2021年5月20日(木)~23日(日)にかけて、記念すべき第100回関東インカレ陸上が行われます。場所は、相模原ギオンスタジアム・相模原ギオンフィールド・よみうりランド敷地内周回コースとなります。コロナ禍、他色々とありましたが、開催されます。
箱根駅伝や大学長距離を中心としたサイトの為、長距離5種目(1500m・5000m・10000m・ハーフマラソン・3000m障害)の結果速報やレース詳細についてまとめています。
こちらは、2つ目の長距離決勝種目の10000mになります。
競技日程は、
5月20日(木)
12時00分:2部予選1組2組3組4組&3部決勝
12時50分:1部予選1組2組
5月21日(金)
15時55分:2部決勝
16時25分:1部決勝
となっています。
なお、関東インカレ陸上の詳細はいかにまとめています。
以下、1日目と2日目のyoutubeメインチャンネルです。
動画:関東学生陸上競技連盟 公式チャンネル 様
動画:関東学生陸上競技連盟 公式チャンネル 様
ページコンテンツ
予選・決勝それぞれの結果です。
予選は2組5着+2名が決勝進出
1組
1位小島優作④3分48秒06★ 順天堂大 Q
2位菖蒲敦司②3分48秒24 早稲田大 Q
3位山田俊輝②3分48秒37 中央大 Q
4位居田優太②3分48秒89★ 中央大 Q
5位村本龍彦③3分49秒11 山梨学院大 Q
6位山本起弘④3分49秒15★ 日本大
7位梅谷康太③3分49秒57★ 流通経済大
8位林 晃燿①3分50秒62★ 城西大
9位都築勇貴③3分52秒34 山梨学院大
10位廣澤優斗③3分53秒36 日本体育大
11位吉田海渡①3分54秒16 筑波大
12位増田涼太①3分55秒06 東洋大
13位福田翔哉②3分55秒43 駿河台大
14位安倍立矩①3分56秒37 慶應義塾大
15位溝口 仁②3分56秒53 東海大
16位飯澤千翔③3分58秒74 東海大
17位北野大輔②4分04秒66 法政大
山本龍神② 国士舘大
順大小島選手が先頭、2番手慶大安部選手以降一団となって進んでいく。中盤になって順大小島選手が一人飛び出していく。2番手集団は溝口・飯澤選手ら東海大勢や中大勢が中心。小島選手が単独先頭のまま、残り1周。2番手には中大山田・早大菖蒲・流経梅谷選手らが上がり追い上げにかかる。
小島選手に追いついた菖蒲・山田選手までが上位3着に。4着以下が大混戦となり、最後に追い上げた中大居田・山学村本選手までが着順通過。わずかな差6着の日大山本選手や、7着流経梅谷選手は、2組の結果を待つことになった。
2組
1位三浦龍司②3分46秒29★ 順天堂大 Q
2位小林竜也③3分48秒36★ 筑波大 Q
3位花牟礼隆汰③3分48秒38★ 東海大 Q
4位中野倫希①3分48秒66★ 中央大 Q
5位清野太成③3分48秒75★ 駿河台大 Q
6位石塚陽士①3分48秒85 早稲田大 q
7位甲木康博①3分49秒01 東洋大 q
8位佐藤慎巴④3分49秒04★ 日本体育大
9位半澤黎斗④3分49秒26 早稲田大
10位加藤大成③3分49秒30 山梨学院大
11位田中蒼大④3分49秒58 筑波大
12位油谷航亮①3分50秒02 順天堂大
13位腰塚遥人④3分50秒70 東洋大
14位河野慶太③3分51秒45 慶應義塾大
15位栗原直央①3分53秒69 城西大
16位中島弘太①3分58秒28 国士舘大
水金大亮② 日本体育大
早大の石塚選手が積極的に引っ張っていく。続くのが筑波大小林選手、3番手に注目の順大三浦選手が続く展開。石塚選手が先頭のまま残り1周、バックスストレートで筑波小林・中大中野・順大花牟礼選手らが先頭争いに。残り150mになってついに順大三浦選手がスパート!圧巻のスピードで断トツトップ通過を果たす。
大混戦となった2位集団は、筑波小林・東海花牟礼・中大中野・駿河清野選手が順位通過。3分49秒前後に入った、早大石塚選手や東洋甲木選手がタイム通過。100分の3秒差で8位の日体佐藤選手や、1組目の選手はタイムでも届かなかった。
動画:いだてん 様
1位三浦龍司②3分48秒57 順天堂大+8点
2位菖蒲敦司②3分50秒87 早稲田大+7点
3位居田優太②3分52秒14 中央大+6点
4位小島優作④3分52秒89 順天堂大+5点
5位中野倫希①3分53秒27 中央大+4点
6位石塚陽士①3分53秒38 早稲田大+3点
7位小林竜也③3分53秒42 筑波大+2点
8位清野太成③3分54秒49 駿河台大+1点
9位山田俊輝②3分57秒92 中央大
10位甲木康博①3分58秒44 東洋大
11位花牟礼隆汰③4分02秒18 東海大
12位村本龍彦③4分05秒62 山梨学院大
強かった!一人だけ異次元のラストスパートで勝利順大三浦選手!
予選で見せた圧巻のスパートから、多くの方が三浦選手が勝利するのでは…と思われていた三浦選手。決勝でも、予選以上のスプリント力を見せて圧勝を果たしました!
前方にはいますが、決して先頭には立たず、3番付近の好位置をキープ。残り150mあたりで一気の切り替え!同じくスパートしていた早大の選手を全く寄せ付けず、後続に2秒以上の差をつけての圧勝劇!
日本記録を出した3000m障害のレースや、昨年の全日本大学駅伝1区で見せていた爆発力を1500mでも発揮しました。多くのレースに合わせて、そしてこのスプリント力!今後の活躍にますます注目です!
大健闘!勝負した早大菖蒲選手が2位、中大居田選手3着!
三浦選手の圧勝の裏で、かなりのスピードを見せていたのが早大菖蒲選手。残り200mで勝負を仕掛けて、レースを先導していた順大の選手を追いかけています。その選手は交わして、他の選手は寄せ付けなかったのですよね。3位以下は1秒以上引き離しています。彼ももっているスパートを見せつけた形です。
そして3位に食い込んだのは中大居田選手!中盤に位置していて、残り1周通過でもまだ7番手あたり。前を走る早大の選手を追いかける形でじわじわと浮上。トップ2の爆発力には及ばずも、しっかりと終盤の勝負に徹していて好印象!なお、上位3名は2年生。やはりこの世代は面白いです。
引っ張った順大小島選手4位!順大・早大・中大がW入賞!
順大と早大の選手は2番手の選手も粘っていたのですよね。むしろ、レース全体を先導していたのは、順大と早大の2番手の選手でした。早大1年生の石塚選手はレース序盤から中盤まで先頭を引っ張る積極性を見せています。終盤は苦しげな表情になるも、6位と粘っています。
中盤以降レースを先導したのは順大小島選手。予選では一人で一時抜け出していましたね。決勝はそこまではいきませんでしたが、思い切って集団を引っ張り、残り100m付近までトップをキープ。最後の直線も大きく落ちずに4位フィニッシュ!やりたいことはできたのではないでしょうか。
さらに5位には、中大2人目・ルーキーの中野選手!残り1周の時点で、前方の集団に入れなかったのですが、そこからじわじわ追い上げてきました。最終的に早大の同じルーキーの選手は交わして5位フィニッシュ!嬉しい結果ですね!なお、順大・中大・早大が6位までそれぞれW入賞!この激しい争いは見ごたえがありました。
食らいついた!筑波小林・駿河清野選手が入賞圏内!
入賞争いはちょっと意外な選手が入りましたね。7位には筑波大のエース格の小林選手!1年時に活躍しかけましたが、故障などで2年時はほとんどレースに出られませんでした。
今年になって記録会で自己ベストを出していましたが、関東インカレ1500m決勝の舞台に立つとは!しかも、終盤まで2番手の位置をキープする積極性。最後まで入賞圏内にとどまったのは見事です。筑波大元気が出る結果ですね!
8位は、まだ箱根駅伝への出場がない駿河台大から、清野選手が頑張りました!トラックなどで記録を出してはいましたが、関東インカレ1500m決勝で8位入賞をもぎ取ったのは驚き!陸上競技部として、1部残留もかかっていた中、貴重な1点を獲得!今後自信になる結果です!
2部予選は4組上位2着+4名
1組
1位松井尚希④3分48秒61★ 中央学院大 Q
2位三潟憲人①3分48秒74★ 國學院大 Q
3位宮坂大器③3分49秒17 青山学院大
4位馬場勇一郎②3分49秒28 明治大
5位吉村 陸③3分50秒14 拓殖大
6位庭瀬俊輝①3分51秒16★ 駒澤大
7位村田 光④3分52秒64★ 成蹊大
8位平松幸記③3分52秒86 立正大
9位新井今生人②3分54秒04 平成国際大
10位田中莉生②3分54秒94 東京農業大
11位野中拓海③3分56秒08 関東学院大
12位丸山翔太郎④3分58秒74 東京理科大
3部1位加太宏明(D3)4分00秒61 横浜国立大
関口友太① 創価大
平国大新井選手が先頭で比較的早めのペースで進む。中盤からは青学宮坂・明大馬場・拓大吉村選手ら入れ替わっていく。残り1周で國學三潟選手が先頭へ、縦長になっていく展開で追い上げてきたのが中学松井選手。残り50mで先頭に立つと、三潟・宮坂・馬場選手らを引き離して先頭でゴールしました。
2組
1位蓮沼直希④3分49秒96 駒澤大 Q
2位ミラー千本真章③3分50秒75 立教大 Q
3位倉本玄太②3分52秒53 青山学院大
4位新井晴文①3分52秒59 明治大
5位前川洋晴①3分52秒85 中央学院大
6位冨永昌輝①3分53秒69 東京国際大
7位濱口直人①3分53秒96★ 創価大
8位福井悠斗②3分53秒99 東京経済大
9位木實優斗①3分55秒32 立正大
10位金川亮太③3分56秒12 一橋大
11位小田恭平①3分56秒87 大東文化大
中原優人① 神奈川大
田代旺生⑤ 防衛医大
青学倉本選手らを中心に、先ほどよりスローペースで推移ししていく。2番手には東国冨永・駒大蓮沼選手ら。残り1周、東国冨永・立大ミラー千本選手らが前に出てくる。チラー千本選手がバックストレートで先頭に立ち、スパート!これに唯一反応したのが蓮沼選手で、2人があっという間に抜け出す。蓮沼選手がトップ!少し緩めた千本選手が2着でゴールしました。
3組
1位加藤 駆②3分46秒80 立教大 Q
2位倉田 蓮③3分46秒90★ 大東文化大 Q
3位望月遥平②3分47秒07★ 創価大 q
4位近藤 亨③3分47秒26★ 明治大 q
5位鈴木景仁②3分47秒70 國學院大
6位奥田歩凪③3分50秒53★ 育英大
7位入沢世良①3分52秒27★ 拓殖大
8位工藤巧夢①3分52秒67 中央学院大
9位久田淳司④3分52秒95★ 東京大
10位小林飛斗③3分55秒59 芝浦工業大
11位下別府輝③3分58秒30 東京経済大
12位石嵜寛之②4分06秒05 上智大
小林峻也④ 東京国際大
國學鈴木選手が引っ張り、早いペースで進んでいく。中盤からは立大加藤選手が先頭へ。今までより一番縦長の展開になる。そのまま立大加藤選手らを先頭のまま残り1周、どんどん集団が絞らていき5名で最後の直線へ。加藤選手に並びかけた大東倉田選手までが着順。これについていった創価望月・明大近藤選手がタイム。僅かに遅れた國學鈴木選手は通過ならなかった。
4組
1位山林レオ②3分45秒88★ 上武大 Q
2位元村航大③3分46秒50★ 育英大 Q
3位斎藤俊輔④3分46秒71 立教大 q
4位山内健登②3分47秒63 青山学院大 q
5位篠原倖太朗①3分48秒19★ 駒澤大
6位島崎昇汰③3分54秒36 神奈川大
7位大林洸己①3分55秒38 東京国際大
8位青木涼哉②3分55秒72 武蔵野学院大
9位藤崎将匡④3分55秒85 大東文化大
10位千代島宗汰①3分56秒44 専修大
11位近藤圭太②3分57秒13 平成国際大
12位鍜治 晃①3分58秒93 清和大
牛ノ濱翔汰① 麗澤大
先頭入れ替わる中、青学山内選手や、駒大篠原・大東藤崎選手が前に付ける。山内選手が先頭にたってから、一気に縦長になりハイペースに。2番手は駒大篠原・上武山林・育英元村選手の順番。
残り1周を切り、バックストレートで上武山林選手が先頭へ立ち、そのままゴール。2番手は最後の直線まで混戦でしたが、元村選手が抜け出し2着で着順通過。立大齋藤、青学山内選手までがタイム通過。最後に伸びなかった駒大篠原選手が予選落ちに。
3分48秒台のタイムではタイムで決勝に進めず、2部としては過去最高のレベルの予選でした。
動画:いだてん 様
1位ミラー千本真章③3分50秒65 立教大+8点
2位蓮沼直希④3分52秒99 駒澤大+7点
3位倉田 蓮③3分53秒26 大東文化大+6点
4位近藤 亨③3分53秒31 明治大+5点
5位松井尚希④3分54秒11 中央学院大+4点
6位山内健登②3分54秒15 青山学院大+3点
7位斎藤俊輔④3分54秒19 立教大+2点
8位望月遥平②3分54秒26 創価大+1点
9位元村航大③3分54秒73 育英大
10位三潟憲人①3分56秒14 國學院大
11位加藤 駆②3分57秒45 立教大
12位山林レオ②4分01秒05 上武大
レースを先導した立大ミラー千本選手が初優勝!斎藤選手も7位で立教大が9得点!
立教大が、チラー千本・斎藤・加藤選手と3選手全員が決勝に進んでいて、どんなレースをするか楽しみにしていました。そして、やはり立教大が主役でしたね。
レースを終始先導したのは、高身長でハチマキも似合っていた立教大ミラー千本選手。さらに斎藤選手も終盤で先頭付近に出てきていて大いに盛り上げました。残り1周を切って青学大の選手に先行されますが、冷静に追って、最後は差し切ったミラー千本選手の実力が抜けていましたね。見事な優勝です!斎藤選手も7位粘り切っていました。
立教大は比較的スピードランナーが多かったとはいえ、関東インカレ2部でW入賞ついに立教大の強化が実り始めました。
1500mでも駒大!4年蓮沼選手が2着!大東大主力倉田選手が3位へ!
1500mでも駒大が活躍!トラックでは5000m13分台で走るなど主力と肩を並べるスピードがある蓮沼選手が2位!予選でも優勝者と最後まで競り合うなど力のある所を見せました!いろいろと大変な4年生ですが、ガッツある走りを見せました。
3位には大東大の主力選手の倉田選手が入りました!この種目への出場はびっくりしましたが、スピードはありますね。なお、予選で最速となった4組からの決勝進出者では最高位!箱根駅伝を目指すランナーとして、スタミナ面もやはり強いのだなと思わされました。
青学大・明大は決勝一人ずつ!山内選手と近藤選手が入賞ラインへ!
前評判が高かった青学大と明治大は、決勝には一人しか進めなかったのですよね。青学大は倉本・宮坂選手ら実力者、明治大は中距離専門の馬場選手がほんのわずかの差で決勝に進めず。2部の今年のレベルの高さを感じますね。
青学大で進んだのは、山内選手。前回の全日本駅伝6区で出走していた選手です。この時は苦しい走りになりましたが、直前の記録会で調子は上がっていました。残り1周でスパートして大逃げしたのは盛り上がった場面ですね。残り100mでもがくような走りで苦しくなりましたが、6位に踏みとどまっています。
明治大は近藤選手。1部昇格に向けて失敗は許されない中、しっかりと上位入賞を確保する4位。3位とは僅差だったのが悔しいところですが、下馬評は決して高くはなかったのですが、粘りのレース。5得点で1部昇格に向けて大きく貢献しています。
予選から活躍の中学松井選手5位!創価望月選手が最後の入賞枠8位!
予選でビッグパフォーマンスを見せていたのは中学松井選手。1500m最初の種目となった2部予選1組でトップでゴールし、いち早く決勝進出を決めていました。箱根予選で走っていた選手ですが、1500mのイメージはあまりなかったので驚きました!3分48秒のタイムも立派でした。
決勝でも5位フィニッシュは実力の一端を示したのではないでしょうか。中央学院大からニューヒーローが誕生しています。
また、8位争いは、最後は創価大の望月選手がもぎ取りました。箱根2位の創価大もしっかり強化を進めています。9位には決勝進出がびっくりだった育英大元村選手、それ以下にも予選好走の上武山林選手ら実力者が並びました。2レース続けて結果を出した、入賞者が素晴らしいですね。
1部
順大27点
早大14点
中大11点
国士8点
流経8点
日大7点
東海7点
駿河7点
山学6点
法大6点
日体5点
筑波2点
2部
駒大22点
明大16点
東国14点
青学14点
立大10点
創価8点
大東6点
帝京5点
國學5点
中学4点
関学3点
拓大1点
判明次第ですかね。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【2021年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】