新型コロナウイルスの影響により、延期になっていた
セイコーゴールデングランプリが、真夏の真っただ中、
新国立競技場で行われました!
うだるような暑さの中でしたが、非常に白熱した戦いが繰り広げられました。
中長距離中心にはなりますが、結果速報と簡単なコメントを掲載します。
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男子100m
2着×3組+2枠が決勝
その他、決勝に進めなかった高校生で一番早い選手がドリーム枠で決勝進出となります。
多田選手が終始引っ張るも、ゴール直前で茨城陸協の東田選手が交わしてトップ。多田選手が2位。久々のレースとなった山縣選手は伸びずに10秒42で3着で予選敗退。同タイム4位の井澤選手がドリーム枠確保するも、決勝はやめた模様です。
ユティックの岩崎選手が終始トップを走り1位で通過。9秒台を持つ小池選手もしっかり2番目に浮上してきて予選突破となりました。また、5位ゴールした河田選手がドリーム枠で決勝進出です。
レベルが高いタイムが出たのがこの組。桐生・ケンブリッジ選手が終始リードし、最後はお互い流してレースを終えます。それでも10秒09、10秒11とハイレベルのタイム。なお桐生選手は20度目の10秒0台。
3位以下もタイムが伸びて竹田選手が10秒25、4位柳田選手も10秒27でこの2人がタイムで決勝進出。柳田選手は高校生ですが、ドリーム枠を使わずに決勝進出を果たしました。
予選のタイムから9秒台の期待も高まった決勝。再度、桐生・ケンブリッジ選手が接戦となったことで、ちょっと固くなってしまったでしょうか。10秒1台にとどまりました。ただ、桐生選手「勝ち切れたことが収穫」なのかもしれません。
3位は10秒3台で大接戦となりましたが、多田選手を、竹田・東田・柳田選手ら新しい選手が上回るという集荷鵜の多いレースになりました。
白石・藤光選手が出走中に足を痛めたこともありましたが、第一人者の飯塚選手が独走で一着。まずまずの初戦だったかな?
45秒台が出たのはいいですね。ジュリアン選手が足を痛めた中、いい話題です。
中央大ルーキーが中距離を引っ張ります!
男子1500m
1位館澤亨次3分41秒07 横浜DeNA
2位楠 康成3分41秒39 阿見アスリートクラブ
3位的野遼大3分42秒02 MHPS
4位荒井七海3分42秒53 Honda
5位阪口竜平3分43秒78 SGHグループ
6位戸田雅稀3分44秒06 サンベルクス
7位木村理来3分44秒45 愛三工業
8位甲木康博3分44秒62 城西大城西
9位前田恋弥3分47秒00 カネボウ
10位大竹康平3分48秒89 広島経済大
1500mは、館澤・楠選手のマッチレース。最後制した館澤選手はやはり強いです。他にも的野・荒井・阪口選手ら実力者が続く中、高校生の甲木選手が3分44秒62!これは日本人高校歴代3位タイ!先日の石塚選手と並びました。ここのところ、この種目も記録が出ますね。
今年日本歴代2位のタイムを出した金井選手が安定していました
第一人者の安部さんが安定していますね。
昨年は大盛り上がりした種目。衛藤選手がしっかり優勝。新たに真野選手も出てきました。
しばらくは山本選手が第一人者かな。江島選手もここのところずっといいですね。大ベテランの澤野選手も出場していましたよ。
前年、世界陸上選手権代表3選手が上位3名に!橋岡選手は1度目に7m96を記録!ここから攻めに転じたものの、惜しくもファール続き…。8m確実に超えた回もあったのですが…。 8m越えは次回に持ち越し。
ディーン元気選手、自身7年ぶり84m越え!
これはびっくりしました。7年ほど前早大時代に大フィーバーを起こしたディーン元気選手が大復活!7年ぶりとなる84m越えをマーク。ユニフォームびりびりのパフォーマンスも感動しました。第一人者の新井選手とともにまた盛り上がれば。
女子100m
向かい風0.9m
1位兒玉芽生11秒62 福岡大
2位鶴田玲美11秒72 南九州ファミリーマート
3位石堂陽奈11秒86 立命館慶祥高
前年日本選手権覇者が苦しむ中、一番アウトレーンだった兒玉選手が優勝!しばらくは、群雄割拠となっていくのかな?
川田選手は800m~1500mのオールラウンダーでしたね。800mに絞っていくでしょうか??
ペースメーカーなど条件が揃えば日本新も…と思っていたのですが、そうではなく自分で出してしまいました。
スタート直後から田中選手が早くも先頭に!エカラレ・卜部・萩谷選手ら実力者もついていきますが、ずっと先頭を走り続けます。最初の1週が66秒、その後も65秒と周回ラップをあげていきます。
残り1週で3分01秒!ほぼ日本記録が確実の中、さらにギアチェンジ!ここまでついてきていた卜部選手を完全に引き離すと、最後まで力強いフォームをキープして4分05秒の日本記録!
小林さんの持っていた日本記録を14年ぶり更新!しかも2秒以上更新、そして自分でレースを作って引っ張っていったのがまた価値がありますね。まだまだ伸びていきます。
卜部選手と萩谷選手も自己ベスト!中長距離が本当に動き出しています。
寺田選手、自身の日本記録まで100分の6秒!
寺田ママ強いなぁ。昨年復帰していきなり日本記録、今季初戦もしっかり勝ち切って13秒03.まだまだこれからも楽しめそう。
女子400mH
1位関本萌香57秒51 早稲田大
2位イブラヒム 愛紗58秒11 札幌国際大
3位小山 佳奈58秒14 早稲田大
デットヒートが熱かった!
60m近くが安定して出る種目になってきましたね。