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2018.4.28-29結果・記録【第52回織田幹雄記念国際陸上競技大会】

参照サイト:https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1248/

今週もまた、伝統ある陸上競技大会が開催されますね。

織田記念陸上です。ジャカルタ開催のアジア陸上の選考会でもあるため、多くの有力選手が集まっています。

ここでは男子長距離とその大学生を中心に結果を記載します。

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第52回織田幹雄記念国際陸上競技大会兼 ジャカルタ2018アジア競技大会日本代表選手選考競技会

タイムテーブル

特設サイト

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男子5000m

1日目結果(http://hiroshimatf.org/wp-content/uploads/2018/04/04.28_result.pdf)

男子グランプリ

スタート直後、すぐにディク・キムニャン選手が先頭に立ち、最初の1000mは2分41秒、この入りにU-20組の半澤・鈴木聖選手が1200mでたまらず離れるほど。2000m5分27秒で通過するころにはまでには中谷・湯原選手とU-20は全員離れることになる。

3000m8分11秒で通過、キムニャン・ディク・大六野・鎧坂選手、数秒離れて市田・柳選手という展開になる。4000mは10分59秒で通過、そして4400mで大六野選手が先頭にたつ積極的な展開!最後はディク・キムニャン選手のスピードが勝ったが、大六野選手が他の留学生に勝利し3位表彰台を確保した。

1位ジョナサン ディク(日立物流)13分34秒46
2位リチャード キムニャン(日立物流)13分34秒86
3位大六野秀畝(旭化成)13分37秒24
4位ジョン マイナ(富士通)13分38秒79
5位チャールズ ディランゴ(JFEスチール)13分43秒83
6位鎧坂哲哉(旭化成)13分47秒58
7位ポール タヌイ(九電工)13分50秒33
8位牟田祐樹(日立物流)13分52秒34
9位柳 利幸(日立物流)13分57秒48
10位市田 孝(旭化成)14分09秒19

日立物流の留学生2人が頂上決戦…しかも本当に僅差の勝負でしたね。どちらが今後力をつけてい行くのかな?牟田・柳選手はいい経験にできれば。

さて日本人トップはやはりという選手でしたね。兵庫リレーカーニバル1万mグランプリでただ一人留学生についていてた大六野選手が織田記念5千mグランプリでも絶好調でしたね。タイムの13分37秒よりも海外勢と勝負したうえで表彰台に立ったのは良かったと思います。鎧坂選手もある程度調子保っているでしょうかね。

U-20男子※グランプリと同時

2000mまでに中谷・湯原選手の一騎打ちに、4000m11分18秒で通過するまでは2人が並走する形でしたが、最終的に唖中谷選手が8秒の差をつけて圧倒しました。

中谷雄飛(早大①)14分04秒73
湯原慶吾(青学大①)14分12秒83
鈴木聖人(明大①)14分30秒55
半澤黎斗(早大①)15分36秒97

いやぁ中谷選手やっぱり強いですね。主要大会が先週から連戦でしたが、今回も同学年の選手にはしっかり勝ち切りました。タイムの14分04秒もまずまずです。関東ICでも得点候補です。

そして湯原選手が今回は良かったですね。勝負レースで自己ベストとほぼ変わらないタイムであがってきたのは良かったと思います。次のレースに注目です。他、半澤選手あたりは疲労がたまっていたかもしれませんね。

ノングランプリ1組

清谷・藤川選手の中国電力勢や植村・小野田選手といった青学大が積極的に引っ張り、1000m2分41秒・2000m5分29秒のグランプリ並みのハイペースになる。3000mは8分22秒とさすがに落ち着いてくるが、ここから叩き合いとなる。

残り1周で、橋本・岡本・キマニ・橋詰。梶谷・向・林選手の争いに。最後に一気に抜け出したのは実業団勢、岡本・橋本選手がワンツーになりました。

1位岡本雄大(JFEスチール)13分52秒35
2位橋本 澪(マツダ)13分57秒68
3位パトリック キマイ(マツダ)13分58秒24
4位向 晃平(マツダ)13分58秒97
5位林竜之介(SGHグループ)13分59秒13
6位橋詰太慧(青学大④)13分59秒98
7位梶谷瑠哉(青学大④)14分01秒30
8位松村陣之助(JFEスチール)14分03秒28
9位吉田圭太(青学大②)14分04秒70
10位小松巧弥(NTT西日本)14分06秒59
11位藤川拓也(中国電力)14分08秒04
12位鈴木塁人(青学大③)14分08秒25
13位吉里 駿(駿河台大②14分09秒46
14位米田大輝(大阪府警)14分11秒47
15位竹石尚人(青学大③)14分16秒12
16位馬場翔太(NTT西日本)14分16秒75
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小野田勇次(青学大④14分21秒11
植村拓未(青学大③)14分27秒24

JFEスチールの岡本選手がしっかり走りましたね。大学時代からスピードランナーでしたが、今回はいいレースだったかなと思います。松村陣選手もまずまずで、チームとして復活の狼煙としていきたい。

また、マツダ勢が層の厚いところを見せましたね。東洋OBの橋本選手は嬉しい初の13分台!また、國學院卒業したばかりの向選手がいいシーズンインできているのも朗報です。

青学大は橋詰選手大復活のレースになりましたね!走るごとに少しずつあがっていましたが、ここで13分台!もう一度身体作り直して関東ICでいい戦いできるかも?梶谷・吉田選手らスピードランナーもまとめたのはいいところ。長い距離タイプの竹石選手もこの距離ならまあまあかな?

他、駿河台大の吉里選手が非常にいいレース!安定して14分10秒前後を記録会でも大きな大会でも出せているのはいいですね。王者青学の主力勢と凌ぎ合うのもいい経験になっていると思います。

ノングランプリ2組

1位松井智靖(中国電力)14分09秒74
2位村上優輝(JFEスチール)14分11秒47
3位熊谷拓馬(住友電工)14分15秒54
4位松村元輝(JFEスチール)14分16秒68
5位山本雄大(マツダ)14分16秒69
6位兼実省伍(中国電力)14分16秒83
7位堤 悠生(JFEスチール)14分17秒47
8位風岡永吉(JFEスチール)14分18秒65

JFEスチール勢の健闘が目立つ中、中国電力の松井選手がしっかり勝ち切って強いところを見せましたね。こちらも上昇の年としたい。JFEスチールは昨年より明らかに結果が出ていますね。

男子100m

追い風1.3m

山縣亮太(SEIKO)10秒17
ケンブリッジ飛鳥(NIKE)10秒26
小池祐貴(ANA)10秒29

山縣VSケンブリッジ飛鳥選手の対決に注目が集まりましたが、山縣選手が頭一つ抜ける形で勝利!今季はいい入りになっていますかね?また、3位の小池選手は予選・準決勝・決勝と3本とも10秒2台と好調。彼も注目の存在になりうる?

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。