本日、全国男子駅伝(都道府県対抗駅伝)2020が行われましたね。
大激戦の末、6区中学生区間で抜け出した長野県が8度目の優勝!決して優勝候補に挙がっていなかったはずですが、最多優勝県は伊達じゃないですね。
全結果はこちらです。
ここでは、箱根駅伝ファンらしく、大学チーム関係者別結果をまとめています。
OB・現役、さらに新年度の新入生をまとめてみてみましょう!
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1位田村和希(住友電工)23分42秒 山口
2位岡本直己(中国電力)23分54秒 鳥取
4位古賀淳紫(安川電機)24分00秒 佐賀
7位菊地賢人(コニカミノルタ)24分02秒 北海道
7位西山雄介(トヨタ自動車)24分02秒 三重
10位中村高洋(京セラ鹿児島)24分05秒 鹿児島
11位橋詰大慧(SGHグループ)24分06秒 和歌山
12位小山直城(Honda)24分07秒 埼玉
15位小野知大(旭化成)24分11秒 宮崎
18位的野遼大(MHPS)24分18秒 長崎
21位武田凛太郎(ヤクルト)24分24秒 東京
22位山口浩勢(愛三工業)24分26秒 愛知
24位高橋尚弥(安川電機)24分29秒 岩手
26位潰滝大記(富士通)24分32秒 千葉
27位春日千速(ヤクルト)24分33秒 長野
30位秦 将吾(大塚製薬)24分40秒 愛媛
32位三田眞司(埼玉医科大G)24分45秒 神奈川
33位鈴木博斗(鶴岡市陸協)24分48秒 山形
35位岡本雄大(サンベルクス)24分54秒 岡山
36位坂東 剛(大阪ガス)24分58秒 大阪
37位山本修二(旭化成)24分59秒 石川
38位蛭田雄大(岩手陸協)25分01秒 岩手
44位吉村直人(愛知製鋼)25分25秒 奈良
トップ争いでは、安川電機の古賀選手が、懸命に逃げていたのが印象的でしたね。実業団ランナーの中心的な人物です。その後ろから大幅に追い上げたのは住友電工の田村選手。区間賞獲得と駅伝男健在ですね。
さらに、全国男子駅伝といえば、岡本選手。大ベテランになりつつありますが、今回も区間2位で、また通産ゴボウ抜き記録を伸ばしています。鹿児島の中村選手も健在。他、菊地選手は調子を戻しつつありますし、西山選手はNY駅伝からの好調をキープしています。
3位設楽悠太(Honda)37分20秒 埼玉
4位延藤 潤(マツダ)37分27秒 兵庫
7位大池達也(トヨタ紡織)37分37秒 岐阜
10位田村友佑(黒崎播磨)37分50秒 福岡
11位鈴木大貴(YKK)37分53秒 富山
12位村山紘太(旭化成)37分55秒 宮城
13位清水歓太(SUBARU)37分56秒 群馬
14位高久 龍(ヤクルト)37分57秒 栃木
18位細谷恭平(黒崎播磨)38分03秒 茨城
18位浅岡満憲(日立物流)38分03秒 千葉
20位早川 翼(トヨタ自動車)38分06秒 福井
23位松本 稜(トヨタ自動車)38分15秒 高知
24位相葉直紀(中電工)38分18秒 広島
25位牧 良輔(SUBARU)38分22秒 新潟
26位照井明人(NDソフト)38分25秒 山形
29位松尾修治(中電工)38分34秒 島根
31位風岡永吉(JFEスチール)38分40秒 岡山
31位髙橋裕太(大塚製薬)38分40秒 徳島
33位東 瑞基(コモディイイダ)38分52秒 愛知
34位市田 孝(旭化成)38分55秒 鹿児島
36位佐藤諒太(警視庁)38分58秒 東京
39位森川翔平(山陽特殊製鋼)39分29秒 香川
41位一色恭志(GMO)39分37秒 京都
44位田島 光(コモディイイダ)40分10秒 沖縄
45位東 森拓(西鉄)40分11秒 大分
アンカーは、2位でマツダ延藤選手、3位Honda設楽選手が走り出しました。非常に緊迫したトップ争いは、区間賞争いと非常に高レベルの中で行われていました。順位は最終的には入れ替わる事はありませんでしたが、実力者同士の見事な戦いでした。
他にもスピードランナーのトヨタ紡織大池選手、若手伸び盛りの黒崎播磨の田村選手、東国大卒のYKK鈴木選手当たりも良かった。黒崎播磨の細谷選手も単独走で目立っていました。
それから、怪我から久々のレース復帰となった旭化成の村山紘選手は、今持っている粘りは発揮したかな?ラスト、爆発的なスパート炸裂は、多くの駅伝ファンに印象残ったことでしょう。
3位阪口竜平④23分59秒 京都・東海大
5位田澤 廉①24分00秒 青森・駒澤大
6位吉田圭太③24分01秒 広島・青山学院大
7位高畑祐樹④24分02秒 滋賀・立命館大
13位藤曲寛人④24分10秒 静岡・順天堂大
13位浦野雄平④24分10秒 富山・國學院大
15位西川雄一朗④24分11秒 兵庫・東海大
17位湯原慶吾②24分16秒 茨城・青山学院大
19位鬼塚翔太④24分22秒 福岡・東海大
20位岸本大紀①24分22秒 新潟・青山学院大
23位遠藤大地②24分27秒 宮城・帝京大
25位西田壮志③24分31秒 熊本・東海大
28位樋口翔太①24分39秒 栃木・日本大
28位千明龍之佑②24分39秒 群馬・早稲田大
31位国川恭朗④24分42秒 福井・麗澤大
33位松尾淳之介④24分48秒 秋田・東海大
39位山田真生①25分07秒 岐阜・立命館大
40位伊東颯太③25分08秒 大分・駒澤大
41位多久和能広③25分15秒 島根・順天堂大
42位瀬戸祐希③25分22秒 山梨・山梨学院大
43位橋本尚斗②25分23秒 徳島・帝京大
45位増田 空③25分29秒 香川・帝京大
46位大城義己③25分41秒 沖縄・亜細亜大
47位杉本恭吾④26分08秒 高知・国士舘大
箱根駅伝ファンとしては嬉しいですね。全国男子駅伝には間に合わせた東海大阪口選手が学生トップの区間3位、学生最後にもう一度ロードで爆発的な走りを見れて良かったです。
他にはトップ争いで青学吉田・湯原選手、東海西川選手あたりが目立っていましたね。西川選手はいぶし銀の繋ぎ、発揮していました。
また、下位からの追い上げでは、駒大田澤選手がさすがの走りで区間5位、立命館大高畑選手と順大藤曲選手が大健闘の区間7位と13位、山の疲れが抜けきれない中で國學院大浦野選手らの健闘も光っています。
1位相澤 晃④37分10秒 福島・東洋大
2位中谷雄飛②37分18秒 長野・早稲田大
5位伊藤達彦④37分33秒 静岡・東京国際大
6位小林 歩③37分37秒 大阪・駒澤大
8位塩澤稀夕③37分38秒 三重・東海大
9位赤﨑 暁④37分46秒 熊本・拓殖大
15位藤木宏太②38分01秒 北海道・國學院大
15位宮下隼人②38分01秒 山梨・東洋大
17位井手孝一③38分02秒 佐賀・神奈川大
20位中西大翔①38分06秒 石川・國學院大
22位山下一貴④38分10秒 長崎・駒澤大
27位大森太楽③38分28秒 鳥取・中央大
28位吉岡遼人③38分32秒 滋賀・立命館大
30位新号健志③38分39秒 秋田・青山学院大
35位橋本龍一④38分57秒 神奈川・順天堂大
37位手嶋杏丞②39分15秒 宮崎・明治大
38位山根昴希③39分28秒 和歌山・帝京大
40位河野遥伎④39分35秒 愛媛・東海大
42位谷村龍生③39分39秒 山口・帝京大
43位小袖英人③39分49秒 青森・明治大
46位盛本聖也①40分14秒 奈良・日本体育大
47位玉澤拓海④41分02秒 岩手・拓殖大
アンカーは、トップで襷をもらった早大中谷選手が、見事に逃げ切りましたね。確かに、突っ込んで入って単独走ができる選手でしたが、このメンツで区間2位!昨年の悔しさを晴らしましたね。
そして区間賞は、2年連続で東洋大の相澤選手がとっていきました。残念ながら下位で襷をもらう事になりましたが、それでも凄かった。まさか12位と入賞ラインに迫るとは思いませんでした。区間記録にも迫り、やはり今一番勢いあるランナーです。
その入賞ラインでは、東国大伊藤選手が、拓大赤崎選手とランウェイ…いや並走してがっちりつかみました。また、神大井手選手も見事な単独走で5年ぶり入賞へ。スピードランナー東海塩澤選手の勢いも素晴らしく、写真判定の末、逆転入賞でした。
また、國學院藤木選手は、北海道の入賞に貢献、山梨県から出走の東洋大宮下選手も力がついているところを見せてくれました。中々上位陣は見応えがある結果でした。
青山学院大学
一般・大学生
3区
1位田村和希(住友電工)23分42秒 山口
6位吉田圭太③24分01秒 広島
11位橋詰大慧(SGHグループ)24分06秒 和歌山
17位湯原慶吾②24分16秒 茨城
20位岸本大紀①24分22秒 新潟
7区
30位新号健志③38分39秒 秋田
41位一色恭志(GMO)39分37秒 京都
高校生
1区
13位鈴木竜太朗(豊川)19分55秒 愛知
4区
5位松並昂勢(自由ケ丘)14分18秒 福岡
15位佐々木塁(盛岡一)14分26秒 岩手
5区
3位佐藤一世(八千代松陰)24分13秒 千葉
青学大は3区に集結しましたね。2位争いで田村選手が吉田選手に追い付き、吉田選手がびっくりしたところ田村選手がニヤリとしたのは、全国男子駅伝2020の名シーンの一つでしょう。橋詰選手健闘、湯原選手もトップ争いからは落ちるも粘って、茨城県の入賞に貢献しています。
箱根2区で話題になったルーキー岸本選手は、さすがに上位とはいかずも順位を上げる走りでした。無念は、京都の一色選手。2位争いで襷をもらうも5㎞あたりから急失速、NY駅伝にも出てなかったですし、本調子ではなかったかな?
高校生は、高校駅伝1区1位の好成績を上げていた八千代松陰の佐藤選手が再び快走。またいいランナーを獲得しそうですね。他もだいたい区間上位。中学時代世代トップだった佐々木選手再び花開くでしょうか。
東海大学
一般・大学生
3区
3位阪口竜平④23分59秒 京都
15位西川雄一朗④24分11秒 兵庫
19位鬼塚翔太④24分22秒 福岡
25位西田壮志③24分31秒 熊本
27位春日千速(ヤクルト)24分33秒 長野
33位松尾淳之介④24分48秒 秋田
7区
8位塩澤稀夕③37分38秒 三重
20位早川 翼(トヨタ自動車)38分06秒 福井
40位河野遥伎④39分35秒 愛媛
高校生
1区
9位石原翔太郎(倉敷高校)19分53秒 岡山
15位松尾昂来(西脇工業)19分59秒 兵庫
4区
17位入田優希(九州学院)14分31秒 熊本
5区
6位喜早駿介(仙台育英)24分29秒 宮城
14位佐伯陽生(伊賀白鳳)24分41秒 三重
17位吉冨純也(大牟田)24分48秒 福岡
41位折口雄紀(智辯和歌山)26分09秒 和歌山
東海大は、3区阪口選手の快走以外にも、西川・鬼塚・塩澤選手が存在感を示しました。塩澤選手が見事な走りで逆転の8位入賞へ。最後の最後で他県に並びかけられ、速報9位でしたが、公式で8位。戦い抜きました。他では、大学駅伝を走れなかった4年河野選手が、愛媛県のアンカーで頑張ってました。
入学してくる高校生も多数出場していましたね。1区ハイペースで区間9位・15位にまとめた石原・松尾選手、さらに5区では、佐伯選手に喜早選手が並びかけるシーンがありました。彼らも大学入学すぐレギュラーのチャンスがあるはずです。
國學院大學
一般・大学生
3区
13位浦野雄平④24分10秒 富山
7区
15位藤木宏太②38分01秒 北海道
20位中西大翔①38分06秒 石川
高校生
4区
40位河野涼太(徳島科技)15分03秒 徳島
42位阿部優樹(國學院久我山)15分11秒 東京
國學院大は、一般区間は在学生のみが出走、それぞれ区間10番台で懸命に役割を果たしています。確実に強くなっています。高校生は今回は目立ちませんでしたが、國學院大での成長が楽しみです。
帝京大学
一般・大学生
3区
23位遠藤大地②24分27秒 宮城
43位橋本尚斗②25分23秒 徳島
45位増田 空③25分29秒 香川
7区
31位髙橋裕太(大塚製薬)38分40秒 徳島
36位佐藤諒太(警視庁)38分58秒 東京
38位山根昴希③39分28秒 和歌山
42位谷村龍生③39分39秒 山口
高校生
1区
18位小野隆一朗(北海道栄)20分03秒 北海道
4区
16位大辻頌悟(水城)14分28秒 茨城
36位深井琉聖(那須拓陽)14分58秒 栃木
帝京大は、3区遠藤選手の追い上げが目立ちましたね。さすがに終盤は苦しかったですが、挑戦したのはナイスです。また、まだ大学駅伝未出走では香川3区増田選手、和歌山7区山根選手が出走しています。
高校生は、北海道栄の小野選手が目立ちましたかね。高校駅伝では1区で28分台出した、帝京大史上での大物ルーキーです。
東京国際大学
一般・大学生
3区
33位鈴木博斗(鶴岡市陸協)24分48秒 山形
7区
5位伊藤達彦④37分33秒 静岡
11位鈴木大貴(YKK)37分53秒 富山
26位照井明人(NDソフト)38分25秒 山形
高校生
1区
43位生田琉海(徳島科技)21分11秒 徳島
東国大はやはり現役の伊藤選手が大きく目立ちましたね。勢い本当にあります。OBもそれぞれで活躍しています。鈴木博選手が市民ランナーとして続けているのにびっくりしました。
明治大学
一般・大学生
3区
2位岡本直己(中国電力)23分54秒 鳥取
7位菊地賢人(コニカミノルタ)24分02秒 北海道
7区
37位手嶋杏丞②39分15秒 宮崎
43位小袖英人③39分49秒 青森
高校生
1区
8位杉彩文海(鳥栖工業)19分53秒 佐賀
38位安部柚作(國學院久我山)20分48秒 東京
4区
32位斎藤拓海(市立船橋)14分53秒 千葉
5区
9位児玉真輝(鎌倉学園)24分34秒 神奈川
11位城戸洸輝(宮崎日大)24分37秒 宮崎
明治大はベテランOB勢が大活躍していましたね。岡本選手はまだまだ若手の壁になっていきそうです。菊地選手も自分のペースで行けてるかな?在校生は手嶋・小袖選手の往路組が7区で挑戦しましが、今回は苦しい走りでした。
さて、上り調子の明治大、高校生も素晴らしい走りでしたね。1区杉選手がハイペースの先頭集団に最終盤まで食らいつき区間8位、5区では児玉・城戸選手が区間10位前後の成績でした。ここからエース選手が出てくるでしょうか。
早稲田大学
一般・大学生
3区
21位武田凛太郎(ヤクルト)24分24秒 東京
28位千明龍之佑②24分39秒 群馬
7区
2位中谷雄飛②37分18秒 長野
13位清水歓太(SUBARU)37分56秒 群馬
高校生
1区
14位菖蒲敦司(西京高校)19分59秒 山口
24位北村 光(樹徳)20分17秒 群馬
早大は中谷選手の話題に尽きますね。トップ中継も、2位・3位のチームからははっきりと視界に入る位置で、さてどうなるのかなというところでしたが、見事に逃げ切りました。昨年の悔しさ、まずはリベンジです。他、OB清水選手も健闘していました。
高校生では1区で1万28分台を持つ菖蒲選手が出走。高校駅伝よりは順位を上げましたが、本領発揮とまではいかなかったかな?大学に入ってぐっと力を伸ばす糧となれば。
駒澤大学
一般・大学生
3区
5位田澤 廉①24分00秒 青森
7位西山雄介(トヨタ自動車)24分02秒 三重
40位伊東颯太③25分08秒 大分
7区
6位小林 歩③37分37秒 大阪
22位山下一貴④38分10秒 長崎
高校生
1区
6位赤星雄斗(洛南高校)19分50秒 京都
11位白鳥哲汰(埼玉栄高)19分55秒 埼玉
12位安原太陽(滋賀学園)19分55秒 滋賀
31位中洞 将(中京学院)20分34秒 愛知
4区
1位唐澤拓海(花咲徳栄)14分07秒 埼玉
5区
5位赤津勇進(日立工業)24分27秒 茨城
21位花尾恭輔(鎮西学院)24分59秒 熊本
45位篠川史隆(幡多農)26分18秒 高知
駒大は勢いある選手はそのまま良かったですね。田澤・西山選手は3区で区間一桁。テレビでは目立たなかったですが、7区小林選手も相当な好走でした。意外とこの世代、彼が引っ張っていくことになるのかな?
高校生はかなり良かったですよね。テレビでは4区花崎徳栄の唐澤選手の区間タイ記録が大きく話題になっていました。他では1区赤星・白鳥・安原選手、5区で赤津選手が好走を見せていました。中洞・花尾選手も持ちタイムは良かったはず。この世代も大いに注目ですよね。
創価大学
高校生
5区
24位桑田大輔(八頭)25分07秒
創価大は新入生の桑田選手のみが出走。初シード校となった大学へ入学できるのは、ツイてますね。
東洋大学
一般・大学生
3区
24位高橋尚弥(安川電機)24分29秒 岩手
37位山本修二(旭化成)24分59秒 石川
7区
1位相澤 晃④37分10秒 福島
3位設楽悠太(Honda)37分20秒 埼玉
4位延藤 潤(マツダ)37分27秒 兵庫
14位高久 龍(ヤクルト)37分57秒 栃木
15位宮下隼人②38分01秒 山梨
高校生
1区
5位佐藤真優(東洋大牛久)19分49秒 茨城
19位家吉新大(和歌山北)20分05秒 和歌山
28位山本龍神(米子松蔭)20分25秒 鳥取
41位渡辺亮太(学法石川)20分59秒 福島
42位十文字優一(専大北上)21分09秒 岩手
4区
28位熊崎貴哉(高山西)14分51秒 岐阜
5区
1位松山和希(学法石川)23分55秒 福島
9位菅野大輝(姫路商業)24分34秒 兵庫
23位村上太一(北見緑陵)25分04秒 北海道
東洋大は、7区でOB・現役含めてお祭りでした。相澤選手が「前半重たい走り」ながら26位から12位のスーパージャンプアップ。東京マラソンは回避して、1万mで東京五輪を目指すということ。ロードは非公認27分台は走っているので本当に楽しみです。
設楽選手は、以前の爆発力がないのは気がかりですが、悪くない仕上がりなのかな?東京マラソンで、五輪切符を掴みに行きます。延藤選手も駅伝など本当に強い。高久・宮下選手も区間上位に食い込んでいます。
高校生は、5区松山選手の区間タイ記録が大きく話題になりましたね。しかも40位台に低迷するチームを引き上げているのもポイント。学法石川もロード組が着実に力を付けています。時期エースとして期待が高くなっています。
他では、1区5位佐藤選手、5区9位菅野選手も素晴らしかった。今回は悔しい失速となった渡辺選手らも、今後に期待です。
中央学院大学
一般・大学生
3区
26位潰滝大記(富士通)24分32秒 千葉
35位岡本雄大(サンベルクス)24分54秒 岡山
7区
18位細谷恭平(黒崎播磨)38分03秒 茨城
高校生
1区
26位伊藤秀虎(四日市工業)20分18秒 三重
4区
32位谷口唯翔(鳥取中央育英)14分53秒 鳥取
中央学院大はOB7区細谷選手が、入賞圏内で襷をもらい、しっかりと順位をキープしました。実業団に入って平地の力を伸ばしてきています。高校生は、伊藤選手が高校駅伝に引き続き1区で粘りました。彼は一つ注目ですね。
中央大学
一般・大学生
3区
38位蛭田雄大(岩手陸協)25分01秒 岩手
7区
27位大森太楽③38分28秒 鳥取
高校生
1区
1位吉居大和(仙台育英)19分46秒 宮城
2位中野翔太(世羅高校)19分47秒 広島
29位羽藤隆成(今治北高)20分26秒 愛媛
36位山田俊輝(市立橘高)20分43秒 神奈川
5区
7位園木大斗(開新高校)24分33秒 熊本
16位伊東大翔(国学院久我山)24分45秒 東京
中央大は、市民ランナーとなってからぐっと力を付けた蛭田選手、そして7区には箱根9区出走の大森選手が、それぞれ検討しています。
さて、大きく話題になったのは高校生ですね。ハイペースの1区でラストスパート大炸裂となった吉居選手が、区間記録保持者として中央大にやってきます。
さらに、中野選手まで区間2位。中央大大きく盛り上がるニュースです。5区園木・伊東選手も健闘、中央大を押し上げる存在になるか。
拓殖大学
一般・大学生
7区
9位赤﨑 暁④37分46秒 熊本
47位玉澤拓海④41分02秒 岩手
拓殖大は、赤崎選手が状態が上がってきていましたね。しっかりと他強豪ランナーと並走して区間9位の走り。また箱根6区を走った玉澤選手が岩手アンカー抜擢、最後までしっかり走り切っています。
順天堂大学
一般・大学生
3区
13位藤曲寛人④24分10秒 静岡
18位的野遼大(MHPS)24分18秒 長崎
41位多久和能広③25分15秒 島根
7区
7位大池達也(トヨタ紡織)37分37秒 岐阜
35位橋本龍一④38分57秒 神奈川
高校生
1区
16位石井一希(八千代松陰)19分59秒 千葉
4区
29位馬場園玲生(藤沢翔陵)14分52秒 神奈川
5区
11位三浦龍司(洛南)24分37秒 京都
28位藤原優希(水島工業)25分14秒 岡山
順天堂大は、藤曲選手が上位で健闘していたのが大きく光りました。多久和選手も最下位で襷を受けた事を考えると頑張ったでしょうか。高校生は3障で話題の三浦選手が5区出走。ロードはまだまだこれからでしょう。
法政大学
高校生
4区
25位長橋悠真(小千谷)14分49秒 新潟
神奈川大学
一般・大学生
7区
17位井手孝一③38分02秒 佐賀
33位東 瑞基(コモディイイダ)38分52秒 愛知
高校生
5区
4位宇津野篤(佐久長聖)24分21秒 長野
13位佐々木亮輔(鳥栖工業)24分38秒 佐賀
29位高橋銀河(秋田工)25分21秒 秋田
神大は、アンカー井手選手が、単独5位で襷をもらい、しっかりと5位をキープする見事な走り。序盤区間30位台でしたが、見事にイーブンペースを刻み続けたと言えます。
高校生は5区に集結。宇津野選手の大きな追い上げは長野県へ流れを呼び込む走りで見事でした。また、佐々木選手も区間上位で健闘。神大のリクルートもよくなっています
日本体育大学
一般・大学生
7区
46位盛本聖也①40分14秒 奈良
高校生
5区
25位漆畑徳輝(山梨学院)25分08秒 山梨
日体大は、箱根予選で出走していたルーキー盛本選手が出走。今回は調子も少し悪かったかな?今後上がれれば。
日本大学
一般・大学生
3区
28位樋口翔太①24分39秒 栃木
高校生
4区
8位高貝 瞬(秋田工業)14分19秒 秋田
32位寺元颯一(倉敷)14分53秒 岡山
5区
15位谷口 賢(豊川高校)24分43秒 愛知
18位三木 雄介(西京)24分50秒 山口
36位土井拓実(富山商業)25分53秒 富山
日大は、新入生が多く出走していました。4区高貝選手が区間8位好走、また5区エース区間で、谷口・三木選手が区間二けた、このあたりがすぐ戦力になると助かります。
国士舘大学
一般・大学生
3区
32位三田眞司(埼玉医科大G)24分45秒 神奈川
7区
47位杉本恭吾④26分08秒 高知
高校生
1区
3位遠入 剛(大分東明)19分47秒 大分
5区
19位上野優人(大分東明)24分53秒 大分
31位山下雄暉(美濃加茂)25分23秒 岐阜
国士舘大は、大学駅伝出走ならなかった4年杉本選手が3区出走。苦しい走りとなりましたが、一つ努力が報われた形。新入生が万々歳で、遠入選手が区間3位。大物ルーキーが入部しますね!
上武大学
一般・大学生
7区
45位東 森拓(西鉄)40分11秒 大分
高校生
1区
30位額賀稜平(山梨学院)20分26秒 山梨
44位米林 悠斗(遊学館)21分13秒 石川
5区
37位芝 大輔(関大北陽)25分56秒 大阪
上武大は、新入生が3名出走。1区額賀選手と5区芝選手が区間30位台と粘っていました。彼らが上がってこれればと思っています。
専修大学
一般・大学生
7区
29位松尾修治(中電工)38分34秒 島根
31位風岡永吉(JFEスチール)38分40秒 岡山
高校生
4区
2位木村暁仁(佐久長聖)14分13秒 長野
4位伊井修司(東農大二)14分16秒 群馬
専修大は7区にOBが登場、松尾・風岡選手が頑張りました。新入生は4区で、長野県反撃の口火を切った木村選手が区間2位激走でした。専修大新チームでも、いい刺激になれば。
城西大学
一般・大学生
3区
22位山口浩勢(愛三工業)24分26秒 愛知
7区
12位村山紘太(旭化成)37分55秒 宮城
高校生
1区
20位志貴勇斗(山形南)20分06秒 山形
4区
11位山中秀真(四日市工)14分21秒 三重
29位山本 樹(島田)14分52秒 静岡
29位春名竜治(関大北陽)14分52秒 大阪
5区
43位成田龍之介(青森山田)26分11秒 青森
城西大はOBが出走。ベテラン山口選手が安定した走り、さらに久々登場の村山選手は区間12位。ラスト入賞ライン胸の差で届きませんでしたが、復帰戦としてはまるまずかな?
高校生は、1区志貴選手と4区山中選手がまずまずかな?ここから育成でどこまで伸ばすことができるでしょうか。
東京農業大学
一般・大学生
3区
12位小山直城(Honda)24分07秒 埼玉
7区
18位浅岡満憲(日立物流)38分03秒 千葉
農大はOBのみ出走。Honda小山選手が頑張ってますね。
山梨学院大学
一般・大学生
3区
30位秦 将吾(大塚製薬)24分40秒 愛媛
42位瀬戸祐希③25分22秒 山梨
高校生
4区
19位島津裕太(九里学園)14分33秒 山形
5区
44位赤坂 優人(遊学館)26分15秒 石川
山学大は、秦選手に、当日緊急区間変更の瀬戸選手が出場。本格的なロードは初?手応えはどうだったでしょうか。
大東文化大学
一般・大学生
7区
34位市田 孝(旭化成)38分55秒 鹿児島
高校生
4区
22位敦賀優雅(青森山田)14分34秒 青森
5区
26位佐竹勇樹(比叡山)25分10秒 滋賀
大東大は市田孝選手が出走も、今回は調整合っていなかったでしょうか。新入生は2名出走。佐竹選手ら中堅あたりのランナーがどこまで伸びるか。
関東その他
一般・大学生
3区
31位国川恭朗④24分42秒 福井・麗澤大
46位大城義己③25分41秒 沖縄・亜細亜大
7区
44位田島 光(コモディイイダ)40分10秒 沖縄・関東学院大卒
高校生
4区
3位関口 絢太(國學院久我山・東京)14分16秒 ⇒ 立教大
沖縄県は関東の主要チーム以外からだったのですね。なお、コモディイイダの田島選手は、昨年の大河ドラマ『いだてん』で沖縄県の聖火ランナーとして出演している選手です。
高校生は、大スカウトが話題になった立教大から、関口選手が出走。区間3位は4区とはいえ素晴らしい走りです。
立命館大学
一般・大学生
3区
7位高畑祐樹④24分02秒 滋賀
39位山田真生①25分07秒 岐阜
44位吉村直人(愛知製鋼)25分25秒 奈良
7区
28位吉岡遼人③38分32秒 滋賀
立命館大は高畑選手の区間7位が大きく光りますね。ここまでのランナーになるとは…。山田・吉岡選手もまたレベルアップする機会になれば。
一般・大学生
3区
10位中村高洋(京セラ鹿児島)24分05秒 鹿児島・名古屋大卒
36位坂東 剛(大阪ガス)24分58秒 大阪・関西学院大卒
7区
24位相葉直紀(中電工)38分18秒 広島・広島大卒
25位牧 良輔(SUBARU)38分22秒 新潟・新潟医療福祉大卒
高校生
1区
39位水上直人(富山商業・富山)20分54秒 ⇒ 同志社大
46位脇 健斗(尽誠学園・香川)21分38秒 ⇒ 環太平洋大
5区
40位大石朝陽(小豆島中央・香川)26府08秒 ⇒ 京都産業大
30歳台になってからも成長を続ける京セラ鹿児島の中村選手は今年もしっかりと走っていますね。7区はどちらも緊急出走組ですね。区間中位となりましたが、懸命に県の為に走り切っています。
新入生は全体的に下位ということになりました。全日本本戦に出場している環太平洋大や京都産業大、しっかり育成できるかどうか。
一般・大学生
3区
4位古賀淳紫(安川電機)24分00秒 佐賀
15位小野知大(旭化成)24分11秒 宮崎
7区
10位田村友佑(黒崎播磨)37分50秒 福岡
23位松本 稜(トヨタ自動車)38分15秒 高知
39位森川翔平(山陽特殊製鋼)39分29秒 香川
高校生
1区
35位林田洋翔(瓊浦・長崎)20分43秒 ⇒ MHPS
4区
19位中島阿廉(鳥栖工・佐賀)14分33秒 ⇒ 黒崎播磨
25位横田玖磨(瓊浦・長崎)14分49秒 ⇒ トヨタ自動車九州
3区では佐賀・古賀選手が、2位で襷をもらい、直後に首位へ。後ろ青学大関係者に追われましたが、逃げ切って立派な区間4位です。NY駅伝旭化成6区で大いに話題になった小野選手は今回は区間15位。
7区では、黒崎播磨の田村選手が安定して強さを発揮しています。また、松本・森川選手は、最下位争いで襷をもらった中、奮闘しています。
高校生では、1万m28分台の成績を持つ林田選手が出走も、今回は失速。MHPSでどのような成長曲線を描いていくでしょうか。