新年度ももう前半戦が終了しました。各大学ある程度の収穫と課題があったのではないでしょうか。当サイトでも、大学長距離各チームの2025年度のメンバーの紹介と実績、簡単な戦力分析を行いたいと思います。もちろん、新入生も紹介していきます。
高速駅伝でも強かに!
山も鍛えて上位候補へ
帝京大学です。
ページコンテンツ
育成でスタミナを培りつつ、時折爆発力のある選手を育てて、箱根駅伝を彩る帝京大。どんどん高速化駅伝している中でも、喰らいついています。昨年の全日本大学駅伝では、ロング区間に入った当時の4年生の頑張りで、シード権争いを制して8位へ。箱根駅伝も一進一退への攻防。
3区柴戸4区尾崎5区楠岡選手が奮闘するも、往路14位。中野監督は「今年はギリギリの戦い」だったが、例年苦手の山下りで廣田選手が区間4位激走で追いつくと、自分自身を主人公格という1年生アンカー小林選手が、4校のシード権争いの激闘の最中、総合10位へ。勝負強さもチームとして示しました。
全日本予選・箱根予選が全くないシーズンとなり、そこまで目立たなかったですが、トラックでは5000mを中心に自己ベストが何人も出ていましたね。ロード型の選手が多い中、今年もやってくれそうです。メンバーを見てみましょう。
※持ちタイムは8月1日地点
※関東ICは2部
柴戸遼太④28分26秒97/14分06秒83≪25箱3区17位、24全5区11位、全予1組23位、箱3区9位、23全3区6位、予50位、全予1組19位、箱4区12位≫
島田晃希④28分31秒58/13分56秒34≪25箱1区5位、24全1区9位、全予4組21位、関東IC5千17位、箱8区8位、23全6区8位、予92位≫
尾崎仁哉④28分53秒35/14分06秒76≪25箱4区13位、24全3区7位、出2区6位、全予2組22位、関東IChalf、箱5区20位、23全予3組12位、関東IChalf≫
藤本雄大④28分56秒71/14分07秒16≪22出1区15位≫
山口翔平④29分03秒62/13分56秒39≪23関東IC3障≫
鎗田大輝④29分10秒59/13分57秒81≪24出5区10位、23関東IC3障≫
細谷建斗④29分50秒89/14分15秒91
田中陽々希④29分53秒26/14分29秒37
板橋将吾④29分55秒48/14分23秒01
川上颯真④30分06秒94/14分37秒31
山下利玖④30分12秒66/14分20秒23
育成の帝京大の通り、4年生に主力がズラリ。特に、往路1区3区4区を走った選手が今年もいるのですよね。実績が高いのが柴戸選手で、1万m28分26秒の持ちタイムだけでなく、1年時から往路で戦っていて、区間一桁をマークした駅伝もあります。前年が故障が続いて3区17位と不完全燃焼でしたが、今年は箱根2区も見据えていけます。
続いて、帝京大の中ではスピーもある島田選手。2年時の箱根予選で初めてレギュラーを掴むと、その後の4度の大学駅伝で全て区間一桁をマーク。前回の箱根駅伝は1区区間5位の好成績、帝京大の躍進はおそらく彼からスタートする。さらに、3年時になって一気に台頭してきた尾崎選手は長丁場が得意。箱根駅伝は5区と4区出走経験あり。もう一つ総合力上がれば往路で戦えるはずだ。
この他にも持ちタイムがいい選手がずらり。1年時に出雲駅伝に出場した藤本選手が少しずつですが復調してきて1万m28分56秒好記録。さらに関東IC3障に出場経験のある山口・鎗田選手が28分台間近。鎗田選手は、昨年の出雲駅伝で一度出走しています。彼らの最後の上がり方で、帝京大の浮沈が決まります。
楠岡由浩③28分34秒68/13分50秒12≪25関東IC5千15位、箱5区17位、24全6区4位、出4区8位、全予2組13位≫
廣田 陸③28分37秒73/14分16秒21≪25箱6区4位、24全4区9位、出3区9位、関東IChalf19位≫
谷口颯太③28分50秒08/13分52秒08≪25関東IChalf8位≫
原 悠太③28分48秒14/13分50秒41≪24全予3組15位≫
浅野智仁③29分18秒82/14分31秒26≪25関東IChalf7位≫
賀山亮成③29分20秒09/14分17秒23
大西柊太朗③29分30秒01/14分05秒18≪23予334位≫
佐伯知哉③29分36秒98/14分27秒70
森 陽輝③29分38秒53/14分32秒58
井上寛大③29分54秒28/14分26秒19
浅川侑大③30分22秒66/14分08秒42
侭田直哉③30分31秒82/14分26秒89
3年生も層が厚くなってきていますね。元々期待が高った区楠岡選手が、下級生の頃の故障が癒えてきて、少しずつ波に乗り始めていますね。出雲・全日本とも区間一桁で走って非凡なものを見せると、箱根駅伝は5区山登り。帝京大不得手区間を何とか凌ぎました。彼が、一気に覚醒してくると、帝京大は出雲から面白くなります。
さらに、昨年急成長したのが廣田選手。夏合宿明けのロードで活躍すると、出雲駅伝エース区間3区で大学駅伝デビュー。箱根駅伝は、帝京大が苦手とする山下りに登場すると、58分少しの区間4位の大激走。シード権争いから脱落しかけていたチームを復活させました。帝京大としては、秘密兵器を手に入れた形。
これに色んな選手が続いていますよね。関東ICハーフでは、浅野選手と谷口選手がハーフマラソンで7位8位入賞!浅野選手は、立川ハーフから連続で結果を残しましたが、谷口選手はびっくり!さらに、昨年全日予選3組出走で主力になりかけていた原選手が、調子を上げて5千13分50秒をマーク。これはいい駅伝デビューを迎えそうな勢いです。学年が上がることに勢いが加速しています。
松井 一②28分54秒52/13分52秒98
佐藤誠悟②29分38秒64/14分28秒32
小林咲冴②29分42秒14/14分10秒40≪25箱10区8位≫
高田滉翔②29分44秒95/14分23秒68
斎藤翔真②29分46秒50/14分33秒97
耒田春登②29分55秒36/14分33秒53
設楽琉惺②30分33秒43/14分16秒03
渡邊莉玖②30分33秒43/14分16秒03
酒井走和②/14分14秒73
今年の箱根駅伝で話題になったのが、当時の1年生アンカー小林選手の奮闘。中野監督から「7区8区10区どれがいい?」と聞かれて「10区」と応えた強心臓の持ち主。そして4校で行われたシード校争いでは、他校の監督の声に反応してスパートを何度もかけて、そのうえで総合10位に残った選手。秋のロードシーズンまた逞しくなって戻ってくるでしょう。
また、即戦力候補の松井選手が箱根前に28分54秒と28分台を記録。今シーズンこそどこかで駅伝デビューなるでしょうか。その他の選手も、佐藤・高田選手ら1万m29分台が出てきていますので、伸びは速いと思います。秋になって主力が増えている同課に注目です。
雪田圭将①14分20秒76/30分22秒68≪24全国4区17位≫
吹越秀翔①14分26秒71
岩﨑晟斗①14分30秒42≪25関東IC1500m≫
溝口陽生①14分34秒13≪24高校6区28位、23高校6区38位≫
清田知希①14分35秒21≪25全国5区34位、24高校1区51位、23高校7区15位≫
渡辺柊色①14分38秒24
ここ最近高校時代の有名選手が入ることもあった帝京大ですが、今年は大人しめ…だったのですが、最も持ちタイムが良かった雪田選手が早くも長い距離に対応し、既にハーフ64分台で走破。この夏次第では箱根も見えてきます。
他には、岩崎選手が関東IC1500mに出場するなど経験を積んでいますね。全体としては、やはり中野監督の育成に期待したいところでしょう。
今年は帝京大らしい上級生のチームになっていますね。今年の箱根往路に関しては2区以外が全員残っています。3年連続往路を走っている柴戸選手や、スターターとして実績十分の島田選手に、今年になって伸びてきた尾崎選手らが引っ張っています。
3年生も強くなってきていて、大器楠岡選手が少しずつ波に乗ってきていますし、浅岡・谷口・原選手ももう駅伝デビュー間近というところまで力をつけてきています。
帝京大らしく下級生は時間がかかっていますが、箱根では小林選手がいきなりアンカーで登場して話題をさらいました。出雲・全日本登場することで、例年以上にスピードも付けられたと思いますので、三大駅伝とも、「5+1」となれるか、強豪校食いに期待がかかります。
PR 帝京大駅伝部スポンサー【フランスベッド】
フランスベッド マットレス IFM-002 超硬い シングル セミダブル ダブル 【M有料引取】高密度スプリングマットレス マルチラススーパースプリング 2年保証 フランスベット コイルマットレス かたい 日本製 国産 抗菌防臭加工 ベッドマット ベットマット francebed
|
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】
姉妹サイトより
【箱根駅伝アニメ:風が強く吹いている完走】
【競馬重賞予想!~予想も一流よ!~】