2020年11月21日(土)~23日(月)の3連休は、記録会目白押しですね!
こちらでは11月23日(月)に行われた
10000m記録挑戦競技会の結果について記載します。
青山学院大や駒澤大ら優勝候補、そのほか帝京大ら上位候補のチームも出場していのたですが…
↓この選手がすべて話題を持っていきました↓
いつも通り、大学駅伝チーム別に詳細結果を記載して、駅伝ファンとしてのコメントを記載します。
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11時00分:10000m1組
11時35分:10000m2組
12時10分:10000m3組
12時45分:10000m4組
13時20分:女子10000m
14時00分:10000m5組
14時35分:10000m6組
15時10分:10000m7組
15時45分:10000m8組
16時20分:10000m9組
16時55分:10000m10組
他の記録会に分散した影響もあるか、以前よりは少ない組でしたね。なお、9組が青学大や駒大らが集まっている主力組でした。
なお、厚底シューズの制限もあったため、今回はかなり良かった選手とそうでない選手と分かれました。
動画:関東学生陸上競技連盟 公式チャンネル 様
★マーク自己ベスト(初挑戦選手も含む)
だいたい31分前半あたりまで記載しています。
5組
渡辺大地③29分55秒15★
畦地貴斗②29分55秒77★
池田知史①30分48秒71
久留戸黛良③30分54秒97
森川弘康④31分17秒00
保手濱涼介②31分55秒64
7組
石鍋颯一③29分36秒91★
鈴木竜太朗①29分47秒15★
小原 響①29分51秒46★
中山大樹④29分58秒81
西川魁星②30分05秒50
大藏洋人④30分18秒53
倉本玄太①30分47秒77
能島 翼③31分07秒23
松並昴勢①31分44秒90
駅伝ファン大いに賑わっているのは、青山学院大の結果によってですよね。まずは序盤の組では、3年渡辺選手が好走。7組は石鍋選手が好走。ここまで決して目立っていなかった3年生が好走したのは次につながるかな?1年生鈴木・小原選手も粘りました。
9組
7位吉田圭太④28分32秒34
8位近藤幸太郎②28分35秒28★
中村唯翔②28分45秒92★
岩見秀哉④28分53秒15
佐藤一世①28分54秒66★
神林勇太④29分01秒43★
湯原慶吾③29分53秒45
中倉啓敦②30分01秒40
横田俊吾②30分08秒67
10組
大澤佑介②29分07秒82★
飯田貴之③29分17秒47
新号健志④29分32秒13
関口雄大②29分56秒36
西久保遼②29分58秒06
目片将大②30分34秒65
山内健登①31分52秒56
さて9組と10組ですね。かなり良かった選手とそうでない選手と差が分かれました。良かったのは全日本駅伝で悔しい思いをした選手。
吉田圭選手が自己ベストに迫る28分32秒と好走!それと近藤選手が28分35秒大幅ベストとうまく走り切りました。彼らが好調なら一気に流れが変わりますね。
また中村唯選手が全日本に引き続き好走、これなら彼も往路でしょうか?岩見選手は安定して28分台。佐藤選手も28分台ですが、同世代と差がついたのはどうしますか?
箱根がラストレースになる神林選手は、ベストですが惜しくも28分台を逃す29分01秒。ちょっと外したのかなぁとも思いますが、彼こそ厚底がぴったり合っていたのかも??なら気にしなくてもいいのかも。
10組では長身の大澤選手が29分07秒のベスト、なんとなく大器晩成と思いますが、少しずつ安定感が増しているかな?
あとはちょっと箱根優勝を目指すとなるともう少しかなぁ。湯原選手や飯田選手がちょっと息切れでしょうか。飯田選手は5区の準備すると思っていたので、出場も意外だったのですが…。
細かい部分の区間は位置はちょっと気になるかもですね。全日本駅伝が凸凹だっただけに余計。とはいえ条件やシューズの違いはあるので、箱根へ向けて調整するはず。青学大が優位なのは変わりないと見ます。
2組
守田彗登③30分48秒90
岸本琉生弥①31分02秒11★
中込大裕①31分04秒32★
3組
1位丸山真孝①30分26秒38★
浮田直弥①30分57秒91
5組
折口雄紀①30分44秒29
6組
木原大地①30分11秒67★
東海大は1年生中心の出場となりました。木原選手が30分11秒で一番良いタイムでした。
2組
水谷滉介①31分02秒63
三原魁人③31分02秒66
4組
新井大貴②31分09秒91
5組
甘崎 勝④29分53秒81★
境 勇樹④29分58秒09
元永好多朗②30分59秒79
6組
西脇翔太①31分14秒47
国本尚希③31分14秒75
7組
2位小野隆一朗①29分19秒57
山田一輝②29分59秒24★
谷村龍生④30分27秒51
9組
1位星 岳④28分20秒63★
4位小野寺悠④28分30秒17★
鳥飼悠生④28分51秒64★
中村風馬③28分52秒37★
橋本尚斗③29分10秒20
帝京大が収穫ありましたね。4組新井選手が久々復帰、「箱根に向けてよい準備ができている」とも??5組では甘崎・境選手ら4年生の意地がありました。
7組から主力。ここではルーキー小野選手が奮闘し、一人飛び出した留学生に次いでゴール。中野監督から、「このままでは箱根を走れない」の言葉に奮起したそうです。
9組は主力選手が躍動!帝京大記録を狙うといっていた星・小野寺選手が有言実行。特に星選手はずっとレースを引っ張り続けていた上でのことで、本当に強いですね。28分20秒はこの組トップで日本人トップでした。
次いで、小野寺選手も28分30秒と好走。駅伝でも好走が続いています。箱根もやってくれそうかな?次いで、鳥飼選手と中村選手も初28分台。中村選手は全日本駅伝外れていましたが、これならいけそう。
優勝候補まではあがりませんが、”5強”にミスがあったら、じわじわと順位が上がっていきそうな感じがします。
8組
1位江口大雅④29分10秒51★
大西峻平③29分27秒55★
円 健介②29分30秒30★
皆木 晴②29分48秒13
新矢連士③29分49秒84★
9組
2位鈴木芽吹①28分23秒87★
5位花尾恭輔①28分30秒48★
6位赤津勇進①28分30秒64★
9位山野 力②28分36秒18★
伊東颯太④28分45秒20
石川拓慎③28分45秒94★
酒井亮太②28分53秒87★
駒大が一番まとまっていたのですよね。8組では最後の箱根駅伝を目指す江口選手が組トップ!28分台を出せなかったのは悔しいところでしょうが、できることはやったかな?3年大西・2年円選手も好走です。
そして9組がすさまじかったですね。大学入学以降好走が続くルーキー鈴木選手が28分23秒の好記録で組2着。歴代のエースとも匹敵する走り、これは箱根往路でかなりいいデビューができるのではないでしょうか。
大八木監督は「2番じゃダメ」と手厳しかったですが、期待の裏返しでしょう。往路の選手争いが本当に楽しみですね。
そしてルーキーはさらに続きました。全日本駅伝2区出走の花尾選手が大きく記録を伸ばして28分30秒、さらに赤津選手まで28分30秒!いやはや駒大の若手世代ものすごいです。
色んなルーキーが今年は目立っていますが、チームとしては駒大のルーキーが一番です。なお、赤津選手は下り希望との話もありますが果たして??
このほか2年生以上も食らいつきました。山野・酒井選手も28分台。この間に全日本外れた石川選手が食らいつき、伊東選手もほぼ復調。全員外しなしは中々できない。厚底も禁止だった中、この記録会は凄まじかったです。
5組
永井大育③29分55秒48
緒方貴典②30分13秒87★
6組
1位石井大揮①29分40秒00★
甲斐治輝②30分03秒57
本田晃士郎②30分19秒45
7組
大澤智樹④30分36秒14
8組
横山魁哉②29分40秒65★
9組
原富慶季④29分12秒49
石津佳晃④30分05秒31
創価大も主力選手やレギュラーを狙う選手が結構出場してきました。若い組ではルーキー石井選手が好成績。29分40秒の成績で組トップを取りました。永井選手らが上がってくると選手層が厚くなります。
上位では2年横山選手が自己ベスト29分40秒。タイムの出る組では原富選手が復調の29分12秒はセカンドベストかな?石津選手は30分オーバーですが、ロード型なので気にしすぎないほうがいいのかなと思ってます。
順天堂大学
9組
石井一希①29分41秒11
10組
小島優作③29分41秒08
内田柾冶①30分24秒97★
箱根予選などで活躍したルーキー石井・内田選手が出場しましたが、今回はちょっと息切れかな?小島選手はトラック型、箱根16人メンバー入りに向けてはもっとアピールしたかった。
中央大学
5組
倉田健太③31分10秒50
7組
井上大輝③31分06秒31
10組
園木大斗①29分06秒35★
加井虎造④30分08秒66
5000m(中大記録会)
千守倫央②13分58秒13★
川崎新太郎④14分14秒13★
中野翔太①14分23秒00
中大は全体的に伸び悩む中、ルーキー園木選手が素晴らしい走り。箱根予選も走っていましたが、ここにきて頭角を現す29分06秒!チームトップ10に入ってきましたかね。逆に加井選手がここにきての30分オーバーはちょっと気になるかな…?
さて、同日学内で行われた中大記録会ではうれしいニュース。箱根予選欠場していた主力の千守選手が5千m13分台大幅ベストで復帰!走力は高いのでもう大丈夫!
そして前日平国大記録会で1万m出走の川崎選手が連戦!こちらもわずかにベスト。調整力はある選手なので、これは楽しみ。さらに1万m28分台を持つルーキー中野選手も復帰…
これ16人のメンバー争いや10人のレギュラー争いが凄いことになってきているのでは??中大のメンバー争いも要注目です。
8組
2位宮下璃久③29分18秒46★
藤井正斗②29分41秒87
雲井崚太④29分54秒20
山本唯翔①29分56秒11
山中秀真①30分15秒21
野村颯斗①30分18秒78
山本 樹①30分26秒77
9組
3位砂岡拓磨③28分24秒48★
城西大も主力やレギュラーを狙う選手が多く出場しています。全日本駅伝出走した中では宮下選手が29分18秒とベスト。ここにきてぐっと伸びていますね。
2年藤井4年雲井選手は自己ベストまではいきませんでしたがひとまず29分台。ルーキー勢はここにきて疲れもあるかな?本番で走る選手もいると思うので、ここからあげていけるか。
さて、9組では主力の一人砂岡選手が出場!28分24秒でこの組3位の好記録!箱根予選から覚醒が続いていますね!2日前に菊地選手が28分08秒を出しましたが、この2本柱で一気に流れを作ることができそうです!
5組
1位巻田理空①29分52秒97
小林篤貴①29分58秒32★
國本大生①30分47秒60
7組
菊池夏規④29分50秒29
原塚友貴④30分53秒51
8組
3位高橋銀河①29分21秒45★
10組
1位島崎昇汰②29分01秒15★
3位落合葵斗③29分04秒85★
佐々木亮輔①29分28秒40★
安田 響③29分42秒50
5組はルーキーが出場。神大の1年生も凄いのですよね。巻田選手が連続29分台。小林篤選手も29分台をマークしています。7組は4年生に明暗。菊地選手が29分台でメンバー争い踏みとどまる走り。
8組以降はレギュラーを狙う選手。組は分かれましたが、高橋・佐々木選手がそれぞれ29分20秒台で1万m乗り切りました。これで神大ルーキー5人が29分台です。
さらにスピードランナー島崎選手が29分01秒自己ベスト、1年時から1万m29分半ばで走っていた落合選手も29分04秒とアピール。2年連続箱根出走の安田選手を上回っています。これはチーム内活性化しそうです。
3組
小野寺陣②30分27秒75
荒井祐人④31分01秒26
島津裕太①31分06秒22
小西耕生④31分06秒97
轟木太郎④31分14秒87
4組
木山達哉②30分41秒93
6組
篠原 楓②30分25秒23
7組
新本 駿①29分52秒49
田矢聖弥④29分54秒84
坪井海門③30分43秒94
9組
ボニフェス ムルワ②29分11秒21
ムルワ選手が復帰レースをまずまずのタイムで飾れたのが収穫でしょうかね?最も、オニエゴ選手が現状ではまだまだ勢いがあるような感じです。
日本人は連戦したこともあってやや疲れがたまってますかね?その中でルーキー新本選手は元気、それから4年田矢選手が試合復帰し29分台で飾っています。
2組
秋吉星弥①31分09秒55
3組
山下友陽③30分44秒36
奥村聡介①31分06秒06
澤田大輝③31分11秒71
4組
1位佐藤広夢③30分12秒23
青柳拓郎④31分04秒85
加藤優陽④31分14秒99
根岸 賢①31分28秒60
8組
兒玉陸斗③30分12秒37
石川佳樹④30分25秒01
佐々木虎太郎②30分38秒95
竹蓋草太③30分44秒88
一番厳しい結果を突き付けられたのは拓殖大か…。序盤は風もあった中、4組で佐藤選手が組トップを取る収穫がありましたが…
8組に登場した主力選手がここまで失速してしまうとは…。連戦も続いている中なので評価が難しいですが、ここからどう選考して仕上げていくか…
2組
1位新田 楓②30分20秒29★ 育英大
7組
菊地駿介①30分06秒75 大東文化大
8組
高槻芳照①29分53秒70 東京農業大
9組
前山晃太郎④30分39秒61 桜美林大
10組
厚浦大地③30分08秒82 関東学院大
関東学生連合も全体的には厳しめの結果。ただ、2組で育英大新田選手が組トップ。箱根予選後に故障もあったらしいので、これはよく走ったか。
大東菊地・農大高槻選手ルーキーはベストにもう少し届かず悔しいか。それでも高槻選手は今日トップ。9組思い切って挑戦した桜美林大前山選手は出走遠のくか…
10組登場の厚浦選手は、間違ってなければ、前日の平国大記録会1万mから連続出走!スタミナには自信があるというところかな??
競技終了後には、選手たちが顔を合わせたようです。慶大3年杉浦選手が主将となって引っ張っていきます。なお、筑波大も受験していたそうで、筑波大弘山監督もびっくりされていました!うまくまとまっていくことを願います。
筑波大学
2組
河合俊太朗③31分06秒90
上武大学
7組
3位渡辺一輝③29分29秒53★
松倉頼人④30分38秒76
小川圭斗③30分44秒92
大東文化大学
7組
菊地駿介①30分06秒75
9組
片根洋平③31分08秒84
上武大は、渡辺選手に収穫がありましたね。29分29秒とぐっと自己ベストを縮めてきました。大東大は主力の片根選手が最速の9組に挑戦しましたが、今回は跳ね返されました。
東京農業大学
4組
松本虎太郎①31分25秒87★
6組
浅海祟志①30分44秒02★
北田大起②30分54秒47
8組
並木寧音①29分24秒93★
長谷部慎①29分53秒54★
高槻芳照①29分53秒70★
工藤 颯④30分56秒78
10組
高橋光晃①29分28秒75
櫻井亮也④31分23秒70
東京農大は期待のルーキー世代がじわじわと成長してきていますね。学生連合に選ばれている高槻選手以外にも、並木・長谷部選手が29分台。特に並木選手が順調に上がってきています。そして高橋選手も安定して29分台中盤を維持しています。
2組
山中泰地①30分44秒79★
4組
橋口大希③30分24秒99
西村翔太①31分15秒16
9組
樋口翔太②28分37秒99★
日大は関東インカレに続いて嬉しいニュースが続きますね。樋口選手が復活のベスト!28分37秒のタイムで最速の組でしっかり勝負しています。彼が順調ならまず何より。それから今年の箱根9区出走の橋口選手がようやく1万mを走れるまで復調してきました。
亜細亜大学
3組
兼次祐希④31分45秒34
6組
千田悠人④31分32秒45
10組
2位竹井祐貴③29分01秒64★
関東学院大学
2組
金 泳勲①31分01秒75★
7組
内野李彗①30分11秒38★
10組
厚浦大地③30分08秒82
亜大は3年竹井選手が大幅ベスト!10組でかなり早い組で2位というのも価値があります。このくらいいける選手が複数人出てくると亜大の復活も見えてきます。
関東学院大は順調ですね。先の厚浦選手以外に、内野選手も浮上。30分11秒と1年生にしてはまずまずのタイムで走っています。
明治学院大学
3組
柗野優輝②30分59秒51
小泉海人③31分28秒80
8組
千葉廉也②29分45秒56★
明治学院大は楽しみな選手が出てきました。2年千葉選手が大幅ベストで29分45秒。走力がついてきて次年度が楽しみです。
武蔵野学院大学
6組
原田宗市③29分53秒75
7組
1位チャールズ カマウ①27分30秒09★
そして…話題全部かっさらっていった武蔵野学院大カマウ選手ですねぇ。諸事情で箱根予選までに来日できなかったようですが、いきなり出た記録会で27分30秒とちょっと信じられないようなタイムで走破。留学生含む日本学生歴代2位、あの山学大モグス選手の記録にあと僅かに迫る史上に残るタイムを残してしまいましたから…。
武蔵野学院大陣営だけでなく、多くの関係者に衝撃を与えるレースでした。しかも一人独走してのタイムなので、計り知れないポテンシャルをお持ちのようで。彼自身の次のレースも楽しみですし、チーム自身も29分台を出した原田選手を始め、もっと予選会の順位が上がるように頑張っていきたいところです。
立教大学
1組
1位金城 快②31分16秒20
5組
岸本健太郎①30分37秒81
6組
市川大輝①30分57秒61★
桜美林大学
2組
城戸口俊希①30分29秒36★
須田大志②30分50秒99★
田尻悠成③31分08秒09
盛重完英②31分17秒14
9組
前山晃太郎④30分39秒61
関東地区その他
2組
1位新田 楓②30分20秒29★ 育英大
6組
奈良大寿①31分08秒22★ 上智大
桜美林大は、今回秋口に30分台~31分前半を出していた多くの選手が厳しい結果になりました。その中、城戸口選手が自己ベスト更新の30分29秒、よくやったと思います。
その他、強化チーム以外では、上智大の奈良選手が31分少し。箱根予選も65分台で走り切っていた選手。うまく練習の時間が取れれば、今後も注目です。
青学大原監督は、「箱根駅伝2021は5強」になるとのこと。元々”青学大・駒大・東海大”の3強といわれていたところ、全日本大学駅伝2020の結果を受け、”明治大を加えて4強”になり、この3日間の記録会の結果で”早大も入れて5強”と言ってもらえているのかなと解釈します。
今回の10000mの記録会で青学大が珍しく良い選手・悪い選手差が出てしまってますが、原監督自らおっしゃるように、靴や気象条件が違いますので、この記録会だけで一喜一憂するのは違うと思います。
いえるのは、
・他校の頑張りで箱根駅伝2020直後の青学大一強ムードではなくなった
・青学大は核となるエース区間2区と山登り5区が不透明
青学大は、箱根駅伝2020で区間記録連発し圧倒的強さを誇り復活の優勝。特にエース区間2区と山登り5区が若い選手で良い結果を出せたということで、また青学大の連覇が続くという予想がされていました。そうではなくなったというところです。
青学大ばかり注目が集まる状況で、他の大学も黙ってはいなかった。駒大や東海大や早大はエース力ということでは十分に青学大を上回る要素を持っているし、選手層という面では明治大とそして駒大が上回る要素を持っているといます。
そして青学大自身も前回2区出走者を変える必要があること、5区山登り本命と思われる選手がもう少し上がりきらないというところで、大混戦になる要素があるいうところではないでしょうか。
他校の追い上げが凄まじく、青学大の独走は許さないという雰囲気にはなりました。ただ、どこを本命に挙げろ、と言われると青山学院大なのは変わりはないと思っています。ここからの調整力というのは、青学大相当なものがありますから…。
少しですが記録会もありますし、12月に入ってからの情報もまたまとめながら、皆さんと予想できればと思います。