出雲駅伝・箱根予選・全日本大学駅伝と怒涛の一か月間でした。
箱根駅伝のエントリー日まで、できる限り各チームの振り返りや箱根への展望をしてみたいと思います。
確かについてきた育成力
神 奈 川 大 学
箱根予選&全日本大学駅伝の振り返り
【箱根予選】
3位神奈川大学10:39:16
15位越川堅太③62分51秒
16位山藤篤司④63分02秒
24位多和田涼介④63分16秒
43位井手孝一②63分39秒
44位安田共貴③63分41秒
78位荻野太成③64分19秒
98位北﨑拓矢②64分33秒
102位川口 慧①64分35秒
103位枝村高輔④64分36秒
112位小笠原峰人②64分44秒
189位田中尚人④65分45秒
289位徳川稜汰④68分09秒
【全日本大学駅伝】
10位神奈川大学5:21:06
1区(9.5㎞)山藤篤司④9位27分41秒(8)0:13
2区(11.1㎞)安田共貴③9位32分45秒(8)0:40
3区(11.9㎞)多和田涼介④14位35分39秒(12)2:10
4区(11.8㎞)北﨑拓矢②16位36分24秒(13)3:56(シード権に1:37)
5区(12.4㎞)荻野太成③8位36分59秒(12)4:30(1:40)
6区(12.8㎞)森 淳喜③7位38分27秒(11)5:15(1:38)
7区(17.6㎞)井手孝一②9位53分45秒(13)7:13(1:11)
8区(19.7㎞)越川堅太③6位59分26秒(10)7:55(0:37)
・新戦力の台頭の台頭に沸いた前哨戦
箱根予選では越川選手がチームトップの62分台、そして山藤選手の安定感が目あっていましたが、3位通過はそれだけではなかったのですよね。
続いたのが4年多和田選手、スピードはありましたがついに距離対応。さらにこれまであまり名前を聞かなかった2年井手選手が63分半ば!これまで戦力になっていた安田・荻野・北崎選手らを上回ったのはびっくりしました。
さらに全日本駅伝では、トラックで29分台を出していた森選手がここに合わせてきていましたね。シード権が厳しくなっていた中、6区を走り区間7位。しっかり走り切り終盤区間に繋げました。
・スピード対応もう少し、シード権には届かず
その全日本大学駅伝は惜しかったですね。1区山藤選手が混戦の中で繋いで、2区スピードのイメージが少なかった安田選手が区間8位!これは収穫でした。起用区間の配置が増えます。
ただ、3区4区が苦しかったですね。多和田選手が区間14位と失速し12位に落とすと、北崎選手もスピード対応ができず区間16位。ここでちょっと厳しかったですね。箱根予選上がりの難しさが出てしまいました。
最もそれで終わらなかったのが今回の神大です。5区荻野選手がナイスラン。区間8位で流れを戻すと、初駅伝の森・井手選手も区間一桁順位。アンカーに残していた越川選手が自慢のスピードで1分11秒あった差を一時20秒まで追い上げます。
最後は力尽きたものの、エース区間で区間6位の好走!3つ順位を上げましたし、一気に力をつけてきましたね。実は6区間が区間一桁で、内容は悪くなかったです。おそらく距離が長くなった方がいいチームのはずなので、シード権復帰は見えています。
箱根駅伝に向けて・展望
他では上尾ハーフで4年佐久間選手が64分ジャスト、5年生の枝村選手も徐々に調子を上げてきているようで、復路終盤を占められる4年生がいます。1年生も川口・安田選手が64分台を出して、ハーフしっかり走れそうな選手はどんどん増えてきていますね。
・駒は揃ってきた、あとは山次第?
箱根駅伝区間オーダー予想(例)
1区山藤篤司④
2区越川堅太③
3区荻野太成③
4区井手孝一②
5区安田共貴③
6区川口 慧①
7区多和田涼介④
8区北﨑拓矢②
9区枝村高輔④
10区佐久間勇起④
序盤、山藤選手の2区を見てみたい気はしていましたが…全日本でも1区でしたから、もう1区でもいくような感じがします。先頭に限りなく近い位置で渡したい。そいて2区は満を持して越川選手。終盤もうまく乗り切れる注目したい。
続く3区4区は全日本駅伝で好走していた荻野・井手選手。荻野選手はスピード区間のほうがいい感じがします。井手選手も主要大会連続でしっかり力を出せていますし、安心して4区任せられるのではないでしょうか。
さて、山をどうするかですね。5区は、前回山下りをしている安田共選手を回してみました。ロード得意なので行けると思ってるのですがどうでしょう。6区は分かりませんが、1年生で適性ある選手いればと川口選手置きました。
7区8区は、全日本で少ししっぱ敷いてしまった多和田・北崎選手をここに温存。ここを攻めポイントとしていきたいですね。多和田選手はスピードを生かして、北崎選手はスタミナを生かしていきたい。ここを区間一桁で攻めて前へ。
最後2区間は4年生。枝村・佐久間選手が現時点で候補ですね。枝村選手はじっくり調子を上げてきています。最後いい走りしたい。佐久間選手も最後でスタミナつきましたね。アンカー締めてほしいです。
前回は厳しい箱根路になりましたが、やはり早くシード権に復帰したいですよね。メンバーが入れ替わっても育成力で上がってくるチームになっているかどうかの大会になります。