巻き返しの幕開けか!?
亜 細 亜 大 学
佐久間祥④29分09秒64≪4年:予75位、3年:箱10区7位相当、予36位≫…15関東IC1500m5位
渡辺晋史④29分36秒99≪4年:予100位、3年:予202位、2年:予168位≫
丸尾尚史④29分41秒96≪4年:予211位、3年:予275位、2年:予214位≫
石井龍麻④half64分58秒≪4年:予208位≫
渡辺謙一④5千14分28秒40
大槻 豪④half66分00秒
予選で、苦戦続きの亜大ですが、その中で抜けた存在になったのは佐久間選手。2年時の春にトラックでぐっと記録を縮めてきました。その後は暫く怪我したり復帰したりが続きましたが、3年時の予選で36位の好走。連合にも選出され、10区を任されました。この時の万歳ゴールは印象居残っている方も多いのではないだろうか。4年時には関東ICでも入賞を果たすほど成長。箱根予選は前年より順位を落としたものの、苦しい時代を支えるエースを全うしました。
続く選手が渡辺・丸尾選手で2人とも1万29分半ばを出したことがあるのですよね。2人とも2年時から箱根予選に出場しているのですよね。苦戦した年もありましたが、どちらも4年時の予選が一番の好成績となりました。渡辺選手は100位と大きくジャンプアップ。丸尾選手は学生ハーフで64分台を出しましたね。
その学生ハーフで同じく65分を切った石井選手も4年時に出走しました。トラックの記録からすると好走と思います。他には予選には一度も出走してませんが、5千で好成績の渡辺謙選手。half66分の大槻選手もいます。2人とも今年度の全日本予選に名前がありますね。
【チームトップ10】
加藤風磨②29分15秒20≪2年:予31位、1年:予192位≫
関口海月③29分33秒33≪2年:予410位≫
工藤隼人③29分36秒90≪3年:箱5区13位相当、予21位≫
山本雄太②29分55秒47
藤田啓生③30分00秒25
矢後健太③30分01秒73≪2年:予259位、1年:予210位≫
米井翔也①30分06秒26
大竹 徹③30分10秒52
芝 陽盛②30分12秒68
武 雄介①30分14秒03
上位10人平均:24位亜大29分54秒6※箱根予選出場校14位
【その他】
吉田 豊③30分21秒18≪2年:予204位、1年:予174位≫
佐々木直人②30分22秒86
服部純哉②30分26秒84≪2年:予265位≫…15関東IC800m優勝
梅本龍太①30分29秒98≪1年:予273位≫
今関拳人②30分34秒25≪2年:予180位≫
須佐郁也②30分35秒53≪2年:予201位≫
古川 舜①30分38秒21≪1年:予249位≫
【新入生】
服部雅也14分42秒77≪高4区15位≫
須佐裕也14分50秒38
上土井雅大14分53秒19
管野隆一14分54秒83
田崎聖良14分57秒69
関 泰希14分57秒85
佐藤監督が新任して、予選は前年より大きく浮上する成績。その後トラックでは多くの選手が自己ベスト。まだボーダーライン浮上とまでは評価しにくいものの、完全な冬の時代は終わりが見え隠れするようになった。その象徴となりそうなのが新3年加藤選手。予選好走後、1万のベストを29分15秒にまで更新し、新エースとなりそうな印象。次予選では一気に60分切りまでいきたいがどうか。
続くのが新4年の関口・工藤選手。関口選手は練習で非常に強い選手だそうだが、大試合にこれまでは中々合わせられていない。最終学年になって変化が見られるか。工藤選手は学生ーフあたりから急成長。予選でチーム最上位になり、見事連合に選出。山登りに挑戦し、中盤以降踏ん張り区間13位相当。その根性でもう一伸びしたい。
4番手からがやや落ちるが、候補は大勢いる。新4年は最近好調の藤田・大竹選手以外に1年時から予選に出ている矢後・吉田選手が復調傾向。新3年は長い距離が得意な今関・須佐選手以外にも山本選手が1万29分台記録。新2年は予選経験した梅本・古川選手以外に、米井・武選手が1万で結果を出した。彼らの争いが激化すれば総合力が増す。巻き返しの序章の続きを見たい。