前半のトラックシーズンの大会がほぼ終わりました。どの大学駅伝チームも、何かしらの収穫があったのではないでしょうか。
当サイトでは、現時点での三大駅伝の区間オーダー予想をしていこうと思っています。
まずは、昨年はコロナ禍で中止になった出雲駅伝2021から!関東地区の大学の出場校のオーダー予想です。
その前に、今年の出雲駅伝を簡単に説明しておきます。
今年は、2021年10月10日(日)ですね。
体育の日が、オリンピックの開会式の日に移動していますので、祝日ではありません。
区間距離は掲載通り
となっています。区間距離が長い1区3区6区が一般的にエース区間と言われています。
近年は、どこのチームも総合力が高くなっていて、前回大会(2年前)は、アンカー区間まで5チームに優勝の可能性があるくらいでした。
とはいえ、エースの比重が、三大駅伝で一番高いのは変わりありません。エース選手たちの競演がたまりませんね。
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※今回は、前半戦あまり出場していない主力選手は、それほどオーダー予想に入れていません。
まず、3冠を狙っていく駒大から!それに相応しい強いオーダーが組めますね。大ブレイクして、関東ICはじめ各大会確実にトップを取る唐澤選手を1区、
新エースに成長した鈴木選手を3区に置いてどんどん攻めていく。そして最後までもつれたとしても、そもそもの走力が高いうえに凄まじいラストスパート力がある田澤選手をアンカーへ。
そしてどの区間でもそつなくこなせそうな花尾選手を、ジョーカーとして繋ぎ区間に回せるという超強力なオーダーです。あとは勢いのある2年生から赤津・安原選手を起用予想としましたが、秋以降どうなりますかね?
出雲駅伝ついに初出走となる創価大ですね。前半戦出場がなかった葛西選手は、今回は外して予想しています。
そのため、ムルワ選手は3区と早めの起用で、ここで大きな流れを作る想定です。あとは自分でガンガンいける嶋津選手をアンカーへ、新主食選手の新家選手を1区に予想しています。
繋ぎ区間は、最近勢いのある山森選手ら2年生の選手や、スピード展開だと強そうな3年濱野選手の予想です。どのくらい選手が揃うかな?
東洋大は、長距離エース4年生宮下選手を敢えて外して、3年生以下に経験を積ませるオーダー予想です。
とはいえ、1区で成功が続く児玉選手、5千m13分40秒台までベストを短縮した及川選手を2区、エース候補佐藤・松山選手を3区と6区に置いていますから、流れに乗れれば、上位校と真っ向勝負できるオーダーです。
繋ぎ区間も、今年台頭してきた柏選手ら、5千m13分台やそれ相応しい実力をつけている選手での予想です。やはり東洋大不気味です。
青山学院大は、5000m13分台が20名以上いて、非常にオーダー予想が難しくなっていますね。思い切って、監督の期待が高い鶴川・若林選手を、1区と6区の予想にしています。
そして展開が読みにくい2区に、駅伝力が高い佐藤選手。3区は1万m持ちタイムが飛びぬけている近藤選手に託しています。彼らが万全ならしっかり戦えるかな?
4区と5区には、かつての勢いを取り戻しつつある宮坂・山内選手を予想。彼らが持っているポテンシャルを発揮することが出来れば、十分に優勝戦線に戻れます。
東海大は前半重視の予想です。一気にトラックの記録が伸び、日本選手権さえも経験した市村選手を1区、少しずつ持っているポテンシャルを発揮できるようになった喜早選手を2区へ。
そして大エースと化した石原選手を3区で大きな見せ場を作りに行く予想です。残りの区間は、勢いある選手でまだ駅伝未経験の松尾・佐藤選手、アンカーは長距離逞しくなってほしい竹村選手にしています。
徳丸選手ら1年生が仕上がってくれば、彼らも使いたいですが…。選手層はじわじわ厚くなってきているので、選手間の争いも注目です。
タレント揃いの早大。前半戦出場していない鈴木・小指選手らを外して予想していますが、役者は揃っています。
1区は接戦が得意な井川選手、2区は今期絶好調で、暑かったホクレンで13分台ベストの菖蒲選手、3区はエース中谷選手で一気に先頭へ。3選手とも絶好調なら強力な布陣です。
その後ですね。1万m27分台の走力を持つ太田直選手を敢えて4区で抜け出す、5区にルーキー伊藤選手、アンカーは関東IC5千m表彰台千明選手で優勝の夢見れるか。面白いチーム構成なのは確かです。
順天堂大も爆発力があり、ランナーが揃っているので面白いオーダーができるのですよね。オリンピックがある三浦選手は、最短の2区の予想にしていますが、それはそれで非常に怖いのですよね。5千m13分20秒台のスピードでトップに立てるか。
難しい1区は、同期の石井選手に任せて、3区はスピード抜群の伊豫田選手でまずは勝負。どこまで戦えるか。4区は話題のルーキー服部選手、5区は一度駅伝を走らせたい四釜選手の予想です。
アンカーは、やはり箱根2区出走の野村選手で。昨年の箱根予選以降主要大会で本当に外していないですね。序盤で抜け出せれば、ワンチャンスありますよ。
ここにきて5000m13分台のランナーが増えて、ぐっと戦力の厚さが増してきた帝京大。箱根を走る前からスピードが高い橋本選手を1区、エースに育ってほしい小野選手を2区に予想します。
3区は箱根往路経験の中村選手、4区はジョーカーとして遠藤選手。5区は一気に成長してきた4年生森田選手にしています。アンカーは不動ではないかと思われる細谷選手。平地でのエース対決が楽しみです。
國學院大もエース力が強くて上位を狙っていけるチーム構成です。出雲の1区は藤木選手でいいでしょう。他の駅伝よりも1区の重要性が高い駅伝ですので。
2区は平地のスピードがついてきた島崎選手で繋ぎ、もうエース級の走力がついてきている1年平林選手を思い切って3区に。個々を乗り切れれば面白い。
4区5区は主要区間を走ってもおかしくない木付・伊地知選手、アンカーは、完全復活していることを願って中西大選手起用と予想します。再び上昇気流に乗ってきていますが、果たして。
一番読みづらいかもしれません。優勝を狙ってくるのかどうか…。優勝を狙うなら、日本人エース丹所選手を1区で確実にトップ付近へ。最長距離のアンカーに大エースヴィンセント選手と、王道配置になると思います。
その間の選手起用が読みにくいですが…。スピードがある白井・山谷選手が復調しているなら、2区3区にしたい。あとは、5000m記録を出している堀畑・林選手でしょうか。
とはいえ、東国大も選手層は非常に厚いので、予想外の抜擢もありそうかな?アンカーに大砲がいるので、何かやってきそうなチームです。
悩みますね。今のところの僕の予想です
今のところ、駒澤大が一番穴のないオーダーが組めるのかなぁと思っています。エース力が強くて1区3区6区は人材がいるし、繋ぎ区間にもエース級の選手が残せるほどの選手層がありますね。
そう思うと、早大もタレント揃いで、繋ぎ区間にもエース選手を残せますかね。順大は三浦選手のカードをどう使ってくるか。一旦先頭に立つとこのチームは粘ります。エース力は國學院大も強いが果たしてどうか。
総合力ということでは、毎度優勝争いを繰り広げる東洋大と青山学院大は充分に表彰台候補、優勝も勿論チャンスの芽はあります。
そして分からないのが東国大。全日本予選大逆転トップ通過の立役者となったヴィンセント・丹所選手のエース力と、選手層も何気に怖いのですよね。いつかの日本大パターンがありますから…。
秋口の記録会が終わったら、もう出雲駅伝エントリーになっていきます。季節が巡るのは早いですよ~。
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