秒
2区(23.1㎞) 96回相澤 晃④65分57秒 松山和希②67分02秒
3区(21.4㎞) 90回設楽悠太④62分13秒 佐藤真優②62分46秒
4区(20.9㎞) 95回相澤 晃③60分54秒 木本大地③64分17秒
5区(20.8㎞) 96回宮下隼人②70分25秒 宮下隼人④72分22秒
6区(20.8㎞) 96回今西駿介④57分34秒 九嶋恵舜②59分19秒
7区(21.3㎞) 88回設楽悠太②62分32秒 梅崎 蓮①64分13秒
8区(21.4㎞) 88回大津顕杜②64分12秒 蝦夷森章太④65分04秒
9区(23.1㎞) 90回上村和生②69分24秒 前田義弘③68分59秒
10区(23.0㎞) 90回大津顕杜④69分08秒 清野太雅③68分50秒

 東洋大は2区4区相澤選手、3区7区設楽選手、6区今西選手の記録が偉大過ぎますね(^^;

 そんな中、9区前田選手と10区清野選手が、90回大会優勝メンバーである上村・大津選手の大学記録を更新しているのが光りますね。また、優勝争いに戻ってこれるでしょうか。

東京国際大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 95回タイタス モグス③62分50秒
96回丹所 健①63分02秒
山谷昌也③61分49秒
2区(23.1㎞) 97回Y.ヴィンセント②65分49秒
96回伊藤達彦④66分18秒
Y.ヴィンセント③67分02秒
3区(21.4㎞) 96回Y.ヴィンセント①59分25秒
95回真船恭輔③63分37秒
丹所 健③60分55秒
4区(20.9㎞) 96回佐伯 涼③62分53秒 堀畑佳吾③63分11秒
5区(20.8㎞) 96回山瀬大成④72分55秒 倉掛 響①73分58秒
6区(20.8㎞) 94回河野 歩③60分19秒 林 優策②59分33秒
7区(21.3㎞) 97回佐伯 涼④63分10秒 冨永昌輝①64分06秒
8区(21.4㎞) 96回芳賀宏太郎②65分51秒 村松敬哲②65分37秒
9区(23.1㎞) 96回相沢悠斗④69分04秒 宗像 聖③69分57秒
10区(23.0㎞) 96回内山涼太④70分31秒 野澤巧理④69分06秒

 往路の柱と言われていた選手はさすが。1区山谷選手が61分49秒と大学記録を更新、3区丹所選手も大学どころか、日本人最高記録となるタイムを残しています。

 今大会は、復路で総合順位をあげたことが印象に残ってますが、3区間で大学記録を更新。6区林選手が大学初の59分台となる59分33秒。8区村松選手が14秒更新する65分37秒を記録。

 10区野澤選手は、1分半近くも更新する69分06秒のハイレベルの記録!これで、96回大会と同じ総合5位ゴールなのですから、レベル上がっていますね。

中央大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 92回町澤大雅③62分00秒 吉居大和②60分40秒
2区(23.1㎞) 79回藤原正和④67分31秒 手島 駿④68分52秒
3区(21.4㎞) 83回上野裕一郎③62分50秒 三浦拓朗④62分38秒
4区(20.9㎞) 96回池田勘汰③62分51秒
(72回榎木和貴③62分15秒)
中野翔太②62分17秒
5区(20.8㎞) 96回畝 拓夢③72分49秒
(76回藤原正和①71分36秒)
阿部陽樹①71分58秒
6区(20.8㎞) 97回若林陽大②58分45秒
(80回野村俊輔③58分29秒)
若林陽大③58分48秒
7区(21.3㎞) 97回中澤雄大②64分07秒 居田優太②65分49秒
8区(21.4㎞) 81回奥田 実②64分26秒 中澤雄大③65分02秒
9区(23.1㎞) 78回原田 聡②69分34秒 湯浅 仁②68分31秒
10区(23.0㎞) 96回二井康介④70分18秒 井上大輝④71分09秒

  この高速化の中、10年ぶりにシード権獲得した中央大は多く大学記録が出ていますね。1区吉居選手は言わずもがなですが、3区三浦選手が、上野選手の記録を11秒破っていたのは光りますね。

 そんな中で、2区5区藤原現監督(5区は以前のコース)、4区榎木創価大監督(前コース)の記録も燦然と輝くというすさまじさ…。4区中野5区阿部選手は現コースでの大学記録となります。

 復路は、最長距離9区で区間3位の好走を見せていた湯浅選手が、78回大会原田選手の持つ大学記録を、20年ぶりに更新!しかも1分03秒と大幅に更新しているのがポイントですね。こういうのが増えてきたら、上位復帰は充分です。

創価大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 96回米満 怜④61分13秒 葛西 潤③62分21秒
2区(23.1㎞) 97回フィリップ ムルワ③67分18秒
91回後沢広大③72分26秒
フィリップ ムルワ③66分41秒
3区(21.4㎞) 97回葛西 潤②62分41秒 桑田大輔②64分02秒
4区(20.9㎞) 96回福田悠一③61分55秒 嶋津雄大④61分08秒
5区(20.8㎞) 97回三上雄太③72分05秒 三上雄太④73分32秒
6区(20.8㎞) 97回濱野将基②58分49秒 濱野将基③59分04秒
7区(21.3㎞) 97回原富慶季④63分12秒 新家裕太郎③63分42秒
8区(21.4㎞) 97回永井大育③65分10秒 吉田 凌①65分46秒
9区(23.1㎞) 97回石津佳晃④68分14秒 中武泰希④70分47秒
10区(23.0㎞) 96回嶋津雄大②68分40秒 松田爽汰③69分27秒

 3年連続シード権獲得の創価大ですが、全体的に超高速となった前々回や、前回総合2位の記録が、多く並んでいますね。そんな中、エースムルワ・嶋津選手が、しっかりと大学記録を更新する走りをしたのがさすが。あとは8区吉田・10区松田選手もまずまずの記録ですが、大学記録まではいきませんでした。

國學院大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 96回藤木宏太②61分18秒 藤木宏太④61分26秒
2区(23.1㎞) 96回土方英和④67分19秒 伊地知賢造②67分51秒
3区(21.4㎞) 96回青木祐人④61分34秒 山本歩夢①61分59秒
4区(20.9㎞) 96回中西大翔①61分53秒 中西大翔③61分50秒
5区(20.8㎞) 96回浦野雄平④70分45秒 殿地琢朗④72分43秒
6区(20.8㎞) 97回島﨑慎愛③58分39秒 原 秀寿①60分02秒
7区(21.3㎞) 97回徳備大輔④64分17秒 木付 琳④66分22秒
8区(21.4㎞) 82回南 智浩④65分19秒
97回伊地知賢造①65分19秒
石川航平④65分42秒
9区(23.1㎞) 91回廣川倖暉③69分42秒 平林清澄①68分07秒
10区(23.0㎞) 96回殿地琢朗②69分19秒 相澤龍明④71分08秒

 國學院大は、総合3位に入った前々回大会の記録がだいぶ残っていますね。今年の往路も良かったのですが、中西選手が2大会前ギリギリ超えました。藤木・山本選手はあと僅かでした。

 復路9区で、68分07秒を出していた1年生平林選手が、大学記録更新は唯一になりました。約1分半更新はさすがです。他、まだ常連校ではなかったころの、82回大会8区南選手の記録がまだ残っているのは、ポイントです。

帝京大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 96回小野寺悠③61分32秒 小野隆一朗②61分51秒
2区(23.1㎞) 96回星 岳③67分29秒 中村風馬④67分10秒
3区(21.4㎞) 96回遠藤大地②61分23秒 遠藤大地④61分39秒
4区(20.9㎞) 96回岩佐壱誠④62分11秒 寺嶌渓一④63分30秒
5区(20.8㎞) 97回細谷翔馬③71分52秒 細谷翔馬④70分33秒
6区(20.8㎞) 96回島貫温太③58分44秒 北野開平③59分59秒
7区(21.3㎞) 96回中村風馬②64分13秒 福島渉太①65分03秒
8区(21.4㎞) 96回鳥飼悠生③64分50秒 橋本尚斗④67分21秒
9区(23.1㎞) 97回橋本尚斗③69分25秒 森田瑛介④70分29秒
10区(23.0㎞) 96回吉野貴大④68分43秒 西脇翔太②70分31秒

 帝京大は、過去3度総合4位となっていますが、一番最近4位となった96回大会の記録が非常に多いですね。この年はとても好走かしていましたので、やはりというところ。とはいえ、今回は往路2位でした。

 2区中村選手と5区細谷選手と核になる区間が大学記録更新。中村選手は、星選手の記録。細谷選手は自身の昨年の記録ですね。また1区小野選手も大学2番目の記録。4年連続3区の遠藤選手は自身2番目の記録です。往路はやはりすごかった。

法政大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 76回徳本一善②62分39秒 内田隼太③61分58秒
2区(23.1㎞) 76回坪田智夫④68分16秒 鎌田航生④67分11秒
3区(21.4㎞) 94回細川翔太郎④63分52秒 小泉 樹①63分20秒
4区(20.9㎞) 96回河田太一平62分34秒 河田太一平③62分34秒
5区(20.8㎞) 96回青木涼真④71分06秒 細迫海気②74分33秒
6区(20.8㎞) 95回坪井 慧③58分30秒 武田和馬①58分40秒
7区(21.3㎞) 77回奈良澤徹③63分53秒 中園慎太郎③64分09秒
8区(21.4㎞) 81回田中宏幸②64分57秒 稲毛祟斗②66分20秒
9区(23.1㎞) 96回清家 陸②69分52秒
(78回土井洋志③69分37秒)
清家 陸④69分22秒
10区(23.0㎞) 81回秋山和稔③71分16秒 川上有生③70分39秒

 一気に高速化したここ2年で苦戦していた法政大は、20年以上前の記録を次々と更新。ロケットスタートと言われた76回大会の1区徳本2区坪田選手の記録が、今回1区内田2区鎌田選手が同時更新。とはいえ、2選手とも今大会では区間9位だったことを考えると、いかにレベルが上がっているかが思い知らされます。

 また3区小泉選手はルーキーながら大学記録を更新する63分20秒。河田選手は、2大会前の自信の記録と全く同タイムという珍記録となりました。

 復路、シード権獲得へ粘り倒した9区清家10区川上選手が大学記録更新。清家選手は、途中棄権の78回大会の時の土井選手のタイムもついに上回る結果。川上選手は23年ぶり更新でした。これで、最古記録は77回大会7区奈良澤選手に。今回中園選手が迫りましたが、惜しかったですね。

東海大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 83回佐藤悠基②61分06秒 市村朋樹④61分24秒
2区(23.1㎞) 87回村澤明伸②66分52秒 松崎咲人③70分11秒
3区(21.4㎞) 97回石原翔太郎①62分05秒 神薗竜馬②63分46秒
4区(20.9㎞) 96回名取燎太③61分37秒 本間敬大④63分46秒
5区(20.8㎞) 95回西田壮志②71分18秒 吉田 響①70分44秒
6区(20.8㎞) 96回館沢亨次④57分17秒 川上勇士③58分53秒
7区(21.3㎞) 84回佐藤悠基③62分35秒 越 陽汰①63分09秒
8区(21.4㎞) 95回小松陽平③63分49秒 入田優希②65分53秒
9区(23.1㎞) 95回湊谷春紀④69分36秒 竹村拓真③69分36秒
10区(23.0㎞) 96回郡司陽大④69分08秒 吉富裕太④72分53秒

 東海大はレジェンドたちの記録がまだまだ光ってますね。そんな中、5区山登りの吉田選手や、やはり大学記録を更新。前任者の記録を早くも上回っています。9区竹村選手は、初優勝メンバーの湊谷選手と同タイムです。

 あとは記録迫ったということで、1区市村選手が、佐藤悠選手の記録にあと18秒まで迫ったのがポイントです。

神奈川大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 91回我那覇和真③62分34秒 巻田理空②62分03秒
2区(23.1㎞) 93回鈴木健吾④67分26秒 西方大珠④68分39秒
3区(21.4㎞) 95回井手孝一②63分29秒 宇津野篤②63分37秒
4区(20.9㎞) 94回大塚 倭④62分21秒 小林政澄②63分08秒
5区(20.8㎞) 96回井手孝一③72分01秒
(74回勝間信弥①71分28秒)
山崎諒介③71分59秒
6区(20.8㎞) 97回宇津野篤①59分26秒
(75回中澤 晃④58分06秒)
横澤清己④59分35秒
7区(21.3㎞) 77回吉村尚悟①63分20秒 川口 慧④64分39秒
8区(21.4㎞) 77回林健太郎④65分15秒 大泉真尋②65分56秒
9区(23.1㎞) 73回高嶋康司③70分10秒 小林篤貴②69分57秒
10区(23.0㎞) 97回佐々木亮輔①69分58秒 有村祐亮③70分27秒

 神大は、山を走ったレジェンドたちの記録が凄まじいですね。5区山崎選手が現コースの大学記録を更新も、74回往路優勝のテープを切った勝間選手の記録まではいかず。6区は中澤選手の記録が凄まじいですね。

 全体で見ると、1区巻田選手が大学記録を更新する62分03秒、9区で小林篤選手が、初優勝メンバーの高嶋選手の記録を25年ぶり更新する69分57秒健闘です。のあ、最古の大学記録は77回大会7区吉村8区林選手となりました。

早稲田大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 70回渡辺康幸②61分13秒 井川龍人③62分23秒
2区(23.1㎞) 71回渡辺康幸③66分48秒 中谷雄飛④68分45秒
3区(21.4㎞) 85回竹澤健介④61分40秒 太田直希④62分23秒
4区(20.9㎞) 96回千明龍之佑②62分25秒
(71回小林雅幸②61分35秒)
石塚陽士①62分20秒
5区(20.8㎞) 94回安井雄一④72分04秒
(72回小林雅幸③70分27秒)
伊藤大志①73分24秒
6区(20.8㎞) 91回三浦雅裕③58分31秒 桝本匡哉②60分13秒
7区(21.3㎞) 69回武井隆次③62分53秒 鈴木創士③63分48秒
8区(21.4㎞) 97回千明龍之佑③64分55秒 千明龍之佑④65分23秒
9区(23.1㎞) 96回新迫志希④69分17秒 佐藤航希②70分42秒
10区(23.0㎞) 81回高岡 弘③69分40秒 山口賢助④70分42秒

 早大は、全体的に苦戦していましたので、歴代のエース選手にはちょっと届かない記録が多かったですね。そんな中、4区で1年生の石塚選手が、現コースでの大学記録更新となりました。

明治大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 92回横手 健④61分44秒 手嶋杏丞④62分13秒
2区(23.1㎞) 87回鎧坂哲哉③67分36秒 鈴木聖人④69分11秒
3区(21.4㎞) 95回阿部弘輝③62分07秒 児玉真輝②63分39秒
4区(20.9㎞) 96回金橋佳佑②62分59秒 小澤大輝③62分23秒
5区(20.8㎞) 96回鈴木聖人②71分49秒 下條乃將③74分54秒
6区(20.8㎞) 96回前田舜平③58分48秒
(90回廣瀨大貴④58分16秒)
杉本龍陽③59分28秒
7区(21.3㎞) 96回阿部弘輝④61分40秒 富田峻平③63分02秒
8区(21.4㎞) 97回大保海士④63分59秒 櫛田佳希③66分01秒
9区(23.1㎞) 91回木村 慎③68分58秒 加藤大誠③70分26秒
10区(23.0㎞) 87回小林優太④70分39秒 橋本大輝④69分11秒

 明治大も全体的に苦戦しましたが、2区間大学記録を更新。4区小澤選手が36秒更新、さらにアンカー橋本選手が、11年ぶりに更新する中で、1分28秒も更新!最終学年に大きな伸び、個人として大きな勲章を手にしました。

国士舘大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 95回住吉秀昭④62分54秒 木榑杏祐④62分03秒
2区(23.1㎞) 96回R.ヴィンセント②66分46秒
88回伊藤正樹④69分40秒
R.ヴィンセント④66分41秒
3区(21.4㎞) 88回藤本 拓④63分08秒 荻原陸斗④64分06秒
4区(20.9㎞) 96回石川智康④63分49秒 三代和弥④63分09秒
5区(20.8㎞) 95回鼡田章宏③74分21秒 山本雷我②73分50秒
6区(20.8㎞) 97回曽根雅文④59分00秒 福井大夢③59分33秒
7区(21.3㎞) 96回清水拓斗②65分12秒 清水拓斗④65分31秒
8区(21.4㎞) 97回清水悠雅②66分55秒 山本龍神②66分44秒
9区(23.1㎞) 96回福田有馬④71分47秒 綱島辰弥③69分09秒
10区(23.0㎞) 96回孝田拓海③71分33秒 望月 武③72分20秒

 久々にシード権争いに食い下がった国士舘大。7区間も大学記録を更新しますね。1区木榑選手が51秒更新する62分03秒、4年連続2区のヴィンセント選手は、最終学年で自己ベスト更新する66分41秒です。

 凄いのは9区綱島選手で、2分38秒も更新する69分09秒の好タイム。来季のエースですね。4区三代・5区山本・8区山本選手も食い下がった中のタイムです。

中央学院大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 96回栗原啓吾②61分26秒 栗原啓吾④64分47秒
2区(23.1㎞) 84回木原真佐人③67分42秒 吉田礼志①70分13秒
3区(21.4㎞) 91回塩谷桂大③63分07秒 武川流以名③63分10秒
4区(20.9㎞) 96回城田 航④62分49秒 伊藤秀虎②64分37秒
5区(20.8㎞) 94回細谷恭平④72分17秒 吉本光希③73分17秒
6区(20.8㎞) 96回武川流以名①58分25秒 工藤巧夢①58分47秒
7区(21.3㎞) 96回吉田光汰④64分55秒 松井尚希④65分15秒
8区(21.4㎞) 82回杉本芳規④64分48秒 馬場竜之介④66分08秒
9区(23.1㎞) 84回篠藤 淳④68分01秒 吉田光汰④70分53秒
10区(23.0㎞) 90回山田侑紀③71分16秒 中島稜貴③70分26秒

 中央学院大は全体的に苦戦もありましたね。3区武川選手があと3秒、5区6区は健闘しましたが、歴代の選手が早すぎました。

 そんな中、アンカー中島選手が大学記録を8年ぶりに更新。これも50秒更新しての70分26秒。うまく走れたのではないでしょうか。

日本体育大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 96回池田耀平③61分21秒 高津浩輝③63分58秒
2区(23.1㎞) 97回池田耀平④67分14秒 藤本珠輝③67分21秒
3区(21.4㎞) 86回野口拓也③62分46秒 大畑怜士④62分47秒
4区(20.9㎞) 94回富安 央④63分34秒 分須尊紀①63分31秒
5区(20.8㎞) 94回小町昌矢④72分49秒
(65回島津秀一④72分40秒)
吉冨純也②74分30秒
6区(20.8㎞) 93回秋山清仁④58分01秒 盛本聖也③61分36秒
7区(21.3㎞) 97回森下滉太④64分25秒 漆畑徳輝②66分14秒
8区(21.4㎞) 77回解良健二②65分38秒 九嶋大雅③68分49秒
9区(23.1㎞) 90回矢野圭吾④68分29秒 大内宏樹④71分45秒
10区(23.0㎞) 81回山田紘之④69分05秒 佐藤慎巴④70分40秒

 日体大も歴代エースが凄かったですね。2区藤本は、前回の池田選手に僅か7秒の67分21秒、3区大畑選手は、86回野口選手の記録に僅か1秒及ばない62分47秒でした。

 そんな中、4区分須選手が、94回富安選手の記録を3秒更新する63分31秒大学記録!ですが、これで区間15位です。今回いかに早かったかわかります。

山梨学院大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 71回中村祐二②61分32秒 木山達哉③62分14秒
2区(23.1㎞) 85回M・モグス④66分04秒
86回高瀬無量③69分03秒
ポール オニエゴ④66分49秒
3区(21.4㎞) 88回O・コスマス61分38秒
91回井上大仁④62分56秒
髙田尚暉①64分07秒
4区(20.9㎞) 97回ポール オニエゴ③62分15秒
95回宮地大輝③65分03秒
(79回D.カリウキ④61分32秒)
(71回井幡政等④62分00秒)
伊東大輝③63分43秒
5区(20.8㎞) 93回上田健太③74分28秒
(74回横田一仁③71分25秒)
成毛志優④74分49秒
6区(20.8㎞) 97回日影優哉②59分06秒
矢島洸一④59分25秒
7区(21.3㎞) 71回國増尚吾②64分38秒 川口航士郎④65分29秒
8区(21.4㎞) 73回古田哲弘①64分05秒 橘田大河③69分16秒
9区(23.1㎞) 90回阿部竜巳③69分46秒 石部夏希③74分44秒
10区(23.0㎞) 91回兼子侑大④70分09秒 篠原 楓③70分45秒

 全体t系に苦戦もあった山学大は、全チームで唯一大学記録更新できなかったです。4区伊東選手が、日本人の大学記録を更新したのみ。オニエゴ選手は歴代の留学生強かったし、5区6区まずまずもあと少しでした。

 過去の記録を見ると、27年前優勝メンバーの記録が残っているのですね。1区中村選手の記録はともかく、7区國増選手の64分38秒が残っていたのはびっくりしました。

駿河台大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 96回吉里 駿③63分32秒 清野太成③63分20秒
2区(23.1㎞) 95回西沢晃佑④70分57秒 ブヌカ ジェームス④70分19秒
3区(21.4㎞) 93回平賀喜裕④63分41秒 町田康誠③63分35秒
4区(20.9㎞)   今井隆生④66分58秒
5区(20.8㎞)   永井竜二③76分59秒
6区(20.8㎞)   小泉 謙③58分47秒
7区(21.3㎞) 92回平賀喜裕③64分55秒 新山舜心②65分26秒
8区(21.4㎞)   出仙龍之介③66分56秒
9区(23.1㎞) 97回町田康誠②70分40秒 田尻 健④71分11秒
10区(23.0㎞)   阪本大貴④70分41秒

 初出場の駿河台大ですが、これまで延べ5名の選手が、学生連合にして出走していました。1区2区3区9区と主要区間を担っているのは凄いですね。そして1区2区3区に関しては、清野・ブヌカ・町田選手がともに僅かずつですが更新。エースも歴代の選手より早くなっていますね。

 逆に、7区平賀・9区町田選手の記録はそのまま残りました。やはり当時のエース選手の記録。新山・田尻選手もまずまず走りましたが、及びませんでした。

専修大

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 74回湯浅龍雄④62分46秒 木村暁仁②61分24秒
2区(23.1㎞) 83回座間紅祢③68分35秒 高瀬 桂③71分04秒
3区(21.4㎞) 74回藤原正昭④63分33秒 ダンカン キサイサ①66分34秒
4区(20.9㎞) 97回国増治貴②67分30秒
(71回三瓶 智②64分35秒)
水谷勇登②63分54秒
5区(20.8㎞) 97回野下稜平①79分15秒
(71回高木 展④73分36秒)
野下稜平②75分50秒
6区(20.8㎞) 97回南 里樹②60分17秒
(82回辰巳陽亮④59分07秒)
(73回小栗一秀④59分07秒)
横山佑羽④60分02秒
7区(21.3㎞) 63回松本卓也④65分00秒
(88回安島慎吾④64分49秒)
国増治貴③64分11秒
8区(21.4㎞) 82回佐藤彰浩③66分33秒 岩間 暁④67分29秒
9区(23.1㎞) 84回木下卓己③70分40秒 服部友太④70分43秒
10区(23.0㎞) 90回上野大空④71分15秒 中山敦貴②73分58秒

 今回最下位だった専修大もいくつか更新。1区で74回大会区間賞の湯浅選手の記録を、木村選手が24年ぶりに更新!61分24秒はかなりの記録です。4区水谷選手は、全コース三瓶選手の記録も更新ですね。

 さらに、7区国増選手が64分11秒大学記録を更新。連合を除き、チームとしての記録では、63回大会のものを35年ぶりに更新!今大会で最も古い大学記録を更新しています。他では山は、前回大会の記録を更新。9区服部選手は、あと3秒でした。手応えは色々あったのではないでしょうか。

関東学生連合

区間 前年(97回)まで 今年の記録
1区(21.3㎞) 92回山口修平④創価大62分15秒 中山雄太③日薬大61分41秒
2区(23.1㎞) 87回梶原有高③松蔭大68分50秒 並木寧音②東農大68分16秒
3区(21.4㎞) 96回菅原伊織③城西大63分12秒 斎藤俊輔④立教大63分47秒
4区(20.9㎞) 96回上土井雅大④亜大63分24秒 村上航大③上武大63分30秒
5区(20.8㎞) 96回外山 結②育英大74分19秒
(80回鐘ケ江幸治④筑波大72分21秒)
福谷颯太③筑波大73分01秒
6区(20.8㎞) 96回竹上世那④流通経大59分05秒 鈴木康也①麗澤大59分13秒
7区(21.3㎞) 95回田中健祐④東京農大64分41秒 田島公太郎①慶應大66分33秒
8区(21.4㎞) 97回高槻芳照②東京農大65分56秒 大野陽人③大東大66分09秒
9区(23.1㎞) 96回渡辺晶紀④山梨学大70分22秒 竹井祐貴④亜細亜大69分03秒
10区(23.0㎞) 97回松川雅虎③芝浦工大70分50秒 諸星楓大③育英大69分12秒

 久々健闘した学生連合。高速化した仲ですから、やはり更新は多く5区間にもなりました。1区日薬大中山選手・2区農大並木選手のスタートダッシュでともに記録更新。またオーダー編成の関係で予選トップの筑波大福谷選手が5区で現コースで更新。とはいえ、MVP獲得レジェントの鐘ヶ江選手の記録が凄いです。

 復路では、9区亜大竹井・10区育英大諸星選手が1分以上も更新。これは中々の好記録です。他、4区上武村上・6区麗澤鈴木・8区大東大野選手も、記録にあと少し。全体的にレベルが高いはずでした。

まとめ

 21チーム中20チームに大学記録更新があり、法政大・国士舘大のように5区間以上もみられるケースがあり、全体的に高速化だった今年は、やはりレベルの高い記録が生まれていますね。レジェンドの記録の更新もいくつか見られました。

 過去の記録の更新は、少し寂しい面もありますが、それでもレベルアップしていくことがいいなと思います。99回・100回は、どんな記録が生まれるかワクワクしますね!


コメント

  1. べるげん より:

    参考記録ですが、竹井選手は9区の亜大記録も更新していたはず。(奇しくも前記録保持者は連合の山下監督)

    • hakonankit より:

      >べるげんさん
      そうですね。亜大竹井選手は、参考ながら亜大の9区記録も更新していますね。山下監督も嬉しかったのではないかなと思います。