追記:駅伝ファンとして思ったことを記載しました。
いやはや9月下旬、駅伝シーズンに向けて記録会がどんどん開催されるようになりましたが、記録を伸ばす選手は本当に伸ばす時代になりましたね!
第196回東海大学長距離競技会の上位選手の結果と、箱根駅伝などの大学駅伝を見据えて、大学チーム別結果のまとめと簡単な考察コメントを付記します。
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動画:t k 様
3000m
村澤明伸8分29秒88 日清食品(1年ぶりレース・MGC以来?)
3000mは村澤選手の復帰戦になりました。昨年9月に行われたMGC以来のレースになりました。日清食品の陸上ユニフォームを見るのも久しぶりでした。これからまたいい走りが見れれば…。
5000m
11組
牟田祐樹14分02秒61 日立物流
真船恭輔14分03秒41 八千代工業
山本竜也14分05秒44 八千代工業
12組
鎧坂哲哉13分33秒53 旭化成
大迫 傑13分33秒83 Nike
フィレモン キプラガット13分42秒74 愛三工業
鈴木祐希13分42秒87 カネボウ
レダマ ウェズレイ13分44秒30 SUBARU
渡邉奏太13分44秒45 サンベルクス
梶谷瑠哉13分44秒66 SUBARU
岡本雄大13分46秒38 サンベルクス
矢野圭吾13分47秒38 カネボウ
ロロット アンドリュー13分48秒29 SUBARU
ベナード キマニ13分54秒84 コモディイイダ
ディランゴ サムソン13分56秒13 サンベルクス
住吉秀昭13分58秒51 SUBARU
5000m日本歴代1位2位を持っている大迫・鎧坂選手が揃って出場!4000m10分56秒のペースで留学生、さらに高校生日本人ランナーも引っ張っていました。
残り1000mでさらにペースアップ、2分37秒のラップで走り切り13分33秒でゴール。鎧坂・大迫選手共にさすがの走りでした。
この他にも調子が良かったランナーが好走。ここにきてさらに伸びてきているカネボウ鈴木選手、さらに大学卒業して嬉しい復活サンベルクス渡邉選手ら。主役になる選手はまだまだ多くいそうです。
10000m
3組
ジョナサン ディク27分07秒29 日立物流
スタンネリー ワイザカ28分11秒63 ヤクルト
荻久保寛也②28分11秒64 ヤクルト
小椋裕介28分36秒82 ヤクルト
武田凛太郎28分50秒45 ヤクルト
小山 司28分52秒10 SUBARU
奈良凌介28分52秒18 ヤクルト
堀合修平28分52秒90 愛三工業
中村大聖29分06秒08 ヤクルト
お馴染みディク選手が素晴らしい記録27分07秒をマーク!自己ベストは5年ぶりで、また今季世界歴代5位のタイムだそうです。こういう状況でもしっかり練習ができているのは素晴らしいです。
日本人実業団ランナーでは、ヤクルトの荻久保選手が28分11秒の好記録。城西大から卒業したばかりですが、最終学年凄かったですからね。さらにパワーアップしています。
なお、ヤクルト勢が多く出場していて、ハーフマラソン日本記録保持者小椋選手も上がってきました。武田・奈良選手も28分台。東日本実業団駅伝に向けて整えてきています。
3000m
2組
倉本晃羽①8分23秒75 伊賀白鳳
5000m
10組
中野倫希14分14秒67 豊川
11組
越 陽汰③13分53秒77 佐久長聖
吉岡大翔①14分03秒66 佐久長聖
伊藤大志③14分03秒83 佐久長聖
田中悠登③14分07秒10 敦賀気比
広内 颯②14分09秒42 須磨学園
五十嵐喬信③14分13秒96 水戸工業
12組
石田洸介13分34秒74 農大二(高校新記録・U-20歴代3位)
5000mは高校生凄いことになりましたね。11組で佐久長聖高校の主力越選手が13分53秒でこの組トップの好走!さらに1年生吉岡選手が14分03秒好走。伊藤選手も14分03秒でやっぱり佐久長聖凄い。他にも敦賀気比田中選手が14分一桁。全体的に記録が伸びています。
そんな中、日本人高校生記録保持者となった石田選手が最終組に登場。実業団の留学生選手や日本記録保持者の大迫・鎧坂選手らと一緒にレースを進めていきます!
残り400mでは、石田選手が先頭に立っているという積極性。ラストの伸びではさすがに及びませんでしたが、それでも13分34秒で2か月前の記録を2秒更新する高校新!さらにU-20日本歴代3位の記録となったそうです。
夏には大迫選手らと合宿もしていましたが、早くも師匠の前で結果を出せたのは本人もうれしいでしょう。駅伝シーズンも要注目です。
10000m
2組
吉村聡介②29分26秒60 豊川
田中 廉③29分38秒40 大牟田
3組
荒巻朋煕②29分06秒54 大牟田
5000mに注目が集まりましたが、10000mも何気に記録が出ているのですよね。29分台前半~中盤が3名。特に大牟田2年荒巻選手の29分06秒は、現在駒大大活躍中の田澤選手とほぼ同等の記録。今後もまた極めていければ。
※5000m、10000m自己ベスト者には、★マークをつけています。
3000m
2組
塩澤稀夕④8分23秒60
米田智哉④8分35秒25※5000mも2度出走
5000m
8組
金子鉄平①14分46秒82
岸本琉生弥①14分53秒23
9組
川上竜也②14分19秒95★
神薗竜馬①14分20秒52★
吉富裕太③14分22秒24
永洞和希①14分23秒82
杉本将太②14分26秒04
木原大地①14分28秒74
田中康靖③14分34秒71
折口雄紀①14分35秒28
丸山真孝①14分52秒16
3000m塩澤選手が出走。ここは調整なども兼ねていますかね。また最終学年米田選手が5000m2度出走の後に3000m。スタミナ面鍛えられているでしょうか。
5000mは9組あたりから記録が伸び始めましたね。1万m28分台を記録している川上選手が再び上昇。5000mベストで目途が立ってきましたかね。7月にもベストを出していた神薗選手も良かったです。このまま戦力になるか?
10組
脇坂進之介②14分22秒69
吉井来斗①14分27秒45
中嶋貴哉③14分35秒07
11組
宇留田竜希②14分20秒75
12組
市村朋樹③13分48秒35★
喜早駿介①13分54秒52★
10000m
3組
名取燎太④28分10秒51★
西田壮志④28分37秒37★
濱地進之介②28分51秒80★
塩澤稀夕④DNF
10組11組では脇坂・宇留田選手の2年生が14分20秒少し。彼らが本格化してくるとチームの選手層も厚くなります。
上位陣の活躍に沸いた12組も東海大は良かったです。市村選手が13分48秒のベスト、昨年同じ時期に13分50秒台でしたから力をつけました。そして喜早選手があがってきて嬉しい結果です。全日本から見たい選手です。
10000mは名取選手が素晴らしい走りでしたね。28分10秒は一機日本選手権標準を突破し、現役で日本人学生でもトップレベルとなっています!これでロードでさらにいい走りになるのですから、全日本駅伝アンカーでの走りが楽しみ!
さらに山登りの西田選手も平地でベースアップとなる28分37秒。順調に上がってきています。
びっくりしたのが2年濵地選手。先日は5000mでもベストを出していましたが、10000mでも28分台!新たな戦力候補が出てきました。東海大いいチームになってきています。
動画:TASUKIソリューション 様
10000m
2組
西村 暉③29分25秒00★
坂本貫登④29分37秒03
吉田勇大③29分38秒85★
小澤健太郎③29分39秒98★
湯本 樹③29分40秒20★
阿部爽真②29分46秒09★
田波 修④29分50秒93★
青山 澪①29分53秒63★
小川圭斗③29分54秒24★
渡辺一輝③29分55秒41★
今泉裕哉②30分29秒39★
中島駿佑②30分45秒58
加藤ジョン③30分48秒76
内藤宗昌③31分35秒91
丸山大輝②31分42秒35
3組
村上航太②28分38秒47★
岩崎大洋④29分09秒69★
上武大がトラック10000mで大幅に記録を出してきましたよ。まず2組で主力~中堅どころkが出場。一時不調に陥っていた坂本選手が復調傾向の29分37秒。
さらに主力候補と言われ名がら伸び悩んでいた西村選手が大幅ベスト29分25秒!さらに1年以上レースから遠ざかっていた吉田選手が29分38秒!これは嬉しい。松蔭大からやってきた小澤選手もさらに伸ばしてきています。
他にもロードで期待の上級生田波・湯本選手、下級生で阿部・青山選手と今まで名前を聞かなかった選手まで29分台。記録を出してきました。
そして最終組エース注目。まず岩崎選手に注目して29分09秒のベストを出したのですが…なんと2年生村上選手が28分38秒の大幅ベストで一気に柱になってきました。
契約の関係で使えなった靴も、変えてきているようですかね?これなら突破もありえるのかもしれません。
10000m
2組
斎藤俊輔③29分22秒21★
中山凛斗①29分25秒78★
関口絢太①30分00秒14★
加藤 駆①31分00秒29★
白瀬賢也①31分51秒17
1組
内田賢利①30分14秒70★
岸本健太郎①30分25秒16★
増井大介④30分29秒85★
忠内侑士①30分52秒10★
金城 快②30分54秒37★
ミラー千本真章②31分25秒01★
権守遼大①31分37秒84★
石鍋拓海③31分42秒63
立教大が5000mから連戦ですね。1年生が大量出場しましたが、一番良かったのが3年斎藤選手。29分22秒とスピードをつけましたね。前回も連合にあと一歩まで迫ったその走力はどこまで上がったか。
1年生では中山選手が唯一の29分台となる29分25秒。一番対応するかな?期待の関口選手も30分00秒とチーム内では上位。
他では1500m専門の加藤選手。3000m障害専門の内田選手もまずまずかな?その中で4年生増井選手も30分29秒ベスト。上級生の意地も予選会見物です。
明治学院大学
10000m
1組
千葉諒太郎④30分22秒64★
関東学院大学
5000m
6組
平川豪流①14分53秒81★
明治学院大は千葉選手がベスト。個々の走力あがてますよね。関東学院大はルーキー平川選手がベスト。にわかに活気が上がってきていますので、予選会要注目のチーム。
桜美林大学~連合選出候補複数人!
10000m
2組
永瀬 孝④29分41秒48★
白川大地②29分55秒41
3組
前山晃太郎④29分22秒59
明治学院大は千葉選手がベスト。個々の走力あがてますよね。関東学院大はルーキー平川選手がベスト。にわかに活気が上がってきていますので、予選会要注目のチーム。
桜美林大は3人の日本人ランナーが同じ記録会で29分台とこちらもかつてない盛況ぶり。昨年末から勢いがあった前山選手がタイム的にはトップの29分22秒。
もっともロードと言うことでは連合に選ばれたことのある永瀬選手にも注目。29分41秒と大幅ベストで楽しみ。2年白川選手も連続で29分台かな。この3人の箱根予選の個人成績は気になりますね。