エントリー選手独断ランク付け
5点:エース区間で区間上中位でいける選手
原 法利③29分08秒16≪16:全1区18位、予9位、箱9区10位、15:全1区27位、出3区9位、箱4区16位≫
4点:主要区間で区間上位でいける選手
下尾一真④29分25秒23≪16:全3区8位、予20位、箱3区15位、15:全3区16位≫
谷川貴俊②29分20秒09≪16:全8区11位、予32位≫
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
鈴木太基④29分33秒54≪16:全7区4位、予56位≫
鴇沢駿介④29分44秒70≪16:予61位、箱6区8位、15:全5区9位≫
前田将太③28分59秒86≪15:出2区11位≫
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
北村一摩④28分58秒81≪16:予113位、箱10区19位、15:全2区17位、出1区14位、箱7区17位、14:全3区10位、13:全5区13位、予160位≫
山本翔馬③29分29秒72≪15:全6区14位、予55位、全8区17位≫
林 日高③29分36秒58≪16:予70位、箱5区19位≫
川澄克弥①29分11秒21≪16:全4区20位、予39位、都5区4位、15:高1区11位、国体5千12位≫
奈良凌介①29分12秒01≪16:全2区16位、予73位、都5区10位、15:高1区14位≫
新井康平②29分33秒40≪16:全5区20位、予68位、箱1区19位≫
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
石橋優哉④29分28秒86
齋藤 諒②29分09秒92≪16:126位≫
中神文弘②29分40秒89≪16:箱4区19位≫
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
牧田侑大③29分52秒89
上位10人合計:28点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)
5千上位10人平均-1万上位10人平均-ハーフ(20㎞換算含む)上位10人平均
11位14分11秒4-11位29分14秒3-*9位63分44秒3
箱根予選前、1万の自己ベストが続出した。予選は勢いそのまま、暑い中攻め続けてトップ通過を果たした。原選手が59分台とエースに成長、下尾・谷川・鈴木・山本選手らが逞しくなり、ルーキー川澄・奈良選手も食らいつき、10番手が73位という驚異の安定感を示した。一転、全日本は関東地区最下位、調整不足もあったが単独走の難しさもあった。その中で4年生が踏ん張ったのが救いだった。その後、チームはまた上昇してくる。予選好走メンバーだけでなく、11番12番の北村・斎藤選手がぐっとタイム短縮、更にスピードが魅力の前田選手が復活の13分台&28分台をマーク。誰が出走メンバーに入ってくるか分からないくらい選手層が厚くなってきた。
オーダーを組んでみる
下尾一真④-原 法利③-前田将太③-谷川貴俊②-奈良凌介①
鴇沢駿介④-川澄克弥①-石橋優哉④-鈴木太基④-山本翔馬③
出足の1区、とても悩んだ。最近、好記録をマークしてきた前田選手がとても適任に思えた。20㎞未経験だが、昨年起用の新井選手も当時未経験だった。ただ、前回は故障上がりが多かった経緯もある。冒険する必要はないと思い、駅伝で連続してしっかり走っている4年下尾選手に。前田選手はスピード区間3区に。かつての3区の起用の仕方だ。それぞれ希望区間とは逆になるが、個人的にはこちらが良いように思った。
エース区間の2区は、やはり原選手だろうか。上りがそれほど得意ではないということで、谷川選手を持ってきて、原選手を9区にすることも考えたが、走力で何とか乗り切ってほしい。70分台であれば前が見える位置で前田選手に渡せるはずだ。そして4区に谷川選手。初駅伝の全日本8区は後ろの位置ながらしっかり走れていた。往路4区でも自分の走りができると思う。
さて、5区6区だ。”山の大東大”と言われて久しいが、今回も話題になりそうだ。5区はやっぱり監督の息子さん、奈良選手になるのでは?夏にローカルの駅伝ながら上り坂の多い区間で強さを見せている。最近の5区は強豪揃いになってきたが区間一桁はターゲットになりそう。6区は、経験者の鴇沢選手と予想。最も、昨年エントリーされた鈴木選手、スピードのある斎藤選手らも面白い。誰が走っても59分台は出してくる予感!ここでシード権内浮上はありえるか。
復路は終盤の区間からまとめますか。9区には鈴木選手。全日本の好走もありましたし、下り基調なのもポイント。いい走りができるのではないかと。10区には昨年ロードから台頭してきた山本選手。まだ駅伝での好走はないものの、そろそろやってくれるのではないかと思う。
そこまでどう繋ぐか。7区にはルーキー川澄選手が入るのではないか。初の長距離ロードとなった予選では準主力と違わぬ走りを見せた。こういう区間ならやってくれそうだ。8区は誰にするか非常に悩んだ。ハーフ62分台に伸ばした林選手、駅伝経験の多い北村選手など多くの選択肢があるが、石橋選手を推そう。偶然か分からないが、どうも大東大は8区に専任の選手がいる気が…。候補とすれば大きな大会には出ないが記録会で堅実に推移している石橋選手はどうかなと。どのくらいで走りきるだろうか。
あとはどうだろう。林選手は勿論、スピードが魅力の新井選手が復調してくれればどこかに起用したいところだが…。それにしても、11月以降の予選好走以外の選手の記録ラッシュはチームは大いに勇気づけられたと思う。エース級の力がもう少しと思い、合計点では30点未満となっているが、予想以上に粘りを見せてくることもありそうだ。