各大学の結果と、
長年の駅伝ファンによる簡単なコメントを付記します。
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1位青山学院大学10:45:23(往路1位5:21:16、復路2位5:24:07)
1区7位吉田圭太③61分31[7]0:18
2区5位岸本大紀①67分03秒[1]
3区4位鈴木塁人④61分32秒[2]1:21
4区1位吉田祐也④60分30秒[1]
5区2位飯田貴之②70分40秒[1]
6区3位谷野航平④58分18秒[1]
7区4位中村友哉④63分23秒[1]
8区2位岩見秀哉③64分25秒[1]
9区1位神林勇太③68分13秒[1]
10区5位湯原慶吾②69分48秒[1]
2区岸本選手の的中ズバリ!往路優勝、復路もせめて新記録!
びっくりでしたね。さすがにエース区間2区岸本選手で区間上位は厳しい、優勝するとしたらじわじわ追い上げて…と思っていました。
ところがその岸本選手でトップに浮上!さらに4区吉田祐選手がまさかの区間新記録!後続を引き離すと、5区急遽抜擢の飯田選手が70分台の走りで、後続を寄せ付けず往路優勝!
復路も6区7区は2位に詰められるも堅実に繋ぎ、8区は直前に決まったという岩見選手が、前年4区のリベンジを果たす快走で流れを青学に。9区神林選手が68分台の区間賞でダメ押し!見事な総合優勝でした。
なんだか…新しい時代と思いきや、青学1強を予感させる展開でした。
総合優勝おめでとうございます!!
2位東海大学10:48:25(往路4位5:24:38、復路1位5:23:47)
1区4位鬼塚翔太④61分23秒[4]0:10
2区7位塩澤稀夕③67分13秒[3]0:02
3区6位西川雄一朗④62分21秒[5]2:12
4区2位名取燎太③61分37秒[4]1:58
5区7位西田壮志③72分04秒[4]3:22
6区1位館澤亨次④57分17秒[3]2:21
7区3位松崎咲人①63分03秒[2]2:01
8区1位小松陽平④64分24秒[2]2:00
9区8位松尾淳之介④69分55秒[2]3:42
10区3位郡司陽大④69分08秒[2]3:02
各区間安定ある走りをするも…黄金世代ラストは2位
いやあ、ほとんどの区間でほぼ予定通りの走りだったはずですけどね。それでもなお届かなかった。総合優勝は難しいですね。
出足は非常に良くて、鬼塚・塩澤選手がトップ集団へ。ただ、3区から5区で離されましたね…。5区西田選手は最終調整がうまくいかず、昨年よりタイムを落としてしまい、一つ明暗を分けてしまったかも…。
その中で、最後の駅伝かもしれない6区館澤選手が、一発集中で57分17秒というちょっと信じられない区間記録記録を出して、チームを勇気づけました。
それでも7区ルーキー松崎、8区前回MVP小松選手が懸命に追うも大きくは詰まらず。9区松尾選手が途中で力尽きました。
それでも最後郡司選手がトップとの差を縮め、昨年取れなかった復路優勝はもぎ取りました。いろいろあった黄金世代、6名出走で10時間48分台、悪くない最終結果でした。
3位國學院大學10:54:20(往路2位5:22:49、復路10位5:31:31)
1区2位藤木宏太②61分18秒[2]0:05
2区8位土方英和④67分19秒[4]0:03
3区5位青木祐人④61分34秒[3]1:26
4区3位中西大翔①61分53秒[3]1:28
5区3位浦野雄平④70分45秒[2]1:33
6区8位島崎慎愛②59分01秒[2]2:16
7区11位木付 琳②64分31秒[3]3:24
8区7位河東寛大③66分10秒[3]5:09
9区19位茂原大悟④72分30秒[5]9:26
10区4位殿地琢朗②69分19秒[3]8:57
往路制覇はならずも、諦めない走りで総合3位達成!
往路はほとんど完璧なレースだたのではないでしょうか。1区藤木選手が、六郷橋から勇気ある飛び出しで区間2位!土方・青木選手ら4年生が強豪校に食らいつきました。
そして1分半差、大逆転を期待された5区浦野選手は…微妙な差に少し硬くなってしまった印象はありましたが、2年連続70分台で走り切り、往路2位!見事な躍進です。
復路も苦手な6区を島崎選手が59分01秒で繋ぎ、7区で一つ順位を落とすも木付・河東選手が順調に目標の3位を走行。ところが9区茂原選手が急失速、5位に順位を落としてしまいます。
しかし、10区殿地選手が諦めなかった!1分ほどあった3位との差を埋めると、4校で行われた3位争いを残り1㎞からのラストスパートで制して3位!歴史を変える挑戦、目標達成です!
4位帝京大学10:54:23(往路6位5:27:15、復路3位5:27:08)
1区8位小野寺悠③61分32秒[8]0:19
2区9位星 岳③67分29秒[5]0:27
3区2位遠藤大地②61分23秒[4]1:39
4区6位岩佐壱誠④62分11秒[5]1:59
5区18位平田幸四郎④74分40秒[6]5:59
6区13位島貫温太④59分56秒[8]7:37
7区9位中村風馬②64分13秒[8]8:27
8区3位鳥飼悠生③64分50秒[6]8:52
9区5位小森稜太④69分26秒[6]10:05
10区2位吉野貴大④68分43秒[4]9:00
遠藤・吉野選手ら、平地8区間区間一桁、3回目の総合4位
平地は完璧でしたね。小野寺・星選手ら絶好調3年生コンビが序盤を乗り切ると、大復活した遠藤選手が日本人歴代トップ、岩佐選手も強豪校と渡り合いました。
ただ、過去経験者とはいえ、ぶっつけで挑んだ5区6区で8位まで後退。ここは勿体なかったかなぁ?
それでも平地は強かった。7区で悪い流れを切ると、8区で鳥飼選手が駒大東洋を交わし、3年連続9区の小森選手が突き放しました。この地点で6位。
そして中野監督「秘密兵器」の10区4年吉野選手がぶっ飛ばしていって、かなり離れていた3位争いに!ラスト勝負で目標の3位はならずも、過去最高タイの4位!持ちタイムの力は見せましたかね。
5位東京国際大学10:54:27(往路3位5:24:33、復路6位5:29:54)
1区13位丹所 健①63分02秒[13]1:49
2区2位伊藤達彦④66分18秒[8]0:46
3区1位イエゴン ビンセント①59分25秒★[1]
4区12位佐伯 涼③62分53秒[2]1:02
5区10位山瀬大成④72分55秒[3]3:17
6区17位大上颯麻①60分26秒[4]5:25
7区7位真船恭輔④64分02秒[5]6:04
8区5位芳賀宏太郎②65分51秒[5]7:30
9区3位相沢悠斗④69分04秒[3]8:21
10区9位内山涼太④70分31秒[5]9:04
異次元のヴィンセント選手、トップ疾走し初のシード権は5位!
エース選手を置いた2区3区が予想以上でしたね。2区伊藤選手が、東洋相澤選手に食らいつき66分18秒の区間2位。そして3区起用のヴィンセントが…区間記録を2分更新する59分25秒…世界レベルの走りに凄すぎて何も言えませんでした。
4区で首位は譲るも、5区山瀬選手が粘り切り往路3位の大躍進!復路も6区苦しくも、主力を残した7区以降は区間一桁連発。特に9区相沢選手が69分04秒好走で再度3位浮上は最大のハイライトです。
アンカー内山選手が4校の3位争いの中、5位となりましたが、過去最高15位から大幅ジャンプアップの初シード権!インパクトを残し続けた大学駅伝シーズンとなりました。
6位明治大学10:54:46(往路5位5:27:11、復路4位5:27:35)
1区10位小袖英人③62分09秒[10]0:56
2区10位加藤大誠①67分52秒[12]1:27
3区7位手嶋杏丞②62分22秒[7]3:38
4区13位金橋佳佑②62分59秒[9]4:46
5区5位鈴木聖人②71分49秒[5]5:55
6区7位前田舜平③58分48秒[5]6:25
7区1位阿部弘輝④61分40秒★[4]4:42
8区8位櫛田佳希①66分17秒[4]6:34
9区11位村上純大③70分07秒[4]8:28
10区10位河村一輝④70分43秒[6]9:23
考えられた区間配置、5区鈴木7区阿部で決めた復活シード権!
区間エントリーで一番びっくりした大学の一つでしたが、これは驚きました。2区エース区間には、予選を走っていないルーキー加藤選手。彼が67分台で乗り切ると、3区手嶋・5区鈴木選手がジャンプアップし、往路5位。
復路も7区起用になった大エース阿部選手が、61分40秒の見事な区間新記録。ここで総合4位は恐れ入りました。9区10区が伸び切らなかったですが、それでも戦前予想付かなかった総合6位。
そして5年ぶりシード権獲得しました。明治大が強豪校に向けて確実に戻ってきています。
7位早稲田大学10:57:43(往路9位5:28:48、復路5位5:28:55)
1区6位中谷雄飛②61分30秒[6]0:17
2区6位太田智樹④67分05秒[2]0:01
3区14位井川龍人①63分52秒[8]3:42
4区7位千明龍之佑②62分25秒[8]4:16
5区15位吉田 匠③73分56秒[9]7:32
6区19位半澤黎斗②60分49秒[12]10:03
7区2位鈴木創士①62分56秒[9]9:36
8区4位太田直希②65分30秒[9]10:41
9区4位新迫志希④69分17秒[8]11:45
10区8位宍倉健浩③70分23秒[7]12:20
2区太田好走!一時後退も、7区鈴木巻き返し復活シード権!
1区中谷選手がある意味主役。高速レースの最初を作り出し、自信も粘り区間6位。復活した2区太田智選手がトップと1秒差の2位で。ここまでは完璧でした。
ただ3区ルーキーがオーバーペースで失速、流れが切れて往路は9位へ。そして経験者が走れなかった6区で総合12位に後退、シード権に向けて暗雲が立ち込めました。
救ったのが7区ルーキー鈴木選手。62分台の快走で一気に3人抜き!流れに乗ると8区太田直9区新迫選手も区間4位、アンカー配置された宍倉選手もラストスパートを活かして総合7位へ。見事に1年でシード校に復帰してみました。
8位駒澤大学10:57:44(往路8位5:27:41、復路8位5:30:03)
1区9位中村大聖④62分07秒[9]0:54
2区13位山下一貴④68分18秒[13]1:51
3区3位田澤 廉①61分25秒[6]3:05
4区5位小島海斗③62分01秒[6]3:15
5区13位伊東颯太③73分50秒[8]6:25
6区6位中村大成④58分46秒[6]6:53
7区5位小林 歩③63分27秒[6]6:57
8区11位加藤 淳③66分52秒[8]9:24
9区13位神戸駿介③70分37秒[9]11:48
10区7位石川拓慎②70分21秒[8]12:21
ルーキー田澤3区3位好走も…区間二けた5個と乗れず総合8位
いいオーダーが組めたと思ったのですが…。1区大聖2区山下選手が攻めきれず、2区終了地点で13位。3区話題のルーキー田澤選手が7人抜き6位浮上、4区小島選手も好走。流れに乗りましたが、5区伊東選手が乗り切れず往路は8位に。
復路は大成選手が58分台で2つ順位を上げ6位、小林選手がキープ、いい流れに再びなります。しかし、加藤・神戸選手が攻めきれず、総合9位まで後退します。
10区も失速するとシード権が危ういという中、初駅伝となった石川選手が区間7位の粘り。ラストスパート争いに敗れはしますが何とか総合8位滑り込みました。最終調整に課題が残った印象です。
9位創価大学10:58:17(往路7位5:27:34、復路9位5:30:43)
1区1位米満 怜④61分13秒[1]
2区11位ムソニ ムイル④67分58秒[6]0:37
3区11位原富慶季③63分16秒[9]3:42
4区4位福田悠一③61分55秒[7]3:46
5区12位築舘陽介④73分12秒[7]6:18
6区16位葛西 潤①60分25秒[10]8:25
7区18位右田綺羅③65分15秒[11]10:17
8区9位鈴木大海③66分39秒[11]12:31
9区6位石津佳晃③69分43秒[11]14:01
10区1位嶋津雄大②68分40秒★[9]12:54
最初と最後で決めた初シード権!3度目出場で悲願達成!
いやぁ、懸命のレースでしたね。1区配置されたエース米満選手が、冷静に勝負所を見極めて区間賞!しかも歴代2位タイのタイムに嵐を予感させました。
2区ムイル選手が不発も、4区福田選手の好走もあり往路は7位。ただ、人選が固まらなかった6区で10位に下がると、7区で11位に。8区鈴木9区石津選手が区間一桁で追うも、9区終了時で50秒以上離されてしまいます。
そんな中、アンカー嶋津選手が秘密兵器となりました。榎木監督の指示を無視し、ハイペースで突っ込みます。7㎞で脚に異常をきたすも9㎞で10位浮上。そのまま乗り切り68分40秒の区間記録で初シードに花を。なお、ヴェイパーフライじゃなかったことも話題になりました。
10位東洋大学10:59:11(往路11位5:29:15、復路7位5:29:56)
1区14位西山和弥③63分15秒[14]2:02
2区1位相澤 晃④65分57秒★[7]0:38
3区13位吉川洋次③63分33秒[10]4:00
4区20位渡邉奏太④66分05秒[14]8:14
5区1位宮下隼人②70分25秒★[11]7:59
6区2位今西駿介④57分34秒[7]7:15
7区6位蝦夷森章太②63分32秒[7]7:24
8区6位前田義弘①66分08秒[7]9:07
9区9位大澤 駿③70分02秒[7]10:56
10区19位及川瑠音①72分40秒[10]13:48
連続3位以内の箱根の顔がまさか…区間新3つも総合10位に沈む
難しいですね。2区相澤選手が期待以上の走りで65分台区間新。経験者を押しのけて5区となった宮下選手が区間新!それでも出遅れから流れに乗れず往路11位。
復路は3度目山下りの今西選手が57分台の区間新(区間2位)!4人抜きで7位に浮上、7区蝦夷森8区前田選手ら若手が頑張るも順位は上がらず、10区急遽起用の及川選手は実力不足、何とかシード権確保の10位でした。
西山選手ら主力が回復しきらず、さらに定方選手が直前で足を痛め、その中で無理に優勝を狙いに行ったのはあると思います。総合タイム11時間切りながら、新時代となった箱根に乗り遅れました。
11位中央学院大学11:01:10(往路12位5:29:17、復路11位5:31:53)
1区5位栗原啓吾②61分26秒[5]0:13
2区14位川村悠登④68分21秒[10]1:13
3区15位戸口豪琉③63分55秒[12]4:57
4区10位城田 航④62分49秒[11]5:55
5区8位畝 歩夢③72分46秒[12]8:01
6区5位武川流以名①58分25秒[9]8:08
7区14位吉田光汰②64分55秒[10]9:40
8区15位藤井雄大④67分09秒[10]12:24
9区2位有馬圭哉④68分56秒[10]13:07
10区18位石綿宏人③72分28秒[11]15:47
んー、シード権の番人が…。攻めるポイントはあったのですよね。1区抜擢の栗原選手的中で区間5位スタート。その後順位を下げるも、5区畝6区武川選手の山コンビが好走!
特に武川選手は陸上歴1年未満で、山下り1年生歴代トップの58分25秒!ここで順位を9位に押し上げます。7区で10位争いとなるも、9区有馬選手が68分台で区間2位の快走!やはり10位以内は入ってくるかと思われましたが…
2年連続10区の実力者石綿選手が非常に重たい走りで区間18位。区間5位付近で走れていれば10位以内に入れていたのですが…。髙橋選手が怪我明けで走れなかった(8区候補だったそうですが)のもありますかね。6年ぶり予選からやり直しです。
12位中央大学11:03:39(往路13位5:31:40、復路12位5:31:59)
1区16位千守倫央①63分27秒[16]2:14
2区17位川崎新太郎③69分01秒[18]3:54
3区12位三浦拓朗②63分32秒[16]7:15
4区11位池田勘汰③62分51秒[15]8:15
5区9位畝 拓夢③72分49秒[13]10:24
6区10位若林陽大①59分25秒[13]11:31
7区12位森 凪也②64分50秒[13]12:58
8区16位矢野郁人③67分21秒[14]15:54
9区10位大森太楽③70分05秒[13]17:46
10区6位二井康介④70分18秒[12]18:16
1区千守2区川崎選手で耐えて、3区から8区でじわり浮上する予定だったそうですね。ただ、全体的に高速化で5区畝選手の区間9位が最高、中々シード権との差は縮まりませんでした。
そんな中9区大森選手が区間10位、そして激動の4年間を送った世代から10区二井選手が区間6位!。どん底を見た選手の好走で、何か一つ報われたでしょうか?来年こそ復活シード権と行きたい。
13位拓殖大学11:04:27(往路10位5:29:08、復路17位5:35:20)
1区17位竹蓋草太②63分40秒[17]2:27
2区2位ラジニ レメティキ①66分18秒[11]1:24
3区9位赤﨑 暁④62分53秒[11]4:06
4区14位吉原遼太郎③63分21秒[10]5:36
5区11位石川佳樹③72分56秒[10]7:52
6区18位玉澤拓海④60分27秒[11]10:01
7区10位兒玉陸斗②64分28秒[12]11:06
8区14位佐々木虎太郎①67分07秒[12]13:48
9区12位中井槙吾④70分25秒[12]16:00
10区20位清水崚汰③72分51秒[13]19:04
大健闘ではないでしょうか?レメティキ選手が区間2位タイ好走も、3区赤崎選手が終わった地点で総合11位でした。それが吉原・石川線選手が頑張り、往路終了地点で10位。
復路も6区玉澤選手が判断ミスもあり順位を落としますが、7区兒玉選手の好走もあり、しばらくシード権まで1分少しで踏ん張っていました。終盤で力尽きましたが、シード落ちのチームの中で一番の良い意味でのサプライズチームでした。
14位順天堂大学11:06:45(往路14位5:31:52、復路15位5:34:53)
1区18位原田宗広③63分43秒[18]2:30
2区16位藤曲寛人④68分29秒[17]3:38
3区10位橋本龍一④63分03秒[14]6:30
4区9位野口雄大③62分46秒[12]7:25
5区14位真砂春希③73分51秒[14]10:36
6区12位清水颯大③59分38秒[15]11:56
7区13位小畠隆太郎④64分52秒[14]13:25
8区9位西澤侑真①66分39秒[13]15:39
9区15位髙林遼哉④71分19秒[14]18:45
10区17位野田一輝④72分24秒[14]21:22
全日本のようなうまい継走とはいきませんでしたね。1区初駅伝原田選手が区間18位スタート。藤曲・橋本選手、そして注目だった4区野口選手が区間9位好走で12位まで押し上げました。
ただ、これがハイライト。その後区間一桁は8区西澤選手のみ。小畠・髙林・野田選手、それぞれの4年生も追いきれませんでした。今の箱根で通用できるように、チームを作り直しですかね。
15位法政大学11:07:23(往路16位5:33:00、復路5:34:23)
1区19位久納 碧②65分20秒[19]4:07
2区18位鎌田航生②69分08秒[20]5:54
3区18位岡原仁志④64分52秒[20]10:35
4区8位河田太一平①62分34秒[18]11:18
5区4位青木涼真④71分06秒[16]11:44
6区15位坪井 慧④60分07秒[16]13:33
7区15位松澤拓弥④64分57秒[18]15:07
8区18位中園慎太郎①68分15秒[17]18:57
9区7位清家 陸②69分51秒[15]20:35
10区12位増田蒼馬④71分12秒[15]22:00
ここ数年安定した法政大ですが、エースの故障から高速化に対応することができませんでしたね。そんな中でも、2区鎌田4区川田選手が粘り、5区青木選手がさすがの3年連続71分台でした。
復路は坪井選手が60分少しも区間15位、波に乗れなかったですが、繰り上げがちらつく中、9区清家選手が区間7位の好走、増田選手も71分少しで粘りました。再び、箱根に戻ってほしいですね。
16位神奈川大学11:07:26(往路17位5:34:11、復路13位5:33:15)
1区12位西方大珠②62分48秒[12]1:35
2区20位北﨑拓矢③71分12秒[19]5:26
3区17位越川堅太④64分37秒[18]9:52
4区15位小笠原峰人③63分33秒[19]11:34
5区6位井手孝一③72分01秒[17]12:55
6区11位森 淳喜④59分30秒[17]14:07
7区8位川口 慧②64分06秒[16]14:50
8区12位安田 響②66分53秒[15]17:18
9区18位古和田響④71分52秒[16]20:57
10区11位荻野太成④70分53秒[16]22:03
2区北崎選手がで急落、3度目3区越川選手も波に乗り切れず、予選トップの森選手59分台ながら追撃とならず、やや予想外の10区荻野選手も区間11位、主力が苦しみました。
そんな中、予想外1区の西方選手が62分台で区間12位、5区東条の井手選手が区間6位、2年生7区8区川口・安田選手が好走。3年生以下に好走が多かったのは次につながります。
17位日本体育大学11:10:32(往路18位5:34:35、復路18位5:35:57)
1区3位池田耀平③61分21秒[3]0:08
2区15位山口和也④68分25秒[9]1:12
3区20位亀田優太朗③65分54秒[15]6:55
4区18位太田哲朗③64分20秒[16]9:24
5区16位藤本珠輝①74分35秒[18]13:19
6区14位廻谷 賢④60分00秒[18]15:01
7区17位大内一輝③65分13秒[18]16:51
8区17位嶋野太海③68分04秒[18]20:32
9区16位野上翔太③71分20秒[18]23:39
10区13位中川翔太④71分17秒[17]25:09
1区池田2区山口選手を並べて総合9位。ここまでは良かったのですが…。3区抜擢の亀田選手がまさかの最下位。それ以降も連鎖し、5区期待のルーキー藤本選手も区間16位でした。
復路は2大会ぶりに廻谷選手を6区に入れて勝負をかけましたが、上位の流れには乗れず。9区鶴見中継所で屈辱の繰り上げスタートを食らいました。継続最多出場を数える日体大に再び試練です。
18位日本大学11:10:37(往路15位5:32:53、復路19位5:37:44)
1区15位横山 徹③63分17秒[15]2:04
2区12位チャールズドゥング①68分08秒[14]2:51
3区8位樋口翔太①62分43秒[13]5:23
4区17位武田悠太郎③64分06秒[13]7:38
5区17位廣田全規④74分39秒[15]11:37
6区4位宮崎佑喜③58分21秒[14]11:40
7区19位松岡竜矢①65分31秒[15]13:48
8区19位若山 岳①68分21秒[16]17:44
9区20位橋口大希②73分30秒[17]23:01
10区15位金子智哉④72分01秒[18]25:14
往路に主力を全投入。しかし区間一桁がルーキー樋口選手の3区8位だけとは…。全員無難に走っていただけに、箱根高速化の波は伝統校にも容赦なく襲い掛かってきました。
復路は6区宮崎選手が激走の58分21秒を見せましたが、7区から9区の若手はまだまだ力不足でした。繰り上げ後の10区金子選手が懸命のスパートを見せていたのが救いでした。しっかりと選手を育てていきたい。
OP関東学生連合11:12:33(往路[18.5]5:34:54、復路[18.5]5:37:40)
1区16.5吉里 駿③駿河台大63分32秒[16.5]2:19
2区20.5山口 武③東京農大70分27秒[18.5]5:25
3区10.5菅原伊織③城西大63分12秒[17.5]8:26
4区14.5上土井雅大④亜大63分24秒[16.5]9:59
5区15.5外山 結②育英大74分19秒[18.5]13:38
6区8.5竹上世那②流経大59分05秒[17.5]14:25
7区20.5宮田 僚④麗澤大66分11秒[18.5]17:13
8区8.5吉井龍太郎③大東大66分36秒[17.5]19:24
9区11.5渡辺晶紀②山梨学大70分22秒[16.5]21:33
10区20.5阿部飛雄馬④東京大75分25秒[18.5]27:10
前回よりは戦いましたが消化不良かなぁ。往路は3区菅原選手が区間11位相当の走りを見せてから少し波に乗りましたかね。復路は6区竹上選手が59分05秒の好タイムで下りました。
7区と10区が区間最下位相当のちぐはぐレースながら、8区大東吉井選手が区間9位相当、9区山学渡辺選手が12位相当と常連校の主力選手が頑張ったのが良かったですかね。
19位国士舘大学11:13:33(往路20位5:38:37、復路16位5:34:56)
1区20位荻原陸斗②65分25秒[20]4:12
2区4位ライモイ ヴィンセント②66分46秒[16]3:37
3区19位長谷川潤②65分37秒[18]9:03
4区16位石川智康④63分49秒[17]11:01
5区20位鼡田章宏④77分00秒[20]17:21
6区9位曽根雅文③59分20秒[19]18:23
7区16位清水拓斗②65分12秒[19]20:12
8区13位清水悠雅①67分04秒[19]22:51
9区17位福田有馬④71分47秒[19]26:25
10区14位孝田拓海③71分33秒[19]28:10
2区ライモイ選手が靴紐を結びなおすアクシデントがありながらも66分台も…5区鼡田選手が故障明けで往路最下位。見せ場はもう苦しいかなと思っていました。
それが復路6区曽根選手が区間9位でスタートすると、波に乗りました。8区予選2番手だった1年清水選手が区間13位で走ると、9区福田選手が懸命の力走。添田体制となってから初めて大手町まで襷を一本で繋ぎました。厚い選手層を次年度こそ活かしたい。
20位筑波大学11:16:13(往路19位5:37:53、復路20位5:38:20)
1区11位西 研人③62分46秒[11]1:33
2区19位金丸逸樹④69分24秒[15]3:36
3区16位猿橋拓己③64分33秒[17]7:58
4区19位大土手嵩③65分33秒[20]11:40
5区19位相馬崇史③75分37秒[19]16:37
6区20位岩佐一楽①61分10秒[20]19:29
7区20位杉山魁声②65分38秒[20]21:44
8区20位伊藤太貴②68分22秒[20]25:41
9区14位川瀬宙夢⑤71分04秒[20]28:32
10区16位児玉朋大③72分05秒[20]30:50
予想通り最下位でしたが、大健闘です。1区西選手が11位スタートしてこともあり、往路は19位。予定の選手が体調不良となった6区で単独最下位に、嫌な流れになりました。
それでも7区8区と区間19位と僅差の20位。ここまで襷をつなぎました。さすがに最後は繰り上げになりましたが、川瀬・児玉選手が区間15位前後で奮闘しました。総合タイムは数年前ならシード権争いですが、箱根は進化していますね。
1区米満怜(創価大)61:13
2区相澤晃(東洋大)65:57
3区Y.ヴィンセント(東京国際大)59:25
4区吉田祐也(青学大)60:30
5区宮下隼人(東洋大)60:25
6区館澤亨次(東海大)57:17
7区阿部弘輝(明治大)61:40
8区小松陽平(東海大)64:24
9区神林勇太(青学大)68:13
10区嶋津雄大(創価大)68:40
1区は歴代2位、2区3区4区5区6区7区と6区間で連続して区間新記録。8区9区も歴代上位で、10区でも区間新で7区間区間新記録…。
好記録は予感していましたが、ここまでは思っていませんでした。今年は気象条件も良かったですが、目指すものがこれから変わってきます。
箱根駅伝だけでなく、トラック・マラソンにもこの好記録が波及していくことを願っています。