Categories: 出雲駅伝

【エントリー】第29回(2017)出雲全日本大学選抜駅伝競走

出典:出雲駅伝公式サイト http://www.izumo-ekiden.jp/

2017年出雲駅伝が10月9日(月)13時よりフジテレビ系列で生放送、13時05分からスタートになりますね!

公式HP⇒http://www.izumo-ekiden.jp/index.html

ページコンテンツ

出雲駅伝出場校

◎エントリー順
北海道学連選抜
東北学連選抜
青山学院大学
東洋大学
早稲田大学
順天堂大学
神奈川大学
中央学院大学
日本体育大学
法政大学
駒澤大学
東海大学
北信越学連選抜
岐阜経済大学
関西学院大学
立命館大学
広島経済大学
環太平洋大学
第一工業大学
日本文理大学
アイビーリーグ選抜

少し出場要綱が変わったため、前回のシード(上位3チーム)がなくなり、山梨学大は出場が無くなり、箱根1位~10位そのまま。また、中四国地区の2枠が2つとも単独チームとなり環太平洋大が初出場を果たしています。また、岐阜経済大も初出場になりますね!

出雲駅伝区間

1区8.0㎞
2区5.8㎞
3区8.5㎞
4区6.2㎞
5区6.4㎞
6区10.2㎞

6区間で戦います。そして赤文字にしたところがいわゆるエース区間ですね。

箱根駅伝に比べるとコースが短く、出遅れたら取り返すことが非常に難しい

そして、エースにかなり依存することが特徴としてあげられますね。

なお、例年なら1区2区3区は向かい風。4区5区は追い風、6区は途中から向かい風になります。こういう気象条件も大事ですね。

出雲駅伝エントリー持ちタイム平均順

今年第93回箱根駅伝の上位10校と関西地区2校、他有力ランナーを紹介します。5000m持ちタイム順で上位6人の平均タイムも示します。

10/3(火)10人のエントリーが発表されました!

http://www.izumo-ekiden.jp/runner/index.html

※ただし、自己ベストがエントリー締め切り分の9月19日までになっています。最新の5000mの自己ベストでランキングを出しています。

東海大学

關 颯人②13分35秒81
鬼塚翔太②13分38秒58
阪口竜平②13分41秒09
三上嵩斗③13分47秒26
館澤亨次②13分48秒89
川端千都④13分49秒33
—————————平均13分43秒4
松尾淳之介②13分56秒07
塩澤稀夕①13分57秒03
郡司陽大②13分57秒89
國行麗生④13分58秒70
エントリーメンバー5千13分台で揃えてくるところはさすがですねぇ。前回3位からパワーアップしていることは間違いないしですよね。13分30秒台を出した2年生關 ・鬼塚選手だけでなく、1500mで大活躍の舘澤・阪口選手や3障で大活躍の三上選手の前回メンバーもいい調子。他にも川端・松尾選手らロードは任せろという選手がいます。やはり優勝候補筆頭ではないでしょうか。

青山学院大学

田村和希④13分43秒22
小野田勇次③13分46秒93
橋詰太慧③13分49秒47
吉永竜聖④13分49秒83
吉田圭太①13分50秒67
下田裕太④13分53秒45
————————- 平均13分48秒9
梶谷瑠哉③13分55秒09
森田歩希③13分58秒18
神林勇太①13分59秒14
竹石尚人②14分05秒40
 史上初の2年連続2冠を狙う青山学院大。出雲駅伝自体は3年連続4回目の優勝がかかっていますが…正直出雲駅伝が一番の難関なのですよね。エース不在な上に前回1区出走の鈴木選手が外れ、駅伝男の田村選手は故障明けの情報です。それでも今年力をつけた橋詰選手やスピードのある小野田・梶谷選手やロードに強い下田・森田選手ら優勝争いの一角なのは間違いないですね。

神奈川大学

山藤篤司③13分46秒04
大塚 倭④13分48秒02
荻野太成②13分48秒27
鈴木祐希④13分49秒59
越川堅太②13分59秒36
宗 直輝②14分03秒74
—————————-平均13分52秒5
大川一成④14分10秒39
多和田涼介③14分11秒34
安田共貴②14分15秒28
安藤 駿②14分17秒31
  9月30日の記録会で主力の山藤・大塚選手を初め、自己ベストラッシュ、一躍優勝候補の一つに踊り出たと思われた神大ですが、エースの鈴木健吾選手が残念ながら欠場。それでもランキング3位なのは粒ぞろいになったからでしょう。12年ぶりの出雲路で躍動しそうです。

順天堂大学

塩尻和也③13分33秒14
花澤賢人④13分57秒40
栃木 渡④13分58秒04
難波皓平②13分59秒33
橋本龍一②14分00秒29
清水颯大①14分03秒84
—————————13分55秒3
野田一輝②14分09秒19
多久和能広①14分10秒60
野口雄大①14分18秒74
藤曲寛人②14分22秒11
  各大会で高い安定感を誇るエース塩尻選手とそれに近い力を持つ栃木選手の2人が率いる順天堂大。前半戦は3番手以降と力の差がある印象でしたが、最近では橋本・清水選手ら若手もベストを出してきました。総合力が少しずつ上がってきた中で、どれだけ上位で戦えるか。

東洋大学

相澤 晃②13分48秒73
西山和弥①13分51秒58
山本修二③13分56秒49
中村 駆②14分02秒85
渡邉奏太②14分08秒63
今西駿介②14分08秒91
—————————-平均13分59秒5
小室 翼②14分14秒37
小笹 椋③14分15秒23
吉川洋次①14分15秒73
中村拳梧③14分36秒31

前回の箱根2位の東洋大はまさかの4年生すべて外し。確かに合宿中に故障し出遅れていたそうですが。それでもエントリーされた選手は絶好調。目玉は1年生の西山選手、9月日本IC日本人トップ。2本柱の山本&相澤選手に肩を並べるか!?更に最近では1年吉川選手もトラック28分台!若手中心とはいえ、侮れない存在に。

早稲田大学

新迫志希②13分47秒97
光延 誠④13分53秒08
永山博基③13分58秒81
宍倉健治①14分04秒54
太田智樹②14分05秒92
藤原滋記④14分08秒36
————————-平均13分59秒7
清水歓太③14分08秒97
安井雄一④14分09秒39
石田康幸④14分16秒29
吉田 匠①14分17秒53

今年はメンバー的にギリギリと言われている早大。9月日本ICで欠場した、出雲で上位に行くために必要なスピードランナーの永山・新迫選手がひとまずエントリーされていたのはほっとしました。調子はどうか。あとは太田・光延選手らが主要区間で耐えられるかどうかがカギか。

駒澤大学

工藤有生④13分52秒97
下 史典③13分54秒21
高本真樹④13分58秒19
加藤 淳①13分59秒03
片西 景③14分00秒07
中西亮貴④14分08秒17

—————————14分00秒4
小原拓未①14分11秒10
堀合大輔③14分15秒11
伊勢翔吾③14分15秒66
大坪桂一郎②14分16秒02

8月ユニバーシアードハーフマラソンワンツーフィニッシュの片西・工藤選手が率いる駒大。他、最近調子を上げている高本選手に1年の加藤選手も注目選手。スピードのある物江選手がエントリー漏れ、前回好走の下選手の調子が心配ですが、エースと勢いで存在感を示したいところ。

 

日本体育大学

吉田亮壱④13分55秒52
小町昌矢④13分56秒50
辻野恭哉④13分58秒70
山口和也②14分03秒44
冨安 央④14分04秒82
室伏穂高③14分08秒07
————————–14分01秒1
三原卓巳③14分08秒49
酒匂郁海③14分14秒82
重松尚志④14分15秒18
廻谷 賢②14分19秒65

春シーズンの不振から厳しいと思われましたが、ここにきて一気に自己ベストが続出。吉田選手ら4年生の4本柱が復活、更に2年山口選手の成長もあり、粒ぞろいの戦力になってきました。しっかりと安定した戦いができる下地は出来てきました。

中央学院大学

横川 巧②13分52秒45
廣 佳樹③14分03秒47
高砂大地②14分03秒83
大森 澪④14分08秒53
髙橋翔也①14分13秒74
福岡海統③14分15秒26

————————–14分06秒2
藤田大智②14分25秒93
市山 翼③14分26秒37
實政瑛久③14分29秒36
有馬圭哉②14分31秒34

出雲駅伝で前回4位の好成績を残した中宇王学大。新井選手ら何人かの主力選手が外れましたが、1万mで好記録が続出し穴を感じさせません。復活したスピードランナー横川選手に、安定している大森選手ら、主要区間で戦えるメンツがいます。今期も上位のダークホース的存在か。

法政大学

坂東悠汰③13分47秒26
増田蒼馬②14分16秒46
強矢涼太②14分17秒65
福田兼士③14分19秒28
矢嶋謙悟③14分20秒38
佐々木虎一朗②14分26秒47
—————————14分14秒5
本多寛幸③14分28秒91
青木涼真②14分31秒99
東福龍太郎③14分38秒48
細川翔太郎④14分41秒12

2番手3番手を担うべき土井・佐藤選手がエントリー漏れでやや苦しい法大。それでもスピードエース坂東選手を初め、矢嶋・福田選手など短めの距離が得意なランナーにロードに強い細川選手がエントリー。充分に食らいつけるか。

立命館大学

村武慎平⑤14分10秒44
岩崎祐也④14分10秒63
辻村公佑③14分14秒79
小岩慎治③14分22秒97
桝本剛史④14分23秒63
森 太一③14分24秒35
————————-14分17秒8
中井拓実②14分26秒99
今井嵩人②14分28秒93
西川 諒③14分33秒61
岡田浩平①14分37秒86

最近の記録会で好記録続出の立命館大。岩崎・辻村・桝本選手の3本柱だけでなく、小岩・森選手も好調。さらに5年生村武選手が面白い存在に。関東を崩すチャンスは大いにありそう。

関西学院大学

野中優志④13分59秒74
藤原直樹④14分16秒95
石井優樹②14分17秒38
中谷一平②14分24秒63
坂東 剛③14分27秒46

賀集慧大③14分32秒35
————————-14分19秒7
小嶋一魁③14分36秒69
藪野正大①14分38秒42
川田 信①14分39秒15
村田 惇①14分56秒31

日本ICで野中・石井選手と2人入賞者を出した関西学院大は持ちタイム以上の力のあるランナーが多そう。序盤の主要区間で流れが作れれば、持ちタイムランク以上の成績を残してもおかしくない。

その他有力選手

IVYリーグ選抜:上位6人平均14分00秒6!
北海道選抜:
滋野聖也(道都大3)14分18秒79
松館悠斗(道都大2)14分30秒43
酒井洋明(北海道大2)14分35秒21

東北選抜:
高橋佳希(東北大M2)1万m:30分24秒10
松浦嵩之(東北大2)14分52秒63

北信越選抜:
小林史弥(新潟医療福祉大)14分48秒74
五十嵐大義(信州大)14分45秒92

岐阜経済大:
細江勇吾③14分45秒68
武隈泰貴②14分50秒67

広島経済大:
大下浩平(M1)14分24秒25
木邑 駿②14分25秒13
堀尾和弥④14分42秒67

環太平洋大:
土居森諒②14分26秒56
島田舜平④14分50秒81

第一工業大:
ジェフリ ギチア③13分55秒31
別府魁人④14分30秒94
嵜本浩士②14分31秒47

日本文理大
北村宙夢③14分23秒98
山田泰史①14分27秒26
與儀達朗④14分38秒82

選抜チームではやっぱり北海道選抜ですね。1区3区6区は上記の3人でしっかり走れますし、他にも長い距離に強いタイプがいますから。今回も上位に来れるはず。

単独校は拮抗してて難しいですね。エースギチア選手のいる第一工大、粒ぞろいの広島経済と日本文理も面白そうです。


全て発表次第、区間オーダー予想していきます!!

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。