2019年2月3日(日)に第73回香川丸亀国際ハーフマラソンが行われます。
10時35分にスタートします。なお、BSフジで10時30分より生放送があります。
非常によく記録が出るコースでで、優勝する海外の選手は日本記録(60分25秒)を超えることが多い。
日本人ランナーも61分切りをすることが多い大会。注目です。
ページコンテンツ
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コース図(https://www.km-half.com/course/)
選手一覧(https://www.km-half.com/guest_list/)
大会記録:ポール クイラ(コニカミノルタ)59分47秒
気象条件:10時30分、曇り、9度、湿度72%、風1.2m
1㎞2分50秒、キプラガト・チェルイヨット選手が先頭、すぐ後ろに村山・櫻岡選手がついていく展開となっています。
2㎞過ぎ、村山選手が転倒して後退。完全にひっくり返ってしまった。変わって引っ張るのは設楽啓太選手。3㎞過ぎて、先頭集団は30人弱。設楽・キプラガット・駒大伊東・青学吉田選手あたり。4㎞11分20秒、ほぼ1㎞2分50秒ペースで進む。転倒した村山選手は50m後方の第2集団となっています。
5㎞14分15秒通過。ここまでは大会記録。このペースなら1時間00分08秒ペースで推移。下りということで中々。7㎞あたりから、日本薬科大カリウキ選手が飛び出し、単独トップに。第2集団は、蜂須賀・藤川・吉田・木津選手らが引っ張る。
カリウキ選手は5㎞~8㎞は8分29秒。特に6~7㎞は2分44秒。平坦になったにも関わらず、かなりのペース。10㎞は28分23秒、フィニッシュ予想59分台となった、5㎞14分16秒、次の5㎞14分08秒。2位集団は28分44秒~45秒程。まだ20秒差だ。
11.6㎞折り返し、カリウキ選手30分27秒、2位集団吉田藤川・木津選手らが23秒差で折り返します。第3集団43秒差で駒大伊東ら、第4集団に村山選手が50秒差で続いています。なお、村山選手はこの直後に棄権。東京マラソンに影響が残らないことを祈りたい。
14㎞地点、カリウキ選手独走、30秒近く離れて、2位3位に海外選手、単独4位に青学吉田選手。5位以降は見えにくくなっています。15㎞通過は42分46秒、この5㎞も14分22秒と中々のペース。2位3位は43分07秒、4位吉田43分22秒、5位藤川選手43分31秒と続く。
18㎞手前、2位ナゲイジェ(ソマリア→オランダ)の選手がカリウキ選手にぐんぐん迫っています。18.4㎞で5秒差。明らかにナゲイジェ選手の方がピッチが早くなっており、このまま追い抜きそうだ。
ナゲイジェ選手は16年リオ五輪マラソン代表11位に食い込んでいる選手。小柄で力強い走り。なお、マラソン世界記録保持者キプチョゲ選手と一緒にトレーニングを続いているという。
19㎞過ぎたところ、ナゲイジェが横に出て、一気に前へ。大柄なカリウキ選手がじわじわと遅れだす。カリウキ選手も1㎞2分55秒ペースキープしていて、ナゲイジェ選手がかなりのペースだ。このまま突き放し、ナゲイジェ選手が優勝!オランダ記録でもあるそうだ。
男子のトップ争いはちょっとびっくりしましたね!5㎞を過ぎてから、箱根駅伝のマニアックなファンにはおなじみだった日本薬科大カリウキ選手が飛び出して、ゴール残り3㎞までトップを突っ走りました!
今年度は必ずしも好調とは言えなかったのですが、東京マラソンに向けて仕上げてきていますかね。最後に抜いたナゲイジェ選手はさすがプロランナーと言えるレースプラン。しっかり勝ち切っています。
日本人は本命の佐藤選手が1㎞で、村山選手が2㎞で転倒のアクシデント、それぞれ途中棄権する波乱がありました。
一時青学の吉田選手が単独で抜け出して頑張りますが、最後に吸収され、ラストはトラックで大接戦に!何度もガッツポーズしながら3年鈴木選手が勝ち取りました。
実業団は絶好調のカネボウ木津選手、コニカ蜂須賀選手、今季好調の中国電力藤川選手がしっかりと走り切りましたね。
この他では、設楽啓太選手や、青学OB下田・一色選手がまずまず。多分このあとのマラソンに出ると思います。良き調整になればいいですね。
昨年優勝しているサイナ選手はさすが強かったですね。接戦の中でも負けませんでした。日本人では意外にも初ハーフだった鈴木選手がそのサイナ選手に最後まで食いつきました!
記録は、日本歴代3位の67分55秒。福士さん、野口さん以来13年ぶりの67分台となる記録でした。さすがトラックでも世界と戦い、フルマラソンでもMGC獲得者ですね。今後の活躍に期待が集まります。
また6位にワコールの一山選手が70分台で入りました。ワコールは先日、安藤選手が加入すると発表があったばかりです。この一山・安藤選手が同じチームで競い合えるのがいい方向にいけばいいなと思ってます。
○東海大学
13位郡司陽大③62分07秒
○青山学院大学
4位鈴木塁人③61分45秒
6位吉田圭太②61分46秒
岩見秀哉②63分37秒
青学大は箱根4区9区10区と主要区間を走った選手がさっそく記録を出していますね。それぞれ日本人1位3位と結果を残すあたりさすが。次が最終学年となる鈴木選手が勝ち取ったのはさすがです。吉田圭選手は2月下旬~7月下旬まで神林選手とともに、学部の必修科目のために留学するそうですが、そこでまた精神的に逞しくなってくれればと思います。
また東海大で優勝ゴールテープを切った郡司選手も、何気に62分07秒と日本人トップ集団の後ろでゴールしていて力があるところを見せましたね。岩見選手はそこまでいかずも連続で63分台なのは安定していますね。また力を蓄えてくれればと思います。
○駒澤大学
中村大成③62分24秒
伊勢翔吾④62分53秒
伊東颯太②63分08秒
4年生の伊勢選手と山を走った伊東・中村選手が出場。山下り6区で激走を見せた中村選手がチームトップの62分24秒と見事な走り。来期は4年生の中の柱となりたい。伊勢選手はさすがの安定感でした。
○國學院大學
藤木宏太①62分17秒(日本ジュニア歴代5位)
森 秀翔②64分38秒
藤木選手の成長が止まりませんね!箱根予選後からするすると伸びてきて箱根1区10位、そして今回は途中まで上位に食い込んでの62分前半。これ日本ジュニアの歴代5位に相当!箱根走っていない森選手の64分半ばも収穫。國學院伸びてきていますね。
○中央学院大学
有馬圭哉③62分52秒
長山瑞季③63分24秒
髙橋翔也②64分07秒
須永康幸③64分22秒
石綿宏人②64分31秒
大濱 輝③66分20秒
箱根出走者とあともう一歩だった選手と混ざっていますね。箱根4区で好走していた有馬選手はさすが実力を出しての62分台。
びっくりしたのが、走っていない長山選手が63分半ばで走り切ったこと。箱根8区候補でギリギリのところで落選していたのですが、力がついていることを示しました。他、須永選手らで粘り強いチームに仕上げてきそうです。
○中央大学
舟津彰馬③62分49秒
池田勘汰②63分36秒
三浦拓朗①65分13秒
川崎新太郎②65分43秒
来期の主力選手ですね。秋はあまり良くなかった舟津選手が復活の62分台!最終学年前に状態が上がってきたのは良かった。卒業生の穴は比較的大きいので、上級生の主力選手が元気になってほしかったところ。
また、箱根7区出走予定も直前の発熱で走れなかった三浦選手もひとまず走り切れました。池田選手も調子をキープしています。下級生の突き上げもこうやって出てきたらいいチームになるはずです。
○早稲田大学
向井悠介①64分35秒
○日本大学
横山 徹②64分36秒
武田悠太郎②65分27秒
鈴木康平①68分38秒
早大箱根駅伝16人のメンバーに入っていた向井選手が初ハーフ。64分台デビューはまずまずかなぁ?地元出身ということで招待選手だったみたいですが良かったです。
日大は箱根駅伝で1区4区5区の往路を走った来期の主力選手が出走。横山選手がベストですね。ここからどれだけ安定感が出てくるか。
○明治大学
佐々木大輔③65分54秒
○国士館大学
鼡田章宏③64分09秒
石川智康③65分27秒
○大東文化大学
奈良凌介③63分09秒
箱根4区5位と快走した大東大の奈良選手は、1㎞3分を最終的に切るペースで走破!やはり力付けてきています。明大佐々木選手は何とか66分を切るところ、最も箱根前に調子落ちしたことを考えればまずまずかなぁ?
国士は来期4年になる鼡田石川選手が出場ですね。国士は4年生の穴が非常に大きいところなのですが、石川選手らが力を付けたいですね。
○東京農業大学
川田裕也③63分38秒
山口 武②66分05秒
高橋健留③67分32秒
ここからは箱根出場できなかった大学ですね。東農大は3選手出てそれぞれの成績。トラックの成績がいい川田選手がハーフの成績も伴ってきたのがナイス。トラックもロードでもチームを引っ張りたい。
○筑波大学
西 研人②66分30秒
池田 親③67分17秒
金丸逸樹③73分19秒
西選手は安定感高いですね。池田・金丸選手がどれだけ上がってるか。
○関東その他
栗山一輝(東京大)67分25秒
曲直瀬生(学習院大)69分21秒
東大の栗山選手の成長が凄いですね。来期主力の阿部選手と2本柱になれるか。
○広島経済大学
脇田怜司67分06秒
木邑 駿67分37秒
一宮颯斗68分32秒
全日本駅伝おなじみの広島経済大も着々と強化を進めています。ロードレースに少しでも慣れればいいですね。
○その他
塚本亮司(名古屋大)67分03秒
ヤレド アスメロン テスフィット(星槎道都大)67分24秒
日下聖也(京都産業大)68分31秒
村上 聡(岡山大)68分51秒
松下知樹(徳島大)68分51秒
藤田佳委(鳥取大)68分53秒
この他にもいろんな大学が出ています。名古屋大の塚本選手は実力者、このほか、岡山大らいろんな国立大の選手が出てきていましたね。
1位エドワード ワウエル(NTN)60分31秒
2位設楽悠太(Honda)61分13秒
3位村山謙太(旭化成)61分42秒
4位ゼルセナイ タデッセ(エリトリア)61分43秒
5位バイエリン イエグゾー(エチオピア)61分43秒
6位ドミニク ニャイロ(山学大③)61分46秒
7位ジョエル ムァゥラ(黒崎播磨)61分50秒
8位ウィルソン キプロノトー(ケニア)61分53秒
9位鈴木洋平(愛三工業)61分53秒
10位片西 景(駒大③)61分58秒
11位茂木圭次郎(旭化成)62分27秒
12位市田 孝(旭化成)62分27秒
13位高田康暉(住友電工)62分29秒
14位クリストファー ハマー(オーストラリア)62分29秒
15位中山 顕(中央大③)62分30秒
16位佐藤悠基(日清食品G)62分33秒
17位神野大地(コニカミノルタ)62分35秒
18位蜂須賀源(コニカミノルタ)62分39秒
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