箱根駅伝2022予選会のエントリーも発表され、日に日に緊張感が高まってきています。
当サイトでも、6つに分けて、
各大学の紹介や戦力分析をしていこうと思っています。
まずは、非強化チームや強化下位校の紹介になります。
①非強化&強化下位校の応援企画 ☜
②強化中堅校の本戦&連合出場応援!
③トップ通過するのはどこか!?
④連続出場繋げられるか!?
⑤常連校の復帰はあるのか!?
⑥初出場or伝統校復帰は!?
ページコンテンツ
なお、展望&戦力分析するにあたり、
ハーフマラソンの狙えるタイムに分けた
独自のランキングを行っています。
ランキング
JOKER(10点)~60分19秒(97回1位、84回1位)
SSS(9点)60分20秒~60分59秒(97回2-4位、95回1位)
SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(97回なし、96回1-2位)
S(7点)61分40秒~62分19秒(97回5-23位、95回3-8位)
A(6点)62分20秒~62分59秒(97回24-60位、96回3-5位、95回9-15位)
B(5点)63分00秒~63分39秒(97回61-130位、96回6-10位、95回16-43位)
C(4点)63分40秒~64分19秒(97回131-204位、96回11-24位、95回44-79位)
D(3点)64分20秒~64分59秒(97回205-246位、96回25-49位、95回:80-129位)
E(2点)65分00秒~65分39秒(97回247-289位、96回50-97位、95回:130-180位)
F(1点)65分40秒~66分19秒(97回291-326位、96回98-140位、95回:181-222位)
G(0点)66分20秒~66分59秒(97回327-360位、96回141-193位、95回:223-248位)
上位10名得点:
参考:過去3年間(97回、96回、95回)
トップ通過:63点、27点、54点
10位通過:49点、14点、31点
※97回周回コースで超高速、96回は暑くなりました。
ここ数年の記録などを参考にして、主が独自に、その選手がターゲットにできそうなタイムを当てて、点数化することで、戦力分析をしています。
他の人と違う予想をしていることも多いと思いますので、ご理解と意見の受け止めお願いいたします。
【過去3年間の成績】
97回38位11:50:07
96回不出場
95回不出場
F(1点)65分40秒~66分19秒(97回291-326位、96回98-140位、95回:181-222位)
奥谷研祐③30分32秒92≪20:予317位66分07秒≫
藤田康平④30分47秒12≪20:予DNF≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(97回327-360位、96回141-193位、95回:223-248位)
熊澤諒哉②31分27秒18≪20:予433位≫
吉川大智④31分49秒09≪20:予498位≫
齊藤 元④31分56秒95≪20:予328位≫
柳田旭潤②32分02秒99≪20:予466位≫
松田朋樹①32分05秒12
鎌田虎太郎②33分09秒79≪20:予431位≫
箱根駅伝へ向けて本格強化を進めている湘南工科大。昨年初めて予選に出場し、総合38位という成績でした。今年になって、少しずつトラックでも、大学名を見ることが増えました。
上級生がぐっと伸びています。前回予選で66分少しで走り切った3年奥谷選手が1万m30分32秒、それから4年藤田選手が30分47秒マーク。彼らがまず連合に挑戦といったところか。
また4年斎藤選手は3000mチームトップ8分28秒をマーク。2年鎌田選手は3000m障害で9分17秒をマーク。これは来年の関東IC初めてユニフォームを見れるかな?
他にも熊沢選手ら複数が1万m31分台、1年では松田選手が32分05秒を出していますね。まずは、全体としてどこまで短縮できるかですね。
【過去3年間の成績】
97回33位11:35:28
96回記録なし(10名出走できず)
95回35位12:04:45
G(0点)66分20秒~66分59秒(97回327-360位、96回141-193位、95回:223-248位)
笠井大輝②32分51秒36≪20:予413位≫
島田淳志②33分13秒00≪20:予442位≫
出淵文也③33分25秒20≪20:予434位≫
鈴木清太郎①33分36秒30
渡辺龍平③33分36秒77≪20:予457位≫
昨年はびっくり大躍進の予選33位!なんと非強化チームの中ではトップの成績だった。一昨年の10名完走できなかったところからの上昇、個人としても63分台・65分台が出るなどインパクトがとても高かったです。
その時のメンバーは抜けて、今年は試合にはそれほど出場していない様子。まずは1年生に標準を切ってもらう形での大会が多かったです。その1年生は、鈴木選手ら3名が標準切り。12名エントリーにこぎつけました。
上級生では、2年笠井選手が32分51秒ベスト、同じ2年島田選手が33分13秒を出していて、エントリーのタイムよりも良い感じですかね。
タイムだけ見ると、その32分51秒が最高で、あとは33分台。とはいえ、前回のことがあるので、ひそかに走力アップしている選手もいるかもしれません。まずは前回の予選33位からキープできるかというところです。
【過去3年間の成績】
97回34位11:36:30
96回32位11:53:54
95回29位11:43:18
E(2点)65分00秒~65分39秒(97回247-289位、96回50-97位、95回:130-180位)
久田淳司④31分27秒42≪20:予356位66分47秒、18:全4区17位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(97回291-326位、96回98-140位、95回:181-222位)
道岡 聖④30分52秒67≪20:予392位68分29秒、18:予396位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(97回327-360位、96回141-193位、95回:223-248位)
中根美七海③31分57秒17≪20:予420位≫
瀬川莉玖③32分41秒22≪20:予365位67分07秒≫
金山裕生④32分11秒22
加藤悠生④32分11秒97≪20:予417位、19:予451位、18:予419位≫
加藤泰斗④32分13秒11≪20:予421位、19:予369位≫
東京大もぐっと強化が進んでいますね。昨年から卒業生があまりいないので、今年はチーム記録を縮めていくチャンスでもあります。
まず柱になるだろうと思われる選手がいて、まずは4年久田選手。高専時代に全日本駅伝の出走経験もあって入学時には話題になりました。前年の予選は66分台で走破。今年は9月に5千m14分26秒好記録。長距離どこまでいくか。
さらに、4年道岡選手が1万m30分52秒とチームトップのタイムを出しました。5千も14分45秒のベスト。長距離ロードもいけるか。3年中根選手も5千14分57秒、1万m32分切ってきました。着々と強化が進んでいます。
前回67分台で走った3年瀬川選手も順当にエントリー。昨年しっかり走っている4年加藤悠選手・加藤泰選手、さらに4年生で予選初挑戦ながら1万m32分11秒をだした金山選手ら注目選手は多くなっていますね。
過去最速タイムを出す可能性は充分。非強化チームとしてもやっぱり一番強くなりそうな感じです。
【過去3年間の成績】
97回35位11:40:08
96回32位12:09:27
95回31位11:51:39
E(2点)65分00秒~65分39秒(97回247-289位、96回50-97位、95回:130-180位)
大久保友貴④30分40秒23≪20:予293位(65分42秒)、19:予329位、18:予307位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(97回291-326位、96回98-140位、95回:181-222位)
岡田拓巳③31分08秒50≪20:予438位、19:予497位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(97回327-360位、96回141-193位、95回:223-248位)
森山功稀②31分50秒86≪20:予423位≫
石堂爽空②32分04秒08≪20:予437位≫
島貫聖吾③32分38秒99≪20:予418位≫
声をかけるのみという方式で、強化を続けている帝京平成大。95回予選は総合31位だったが、前回は35位と少しずつ落としていっている。そろそろ浮上としたい。
切り札となるのは、エースの大久保選手。前回予選前に30分40秒を出して話題になっていましたが、予選でも65分42秒の大学記録。今年は5千で14分42秒ベスト更新。暑かった9月平国大記録会で30分54秒。単純な走力は上がっているかもしれません。
2番手以降は少し離れている感じですが、31分08秒をマークしている3年岡田選手、31分50秒の2年森山選手らが続く。前回予選400位台前半に入っている選手たちがどれほど上がっているか。
直前の記録会では、大久保選手以外は少し低調でしたが、1ヵ月の仕上がり次第では、十分に昨年を超えるチームになるはずです。
【過去3年間の成績】
97回36位11:46:01
96回33位12:05:05
95回30位11:44:29
F(1点)65分40秒~66分19秒(97回291-326位、96回98-140位、95回:181-222位)
森田雄貴④30分23秒31≪20:予310位66分03秒、19:予362位、18:予373位≫
丸山翔太郎④30分53秒89≪20:予366位67分08秒、19:予301位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(97回327-360位、96回141-193位、95回:223-248位)
横田健剛③32分15秒07
坂本清弥①32分30秒29
松本一希④33分10秒55≪20:予436位、18:予400位≫
東京理科大もトラックで好記録を出す選手が何人かいますよね。95回予選は総合30位と躍進した時もありました。今年はどこまでいけるでしょうか。
昨年の主力の中から、4年森田・丸山選手がしっかりエントリー。前回66分台・67分台を記録している選手たちです。研究などで理科大の4年生は少ないことが多いのですが、今年は彼らを含め5名エントリーしていますね。
9月日体大で試合出場していて、森田選手が5千m14分56秒、丸山選手が1万m31分43秒。自己ベストには及びませんが臨戦態勢です。
他では3年横田選手が伸びてきて1万m32分15秒ベスト。15大学対抗戦でも5千m優勝しています。初の予選どこまで行くか。1年も坂本選手が32分30秒まずまず。
11名エントリーですが、昨年の経験者も多い。しっかり総合力で勝負していきたいところです。
【過去3年間チーム記録】
97回37位11:49:24
96回41位12:45:52
95回不出場
B(5点)63分00秒~63分39秒(97回61-130位、96回6-10位、95回16-43位)
古川大晃(D1)29分08秒79≪19:全7区14位、18:全6区15位、17:全5区12位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(97回131-204位、96回11-24位、95回44-79位)
阿部飛雄馬(M2)29分20秒80≪20:予150位63分48秒、箱10区21位相、19:予64位、18:予224位、17:予270位、16:予212位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(97回327-360位、96回141-193位、95回:223-248位)
松本啓岐(D2)31分10秒48≪20:予384位67分47秒、19:予356位、16:予341位、14:予390位≫
栗山一輝(M2)31分54秒97≪20:予398位68分43秒、19:予251位、18:予312位、17:予373位、16:予395位≫
滑り込んできました。箱根予選エントリー期日前日時点で標準突破者は8名。秋季オープンで、2名の選手が33分後半ながら標準突破。良かったです。何より、連合に本気で走れる選手が今年入部したのですから…。
古川大晃選手は、コアな駅伝ファンは聞いたことがある名前でしょう。熊本大・九州大院で力をつけ、17年~19年に、3年連続で全日本大学駅伝出場。区間12位~区間15位の成績で、関東地区のランナーにも対抗している選手です。
その選手が、今年4月から、東大院博士課程1年と所属が変わっているのですからびっくり!関東ICにも出場して、他大の学部生とも戦っています。1万m29分08秒の走力は、十分に連合射程圏内です。
他では、連合で昨年の箱根本戦を走っている阿部選手も健在。日本ICでは29分38秒15位と健闘と、その脚力は保つどころか、上がってる?前回予選150位63分48秒の更新も期待できます。
まだまだ選手はいて、松本選手は昨年5千m14分52秒、1万m31分10秒を記録。前回予選67分台から進化はあるか。來山選手も毎年安定していますかね。
研究の兼ね合いもあり、選手によっては制限時間内での完走を目指すこともありますが、現状の精いっぱいの走りをしてくれれば。
【過去3年間の成績】
97回39位11:52:09
96回34位12:05:44
95回34位12:02:29
F(1点)65分40秒~66分19秒(97回291-326位、96回98-140位、95回:181-222位)
西尾 元②31分07秒40≪20:予453位≫
長友勇樹④31分33秒27≪20:予399位(68分45秒)、19:予401位、18:予417位≫
戸髙裕太③32分16秒40≪20:予452位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(97回327-360位、96回141-193位、95回:223-248位)
宮本龍二③32分19秒97≪20:予411位≫
寺田倖太朗④32分22秒68≪20:予426位、19:予380位、18:予424位≫
例年安定して、予選に出場している一橋大。直前に、1年生の選手が33分50秒台を出して、12名でのエントリー。さらに戦う体制が整った。
上位陣は密かに面白く、5千mを中心にベストを縮めている選手が続出。前回予選トップの4年長友選手が春から夏にかけて連続で更新。15分05秒まで縮めてきています。3年戸高選手も秋に15分08秒マークしていますね。
また、元々5千m14分台を持っている2年西尾選手が、9月に1万m31分07秒自己ベスト!予選では彼がエースという異なってくるかもしれません。このあたりは楽しみですね。
他では、前回チーム上位で、1万m32分前半を持っている宮本・寺田選手あたりが、走力をキープしているか。十分に前回より縮めるのは可能です。
【過去3年間の成績】
97回41位12:05:32
96回37位12:28:15
95回36位12:08:08
F(1点)65分40秒~66分19秒(97回291-326位、96回98-140位、95回:181-222位)
伊藤颯吾④31分14秒59≪20:予379位(67分30秒)、19:予425位、18:予429位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(97回327-360位、96回141-193位、95回:223-248位)
小林将吾③32分56秒27≪20:予390位(68分27秒)、19:予419位≫
柴田瀬允③33分54秒74≪20:予396位(68分38秒)、19:予460位≫
年々厳しくなっていく予選の戦いにも食い下がっている東京工業大。9月に1年生の選手が標準突破して10名。そこからさらに10月33分50秒台で滑り込んだ選手が2名、12名エントリーで臨みます。
主力は、4年生エース伊藤選手。1万m31分14秒59はチーム内断トツ。5千mでは、9月に14分54秒のベストを出していて、スピードの切れは増してきています。ハーフマラソンのタイムもどこまで短縮できるか。
そのほかの選手は、1万mの記録上は離れていますが、前回予選で68分台で走っている3年小林・柴田選手は出走機会があれば伸びそうか。2人とも5千15分10秒台ベストは持っていて、ポテンシャルは高い。
他にも、ギリギリ標準突破ながら、2年大野選手など楽しみな選手も出てきています。距離がハーフマラソンになってから、初の総合11時間台も可能に見えます。
【過去3年間の成績】
97回43位12:12:48
96回42位12:49:27
95回–位(10名完走できず)
E(2点)65分00秒~65分39秒(97回247-289位、96回50-97位、95回:130-180位)
奈良大寿②31分08秒22≪21:予299位65分47秒≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(97回327-360位、96回141-193位、95回:223-248位)
石嵜寛之②32分48秒01≪21:予447位≫
重盛克彦④33分09秒18≪21:予429位、20:予479位≫
予選本番での苦戦は続いていますが、今年も何とか10名揃えてきた上智大。長距離ブロックは10名しかおらず、中距離ブロックの一部の力も借りました。
今年度になった時点で標準突破者8名でしたが、1年生の選手が春シーズンに突破、9月になって、2年生の選手が30分50秒台ながら標準突破して10名となりました。
エース選手は一人飛びぬけて強い選手がいます。前回予選65分台で走破している2年奈良選手。高校までアメリカで過ごしていた選手です。9月関東新人で5千m14分54秒ベスト、その走力はさらに上がっているか。
そのほかは差がありますが、1500mで関東IC標準突破する3分56秒を出した石嵜選手ら同じ2年生の選手が続くでしょうか。また前回予選健闘の4年重盛選手も継続して試合に出ています。総合力でしっかり戦えるようにしたい。
前回より5チーム参加が少ない41校です。昨年は特例で5000mの記録も認められていましたが、今年は10000mのみに(その代わり2年間有効ですが…)。
コロナ禍で試合の開催がまだまだ少ない中、ぎりぎりのところの大学は、対応に苦慮してしまいました。試合出場すら、許されない大学もあったようですし…
そんな中、前回の予選出場は、12年前の86回大会。そんな大学が、9月から猛チャージ。手元集計で予選標準突破9名!…特例で紹介します。
9月記録会
村田④32分45秒93
(日本インカレ1500m出場PB3分50秒41)
齋藤③33分19秒85
米澤②33分40秒11
國井①33分42秒12
藤井②33分47秒99
打木②33分48秒15
10月記録会
石橋①33分07秒11
井口①33分22秒82
本宮④33分53秒52
箱根駅伝ファンとしては、頭の片隅には残しておきたい成蹊大学。雑学として、箱根駅伝本戦出場1度のみの大学として、出てくる大学です。
予選には継続して出場していたのですが、86回予選を最後に出場が途切れていました。87回予選を前に、予選標準の引き上げがあったからです。
しばらく予選参加に向けて、頑張っていましたが、その後は部員が10名に足らなくなる年もあり、挑戦さえもできなくなっていました。
個人としては、現4年の村田選手が、8月に1500m3分50秒41の好記録をマークし、日本インカレに出場していましたが、いつのまにか部員数を揃えていたとは…
村田選手を含め9月の記録会で6名突破、10月秋季オープンで3名が突破。怒涛の追い込みをかけましたが、10番手は34分後半、惜しくも12年ぶりの予選出場はなりませんでした。
それでも、この秋の結果は見事!次年度の復活を今から夢見たいですね。
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