スポンサーリンク

【箱根駅伝2019へ展望】神奈川大、育成力でじわじわ浮上の気配!~箱根予選&全日本駅伝を振り返って

出雲駅伝・箱根予選・全日本大学駅伝と怒涛の一か月間でした。

箱根駅伝のエントリー日まで、できる限り各チームの振り返りや箱根への展望をしてみたいと思います。

確かについてきた育成力

神 奈 川 大 学 

ジンダイエキデンサイト 神奈川大学(http://ekiden.kanagawa-u.ac.jp/)

スポンサーリンク

箱根予選&全日本大学駅伝の振り返り

【箱根予選】
3位神奈川大学10:39:16
15位越川堅太③62分51秒
16位山藤篤司④63分02秒
24位多和田涼介④63分16秒
43位井手孝一②63分39秒
44位安田共貴③63分41秒
78位荻野太成③64分19秒
98位北﨑拓矢②64分33秒
102位川口 慧①64分35秒
103位枝村高輔④64分36秒
112位小笠原峰人②64分44秒
189位田中尚人④65分45秒
289位徳川稜汰④68分09秒

【全日本大学駅伝】
10位神奈川大学5:21:06
1区(9.5㎞)山藤篤司④9位27分41秒(8)0:13
2区(11.1㎞)安田共貴③9位32分45秒(8)0:40
3区(11.9㎞)多和田涼介④14位35分39秒(12)2:10
4区(11.8㎞)北﨑拓矢②16位36分24秒(13)3:56(シード権に1:37)
5区(12.4㎞)荻野太成③8位36分59秒(12)4:30(1:40)
6区(12.8㎞)森 淳喜③7位38分27秒(11)5:15(1:38)
7区(17.6㎞)井手孝一②9位53分45秒(13)7:13(1:11)
8区(19.7㎞)越川堅太③6位59分26秒(10)7:55(0:37)

・新戦力の台頭の台頭に沸いた前哨戦

箱根予選では越川選手がチームトップの62分台、そして山藤選手の安定感が目あっていましたが、3位通過はそれだけではなかったのですよね。

続いたのが4年多和田選手、スピードはありましたがついに距離対応。さらにこれまであまり名前を聞かなかった2年井手選手が63分半ば!これまで戦力になっていた安田・荻野・北崎選手らを上回ったのはびっくりしました。

さらに全日本駅伝では、トラックで29分台を出していた森選手がここに合わせてきていましたね。シード権が厳しくなっていた中、6区を走り区間7位。しっかり走り切り終盤区間に繋げました。

・スピード対応もう少し、シード権には届かず

その全日本大学駅伝は惜しかったですね。1区山藤選手が混戦の中で繋いで、2区スピードのイメージが少なかった安田選手が区間8位!これは収穫でした。起用区間の配置が増えます。

ただ、3区4区が苦しかったですね。多和田選手が区間14位と失速し12位に落とすと、北崎選手もスピード対応ができず区間16位。ここでちょっと厳しかったですね。箱根予選上がりの難しさが出てしまいました。

最もそれで終わらなかったのが今回の神大です。5区荻野選手がナイスラン。区間8位で流れを戻すと、初駅伝の森・井手選手も区間一桁順位。アンカーに残していた越川選手が自慢のスピードで1分11秒あった差を一時20秒まで追い上げます。

最後は力尽きたものの、エース区間で区間6位の好走!3つ順位を上げましたし、一気に力をつけてきましたね。実は6区間が区間一桁で、内容は悪くなかったです。おそらく距離が長くなった方がいいチームのはずなので、シード権復帰は見えています。

箱根駅伝に向けて・展望

他では上尾ハーフで4年佐久間選手が64分ジャスト、5年生の枝村選手も徐々に調子を上げてきているようで、復路終盤を占められる4年生がいます。1年生も川口・安田選手が64分台を出して、ハーフしっかり走れそうな選手はどんどん増えてきていますね。

・駒は揃ってきた、あとは山次第?

箱根駅伝区間オーダー予想(例)
1区山藤篤司④
2区越川堅太③
3区荻野太成③
4区井手孝一②
5区安田共貴③

6区川口 慧①
7区多和田涼介④
8区北﨑拓矢②
9区枝村高輔④
10区佐久間勇起④

序盤、山藤選手の2区を見てみたい気はしていましたが…全日本でも1区でしたから、もう1区でもいくような感じがします。先頭に限りなく近い位置で渡したい。そいて2区は満を持して越川選手。終盤もうまく乗り切れる注目したい。

続く3区4区は全日本駅伝で好走していた荻野・井手選手。荻野選手はスピード区間のほうがいい感じがします。井手選手も主要大会連続でしっかり力を出せていますし、安心して4区任せられるのではないでしょうか。

さて、山をどうするかですね。5区は、前回山下りをしている安田共選手を回してみました。ロード得意なので行けると思ってるのですがどうでしょう。6区は分かりませんが、1年生で適性ある選手いればと川口選手置きました。

7区8区は、全日本で少ししっぱ敷いてしまった多和田・北崎選手をここに温存。ここを攻めポイントとしていきたいですね。多和田選手はスピードを生かして、北崎選手はスタミナを生かしていきたい。ここを区間一桁で攻めて前へ。

最後2区間は4年生。枝村・佐久間選手が現時点で候補ですね。枝村選手はじっくり調子を上げてきています。最後いい走りしたい。佐久間選手も最後でスタミナつきましたね。アンカー締めてほしいです。

前回は厳しい箱根路になりましたが、やはり早くシード権に復帰したいですよね。メンバーが入れ替わっても育成力で上がってくるチームになっているかどうかの大会になります。

コメント

  1. りっく より:

    山登り候補は北崎選手か安田共貴選手のどちらかかなぁ…安田選手は下りがかなり悪かった印象で登りと最後の平地で帳尻合わせして区間一桁だったので山なら登りかなぁ?ピッチも登り向きだと思うので。あとどうでもいい情報で、関カレハーフ好走すると山登りも好走するというジンクスも。ただ気になるのは全日本でアンカーではなく2区を走らせたこと。ここを考えると山登りもちょっと考えづらい…もしかすると山藤選手の調子が上がらなければ前半区間の起用もあると思うのでまだわかりませんね。
    北崎選手は5区希望を出していた記憶があるのと全日本4区を走っているというところだけですが…

    昨年度登りの萩野選手は単独走もある程度出来るのが全日本でも証明されたと思うので3区か7区でスピードに乗ってもらうのがいいと思います。

  2. たけぽっぽ より:

    一見選手層があまり厚そうには見えませんが、隠し玉の存在もゼロとは思えないだけに、意外におもしろいチームになる可能性もある楽しみな大学です。

    私が考えるオーダーは山藤ー越川ー森ー荻野ー西方、安田ー杉ー川口ー井手ー枝村です。隠し玉①は西方選手。関東インカレ、日本インカレと3千障害で好成績を残しながら箱根予選、全日本及び記録会に出ていないあたり、ケガでなければ5区の秘密兵器の可能性は否定できないかなと。
    そうなれば復路のスタートに経験者の安田選手を起用できるので、一つの攻撃の拠点ができると思います。隠し玉②7区杉選手は今シーズン5千メートルで13分台出すなど好調なだけに、ケガがなければ起用してほしい選手です。9区に井手、10区に枝村選手を置けるとシード争いが最後までもつれた時に決定打になると捉えています。

    やや憶測が多くなりましたが、西方、杉選手が出てくれば、シード権争いは十分できると思います。あとは2区越川、4区荻野選手がどこまで機能するか?

  3. シセン より:

    前回の箱根駅伝終了時から考えていたのは安田選手の1区、全日本6区で東海の國行選手のスパートに最後までつきながら襷渡ししていました。なので往路は安田–越川–山藤–井出–北崎、これでどうでしょう?現実的に言えば山藤1区濃厚ですから多分違うと思いますが。

  4. 山本シイタ より:

    山下りは非常に迷いました。安田選手は多分前回限りだと思ってたので。後は山藤選手の区間。自分は1区に置くメリットが感じられないんです。山藤選手は区間賞を取れるタイプではなくむしろ付いていく力のみに特化したタイプなので、万全なら2区でOKだと思うんです。だから1区は他の選手で上位で繋いで2区を山藤選手で上位をキープするのを基本に考えました。
    荻野→山藤→多和田→越川→安田
    西方→井手→北崎→森→枝村
    1区は荻野選手。集団から離されてもしっかり追う力を持ってるので区間7位くらいでは入ってこれると予想。そして全日本3区に起用された多和田選手を3区に置き、4区は8区を全日本で担当した越川選手で5位ぐらいにいる事を予想してます。5区の安田選手は可もなく不可もなくの走りが山登りで唯一想像できたので。6区には期待の新星の選手を起用するイメージなので西方選手に。 7区は四年生が走る印象が強く井手選手に託します。北崎選手は来年の山登りを見据え8区に。9区、10区は経験のある四年生に任せます。