第93回箱根駅伝オーダーをワイワイ語ろう!~明治大学編

 
 
お待ちかね、始めていきたいと思います!
まずは潤いを取り戻した伝統校からです。
 
16箱根14位、16予選2位、16全日本11位
 
 

 
 
明 治 大 学
 

ページコンテンツ

エントリー選手独断ランク付け


5点:エース区間で区間上中位でいける選手
藪下響大④28分53秒46≪16:全8区8位、予25位、箱5区20位、15:全8区9位、出6区9位、14:出5区≫
4点:主要区間で区間上位でいける選手
江頭賢太郎④29分25秒78≪16:全2区14位、予21位、箱4区6位、15:全4区8位、出2区6位、箱10区10位≫
中島大就①29分36秒00≪16:全5区3位、予43位、都1区11位、15:高1区3位、IH5千9位≫
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
射場雄太朗④29分12秒55≪16:全6区4位、予38位≫
吉田 楓④29分03秒16≪16:予74位、箱8区8位、15:全7区4位≫
末次慶太③28分56秒64≪16:全4区11位、予37位、15:箱7区14位≫
阿部弘輝①29分03秒00≪16:全1区17位、予35位、都5区5位、15:高1区10位、IH5千18位≫
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
磯口晋平③29分25秒94≪16:全7区10位、予47位≫
皆浦 巧③29分39秒31≪16:予75位≫
田中龍太②29分08秒75≪15:全3区15位、出5区8位≫
三輪軌道①29分11秒88≪16:全3区11位、予69位、都4区1位、15:高1区35位、IH5千12位≫
東島清純②29分33秒46≪16:予80位≫
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
坂口裕之②29分02秒35≪16:箱3区20位、15:全1区7位≫
竹山直宏②29分36秒51≪16:予124位≫
 
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
角出龍哉②30分23秒82
斉藤寛明①29分56秒19
 
上位10人合計:31点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)
 
5千上位10人平均-1万上位10人平均-ハーフ(20㎞換算含む)上位10人平均
*7位14分01秒2-10位29分08秒3-12位63分47秒0
 前回よもやのシード落ち、当時はエースと言える選手はおらず、選手層は薄く、果たして次の箱根に出場できるのかとも思われた明治大。しかし、さすがに戦力を整えてきた。元々主力の薮下・江頭選手はパワーアップ、一時不調に陥った吉田選手も復調気味、更に主将に任命された射場選手が、それまでの試合にもあまり出れない状態から一気に柱の一人になった。
 
 復活といえば3年末次、2年田中選手も戻ってきて、1万のスピードに磨きがかかってきている。また、スカウト成功と言われた1年生の阿部・中島・三輪選手あたりも20㎞には対応している。血液異常で難しいとも思われた2年坂口選手もエントリーにはこぎつけた。少なくとも10人以上は走れる選手が出てきている。総合力で充分に戦っていけそうだ。
 

オーダーを組んでみる

阿部弘輝①-藪下響大④-末次慶太③-江頭賢太郎④-東島清純②
皆浦 巧③-田中龍太②-中島大就①-射場雄太朗④-吉田 楓④

 一部雑誌には2区江頭選手5区薮下選手など情報が出ていますが、あくまで自分ならこう組みたいというコンセプトでオーダーを組んでいきます。明治大は出足をどうやって乗り切るかがまずポイントになるところでしょうか。全日本は調整不足だったのですが、1区の叩きあい、2区のスピードを誰であれば乗り切れるのか…、江頭選手が4区タイプだろうとも思ったので、色々と引っ掻き回しました。

 
 1区は全日本に引き続き阿部選手、少しロードが苦手というのが気がかりですが、トラックのスピードはありますし、何とか前が見える位置に繋いでくれればと思う。その次の2区3区4区に強い上級生を置いて、しっかりと流れを作る。2区に薮下選手を持ってきた。全日本アンカーは劣勢の状況でしっかり走ったし、1万も最近28分台に突入。山登りに適正はあるのだろうが、流れを作れるかなと。69分前半以内では走れる走力はあるだろう。
 
 3区にはこれまた1万28分台となった末次選手。久々の駅伝となった全日本4区は苦しかったが、スピードのある区間でしっかり走っていきたい。4区は江頭選手は前回も出走、ロードでの安定感は定評がある。距離が長くなって重要度が増してこそ光るだろうと思う。しっかりと10位以内をキープしていきたい。
 
 さて、5区6区をどうするか。6区は皆浦選手が準備をして60分台以内では走る算段のようだ。5区は…薮下選手を2区に回すと悩みますね(苦笑) 残っている選手では3障のできる東島選手だろうか。駅伝には未登場なのですが、各大会外さない印象です。駅伝でも見てみたいのですよね。もし74分を切れるくらいならこういう往路も手かなと思います。
 
 さて、復路ですが、7区はもし坂口選手が回復できていればここ、普通に組むなら磯口選手…ですが、個人的には田中選手を走らせてみたい。1年時の全日本のイメージはありますが、その時に比べるとかなり力が上がっていると思います。今なら十分走れるはず。また8区にはトラックよりロード、ロードより駅伝、という中島選手をここに起用。正直、1区でも…と思ったのですが、安定感を買って8区に起用。全日本のような快走を密かに期待したい。
 
 終盤、9区10区は射場・吉田選手。射場選手の今期の成長は凄かったですよね。初駅伝の全日本もしっかり力を出したとおもいます。9区でも区間上位の力はあるでしょう。10区は吉田選手。今季不調でしたが、最近上がってきました。駅伝もしっかり走れる選手を最後に残しときたい。…終盤に信頼できる4年生残せるのは強みにできるかもしれませんね。
 
 他にも爆発力のある三輪選手、成長株の一人竹山選手あたりも面白い人材だと思います。選手層は厚くなってきていますから、いかに駅伝の流れに乗っていくかですね。予選2位突破を追い風に、強豪校に復帰の礎を築きたい。
hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。