出雲駅伝の週の間や、もうひとつの出雲駅伝が中止になったことから、
一部で記録会の開催もあったようですね。

ここでは、
2021年10月13日(水)に行われる
第12回早稲田大学長距離競技会と、

+αで他の記録会の結果(一部非公認含む)を掲載します。

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【結果】第12回早稲田大長距離競技会

早稲田大競争部【公式サイト】

大会は夕方に行われるようです。

競技日程
16時35分:男子5000m
17時15分:男子10000m1組
17時55分:男子10000m2組
18時35分:男子10000m3組

判明している参加大学は、創価大・早稲田大・明治大です。他にあったら追記します。

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5000m・10000m最終組

創価大学まとめ

10000m
1組
松田爽汰③29分35秒23★
横山魁哉③29分35秒55★
溝口泰良②29分35秒78★
市原利希也③29分44秒33
野田祟央①29分49秒38★
安坂光瑠①29分50秒35★
吉田悠良②29分57秒97
DNF藤ノ木丈①
2組
永井大育④29分27秒26★
小野寺勇樹④29分39秒27
中武泰希④29分43秒30
村田海晟③30分37秒30
本田晃士郎③30分38秒14
森下 治②30分42秒52
3組
三上雄太④29分03秒20★
石井大揮②29分28秒98★

 創価大は収穫が多かったですね。1組では3年松田・横山選手に、2年溝口選手が29分35秒で自己ベスト。1年生野田・安坂選手も29分台で初1万mデビューしています。2組では4年生が奮起。永井選手が復調の自己ベスト、小野寺・中武選手は、自己ベストに近いタイムです。

 最終組では、出雲補欠だった三上・石井選手が出走し、ともに自己ベスト!今季不調に苦しんでいた三上選手が29分03秒復調したのは、創価大にとって大きいですね。激坂王・箱根5区へ視界良好。2年生世代が上がってほしい中、石井選手のベストもナイスですね。

東洋大学まとめ

5000m
石川 心②14分34秒91
家吉新大②14分40秒37
伊東卓駿②14分40秒85
岡田朋也②14分50秒63
渡辺亮太②14分56秒47
鈴木隆介①14分59秒69

10000m
1組
1位熊崎貴哉②29分29秒64★
村上太一②29分30秒17
菅野大輝②29分35秒81★
長尾大輝③29分35秒89★
佐藤真優②29分37秒29
小林亮太①29分37秒90★
藤城裕大④29分38秒89★
荒生実慧③29分39秒64★
梶野稜太郎②29分42秒26★
永吉恭理①29分46秒30★
宮下隼人④29分46秒33
十文字優一②29分51秒59★
下山田稜①30分14秒38
吉田 周①30分19秒91
松田 爽①30分51秒14
久保田悠月③31分38秒48
増田涼太①31分40秒50

 10000mは全日本大学駅伝メンバー入りを狙う選手や、復調を確かめる主力選手が出場しています。全体トップは2年熊崎選手で29分29秒記録!前年同時期5000mで大幅ベストだったと思います。ただ、今回は残念ながらエントリーに入らず。

 入ったのは同じ2年から村上・菅野・佐藤選手。佐藤選手の復調は嬉しいですね。それから1年生実力者小林選手も選ばれました。上級生奮闘した4年藤城、3年長尾・荒生選手は今回は惜しかったです。

 それから4年生エース宮下選手が復帰レース。29分46秒を記録。今季中々上がってきませんでしたが、ついにですね。29分46秒でしたが、ロードやタフさには定評があります。しっかり全日本駅伝のエントリーに名を連ねました。

 全体見ても、レースに出場できる選手が多いようで何より。今回は5千m出場となった2年家吉・渡辺選手らもさらに調子があがってくれれば。

早稲田大学まとめ

5000m
濱本寛人②14分35秒66★
菅野雄太①14分45秒47★
白井航平③14分48秒83
草野洸正①15分00秒34
和田悠都①15分18秒41
佐藤皓星④15分43秒70

10000m
2組
室伏祐悟④29分47秒91
安田博登③29分49秒85★
河合陽平④31分05秒72
3組
山口賢助④28分42秒77
辻 文哉②28分54秒74★
鈴木創士③30分19秒23

 早大は個々によって分かれた感じですかね。5000mは濱本・菅野選手が自己ベスト。1万mは2組は箱根を狙う組、室伏選手に上昇気配があり、今季好調の安田選手が29分台ベストです。

 3組では全日本駅伝出走するだろう選手たちがエントリー。山口選手がGMO勢と絡みながら、自身2度目の28分台とほぼ復調。彼が戻るとスピードランナーを前半につぎ込めます。前回全日本1区の辻選手も28分台!出雲から入れ替わりの可能性は十分あり。鈴木選手がなかなか安定しないかな…。とはいえ駅伝で粘れるのでどうなのでしょうか…。

國學院大學まとめ

10000m
2組
松延大誠④29分27秒08★
瀬尾秀介②29分30秒89★
原 拓巨④30分34秒82
3組
沼井悠斗①29分19秒33★
阿久津佑介③29分20秒39★
坂本健悟③29分23秒50
石川航平④29分49秒86
川崎康生③30分07秒58

 國學院大は、おそらく全日本駅伝のエントリーを狙う選手が出場。2組では松延選手が大幅ベスト。3組では出雲エントリーの坂本・石川・川崎選手を、1年沼井・3年阿久津選手が上回る展開に。國學院大選手層がまたぐっと厚くなりましたが、さて前田監督はだれを選んだでしょうか。

明治大学まとめ

5000m
溝上稜斗①14分31秒90
黒髪悠太郎③14分59秒76

10000m
1組
田村 圭④29分47秒58★
中嶋大樹④30分13秒96
角南隆行②31分13秒54
2組
1位植田雅弘④29分23秒71★
大西理久④30分07秒11
3組
下條乃將③29分00秒44★
佐久間秀徳④30分00秒56

 明治大は、惜しくも箱根予選のエントリーに入らなかった選手が、10000mに出場。4年生の出場も多く、田村・植田選手が意地の自己ベストを出しています。その中で3年下條選手が好記録。29分00秒とあと一歩28分台の大幅自己ベスト!箱根予選エントリーに入っていない選手の記録ですから、予選メンバーも奮い立つでしょう!

その他の大学まとめ

10000m
2組
當山凌司④29分39秒59★ 城西大
3組
今江勇人(M2)28分46秒64★ 千葉大大学院

 城西大の當山選手が29分39秒の大幅自己ベスト!箱根予選のメンバーには入っていない選手です。どこの大学もレギュラー争いの激化が目立ちますね。また、千葉大大学院今江選手も参戦。28分46秒64とさらに自己ベストを更新しています。本当にすごいですね!

第125回日体大記録会

2021年10月9日10日(日)
出雲駅伝の裏で行われていたようです。

日体大記録会【公式サイト】

全体の結果

1500mと、学内5000m・10000m記録会好調だったようです

1500m
片山直人③3分40秒90 環太平洋大
飯島陸斗3分41秒48 阿見AC
山田俊輝②3分41秒56 中央大
廣澤優斗③3分42秒03 日本体育大
楠 康成3分43秒61 阿見AC
中野倫希①3分44秒11 中央大
安倍優紀②3分44秒99 東海大
馬場勇一郎②3分45秒79 明治大
高村比呂飛①3分45秒91 日本体育大
中井啓太③3分47秒46 環太平洋大
望月遥平②3分51秒48 創価大
大竹康平3分57秒41 レディ薬局
飯澤千翔③3分59秒65 東海大

 環太平洋大は凄いですね。今度は片山選手が3分40秒を記録。近々中距離王国になっていきそう。他にも阿見AC飯島選手が3分41秒、中大は山田・中野選手、日体大は廣澤・高村選手ら好記録です。秋シーズンでも800m・1500mあたりの種目が、これから目が離せないようになっていきそうです。

日本体育大
5000m
藤本珠輝③13分58秒24
岩崎壮也①14分29秒44★
渡野幹大①14分35秒89
河合瑛希①14分38秒29
小野木俊コーチ14分39秒93
山下大毅①14分41秒33
城井利哉②14分41秒77
富永椋太①14分45秒12
多賀健人①14分46秒55
三好紘生②14分49秒35

10000m
盛本聖也③29分02秒98★
佐藤慎巴④29分05秒17★
分須尊紀①29分07秒26★
大畑怜士④29分18秒59
漆畑徳輝②29分19秒26★
大内宏樹④29分34秒33
村越凌太③29分35秒10
吉冨純也②29分37秒23
九嶋大雅③29分42秒18
田中槙梧②29分46秒35★
名村樹哉③29分49秒95
高津浩輝③29分51秒00★
矢島琉聖①29分53秒61★
續木日向④30分08秒74
西槇駿祐①30分12秒38★
中田 仁④30分15秒94★
溝上賢伸①30分16秒93★
大森椋太②30分17秒75★
北脇秀人③30分18秒49★
松浦凛太郎③30分18秒55★
谷口貴亮③30分27秒46
奥山恵親③30分31秒15
中津川亮②30分35秒25
松永悠吾③30分38秒87
金城 岳③30分43秒11
植松孝太①31分18秒67

 5000mと10000mが学内記録会で行われています。エース藤本選手は、5000mでシャープに調整。単独で13分台はさすが。

 他、メンバーを争っているだろう選手が1万mに出場。2年連続出走している盛本選手が大幅ベスト29分02秒トップ!今年ついに浮上か。1500m得意なスピードランナー佐藤選手も29分05秒、3障専門の分須選手も29分07秒!他の種目が専門の選手も上がってきています。これはチーム活性化するのでは!?

 5千mで結果が出ていた漆畑選手も29分19秒まずまず。主力大畑・大内・村越選手らも29分前半~中盤、このあたりは余裕を持っているかな?他、今回は選ばれていませんが田中・高津選手など29分台ベストの選手も出てきています。選手層はしっかり厚くなっていると思います。

2021年度関東学連秋季オープン競技会

2021年10月9日(土)に行われていました。箱根駅伝予選会しゅつじょうをかけている大学としては、実質ラストチャンスの大会でした。

全体の結果

武蔵野学院大学
チャールズ カマウ②28分38秒43
舩田圭吾④30分20秒08
青木涼哉②30分23秒25★
尾形拓海②30分28秒81
加賀屋耀①31分08秒87
銘苅春史①31分11秒58
黒澤 明④31分11秒75
福本陽樹①31分34秒51

駿河台大
吉野恭平①31分12秒18

清和大
鍜治 晃①30分46秒67★

 箱根予選標準切りのチームが多く出場する中、武蔵野学院大が出場。連続での1万mなのでちょっとびっくり。カマウ選手に勢いが戻ってきて28分38秒。4年連合に選ばれたことのある舩田選手は、前回よりだいぶタイムを短縮。どこまで合わせられるでしょうか。

 3000mあたりが強い青木選手も少しずつ対応してきているかな?他のメンバーも前回のタイム通りにはきている模様です。

 他では、長距離強化宣言をしている清和大から、1年鍜治選手が30分46秒大幅ベスト!中学時代から有力ランナーですが、練習積めればやっぱり強いですね。今回は予選エントリーなりませんでしたが、これから十分期待です。

中央大学内10000mトライアル

2021年10月9日(土)に中大で学内10000mトライアルが行われたようです。目的は全日本大学駅伝選考のためだそうです。

1位山口大輔①29分33秒39
2位伊東大翔②29分52秒73
3位井上大輝④30分08秒14

 中央大は学内で1万m記録会が開催された模様です。ひとまず箱根予選外れていた伊東・井上選手が出場していてほっとしました。また、千守選手も最初の方でPMを務めていた模様です。

 ここ数か月勢いがあった山口選手がチームトップの29分33秒。気象条件が悪かったのでまずまずですが、28分台には届かず悔しいゴールに。藤原監督も、今年は特に強さを求めているようですね。とはいえ、全日本駅伝は少し入れ替わる可能性もあるので、さてどうでしょうか。

[非公認]もうひとつの出雲駅伝とか

 非公認で、3大学のみで行われたようですね。夕方でも気温が高かったと思いますが、駒大4年佃選手が14分10秒ほどのまずまずのタイムで走破しています。関東ICハーフでも好走経験がありますが、暑い条件には強いですね。

 たらればですが、今回の出雲駅伝で、佃選手を繋ぎ区間に使えば、駒大の総合順位もう少しよかったかもしれませんね。向かい風にも、もっと対処できたかも。選手層が分厚いからこそ、いろんなことを考えてオーダーを組まなければならなくなってきています。

Next Race

16日(土)第9回順天堂大学競技会


hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。