【正式開催決定記念!】箱根駅伝2021戦力分析や区間エントリー予想をしてみました!

 箱根ファンとして、ほっとする報道がなされましたね。

 多くの方の尽力により、箱根駅伝2021開催がひとまず決定しました。社会情勢の変化で中止の可能性ありとしては、真冬の時期としては、致し方なしでしょう。

 それでも、予選もやって、やれる練習もして、ここまで来たら何とか開催にこぎつけてほしい!!

 一ファンができることはそれほどないのですが、開催が決定したタイミングで、

ひとまず優勝争いなどの戦力分析20校+1チームの区間オーダー予想をしてみようと思います。

追記:【箱根駅伝2021最新の予想記事】です。

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箱根駅伝2021まで残り僅か~優勝候補戦力分析

まずは、青学・駒大・東海・明大(4強)の戦力分析、それとそれに続くだろうチームまで行います。

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青山学院大が優勝候補筆頭なのは確か

 全日本大学駅伝2020で優勝候補にあげられ、7区で一度は首位に立った青山学院大が優勝候補筆頭なのは間違いないはずです。4年生は神林選手が絶好調で、若手も3区と5区で好走した中村・佐藤選手が面白い存在。

 山登りは前回区間2位の飯田選手が徐々に状態を上げてきています。他に岩見選手らロードで手堅い4年生がいて、竹石選手ら補欠メンバーにも1万m28分台が複数人いて、選手層がずば抜けています。山下りの選手は不明瞭ですが、基本青学大は外さない区間です。選手層は非常に分厚いです。

 問題になるのがエース区間2区。前回ルーキーながら好走で話題になった岸本選手が音沙汰なし…。”駅伝力”は非常に高い選手ではあるものの、ここからいきなり2区はちょっと考えにくい。

 4年生主力の神林選手は下りが強いので3区or9区向き。同じ4年の吉田圭選手もスピードランナー。あとは横一線ですが、誰が走っても区間10位あたりに落ち込むかもしれません。

 全日本大学駅伝で最終的に4位に沈んだ要因”駅伝力”というところ、青学メソッドの調整力も抜群なのですが、どう組んでいけば改善できるでしょうか?

駒澤大、東海大、明治大らそのほかの優勝候補は!?

 全日本大学駅伝2020で久しぶりに大学駅伝優勝の味を知った駒澤大はがぜん盛り上がってきています。大エース田澤選手は、比較的タフな状況でもしっかり勝てるということが分かりました。これは箱根2区でもやるかもですよ。

 4年生加藤・小林選手が非常に調子よく、山登り経験の同じく4年伊東選手も上昇傾向。4年生もいいですね。他にも酒井・鈴木選手ら2年生以下で全日本駅伝でいいデビューをした選手もいます。あとはロード型4年生小島選手が復活できれば、選手層も一気に改善です。

 ここのところ、箱根ではブレーキ区間も出ることが多いですが、勝利を覚えた駒澤大の箱根路に注目です。

 東海大は、全日本駅伝2020は最後まで優勝争った中、惜しくも連覇ならず2位。とはいえ、もともと卒業生の穴が非常に大きかったチーム。エース力はずば抜けてはいたものの、よくここまで持ってきたという評価も。

 塩澤・名取・西田選手の4年生の3本柱に加え、全日本駅伝では3年長田・1年石原選手が区間新記録の好走。彼らが中心でしょう。おそらく4年生3人と石原選手は往路、エースをつぎ込む往路で、往路優勝をしっかりしたいでしょう。往路優勝できるかが東海大はポイントかな。

 復路も6区山下りがわかりませんが、3年本間・2年竹村選手らロードで手堅い選手もいます。これに松崎選手が間に合って戻ってくれば、復路も堅実に繋げます。2年ぶり覇権奪回も見えてきますかね。

 そして赤丸急上昇なのが明治大。全日本駅伝前は”3強+1″でしたが、終えた今は”4強”に数えられています。大エースは不在も、分厚い選手層で堅実に駅伝ができるのが強み。

 メンバーも強いうえに経験者が多いのも特徴。往路の4区間の小袖・加藤・手嶋・金橋選手が健在、山も登り下りどちらも好走経験のある鈴木・前田選手がいます。前回は6区終了地点で5位あたりにいたのですよね。全体的にパワーアップした今回は果たして…。

 これに4年大保・長倉選手、2年櫛田・小澤選手、1年児玉選手ら実力あるランナーが勢ぞろい。他にも記録会で主力級の結果を出した選手がいますし、レギュラー選手もおちおちしていられないくらいメンバーがいます。

 エース力という点で、他3強に比べてもう少しなのですが、序盤からしっかり流れに乗れれば、山や繋ぎ区間でどんどん攻めていけるだけに、やはり要注意馬ということになりそうです。

4強を食えるか、早稲田大・東洋大・帝京大・中央大

 あとは全日本駅伝などもみて、うまくいけば4強を食えそうなところ。

 全日本駅伝では一時トップを突っ走った早稲田大も仕上がってきましたね。太田・中谷選手の2本柱はもちろんですが、井川・鈴木・辻選手も好走。一般入試組の山口選手も起用の目途が立ってきました。山登り・下りの目途が立てば面白い。

 東洋大は、若手を中心に、昨年とは比べ物にならないほど選手層が厚くなってきています。全日本駅伝でも、松山・前田選手ら1区から6区まで首位争いがいつでもできる位置にいましたね。また山登り5区区間記録保持者の宮下選手も成長中。大澤選手も健在です。

 あとは箱根では全日本駅伝より重要度が増す1区2区3区あたりを誰で組むかがカギ。西山・吉川・鈴木選手らもまだもう少しというところ。5区宮下選手に戦える位置でつなぐことが出来れば面白くなります。

 帝京大もなんだかんだ面白いチームになってきました。前回好走の小野寺・星・鳥飼選手はパワーアップしていますし、増田・細谷・小野選手ら新戦力はいますし、橋本選手らは健在です。長い距離になるとじわじわ浮上してくるはず。

 あとは、3区日本人記録保持者の遠藤選手の調子、ここのところ苦手にしている山登り下り両方がどのくらい対策が進んでいるか。このあたりが改善できていれば、また強豪校に割って入れるかも?

 そして、中央大も入れておきましょう。スーパールーキー吉居選手もいますし、山登り山下りは畝選手ら昨年の経験者が健在。3年生主力も森・三浦選手、さらに池田・大森・三須選手ら箱根経験者の4年生多いです。

 予選では目標としていたトップ通過はならず2位。とはいえ、今年の箱根1区2区を走った千森・川崎選手を欠いている状態。彼らの復帰があれば、さらにチーム力向上、伝統校復活も見えてきます。

 他にも全日本駅伝でシード校を分けた順大・國學院大も面白いですし、大エースがいる国士大や拓大なども湧かせる可能性もありますかね。他にも競っていますから、予想だにしなかった大学の浮上もありますね。

 ひとまずあと2か月間、記録会やファンで盛り上がりましょう!

さて、区間オーダーもしていきます。

箱根駅伝2021まで残り僅か~区間オーダー予想

ひとまず、秋以降姿を見せていない主力選手は、ひとまず外しています。

青山学院大学

1区(21.3㎞)佐藤一世①
2区(23.1㎞)中村唯翔②
3区(21.4㎞)神林勇太④
4区(20.9㎞)岩見秀哉④
5区(20.8㎞)飯田貴之③

6区(20.8㎞)宮坂大器②
7区(21.3㎞)吉田圭太④
8区(21.4㎞)髙橋勇輝③
9区(23.1㎞)竹石尚人④
10区(23.0㎞)近藤幸太郎②

 前回2区岸本選手は現時点で外して予想。間に合ったとしていきなり2区はどうだろうかと思っていたので、あえてそのような予想をしてみてもいいかもです。

 1区に佐藤選手、空いた2区は全日本駅伝3区でごぼう抜きを見せた中村唯選手で。神林選手は適性を考えて3区に。序盤は駅伝力がある選手で固めて流れを作るのではと。

 そして経験者の岩見選手・飯田選手を4区5区。ちょと失敗していた吉田圭選手はひとまず7区に予想。復路は分かりませんが、5年生竹石選手も出走のチャンスはありそうかな?総合力は本当に高いです。

東海大学

1区(21.3㎞)佐伯陽生①
2区(23.1㎞)名取燎太④
3区(21.4㎞)塩澤稀夕④
4区(20.9㎞)石原翔太郎①
5区(20.8㎞)西田壮志④

6区(20.8㎞)喜早駿介①
7区(21.3㎞)本間敬大③
8区(21.4㎞)竹村拓真②
9区(23.1㎞)長田駿佑③
10区(23.0㎞)川上勇士②

 前回7区で好走した松崎選手入れてないのですが、オーダーは組めていますね。1区迷いましたが、急成長中の佐伯選手を大抜擢し、2区名取3区塩澤選手、そしてもう柱の1人になりつつある石原選手を4に。5区山登りは3年連続西田選手。2区から5区は怒涛の攻め区間かな。

 復路はまだわかりませんが、6区は市村選手か他スピードランナー。全日本でデビューした本間・長田選手を7区と9区、注目度が上がっている竹村・川上選手を8区と10区に。

 選手層はぐっと厚くなってきていますので、往路優勝できれば面白い。

國學院大學

1区(21.3㎞)藤木宏太③
2区(23.1㎞)中西大翔②
3区(21.4㎞)臼井健太④
4区(20.9㎞)河東寛大④
5区(20.8㎞)殿地琢朗③

6区(20.8㎞)島崎慎愛③
7区(21.3㎞)木付 琳③
8区(21.4㎞)阿久津佑介②
9区(23.1㎞)徳備大輔④
10区(23.0㎞)木下 巧④

 走れているランナーをまずは往路に固めました。藤木選手はスターターが一番良いかなと1区。中西大・臼井・河東選手と流れを繋いだ選手を2区から4区に。登りの適正ありの殿地選手を5区、往路はまず彼らで繋げれば。

 復路は山下りで勢いをつけたい。全日本1区で好走した島崎選手を再び6区。かなり記録が出るのでは。7区木付選手も同じ。あとは徳備選手など何とか耐えられるかという選手で。シード権へ向けて、往路で何とか貯金したい。

帝京大学

1区(21.3㎞)小野寺悠④
2区(23.1㎞)星  岳④
3区(21.4㎞)遠藤大地③
4区(20.9㎞)鳥飼悠生④
5区(20.8㎞)細谷翔馬③

6区(20.8㎞)谷村龍生④
7区(21.3㎞)小野隆一朗①
8区(21.4㎞)中村風馬③
9区(23.1㎞)増田 空④
10区(23.0㎞)橋本尚斗③

 しぶとい帝京大。基本的に昨年通りだが3区と苦手な山かなぁ。小野寺・星・遠藤選手の並びは昨年と同じ。小野寺・星選手はまずまず順調、3区日本人最高記録保持者の遠藤選手がどこまで状態が戻ってくるかがポイントだ。

 4区は絶好調の鳥飼選手を、経験のある8区から回します。山がわかりませんが、初駅伝全日本アンカー好走の細谷選手、比較的スピードのある谷村選手に山下り6区へ。

 あとは全日本6区で好走した増田選手を9区。駅伝経験している橋本・中村・小野選手で組みました。やはり選手層は厚い。目標の総合3位以内に近づけるか。

東京国際大学

1区(21.3㎞)丹所 健②
2区(23.1㎞)ルカ ムセンビ②
3区(21.4㎞)山谷昌也②
4区(20.9㎞)宗像 聖②
5区(20.8㎞)加藤純平④

6区(20.8㎞)大上颯麻②
7区(21.3㎞)内田 光④
8区(21.4㎞)堀畑佳吾②
9区(23.1㎞)佐伯 涼④
10区(23.0㎞)草場大地④

 主力の芳賀選手と主将の中島選手を入れていないのですが、そうなると非常にぎりぎりの勝負になるのかな。最初は2年生の柱、丹所・ムセンビ・山谷選手を配置。そして全日本好走の宗像選手もいけるかな?

 山は経験者の加藤・大上選手で凌いで、復路は4年生勝負。内田・佐伯選手は状態が上がれば復路なら十分戦える選手。他、堀畑選手ら記録会で結果が出つつある選手で。育成はうまい東国大、どこまでカバーできるか。

明治大学

1区(21.3㎞)小袖英人④
2区(23.1㎞)加藤大誠②
3区(21.4㎞)手嶋杏丞③
4区(20.9㎞)櫛田佳希②
5区(20.8㎞)鈴木聖人③

6区(20.8㎞)前田舜平④
7区(21.3㎞)児玉真輝①
8区(21.4㎞)小澤大輝②
9区(23.1㎞)金橋佳佑③
10区(23.0㎞)富田峻平②

 全日本3位に入り評価急上昇中の明治大。山は前回の経験者がいるのと、レギュラーも安泰ではない選手層を考えると面白いですよね。1区小袖、2区加藤、3区手嶋選手、5区鈴木選手はそのまま。4区に成長中櫛田選手を入れて、鈴木選手に好位置で渡せるか。

 6区は出走すれば3年連続となる前田選手に託して、復路は入れ替えてます。全日本好走のルーキー児玉選手に金橋選手。記録会上がってきた2年生小澤・富田選手にも…。

 こうすると全日本6区区間2位大保選手が入れれないのですが…入るとすると10区かな?他にも長倉選手ら起用したい選手が多くいます。適材適所でどこまでいけるか??

早稲田大学

1区(21.3㎞)井川龍人②
2区(23.1㎞)太田直希③
3区(21.4㎞)中谷雄飛③
4区(20.9㎞)辻 文哉①
5区(20.8㎞)北村 光①

6区(20.8㎞)諸冨 湧①
7区(21.3㎞)小指卓也②
8区(21.4㎞)鈴木創士②
9区(23.1㎞)山口賢助③
10区(23.0㎞)室伏祐悟③

 全日本駅伝で一時先頭を走るなど健闘を見せていた早稲田大。千明選手を外して予想しましたが、何とか10名足りたかな。

 成長しつつある井川選手を1区。柱の太田直・中谷選手を2区3区で先手。堅実な辻選手を4区へ。1年生が続きますがあまり気にせず、山は5区北村選手6区諸冨選手。駅伝としては悪手ですが、今年は面白い。

 あとは5000m13分42秒を出した小指選手や主力の鈴木選手、最後はたたき上げ組の山口・室伏選手。ここは状態が上がりつつある4年吉田・宍倉選手と競争かな?今後の大会に注目です。

駒澤大学

1区(21.3㎞)加藤 淳④
2区(23.1㎞)田澤 廉②
3区(21.4㎞)小林 歩④
4区(20.9㎞)鈴木芽吹①
5区(20.8㎞)伊東颯太④

6区(20.8㎞)石川拓慎③
7区(21.3㎞)酒井亮太②
8区(21.4㎞)花尾恭輔①
9区(23.1㎞)山野 力②
10区(23.0㎞)佃 康平③

 今年は序盤から勝負をかけてくるのではないでしょうか。大エース田澤選手を2区に置いて、1区と3区を絶好調の4年加藤・小林選手で万全を期します。4区期待のルーキー鈴木選手でさらに前へ。5区山登りは調子が戻りつつある伊東選手に3年連続で登ってもらえれば。

 6区山下りは分かりませんが、出走のなかったスピードランナー石川選手で。山はルーキーで適正ある選手入れば、オーダー編成が楽になるのですがどうでしょう?

 復路は全日本駅伝で好走した酒井・山野選手など。これに小島選手あたりが、満を持して9区あたり出走してもらえれば、一気にオーダーが楽になります。

創価大学

1区(21.3㎞)葛西 潤②
2区(23.1㎞)フィリップ ムルワ②
3区(21.4㎞)嶋津雄大③
4区(20.9㎞)福田悠一④
5区(20.8㎞)石津佳晃④

6区(20.8㎞)鈴木渓太④
7区(21.3㎞)濱野将基②
8区(21.4㎞)三上雄太③
9区(23.1㎞)鈴木大海④
10区(23.0㎞)永井大育③

 箱根シード校ながら、箱根のみになってしまった創価大。だからこそ箱根にかけているはず。まずは序盤に並べたい。2区新エースムルワ選手、前回好走の福田選手の4区は動かせない。あとは葛西・嶋津選手を1区3区に置ければ。

 悩む山はいまのところ4年生で凌ぐか。ロードのイメージがある石津選手に、前回候補にも挙がった鈴木選手に。復路は状態が上がりつつある濱野・鈴木選手らで組んでいます。総合力は連続シード権十分なはずです。

東洋大学

1区(21.3㎞)西山和弥④
2区(23.1㎞)大澤 駿④
3区(21.4㎞)松山和希①
4区(20.9㎞)前田義弘②
5区(20.8㎞)宮下隼人③

6区(20.8㎞)及川瑠音②
7区(21.3㎞)清野太雅②
8区(21.4㎞)佐藤真優①
9区(23.1㎞)鈴木宗孝③
10区(23.0㎞)野口英希④

 選手層は暑くなってきているので往路ですかね…。山登り宮下選手は動かせない。全日本失速した西山選手はやはりスターターの方が良いと判断し1区。2区は、全日本4区好走の大澤選手で凌いで、3区ルーキー松山選手、4区成長中の前田選手にしています。そして5区でどこまで上がるか…。

 6区は前回補欠だったという及川選手。そして復路は何気に激しいバトルだ。記録会好調の清野選手に、復調しつつある鈴木選手、最初で最後なるか野口選手ら。他にも主力組の吉川選手もいます。まずはしっかりと上位に入るオーダーで。

順天堂大学

1区(21.3㎞)野口雄大④
2区(23.1㎞)野村優作②
3区(21.4㎞)三浦龍司①
4区(20.9㎞)西澤侑真②
5区(20.8㎞)近藤亮太③

6区(20.8㎞)清水颯大④
7区(21.3㎞)石井一希①
8区(21.4㎞)伊豫田達弥②
9区(23.1㎞)吉岡智輝③
10区(23.0㎞)牧瀬圭斗③

 全日本1区区間賞で俄然期待が高まる三浦選手。箱根は6区下りも視野を入れていたということで、前半下り基調の3区に。1区はもう一人ラスト爆発力がある野口選手、さらに好走が続く野村選手に華の2区を凌ぐ形かなぁ。

 あとはどうなるでしょう。山下りは3年連続で清水選手か。全日本長丁場担当の西澤・吉岡選手が4区と9区。他全日本組中心にまとめてみました。箱根でもシード権に届くかどうか?山登り対策も気になるところです。

中央大学

1区(21.3㎞)三浦拓朗③
2区(23.1㎞)森 凪也③
3区(21.4㎞)吉居大和①
4区(20.9㎞)大森太楽④
5区(20.8㎞)畝 拓夢④

6区(20.8㎞)若林陽大②
7区(21.3㎞)三須健乃介④
8区(21.4㎞)手島 駿③
9区(23.1㎞)池田勘汰④
10区(23.0㎞)加井虎造④

 中大吉居選手がまず楽しみな中大。おそらく藤原監督は最初から攻めさせたいのでは…。1区でもいいけど、3区の方が貯金できるのではないかと3区にしています。序盤2区間はもう一人スピードのある三浦選手に、復活のエース森選手に託しています。

 あとはうまく流れれば楽しみなのですよね。山は経験者の畝・若林選手が健在。主要区間は大森・池田選手がいます。スピード型の三須・加井選手がロード得意に。これに川崎・千森選手もいるのですから…。選手層は厚くなりました。今度こそ復活シード…だけじゃなく上位にまでいきたい。

城西大学

1区(21.3㎞)砂岡拓磨③
2区(23.1㎞)菊地駿弥④
3区(21.4㎞)菅原伊織④
4区(20.9㎞)宮下璃久③
5区(20.8㎞)山中秀真①

6区(20.8㎞)雲井崚太④
7区(21.3㎞)藤井正斗②
8区(21.4㎞)山本唯翔①
9区(23.1㎞)梶川由稀④
10区(23.0㎞)熊谷 奨②

 城西大はここ最近の傾向からすると、前半から並べてきそうな気がしますね。全日本駅伝1区2区3区を務めた砂岡・菊地・菅原選手は特にそのままな気がしています。これでどこまでスタートダッシュできるか。

 あとは選手層はやや心もとないですが、宮下・梶川・山本唯選手らが中心になってくるでしょうか。松尾選手が復帰間に合えば、オーダー編成非常に楽になってきそうです。

神奈川大学

1区(21.3㎞)西方大珠③
2区(23.1㎞)呑村大樹③
3区(21.4㎞)川口 慧③
4区(20.9㎞)高橋銀河①
5区(20.8㎞)井手孝一④

6区(20.8㎞)宇津野篤①
7区(21.3㎞)佐々木亮輔①
8区(21.4㎞)安田 響③
9区(23.1㎞)小笠原峰士④
10区(23.0㎞)鈴木玲央②

 神大は読みにくいですね。前回山登り5区好走の井手選手は動かせないと思います。2区は新主力の呑村選手に託します。箱根予選は失敗も本来主力の西方・川口選手1区と3区。4区はルーキー高橋選手で、小笠原選手を袋に回せれば。

 復路はルーキー選手や、安田・鈴木選手あたりかなぁ。北崎選手が回復してくればどこかで起用したいです。近年復路は戦えているので、往路をどうまとめてくるのかが大事です。

国士舘大学

1区(21.3㎞)山本龍神①
2区(23.1㎞)ライモイ ヴィンセント③
3区(21.4㎞)荻原陸斗③
4区(20.9㎞)清水拓斗③
5区(20.8㎞)清水悠雅②

6区(20.8㎞)曽根雅文④
7区(21.3㎞)遠入 剛①
8区(21.4㎞)三代和弥③
9区(23.1㎞)木樽杏祐③
10区(23.0㎞)長谷川潤③

 国士大はここにきてにわかに注目チームになって来ました。2区大エースライモイ選手、6区山下りは走力が上がってきた曽根選手はおそらくそのままか。往路タイプが不足してしましたが、山本・荻原選手がスピードをつけてきました。

 また前回7区の清水拓選手が走力が上がったので4区、前回も山登りを希望してい清水悠選手が担うでしょうか。あとはたたき上げ木樽選手や、間に合えば遠入選手を7区に投入し、復路流れを作れます。確実にチーム力が上がってきています。

日本体育大学

1区(21.3㎞)岩室天輝④
2区(23.1㎞)池田耀平④
3区(21.4㎞)菅沼隆佑④
4区(20.9㎞)藤本珠輝②
5区(20.8㎞)大内宏樹③

6区(20.8㎞)盛本聖也②
7区(21.3㎞)名村樹哉②
8区(21.4㎞)大内一輝④
9区(23.1㎞)野上翔太④
10区(23.0㎞)福住賢翔④

 日体大は2本柱をどう使うか。池田選手は箱根2区起用の目途が立ってきたので満を持して2区。1区は全日本でも務めた岩室選手で凌ぐ作戦か。藤本選手を4区にして、3区はスピードもある菅沼選手で凌ぐ。山登りは安定感がある大内宏選手の予想。

 復路は、山下りは昨年も候補の盛本選手。安定感のある野上・福住選手で9区10区など。選手層は厚いので、往路を何とかシード権の見える位置で折り返せば、復路希望が見えてくるはずです。

山梨学院大学

1区(21.3㎞)瀬戸祐希④
2区(23.1㎞)ポール オニエゴ③
3区(21.4㎞)松倉唯斗③
4区(20.9㎞)森山真伍④
5区(20.8㎞)新本 駿①

6区(20.8㎞)篠原 楓②
7区(21.3㎞)坪井海門③
8区(21.4㎞)橘田大河②
9区(23.1㎞)日影優哉④
10区(23.0㎞)大迫太雅④

 山学大は、全日本勝負にならなかったですが、エースを序盤起用でどうなるか。全日本1区務めた瀬戸選手に踏ん張ってもらって、2区オニエゴ選手でまず攻める。ムルア選手もいますが、スタミナもついたオニエゴ選手でよいのでは?
 3区スピードのある松倉選手、全日本アップダウンある8区で好走した日本人エース森山選手は4区でどうでしょう。山は分かりませんが、新本選手ら若手予想。復路は坪井選手でスタートし、スタミナ型の日影選手ら。渡邊選手が間に合えばさらに戦いやすくなりますね。

法政大学

1区(21.3㎞)鎌田航生③
2区(23.1㎞)河田太一平②
3区(21.4㎞)松本康汰②
4区(20.9㎞)内田隼太②
5区(20.8㎞)清家 陸③

6区(20.8㎞)宗像直輝①
7区(21.3㎞)中園慎太郎②
8区(21.4㎞)徳永裕樹②
9区(23.1㎞)川上有生②
10区(23.0㎞)奥山智広④

 法政大は鎌田・河田・清家選手以外の3本柱がどこまで仕上がるか。清家選手が5区山登り希望もあるので、1区2区5区に3本で予想。3区4区は成長途上の松本・内田選手を抜擢します。

 復路も、中園選手ら2年生の選手が中心。これにルーキー宗像選手や、箱根予選で外れた4年生が上がってきたら、組みやすくなります。高速化に2か月でどこまで対応するかでしょう。

拓殖大学

1区(21.3㎞)竹蓋草太③
2区(23.1㎞)ラジニ レメティキ②
3区(21.4㎞)桐山 剛③
4区(20.9㎞)吉原遼太郎④
5区(20.8㎞)石川佳樹④

6区(20.8㎞)工藤 翼②
7区(21.3㎞)吉村 陸②
8区(21.4㎞)佐々木虎太郎②
9区(23.1㎞)兒玉陸斗③
10区(23.0㎞)新井遼平③

 予選苦戦した拓殖大ですが、大エースはいますし新戦力も台頭、昨年出走メンバーがうまくいくかどうかがカギだ。1区竹蓋2区レメティキ4区吉原5区石川選手は動かしません。予選で日本人トップだった桐山選手に空いた3区。ここで何とか往路10位以内に入れれば。

 あとは兒玉・佐々木選手ら昨年復路のメンバー、工藤選手ら新戦力候補の選手らで何とかしのいでいく形かなぁ。駅伝で戦えるはずなので、うまくピークを作っていきたい。

専修大学

1区(21.3㎞)木村暁仁①
2区(23.1㎞)茅野雅博④
3区(21.4㎞)高瀬 桂②
4区(20.9㎞)金久保遥③
5区(20.8㎞)南美空翔③

6区(20.8㎞)横山佑羽③
7区(21.3㎞)国増治貴②
8区(21.4㎞)成島航己②
9区(23.1㎞)森島嘉大④
10区(23.0㎞)佐々木詩音③

 7年ぶりに返ってきた専修大。現時点では予選でよかった選手を並べるしかないのかなぁと。スーパールーキー木村選手を1区、主将の茅野の選手を2区、安定感ある南選手を中盤の重要区間に配置する形。

 あとは4年森島選手、金久保・佐々木選手ら3年生、国増選手ら2年生の予選でよかった選手で繋ぐ形かなぁ?他にもトラックの記録は拮抗している選手もいるので、経過を見ていきたい。

関東学生連合

1区(21.3㎞)難波 天④ 麗澤大
2区(23.1㎞)村上航太② 上武大
3区(21.4㎞)高槻芳照① 東京農業大
4区(20.9㎞)町田康誠② 駿河台大
5区(20.8㎞)杉浦 慧③ 慶應義塾大

6区(20.8㎞)小島慎也② 中央学院大
7区(21.3㎞)大川歩希② 東京経済大
8区(21.4㎞)松川雅虎② 芝浦工業大
9区(23.1㎞)河村 悠③ 亜細亜大
10区(23.0㎞)小坂友我③ 日本大

 コロナ禍の今年も組まれることになった関東学生連合。例年以上に選手にも恵まれていますかね。箱根予選高速化にのった麗澤大難波・上武大村上選手でスタートダッシュを切れれば面白い。

 課題の6区は、昨年も候補だった中学大小島選手がいます。ロード手堅い駿河町田、慶大杉浦、亜大河村選手、農大高槻選手らスピードランナーを繋ぎ。締めにこのチーム予選10番手ながら1万m28分台持っている日大小坂選手でどうでしょうか。例年以上に楽しみですよ。

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。

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