新4年最強世代で箱根路復帰を!
佐藤玲④29分54秒69≪4年:予103位、3年:予160位、1年:予228位≫
粕谷拓人④29分50秒92≪4年:予148位、3年:予118位、2年:予282位、1年:予273位≫
田嶋 亮④30分03秒51≪3年:予200位、2年:予129位≫
佐竹信哉④30分37秒33…全日予選出場経験あり
下山哲史④30分49秒80≪4年:予219位≫
1年生の時から箱根予選に出場している選手が2人いるのですよね。5千14分30秒台を持っていた佐藤選手は、1年生から全日本予選に出場するなど早くから主力になることを期待されました。2年時中々結果が出ませんでしたが、3年予選から徐々に良くなってきて、1万29分台・学生ハーフで64分半ばの成績を出しました。最後の予選も力を出し切って103位に食い込みました。
もう1人は粕谷選手。最初の2年間は250位以下でしたが、3年目に大きくジャンプアップ。当時はまだ1万30分30秒台だったので驚きました。その後に1万29分50秒でこの世代トップになった時はやはりという印象でした。最終学年はそこまでいきませんでしたが、チーム5番手で走り切っています。
他、田嶋選手は2年時に突如好走。チームトップの好成績でした。その後は1万でも30分03秒を出すなど走力を伸ばしましたが、最終学年はちょっと苦戦しました。佐竹選手は3年生になってから予選エントリー。走る事はありませんが、1万のベストは3年時の全日本予選で出したものです。下山選手は元々持ちタイムはありました。苦労しましたが、最後の最後で予選出場にこぎつけました。
【1万チームトップ10】
柴田拓真③29分16秒21≪3年:箱9区10位相当、予29位、2年:箱4区15位相当、予40位、1年:予187位≫
坂野敬一③29分20秒15≪3年:予90位、2年:予109位≫
吉田和也②29分44秒12≪2年:予165位≫
佐々木良章③30分13秒42≪3年:予262位、2年:予227位≫
東山知弘③30分18秒63≪3年:予118位、2年:予164位、1年:予182位≫
飯田祥平②30分21秒60
鈴木悠太①30分23秒84≪1年:予237位≫
賀澤拓海①30分26秒37≪1年:予214位≫
小美濃駿①30分27秒70
工藤天輝③30分30秒14≪2年:予240位、1年:予143位≫
上位10人平均:27位平国30分06秒2※箱根予選出場校17位
【その他】
滝口 諒②30分37秒43≪2年:予239位≫
渋谷晃輝③30分44秒76≪3年:予243位≫
布施晴貴①30分56秒01
大石光希③31分03秒72≪2年:予271位≫
木下峻輔③5千14分42秒13
増田健司②half65分12秒
村本悠太②half65分22秒≪1年:予174位≫
【新入生】
工藤淳平14分42秒68≪高6区10位≫
石井裕己14分49秒81
高田太一14分54秒33≪高5区16位≫
五十嵐多玖14分54秒53
丸山晃次14分55秒91
矢沢彰悟14分58秒29
持ちタイム平均からすると、この平国大までが箱根本戦への可能性があると言えそうか。新4年生世代にエースがおり、頭数が多い事も要員か。2年連続連合に選ばれているエース柴田選手は今回の箱根9区でも区間10位相当の記録で走っており、ロードに強い。回数制限から、次箱根を走るにはチームで出るしかないので、そのモチベーションに期待だ。
他の新4年に目を転ずると坂野選手がエースにトラックの記録で肉薄。20㎞でやや差がついているが今年の90位からどこまでいける。2人で60分切りいきたい。東山選手は毎年着実に成績をあげており、次回も楽しみ。後は1万は4番手につける佐々木選手や、1年時に好成績を残した工藤選手、予選経験者の渋谷・大石選手など人数は多い。100位乃至150位以内に何人入るか。
新3年以下では最近は飯田選手がぐっとタイム短縮。予選出場した鈴木・賀澤選手に、小美濃選手が喰らいついている。これに春先にhalf64分台を出すなど急成長していた吉田選手やhalf65分台経験している村本選手などが復調すれば、チーム10番手付近のタイムがぐっとあがってくるはず。全員でボーダーからの8分以上の差を埋めていきたい。
ひとまず、これにて、予選落ち校の展望は終了。1週間後から、各区間の振り返りを行います。