スポンサーリンク

【神奈川大学】2018-2019大学駅伝展望:前半戦を終えて~多くの種目でベスト!新しい陣容で秋シーズンへ・・・

https://twitter.com/5_yk43150/status/1001652473004605440

春シーズンと秋シーズンの振り返りを行っています

次は箱根予選通過はもちろん、それ以降の成績を虎視眈々と狙うチーム!

もう一度、予選から…エースを軸に粘り強い戦いを

神 奈 川 大 学

スポンサーリンク

春シーズン振り返り

~主な主要大会~

【関東インカレ】
1500m予選:11位鈴木健太④3分55秒08
1500m決勝:
10000m:7位山藤篤司④29分29秒83 +2点、19位多和田涼介④30分17秒20、39位越川堅太③31分31秒78
3000m予選:1組2位荻野太成③9分08秒79 Q 2組2位西方大珠①9分16秒55 Q
3000m障害:1位荻野太成③8分52秒27 +8点 3位西方大珠①8分56秒15 +6点
ハーフ:6位安田共貴③65分11秒 +3点 10位北﨑拓矢②65分31秒 53位佐久間勇起④70分04秒
5000m:7位山藤篤司④14分13秒49 +2点

【日本学生個人】
3組
8位杉優一朗④13分58秒77★

まずは、エースの山藤選手がさすがでしたね。今年の箱根以降やや停滞しているかなぁという印象だったのですが関東ICにはしっかり合わせてきました。10000mと5000mともに7位に入賞!2種目ともで高レベルでの安定感がありますよね。越川選手が続けなかったのが無念でしたが、多和田選手が久々の大舞台で粘りの走りがありました。

そして3000m障害は得点を重ねましたね!荻野選手は事前の大会で8分40秒台を出していて成長を示していましたが、関東ICでもしっかり連覇を果たしています。さらに1年生の西方選手が3位表彰台に食い込んだのが嬉しいニュース。お互いいい刺激になれば、来年に繋がります。

さらにハーフですね。ここは選手層薄くなって厳しかなぁ…と思われたのですが、昨年の全日本優勝のキーになった安田選手が粘って6位入賞!さらに2年北崎選手が10位と大健闘!長い距離なら頼れる選手が増えたのは秋に向けて大きいです。また、日本学生個人選手権では、これまで実績が少なかった杉選手が大幅自己ベストの13分台!いろんな種目でベストを出したり上位に食い込んだりしています。少なくとも春シーズンはチーム状況はよかったと思います。

~今季前半戦ランキングまとめ~
5000m
杉優一朗④13分58秒77★ 6/16
越川堅太③14分01秒99 7/4
多和田涼介④14分04秒84★ 6/23
北﨑拓矢②14分13秒38★ 6/23
山藤篤司④14分13秒49 5/27
安藤 駿③14分16秒28 6/10
成瀬隆一郎②14分18秒74★ 7/15
川口 慧①14分20秒82 7/15
西方大珠①14分24秒58★ 7/15
杉本康平②14分28秒04 6/10
安田 響①14分29秒96 6/10
落合葵斗①14分30秒23 7/7

10000m
山藤篤司④28分35秒41 7/14
越川堅太③29分15秒76 7/15
北﨑拓矢②29分58秒35 7/15
安藤 駿③30分07秒03 5/12
多和田涼介④30分08秒56 7/15
古和田響③30分12秒52 5/12
井手孝一②30分16秒57 6/23
森 淳喜③30分18秒95 5/12
日野志朗③30分42秒97 5/20
安田共貴③30分46秒21 7/15

ハーフ
越川堅太③64分00秒 5/13
安田共貴③65分11秒 5/27
北﨑拓矢②65分31秒 5/27
井手孝一②65分43秒 5/13

3000m障害
荻野太成③8分38秒12 7/18
なんか違和感があるなと思ったら、全日本予選が無かったのですね(失礼)!神大が全日本予選が無いのは…2001年以来かな?でも箱根予選はある…同じ道程で他校にもありますし、本当に争いが激化してきていますよね。

それもあってか記録会出場も大方です。暑くなってきた6月以降の記録が多いのは評価できそうですかね。5000m杉選手以外には、復調した越川選手、インカレ頑張った多和田・北崎選手もよかったですし、それ以外の安藤・成瀬選手、1年生も川口・西方選手が良かったです。

10000m以上は記録としてはもう少しでしたが時期的に仕方なかったかな?それでも古和田選手ら30分少しで何人かは知りました。ハーフでは5月に井手選手が良かった!北崎選手に次いで箱根予選で計算できる選手が出てきたのは収穫でしょう。

それから3000m障害で荻野選手の8分38秒12はかなりの好記録ですね。こういう種目での記録向上はもっとあってほしいですが、ここは荻野選手の調整力でしょうか。大学駅伝でのリベンジもあると思うので、うまく両立できればと思います。

秋シーズンに向けて

20人
山藤篤司④ 多和田涼介④ 杉優一朗④ 阿比留和弘④ 徳川稜汰④
枝村高輔④ 越川堅太③ 安田共貴③ 荻野太成③ 安藤 駿③
宗 直輝③ 日野志朗③ 古和田響③ 森 淳喜③ 北﨑拓矢②
井手孝一② 成瀬隆一郎② 杉本康平② 川口 慧① 西方大珠①

選手層がやや心配でしたが、上昇している選手がいますので、夏でしっかり形に出きればいいですよね。なお、春シーズンに活躍した以外の選手では、2度目の4年生となる枝村選手がいますね。少しずつ結果が上がってきていて箱根予選で力になれば。あとは昨年の出雲で駅伝デビューした宗選手も待っているところです。

前半戦を見てのオーダー予想

箱根予選出場
全日本:越川③-山藤④-荻野③-多和田④-成瀬②-川口①-北崎②-安田③

箱根予選はもう頑張ってもらうしかないですね。5000mや10000mが得意、3000m障害が得意、ハーフで淡々と刻むならと結構、個性豊かな選手が多いなという印象があります。日本インカレに出る選手もいるでしょう。様々なアプローチから10月13日に合わせてもらえればと思います。

上位進出へ『ポイント』:各学年からの主力の台頭

箱根予選とさらにその先の戦いへと話はなっていくのですが、4年生山藤選手のみが抜けている状態というのは回避したいところです。他の4年生多和田選手らの覚醒もあってほしいですし、他の学年からも柱の台頭がほしいですね。

3年であれば越川・安田・荻野選手がそれぞれ味のある走りをしますが、ある程度主要区間で戦える力がほしい。2年生は北崎・井手選手あたりがデビュー間近です。1年生も川口選手が今のところ一歩抜け出しているでしょうか?彼らの力も全日本以降重要でしょう。

その全日本は、越川or荻野選手1区テスト、そして距離が短いですが山藤選手2区に回ってもらいたい。終盤区間は北崎・安田選手が今のところ適任ともいます。中盤区間は若手、それと多和田選手も起用できれば…いいですかね。新しい陣容での戦いが楽しみになるチームになりそうです。

コメント

  1. ryouya0616s より:

    やっぱり何を云っても、山藤選手。
    加入前は全国駅伝でのアクシデント、そこから1年ごとに著しい成長を遂げてついに最終学年、
    合宿前のホクレンでは日本人で唯一大迫選手に食らいつくという実力も気迫も他の学生とは格が違いすぎるぐらいの物はあります。
    箱根予選では駒澤の片西選手に並んで日本人トップ争いの本命に挙がってもおかしくはないでしょう。
    ただ、卒業生の穴がこの大学は一番大きいのが。
    2年生以下から新戦力の台頭はかなりあったとはいえ、山藤選手に続く準エース格ともいえる越川、多和田選手は何れも不安定。
    それに、思ったほど上級生の層が厚くないことが気がかり。
    大東文化大学と同じく、2年以下から3人ぐらいは出てこないと予選落ちもありそうなぐらい、地味に危ないところ。
    ただ、予選番長と言われた83回以降は、インフルの86回を除いては毎回厳しいといわれながら毎回新戦力が出てきて通過しているので、大後監督の眼力に期待したい。

  2. hakonankit より:

    >ryouya0616sさん
    山藤選手の良さは、やはりアグレッシブさですよね。時折危うい場面もありますが、少なくともインカレ・駅伝主要区間で上位で戦えるようになった要因の一つですよね。夏もまたアグレッシブに走っていると思います。

    チームの総合力自体は多少不安ではあるのですよね。他に頼れる4年生が少ないことはありますが…。ただおっしゃる通り、春に名前が挙がっていなかった隠し玉が毎年出ていて、IP有り時代必ず6位以内には入り続けていた粘りが伝統でした。何とかまとめたいですよね。

  3. JhonRoe より:

    いつも楽しく拝見しています
    前半戦ランキングですが成瀬選手、川口選手、藤村選手の5千mはそれぞれ14.10.15、14.11.54、14.18.37が今シーズンのベストかと思います。
    また、越川選手、安藤選手の1万メートルは28.53.11、29.43.51が前半戦のベストかと思います。
    すみませんが確認お願いします。