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2019.7.17【結果・速報】北見大会ホクレンディスタンス-第4戦-

2019年7月上旬は、日本の長距離界にとって大きな記録会、「ホクレンディスタンス」があります。

今年は例年4度ですが、今年は5度開催されます!

長距離ファンとしては、とっても嬉しいですね。

7月17日(水)は第4回北見大会(場所:北見市東陵公園陸上競技場)となります。

上位記録の結果や、大学駅伝を目指す大学生チームを中心にまとめます。

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2019.7.17【結果・速報】北見大会ホクレンディスタンス-第4戦-

ホクレン・ディスタンスチャレンジ2019公式サイト

ホクレン・ディスタンスチャレンジ2019要項

ホクレン・ディスタンスチャレンジ2019【北見大会】スタートリスト

ホクレン・ディスタンスチャレンジ2019【北見大会】タイムテーブル

19時15分から行われるPrj-N女子3000m(日本記録挑戦)を初め、注目種目が目白押しです。

【LIVE配信】7月17日(水)14時00分より

動画:日本陸上競技連盟(日本陸連、JAAF) 様

Prj-N女子3000m他、女子種目

女子2000mSC
薮田裕衣6分27秒74 大塚製薬 日本新記録
小池彩加6分33秒50 大和田住宅仙台
石澤ゆかり6分33秒70 エディオン

今回のホクレン北見では、2000mSCが行われたのですが、記録が出たのですよね。大塚製薬の薮田選手が日本記録を更新!世界選手権の公式種目以外とはいえ、日本記録保持者になるは嬉しいものでしょう。

また、ずっと上位に入り続けている石澤選手の他に小池選手の台頭もありました。まだまだこれからの種目、盛り上がっていってほしいですね。

Prj-N女子3000m
田中希実8分48秒35 豊田織機TC 日本歴代3位

HELLEN EKALALE8分49秒19 豊田自動織機
木村友香8分57秒04 資生堂
鍋島莉奈9分00秒78 JP日本郵政G
福田有以9分05秒34 豊田自動織機

萩谷 楓9分05秒72 エディオン
山ノ内みなみ9分07秒00 京セラ
後藤 夢9分08秒02 豊田織機TC
小笠原朱里9分13秒67 デンソー

元々日本記録を目指してペース設定された女子3000mも盛り上がりました。田中選手が、残り1周まで日本記録の可能性を残しての、日本歴代3位8分48秒35。

スパートのタイミングが少し早かった、という見方もあるみたいですが、大いに会場がヒートアップしたとか。またいつか切れる機会が必ずあるはずの選手。

他にもいいペースで走ってくれたエカレラ選手や、木村・鍋島選手ら実力者も参加していて、見応えがありました。

男子3000m、男子2000mSC

男子2000mSC
楠 康成5分31秒82 阿見AC 日本新記録
篠藤 淳5分38秒62 山陽特殊製鋼
神 直之5分52秒11 北星病院

男子の2000m障害も、良かったですね。1500mから障害種目に転向したばかりの楠選手が5分31秒の日本新記録!転向した直後にタイトルホルダーになるのは、一つ自信になるかもしれません。

次、3000m障害を走る機会があれば、その記録・タイムが楽しみになります。他、ベテランの篠藤選手も変わらぬ走力を見せてくれました。

男子3000m
秦 将吾7分58秒39 大塚製薬
物江雄利8分04秒18 カネボウ
中谷雄飛②8分05秒50 早稲田大
今崎俊樹8分06秒72 大阪ガス
才記壮人8分07秒34 YKK
竹内大地8分09秒20 トーエネック
千明龍之佑②8分09秒76 早稲田大
竹内 颯8分15秒30 中央発條
前田恋弥8分20秒36 カネボウ
岩崎祐也8分21秒94 大阪ガス
橋詰大慧8分32秒62 SGHグループ
Anos KIRUI:DNF Honda

男子3000mも好記録が生まれました。大塚製薬の秦選手がPMにうまく乗っていて、7分58秒39の好記録!8分一けたまではいっても7分台となると限られてくるので、自信が付く記録ではないでしょうか。

またカネボウ物江選手も非常に調子を上げてきていて8分04秒は中々の記録。大阪ガス今崎選手やYKK才記選手も持ち前のスピードを存分に発揮しました。

学生では早大期待の2年中谷・千明選手が参加し、それぞれ8分05秒と8分09秒。中谷選手は今季に入ってからではかなり手応えのある結果だったのでは?千明選手も戻ってきてよかったですね。

男子5000mC組D組

5000mD組
中村 涼14分12秒83★ 大阪ガス
山本竜也14分15秒28★ 八千代工業
川内優輝14分29秒98 AD損保
周防俊也14分30秒57 マツダ
宮本甲斐14分32秒88 コモディイイダ
市谷龍太郎14分34秒97 YKK
鈴木康平②14分37秒67 日本大
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小野修平①15分00秒90 日本大
岩城亮介①15分15秒46 日本大
武田悠太郎③DNF 日本大
田中佑典DNF 札幌学院大

D組はそれほどコンディションは良くなかったのですが、大阪ガス中村・八千代工業山本選手のマッチレースとなったようですね。2人とも僅かながら自己ベスト!競い合ったいい結果です。

あとはプロランナー川内選手がギリギリ14分30秒切りなど記録的には伸び悩みました。日大勢も参加しましたが、鈴木選手が14分37秒以外はちょっと苦しかったかな。

5000mC組
ドナルド ムティ13分56秒65★ 中電工
辻横浩輝14分00秒20★ 大阪ガス
作田直也14分02秒30★ JR東日本
寺田夏生14分02秒83 JR東日本
猪浦 舜14分02秒83 八千代工業

米井翔也14分03秒93★ JR東日本
山端哲世14分04秒83★ 山陽特殊製鋼
太田黒卓14分06秒18★ 八千代工業
黒河翔矢14分08秒89★ コモディイイダ
相葉直紀14分14秒86 中電工

富安 央14分15秒18 JR東日本
三上嵩斗14分16秒00 SGHグループ
宮崎勇将14分17秒14 JR東日本
廣 佳樹14分17秒26 マツダ
樋口翔太①14分23秒00 日本大
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西川雄一朗④DNF 東海大

この組はかなり自己ベストが出ていますね!日本人で13分台こそ出ませんでしたが、辻横選手を初め14分一桁台に選手がずらり!大阪ガスの選手がここまでいいですね。

JR東日本の選手も続いて、びっくりがマラソンの作田選手。トラックも記録が伸びてきています。そして復調してきた寺田選手に、米井選手も挙がってきました。

それから、こちらも戻って来た猪浦選手、いつしかの勢いある走りとなるか。八千代工業太田黒選手は実業団に入って、ぐっとベストを縮めてきています。大学時代はロードのイメージが強いだけにインパクトありますね。

他にも山陽特殊製鋼山端、コモディイイダ黒河選手といったところが14分一けたでぐっと流れに乗りました。日大樋口選手も参加しましたが、さすがに早かったかな?

男子5000mA組B組

5000mB組
長谷川柊④13分46秒76★ 専修大
吉田圭太③13分49秒33★ 青山学院大
藤原直樹13分57秒38★ 山陽特殊製鋼
藤原滋記13分57秒79★ SUBARU
坂田昌駿14分00秒84 中央発條

住吉秀昭14分01秒94 SUBARU
野中優志14分03秒52 大阪ガス
林 奎介14分08秒83 GMOアスリーツ
西澤佳洋14分09秒21 小森コーポレーション
其田健也14分10秒47 JR東日本

森川翔平14分11秒83 山陽特殊製鋼
下田裕太14分11秒91 GMOアスリーツ
鈴木祐希14分12秒00 カネボウ
牧 良輔14分15秒38 SUBARU
馬場祐輔14分16秒28 小森コーポレーション

梶谷瑠哉14分17秒28 SUBARU
新井翔理14分18秒05 マツダ
渡邉利典14分22秒77 GMOアスリーツ
青木 優14分24秒53 カネボウ
我那覇和真14分25秒98 コニカミノルタ

近藤秀一14分29秒61 GMOアスリーツ
武藤健太14分40秒25 JR東日本
吉里 駿③14分48秒56 駿河台大
石井秀昴14分49秒74 富士通
PMキプレサム ウィリー コモディイイダ

日本人ランナーはこの組が一番記録が出たのですよね。学生が非常に良くて、専修大長谷川選手が13分46秒の好タイム!全日本予選日本人トップ取ってから乗っていますね。この調子で夏以降もいってほしい。

それから海外留学から帰国1発目のレースとなった青学吉田選手が見事に自己ベスト!ついに高校時代の13分50秒の記録を更新する走り。海外でもうまく練習できていたようで何より。

実業団は、山陽特殊製鋼藤原選手、さらにSUBARU藤原選手も初の13分台。チームを引っ張っていく存在の選手が良かったのは何より。

この他にも中央発條坂田選手が14分00秒、SUBARU住吉選手も自己ベストまであと僅かのタイム。SUBARUもいいですね。大阪ガスがここでまた野中選手が14分03秒、チームで結果が出ているのはいいのではないでしょうか。

学生では駿河台大吉里選手が参加。全日本予選当日発熱の欠場の無念からの復帰レースでしたが、記録的には振るいませんでした。

5000mA組
SAIDIMU SHIWN13分25秒07 中央発條
AMOS Kurgat13分27秒16★ 中電工
ローレンス グレ②13分30秒57★ 札幌学院大
KIMUTAI Wesly13分33秒74★ 中国電力
市田 孝13分35秒07 旭化成 日本人トップ

MAGOMA MOGEN13分39秒03 旭化成
VICTORKORIRKIPIKIRU13分41秒82★ GMOアスリーツ
サイモン カリウキ13分41秒92★ 戸上電機製作所
ノア キプリモ①13分44秒71★ 日本薬科大
矢野圭吾13分50秒82 カネボウ

ポール クイラ13分51秒15 JR東日本
文元 慧13分57秒92 カネボウ
坂東 剛13分58秒74 大阪ガス
森田歩希13分59秒49 GMOアスリーツ
SHILAS KINGORI14分00秒40 SGHグループ

倉田翔平14分03秒89 GMOアスリーツ
市田 宏14分09秒01 旭化成
有村優樹14分09秒04 旭化成
川端千都14分21秒85 コニカミノルタ
佐藤佑輔14分24秒03 富士通
PMピーター ランガット SGHグループ

さすがに留学生の競演となり、中央発條のサイデム選手が走力あるところを見せましたね。中国電力にやって来た留学生の選手もここでベスト。

驚いたのが札幌学院大のグレ選手の好走!13分30秒と一気に実業団レベルの走力をつけてきました。まだ2年生の選手ですが、この急成長は、今後注目です。そして日本人トップとなる旭化成市田選手が13分35秒…、トラック~ハーフの距離くらいはやはり第一人者ですね。さすがです。

面白いのが戸上電機製作所のカリウキ選手とキプリモ選手が続いたところ。日本薬科大の新旧留学生が、ここで初対決となり、僅かに先輩のカリウキ選手が先んじています。キプリモ選手も自己ベスト。トラック5000mはだいぶ先輩に追い付きました。

この組はカネボウの矢野選手。さらに文元選手も続き、日本人はカネボウ選手が躍進。大阪ガスの坂東選手もスピードあるところを見せました。

またGMOアスリーツの森田選手はさすがに前回の13分40秒台の疲れもあったでしょうが、13分台でまとめ。倉田選手も安定しているかなと思います。

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。