【結果】第4回全国招待大学対抗男女混合駅伝(2024年2月18日)

2024年2月18日(日)に、
毎年恒例となりつつある第4回全国招待大学対抗男女混合駅伝がありました。

第1回第2回順天堂大が優勝しました、第3回は日本体育大学でした。

今年の結果は?大学別に上位の成績をまとめました。

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【結果】第4回全国招待大学対抗男女混合駅伝

公式サイト

1区(3km) 男子
2区(2km) 女子
3区(5km) 男子
4区(3km) 女子
5区(2km) 男子
6区(5km) 女子

 男女3人ずつ、合計で走る距離が同じというのが特徴ですね。

区間別レース展開まとめ

Youtubeで全体が観れます。

1区男子3㎞
 中央大・東洋大・東大のランナーが中心に、最初の1㎞を2分45秒で通過。その後、東大秋吉選手が先頭へ。1.5㎞地点でロングスパートをかけて単独先頭へ躍り出る。解説「長めのスパートで、中距離ランナーを突き放す作戦」とのこと。

 1.8㎞地点で秋吉選手に集団が追いつき、城西大林選手らが引っ張り始める。先頭集団がバラけ一、立命館大や駿河台大などが苦しくなる。2㎞を過ぎて、東大順大城西大拓大ら9チームほどの集団。2.2㎞で城西林選手が徐々にペースを上げ始める。さらに拓大富永選手らも先頭に出てくる。

 残り500m、拓大富永・城西林・東大秋吉選手らが横並びでスパート合戦。日体大平島選手も健闘。僅かに城西林選手が前に出てきたか。最後の最後に、控えていた立大青木選手が爆発!立大が8分09秒で区間賞で区間新!城西・日体大らがほとんど差がなく通過。東大も健闘、9位中大あたりまで10秒ほどの差のまだまだ混戦となっています。

2区女子2㎞
 東洋大・日体大・城西大・立教大の4チームが固まって先頭グループ。0.6㎞付近から東洋大の渋谷選手が先頭へ、日体大の佐藤選手もつく。3番手城西大・立大とは少しずつ差が付いてきた。1㎞を過ぎて、日体大佐藤選手が単独先頭。連覇を狙う日体大が流れに乗ってきた。

 そのまま日体大が先頭で中継、2位に城西大が浮上で7秒差、立大東洋拓大関西大が10秒前後の差。7位筑波大、8位京産大、2年ぶり優勝を狙う順大は9位もトップと20秒差、選抜チームを挟んで、駿河台大・立命館大・中央大までが1分以内でリレーした。

3区男子5㎞
 先頭日体大田島選手がひた走るも、混戦の2位グループが少しずつ差を詰めてくる。1.5㎞地点で2位グループがほとんど追いついたところで通過。東洋大・京産大・城西大・立大・関西大ら。1.7㎞で京都産業大小嶋選手が先頭へ。トップとの20秒差を埋めた。日体大田島選手が付き、3番手拓大富永選手が追いかけ、4番手グループに筑波大川崎選手ら5名。

 2.2㎞で京産大・日体大に拓殖大も追いつき3人の先頭グループ、4位に筑波大城西大東洋大関西大立大の5人にグループ。また、9位順大石井選手がじりじりと4位グループに追いつこうとする勢い。2.8㎞で日体大田島選手がここで再び先頭へ、序盤の脚を溜めることはできている選手だ。京産大小嶋選手が続くが、拓大富永選手がやや苦しそうで後退加減。後方4位グループと順大石井選手との差が1秒程となる。

 3.2㎞日体大田島選手が再び単独先頭に立つ。序盤抑えて中盤からペースアップへ。2位に京産大、3位拓殖大、単独4位に筑波大が浮上、5位グループ城西大・関西大・東洋大に、順大石井選手が加わって4人で前を追いかける。

 4㎞1位日体大田島選手、2位京産大小嶋選手が粘る。その後ろ50m以上離れて3位グループに筑波大・順大・拓殖大・城西大、少しの差で関西大と東洋大と大混戦の様相に。残り500mを切って、日体大田島選手に、京産大小嶋選手がもう一度差を詰めてくる。

 残り200m小嶋選手がロングスパート、一気に横に並びかけてくる。田島選手も切り替えてもう一度前へ、激しい鍔迫り合いは、京産大僅かに前か、日体大もほぼ同時にリレー、3位は筑波大15秒程、続いて順大・拓大・城西大、22秒差で関西大・東洋大でここまで8位。40秒ほどの差で立大と筑波大となった。

4区女子3㎞
 先頭、日体大柳井選手と、京産大今選手の併走。3位も集団で順大が引っ張り、拓大・城西・筑波大がついていく展開。先頭とは50mほどの差となっています。

 1位日体大京産大の争い、特に日体大柳井選手が引っ張りどんどん後方を突き放す走り。1.5㎞で3位グループと100mほどの差となる19秒差へ。3位グループも順大神林選手と城西大白木選手の2名に、5位拓大・6位筑波大という状況。

 2㎞地点で日体大柳井選手が単独先頭へ、柳井選手がいいリズムを刻み続けている。京産大が少しずつ離れて3秒ほどの差、3位順大城西大が22秒差で続く。終盤に入って、一旦5秒程差が付いた京産大今選手がラストスパート!逃げ切るかと思った日体大を一気に交わして先頭へ!

 京産大今選手が先頭でリレー、日体大柳井選手も2秒差で通過、3位城西大18秒差、4位順大24秒差、5位拓大28秒差、6位関西大29秒差、7位筑波大40秒差という展開に。

5区男子2㎞
 先頭を京産大粟井選手、2位3秒差で日体大漆畑選手が追走する形。解説は「難しい区間、長距離は突っ込んで一旦追いつかせる余裕があるけど、2㎞はそうではない」とのこと。後方、3位順大塩原選手が浮上、4位城西佐藤選手が後退、2年ぶり優勝を狙う順大がじわじわと追いかける。

 1㎞を過ぎて、京産大粟井選手に日体大漆畑選手がじわじわ迫ってくる。1.3㎞ほどで日体大漆畑選手が先頭へ、粟井選手も後方で食らいついていく。残り300mで日体大漆畑選手がロングスパート、突き放そうとする。

 日体大漆畑選手が先頭をキープしてリレー、連覇に向けてアンカーへ。2位京産大は1秒差、2年ぶり優勝を狙う順大は18秒差の3位、4位城西大・5位拓殖大と続く。アンカー勝負となった。

6区女子5㎞
 1位日体大田中選手と京産大政田選手の一騎打ちも、後方順大小暮選手も気にしながらの展開。5千mベストでは、3位城西大小暮選手や4位城西兼子選手が20秒程上回っていて、”面白い展開になるかも”とのこと。

 2㎞を過ぎて、日体大田中選手が先頭へ。あの東京五輪代表の田中希実選手と、全く同姓同名。本人とお会いしたこともあるということですが、連覇へ向けてひた走っていく。2位京産大政田選手が苦しくなり、ぐっと後退。2.5㎞ほどで、20秒差に。3位順大が23秒差、4位城西大が32秒程となる。後方関西大・拓殖大が続く。順大と城西大、ここまでは少し差が開く。

 2.9㎞地点で順大小暮選手が、京産大を交わして2位に浮上。ここにきて先頭との差も少し詰まり始める。110m程だった差が、3.5㎞で70m程の差に、残り1.5㎞まだ優勝争いは決着がついていないと言えます。後方は城西大が3位に浮上、京産大が何とかついていこうとする展開。

 残り1㎞、ここにきて一気にその差が詰まってきた。残り800mで1位日体大2位順大の差が5秒程へ。ヤンマースタジアムに入る直前、残り500mで順大小暮選手が日体田中選手に追いつく!並んだところでトラックへ。通路からトラックの間に順大小暮選手が単独先頭へ!トラック勝負に持ち込む前に突き放していく!

 順大がそのまま優勝!4回中3回目の優勝!大会記録を45秒破る1時間00分05秒(速報値)でゴール。2位惜しくも連覇ならなかった日体大、3位最後城西大が激しく追い上げゴール。4位京産大、5位拓大・6位関西大、7位立命館大が最後追い上げて入賞へ、8位に筑波大が入った。

大学別まとめ

[大会結果]

1位順天堂大学1時間00分06秒
1区(3km)5位大野聖登①8分14秒 5位
2区(2km)11位石引稚菜②6分29秒 9位
3区(5km)2位石井一希④14分15秒 4位
4区(3km)5位神林由乃②9分47秒 4位
5区(2km)1位塩原 匠②5分21秒 3位
6区(5km)1位小榑真緒③16分00秒 1位

2位日本体育大学1時間00分21秒
1区(3km)3位平島龍斗②8分10秒 3位
2区(2km)1位佐藤悠花①6分13秒 1位
3区(5km)3位田島駿介②14分19秒 2位
4区(3km)4位柳井桜子②9分43秒 2位
5区(2km)2位漆畑徳輝④5分23秒 1位
6区(5km)6位田中希実①16分33秒 2位

3位城西大学1時間00分27秒
1区(3km)2位林 晃燿③8分09秒 2位
2区(2km)4位澤井風月①6分21秒 2位
3区(5km)8位宮本 凪①14分31秒 6位
4区(3km)2位白木ひなの①9分38秒 3位
5区(2km)8位佐藤竜輝①5分35秒 4位
6区(5km)3位兼子心晴②16分13秒 3位

4位京都産業大学1時間00分47秒
1区(3km)10位中村光稀③8分21秒 10位
2区(2km)7位坂牧紗衣③6分22秒 8位
3区(5km)1位小嶋郁依斗③13分59秒 1位
4区(3km)3位今絵里南③9分41秒 1位
5区(2km)3位粟井駿平③5分26秒 2位
6区(5km)12位政田愛梨③16分58秒 4位

5位拓殖大学1時間00分51秒
1区(3km)4位富永悠生③8分13秒 4位
2区(2km)4位片桐紫音③6分21秒 5位
3区(5km)6位富永匠海③14分26秒 5位
4区(3km)7位小野真緒①9分50秒 7位
5区(2km)11位林 優利③5分39秒 6位
6区(5km)4位新井沙希②16分22秒 5位

6位関西大学1時間00分56秒
1区(3km)8位坂本亘生③8分18秒 8位
2区(2km)2位伐栗夢七③6分17秒 6位
3区(5km)7位谷村恒晟②14分29秒 7位
4区(3km)6位石松 空③9分48秒 6位
5区(2km)4位井手蒼人①5分27秒 4位
6区(5km)9位前田彩花①16分37秒 6位

7位立命館大学1時間01分04秒
1区(3km)14位倉橋 慶②8分37秒 14位
2区(2km)10位荒田悠良①6分26秒 12位
3区(5km)13位尾上陽人②14分52秒 12位
4区(3km)1位太田咲雪①9分23秒 9位
5区(2km)10位薮田虎太朗①5分36秒 8位
6区(5km)2位福永楓花③16分10秒 7位

8位筑波大学1時間01分19秒
1区(3km)7位堀口花道②8分16秒 7位
2区(2km)4位今 美里①6分21秒 7位
3区(5km)3位川崎 颯①14分19秒 3位
4区(3km)9位冨山映理①10分07秒 7位
5区(2km)8位小牧直登②5分35秒 7位
6区(5km)10位小松夕夏②16分41秒 8位

9位関西学連選抜1時間01分52秒
1区(3km)13位飛田駿星②(大阪国際大)8分31秒 13位
2区(2km)9位窪 美咲④(東大阪大)6分23秒 10位
3区(5km)11位永井友也④(びわこ学院大)14分49秒 11位
4区(3km)10位原 華澄④(大阪体育大)10分11秒 12位
5区(2km)7位西園悠人①(大阪公立大)5分34秒 12位
6区(5km)6位長岡あず③(兵庫大)16分24秒 9位

10位駿河台大学1時間02分09秒
1区(3km)12位佐々木瑠希③8分28秒 12位
2区(2km)13位田坂望愛①6分35秒 11位
3区(5km)3位東泉大河②14分19秒 9位
4区(3km)12位塩野愛梨花②10分15秒 10位
5区(2km)14位野田 銀③5分44秒 11位
6区(5km)11位丸毛萌愛①16分48秒 10位

11位中央大学1時間02分28秒
1区(3km)9位居田優太④8分20秒 9位
2区(2km)16位会田佳世④6分55秒 13位
3区(5km)16位伊東大翔④15分23秒 14位
4区(3km)7位杉田久瑠美④9分50秒 13位
5区(2km)4位山田俊輝④5分27秒 13位
6区(5km)6位加藤礼菜④16分33秒 11位

12位東洋大学1時間02分39秒
1区(3km)6位高橋康之介①8分15秒 6位
2区(2km)3位渋谷菜絵②6分18秒 4位
3区(5km)8位田中 純①14分31秒 8位
4区(3km)10位伊東夕波②10分11秒 8位
5区(2km)12位薄根大河①5分42秒 9位
6区(5km)14位篠塚美来②17分42秒 12位

13位立教大学
1区(3km)1位青木龍翔①8分09秒 1位
2区(2km)7位横澤奈夏①6分22秒 3位
3区(5km)12位髙田遙斗①14分51秒 10位
4区(3km)14位酒井萌花③10分25秒 14位
5区(2km)4位マッキャーン将人②5分27秒 10位
6区(5km)15位長井愛奈③17分52秒 13位

他好走区間
1区(3km)
秋吉拓真②8分11秒 東京大
久保周斗③8分23秒 一橋大
坂東 賢(M1)8分27秒 大阪大


hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。