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出雲駅伝2023(第35回)【出場校エントリーメンバー!区間や日程の紹介も】

いよいよ、
2023-2024大学駅伝シーズンの季節になりました。

その初戦、出雲駅伝2023のエントリーが締め切られ、
一部のチームではエントリーの発表がありました。

出場21チームのエントリーと持ちタイムの情報になります。

ページコンテンツ

出雲駅伝2023~出場校メンバーや日程について

出雲駅伝2023【公式サイト】

出雲駅伝2023【富士通】

出雲駅伝2023[要項]

区間・競技日程について

コース紹介

6区間45.1㎞
スタート 出雲大社正面鳥居前
フィニッシュ 出雲ドーム前

1区8.0㎞
2区5.8㎞
3区8.5㎞
4区6.2㎞
5区6.4㎞
6区10.2㎞

 6区間で行われる、三大学駅伝の中で最もスピードが必要なレース。またエースの力が最も重要にもなります。

 1区と3区と6区が長距離でエース区間と言われます。特に6区は全体の4分の1近くあり、エース選手による逆転も起こります。

 最短2区は、1区からの勢いしっかり勢いを繋ぐ必要があります。3区も準エース区間、なお4区5区が強風が吹き、順位を上げにくいので、3区にエース選手を起用するケースも増えてきています。

 なお、今年は10月上旬でも高い気温が予想されるため、夏日に近い気温で、過酷な条件になることが予想されます。

 6区間しっかり揃えられるのはどこのチームになるでしょうか。

【出雲駅伝2023日程】
9月19日(火)12時00分 メンバー受付終了

10月頭・エントリーメンバー公開?

10月8日(日)
14時15分~15時00分 区間エントリー受付
16時00分~16時30分 プレスインタビュー
このあたりで区間エントリー公開?
17時00分~17時45分 開会式

10月9日(月・祝)
9時00分~9時20分 最終メンバー変更受付
13時00分 フジテレビ系列生放送開始
13時05分 競技スタート
15時15分頃 先頭フィニッシュ
15時25分 生放送終了
15時40分 表彰式・閉会式

注意点として、

当日メンバー変更:①補員との入れ替えのみ②最大2区間まで

当日9時までの体調不良・怪我などの急なアクシデントに対応するため、最大2名までの変更が認められています。6区間のみなので、ほとんどがそのままとなっています。

 生放送だけでなく、事前情報も楽しみましょう。

出場校について

北海道学連選抜/北海道学連
東北学連選抜/東北学連
駒澤大学/関東学連
中央大学/関東学連
青山学院大学/関東学連
國學院大學/関東学連
順天堂大学/関東学連
早稲田大学/関東学連
法政大学/関東学連
創価大学/関東学連
城西大学/関東学連
東洋大学/関東学連
北信越学連選抜/北信越学連
皇學館大學/東海学連
大阪経済大学/関西学連
立命館大学/関西学連
関西大学/関西学連
広島経済大学/関西学連
環太平洋大学/中国四国学連
第一工科大学/九州学連
アイビーリーグ選抜

 基本枠が全ての地区に1つ、さらに前回の12位以内のチームに出場枠が与えられます(前回は関東10チームと関西2チーム)。

 さらに最大が10枠なので、上位12位に10チーム入る場合は、13位のチームに地区枠が与えられます(前回13位は中国四国地区)。

 そのため関東地区が10チーム、関西地区が3チーム、中国四国地区が2チーム、その他の地区(北海道・東北・北信越・東海・九州)が今年の出場枠です。

 テレビや速報などで、12位・13位あたりのチームに注目するのも面白いかもしれません。

 また、コロナ禍が解けて、今年はアイビーリーグ選抜が復帰します。全21チームで、行われます。

エントリーメンバーと持ちタイムについて

 それでは、エントリーメンバーの紹介になります。5000mの持ちタイム順に並べていきます。また、メンバーから漏れた主力選手も掲載します。

北海道学連選抜/北海道学連

選手名・学年 大学名 5000mPB 10000mPB
高橋佑輔(M2) 北海道大 13分57秒61  
ムチリ ディラング② 星槎道都大 13分59秒26 30分08秒53
I.ワング③ 札幌学院大 14分11秒05 30分11秒44
渡邊隼翼③ 札幌学院大 14分14秒79 30分05秒18
佐藤 匠③ 札幌学院大 14分15秒39 31分09秒19
山田陽翔② 札幌学院大 14分18秒69 29分48秒69
大栁達哉④ 札幌学院大 14分20秒30 32分06秒99
山崎樹羅③ 札幌学院大 14分34秒84 30分52秒19
丸山太一④ 星槎道都大 14分37秒33 31分05秒89
中嶋光柾④ 札幌学院大 14分39秒39 32分06秒99

 今年も札幌学院大を中心に構成。箱根予選がありますが、それでもワング・山田選手ら7名がエントリー。他、1500m専門の北海道大高橋選手や星槎道都大のメンバーら、いつになくレベルの高いメンバーになっています。

東北学連選抜/東北学連

選手名・学年 大学名 5000mPB 10000mPB
吉田奏斗① 東北学院大 14分23秒14 31分26秒32
齋藤颯希② 東北学院大 14分44秒15 31分50秒61
齋藤陸杜③ 東北福祉大 14分50秒43 32分44秒52
新美和哉① 東北学院大 15分02秒61  
大石英貴③ 福島大 15分03秒81 35分21秒66
田口 翔④ 東北福祉大 15分09秒70  
坂本 順④ 東北大 15分12秒60 32分30秒48
関 尚輝③ 東北学院大 15分18秒32 31分32秒85

 今年全日本駅伝に出場する東北学院大のメンバーを中心に構成。吉田・齋藤選手ら、若い選手を中心に、旋風を巻き起こすことができるか注目です。

駒澤大学/関東学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
佐藤圭汰② 13分22秒91  
鈴木芽吹④ 13分24秒55 27分41秒68
篠原倖太朗③ 13分34秒28 27分43秒13
安原太陽④ 13分37秒01 29分08秒88
伊藤蒼唯② 13分44秒49 28分28秒15
花尾恭輔④ 13分51秒89 28分29秒82
安原海晴① 13分56秒45  
山川拓馬② 13分56秒92 30分27秒22
赤星雄斗④ 13分57秒55 30分07秒21
庭瀬俊輝③ 13分58秒02 30分27秒61

唐澤拓海④133258、白鳥哲汰④134139、赤津勇進④134379

 連覇を狙う駒澤大。唐澤・白鳥選手ら一部有力4年生が外れましたが、鈴木・篠原選手と1万m27分台の学生の域を超えて活躍する選手、山川・伊藤選手ら伸び盛りの2年生など役者は揃った。アジア大会を挟む佐藤選手が出場できる状態なら、さらに盤石か。

中央大学/関東学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
吉居駿恭② 13分22秒01 28分06秒27
中野翔太④ 13分24秒11 28分00秒86
吉居大和④ 13分25秒87 28分03秒90
溜池一太② 13分39秒85 28分26秒77
吉中祐太② 13分44秒09 28分55秒93
阿部陽樹③ 13分49秒28 28分30秒18
浦田優斗③ 13分52秒77 28分57秒05
湯浅 仁④ 13分55秒60 28分34秒91
柴田大地① 13分57秒02 29分44秒77
本間 颯① 13分59秒95  

 5千m・1万mの上位6名平均ともトップに立ち、優勝候補にも挙がっているのが中央大。特に10月頭の記録会で吉居駿・中野選手が13分20秒台を出すなど絶好調。他にも溜池選手ら役者がそろった。前回1区区間賞の吉居大選手の調子が上がれば、優勝が見えてくる。

青山学院大学/関東学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
山内健登④ 13分35秒04 28分34秒12
鶴川正也③ 13分35秒51  
佐藤一世④ 13分36秒43 28分23秒62
黒田朝日② 13分36秒55 28分33秒62
鳥井健太① 13分36秒73  
野村昭夢③ 13分36秒93 29分39秒23
小原 響④ 13分39秒50 28分28秒97
若林宏樹③ 13分41秒32 28分25秒71
倉本玄太④ 13分51秒25 28分45秒97
太田蒼生③ 13分53秒10 28分32秒17

田中悠登③135111・志貴勇斗④135359

 原監督「ほぼベストオーダー」との宣言ができるほど、一気に戦力が充実してきましたね。直近の大会で5千m13分30秒台ずらり、エース格4年佐藤選手他、黄金世代3年鶴川・野村選手、2年生以下黒田選手らずらり。箱根好走経験の太田・若林選手らも仕上がりつつあります。一気に優勝候補浮上か。

※↓区間オーダー予想しました↓※

https://hakonankit-fd.com/article/post-21765.html

國學院大學/関東学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
山本歩夢③ 13分34秒85 28分16秒92
伊地知賢造④ 13分40秒51 28分29秒95
青木瑠郁② 13分48秒61 28分32秒90
平林清澄② 13分55秒30 27分55秒15
上原琉翔② 13分56秒84 28分36秒44
田中愛睦① 14分03秒93 29分09秒45
鈴木景仁④ 14分05秒49 29分22秒10
木村文哉③ 14分09秒31 29分16秒13
鎌田匠馬② 14分13秒37  
高山豪起② 14分16秒52 28分43秒51

 昨年の出雲駅伝総合2位の國学院大は、その時のエース格が上級生に。前回アンカーの伊地知選手に、3年生の核となる平林・山本選手は、夏前にそれぞれトラックの自己ベストを更新。パワーアップしています。青木選手ら若手の選手層も厚くなっていて、4年ぶり2度目の大学駅伝制覇を狙える実力があります。

↓主の予想オーダーはこちら↓

https://hakonankit-fd.com/article/post-21771.html

順天堂大学/関東学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
吉岡大翔① 13分22秒99 28分48秒96
三浦龍司④ 13分26秒78 28分32秒28
石井一希④ 13分46秒94 28分48秒45
森本喜道② 13分55秒33 29分58秒55
海老澤憲伸③ 13分55秒97 28分36秒69
大野聖登① 13分56秒18  
村尾雄己② 13分58秒04 29分15秒36
浅井皓貴③ 14分00秒12 28分30秒11
荒牧琢登① 14分06秒11 29分18秒30
後田 築① 14分22秒77 30分19秒35

 世界陸上3000m障害で6位入賞の三浦選手に、スーパールーキー吉岡選手がチームをけん引する順天堂大。とはいえ、大学駅伝では上級生も力を発揮したい。石井・浅井選手らが好走してくれば、前回の5位以上も可能になってくるだろう。

早稲田大学/関東学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
石塚陽士③ 13分33秒86 27分58秒53
山口智規② 13分34秒95 29分35秒47
伊藤大志③ 13分35秒70 29分42秒24
山崎一吹① 13分50秒40 29分47秒73
菖蒲敦司④ 13分52秒46 28分58秒10
間瀬田純平② 13分55秒83 29分13秒46
工藤慎作① 13分56秒60 28分31秒87
佐藤航希④ 13分59秒96 29分35秒12
長屋匡起① 14分05秒64 29分42秒54
菅野雄太③ 14分06秒75 29分25秒21

 花田監督が”仕掛けは全日本から”と話す早大ですが、スピードランナーは勢ぞろい。1万m27分台と大エースとなってきた3年石塚選手に、伊藤・山口選手に、主将の菖蒲選手と役者が並んだ。工藤選手ら1年生のデビューも楽しみだ。

法政大学/関東学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
大島史也② 13分50秒04 29分24秒33
松永 怜④ 13分50秒45 28分31秒80
武田和馬③ 13分53秒53 29分06秒30
宮岡幸大③ 14分08秒62 29分40秒79
永島悠平③ 14分09秒96 30分34秒44
安澤駿空③ 14分13秒28 29分26秒95
稲毛祟斗④ 14分15秒90 29分09秒61
小泉 樹③ 14分16秒32 28分50秒64
細迫海気④ 14分28秒08 29分24秒60
重山弘徳① 14分31秒55  

清水郁杜②140406・宗像直輝④141000・野田晶斗①141090

 前回過去最高タイの7位と健闘した法政大。主力の松永選手に、安定感ある小泉選手、伸び盛りの大島選手ら、今年も戦えるメンバーがエントリーしてきました。新戦力もエントリーしているので、起用があるか。

創価大学/関東学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
S.ムチーニ① 13分28秒97 28分05秒98
リーキー カミナ③ 13分30秒54 27分50秒66
小池莉希① 13分34秒82 29分23秒86
石丸惇那② 13分45秒74 28分46秒37
山森龍暁④ 13分49秒59 28分27秒21
吉田 凌③ 13分51秒66 28分41秒28
織橋 巧① 13分52秒71 29分09秒64
小暮栄輝③ 13分55秒24 28分50秒73
吉田 響③ 13分59秒44 28分59秒50
野沢悠真② 14分11秒91 28分47秒63

 ここにきて評価が上がってきている創価大。リーキー選手ら強力留学生に、小池・織橋選手ら1年生が急成長、さらに主力の山森選手や、復活の石丸選手と、高いレベルで5000mのベストが続きました。流れ次第では、十分3位表彰台を狙っていくチャンスがありそうだ。

城西大学/関東学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
ヴィクター キムタイ② 13分26秒77 28分24秒57
平林 樹③ 13分44秒80 28分49秒64
野村颯斗④ 13分55秒75 28分54秒48
山本唯翔④ 13分51秒08 28分25秒21
斎藤将也② 13分51秒21 28分37秒90
林 晃燿③ 13分51秒22 29分26秒31
山中秀真④ 13分58秒72 28分57秒70
桜井優我② 14分02秒49 29分27秒92
鈴木健真② 14分08秒38 29分57秒99
久保出雄大③ 14分30秒00 29分30秒48

 久々参戦となる城西大ですが、役者がそろっていますね。山本選手ら安定してる4年生の選手に、キムタイ選手ら勢いのある2年生、これまた安定している3年平林選手ら、主力選手は揃っています。過去最高は8位ですが、それを超えていく力は十分にありそうです。

東洋大学/関東学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
松山和希④ 13分48秒80 28分42秒17
緒方澪那斗② 13分54秒45 28分36秒67
小林亮太③ 13分55秒81 28分36秒42
西村真周② 13分55秒92 29分03秒95
熊崎貴哉④ 13分56秒69 28分36秒36
岸本遼太郎② 14分06秒84 29分52秒22
村上太一④ 14分07秒19 29分07秒76
菅野大輝④ 14分07秒66 29分09秒59
梅崎 蓮③ 14分08秒40 29分18秒70
網本佳悟② 14分12秒58 29分03秒08

石田洸介③133474・九嶋恵舜④134867・奥山 輝④135117・佐藤真優④135872

 故障が続いていた4年松山選手が復帰エントリー。まだ故障している主力はいますが、彼がいるだけでも戦える感じが出てきます。これに新エースとなっている3年小林・梅崎選手に、主力候補の緒方選手らバランスの取れたエントリー。今年はまた上位に顔を出すチャンスだ。

北信越学連選抜/北信越学連

選手名・学年 大学名 5000mPB 10000mPB
松林直亮④ 信州大 14分24秒31 30分19秒62
渡部遼太郎③ 新潟医療福祉大 14分32秒38 30分26秒88
中戸元貴② 新潟大 14分32秒78 30分16秒84
渡邊真大③ 新潟大 14分41秒50 30分42秒34
二宮 秀(M2) 富山大 14分53秒07 30分39秒82
上甲和樹③ 信州大 14分58秒44 31分09秒41
三林明弥④ 信州大 15分11秒00 31分22秒71
高桑 涼② 金沢学院大 15分44秒16 31分40秒79

 北信越で注目は、新潟大2年中戸選手。蒸し暑かった日本IC5千mで9位の好走。自己ベストも何度も出していて、展開次第では関東地区の選手にも勝利あるか。他、信州大松林選手や新潟医療福祉大渡部選手らも好タイム。今年こそ、地区枠を獲得できるか。

皇學館大學/東海学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
浦瀬晃太朗③ 14分25秒09 30分16秒06
松野颯斗④ 14分28秒76 30分13秒09
曽越大成③ 14分31秒33 29分51秒93
岩島昇汰③ 14分35秒20 29分48秒64
藤川 創③ 14分39秒38 30分50秒59
田中靖晃② 14分41秒53  
畠山大輔③ 14分43秒92 30分11秒18
山田奏楽③ 14分49秒98  
新間 圭① 14分51秒08 31分20秒63
倉原成冶② 14分54秒54 31分22秒85

毛利昴太③140974

 箱根予選にもエントリーしている皇學館大。主力の中で曽越選手ら、出雲のみのエントリーの選手もいるので彼らが中心になるか。持ちタイムとしては5千m14分30秒前後の選手が中心となりますので、主要区間をいかに乗り切るかが勝負のカギ。

大阪経済大学/関西学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
杉本平汰④ 14分11秒49 29分28秒40
坂本智基④ 14分12秒68 29分22秒41
島野和志④ 14分19秒00 29分57秒63
新 博貴② 14分19秒82 30分02秒99
井上瑞貴④ 14分21秒00 30分25秒38
婦木拓実② 14分28秒60 30分09秒76
宮﨑源喜② 14分31秒63 30分32秒61
山﨑真聖② 14分34秒09 30分41秒38
京川大真① 14分35秒97 30分26秒78
中角航大④ 15分05秒55 29分52秒69

 関西地区予選トップ通過、9月末に5千m自己ベストラッシュに沸き、一気に評価が上がっている大阪経済大。箱根予選は主力以外ということで、この大会への調整も有利か。杉本・坂本選手ら4年生の粘りがチーム順位を引き上げます。

立命館大学/関西学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
大森駿人③ 13分52秒50 29分04秒91
山﨑皓太③ 14分11秒97 28分54秒55
尾上陽人② 14分18秒80 30分05秒61
中田千太郎③ 14分19秒24 29分42秒02
倉橋 慶② 14分21秒03 30分41秒41
茶木涼介② 14分24秒07 30分06秒77
清水隼人② 14分36秒92 30分03秒84
藪田虎志朗① 14分41秒74 32分58秒30
北辻巴樹④ 14分46秒63 31分07秒54
橋本和希① 14分54秒74 31分32秒60

 出雲・箱根予選・全日本駅伝と全て出場する立命館大。負担はかかると思いますが、まず初戦となります。大森・山崎・中田選手ら3年生主力選手に、尾上選手ら伸び盛りの2年生と主力選手は揃いました。しっかりと地方トップは獲っておきたい。

関西大学/関西学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
亀田仁一路④ 13分51秒87 28分25秒80
谷村恒晟② 14分08秒76 30分13秒36
坂本亘生③ 14分14秒18 30分23秒77
市川侑生② 14分18秒80 30分32秒91
嶋田匠海② 14分18秒88 30分41秒03
坂東壮琉③ 14分19秒22 30分02秒10
伊藤 仁④ 14分33秒36 30分40秒88
大槻涼人① 14分33秒49 31分52秒39
秋山翔太郎② 14分38秒96 29分54秒47
遠藤瑞季② 14分49秒15  

 こちらも自己ベストラッシュに沸いた関西大。5千m平均タイムでは、単独チームで地方トップになるほど。4年亀田選手が有名ですが、彼だけではなくなっていますね。谷村選手ら、14分20秒以内で6名揃いました。それ以外で1万m29分台の選手もいますね。一気に躍進となるでしょうか。

広島経済大学/中国四国選抜

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
藤井奏汰② 14分20秒35 30分19秒54
東 秀太② 14分24秒11 32分26秒16
横田吏功④ 14分22秒97 29分58秒44
田辺 豊② 14分35秒23 31分03秒16
佐々木昴① 14分38秒78 33分07秒63
板谷和磨② 14分44秒00 32分21秒77
小石原映③ 14分49秒77 31分05秒57
淺野 鴻之介④ 14分59秒15 31分34秒08
大嵩 宙① 15分11秒27  
日隈敦士① 15分11秒64 32分28秒10

 今年は、2校出場する中国四国学連。藤井・東・横田選手ら14分20秒台の選手が主力選手。単独チームでも十分やれる力があります。

環太平洋大学/中国四国学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
林本 涼④ 14分18秒19 30分35秒50
脇 健斗④ 14分24秒40 29分45秒78
髙嶋荘太② 14分25秒99 31分27秒51
谷末智哉② 14分30秒20 30分12秒94
松崎寧生② 14分33秒20 31分10秒88
勝部 遼③ 14分34秒68 31分14秒53
小松幹汰① 14分38秒69  
中川大智④ 14分42秒68 31分16秒95
山﨑大空④ 14分47秒04 31分33秒14
佐野泰斗① 14分49秒34 31分38秒19

 昨年大躍進の13位で地区枠を獲得した環太平洋大。箱根予選にもエントリーしたメンバーもしますが、林本・脇・谷末選手ら、昨年の躍進を支えたメンバーが好調なら、今年も面白い戦いができそうだ。

第一工科大学/九州学連

選手名・学年 5000mPB 10000mPB
C.S.キプラガト① 13分52秒67 29分20秒15
谷口一希④ 14分41秒26 30分35秒76
小川耀平③ 14分46秒41 31分39秒80
出水愛翔④ 14分48秒30 31分22秒56
大藪優一郎③ 14分53秒43 31分39秒23
清水喜一郎① 14分56秒57 32分08秒26
中村凌也② 14分59秒33 31分58秒30
東 汰騎③ 14分59秒20 31分17秒33
森 大空① 15分03秒41 32分00秒40
金丸翔星④ 15分03秒62 31分34秒86

 出雲駅伝は、第一工科大が出場しますね。新留学生キプラガト選手は、日本IC5千m3位好走と、中々面白そう。日本人も谷口選手ら14分台の選手が出てきましたので、粘っていきたいところ。

アイビーリーグ選抜

選手名・学年 大学名 5000mPB 10000mPB
Kieran Tuntivate ハーバード大 13分08秒41 27分17秒14
Kevin Berry プリンストン大 13分37秒21 28分41秒14
Matthew Pereira ハーバード大 13分38秒99 27分45秒77
Hugo Milner ハーバード大 13分44秒46 28分36秒95
Owen Ritz ダートマス大 13分52秒15 29分12秒68
Will Battershill ハーバード大 13分56秒83 28分52秒
Matt Grossman プリンストン大 13分57秒49 28分56秒68
Jakob Kintzele プリンストン大 14分29秒37 28分47秒43

 持ちタイム見ると強烈なのがアイビーリーグ選抜。昨年の世界選手権にも出場しているハーバード大のKieran選手を初め、5千m13分台前半~中盤、1万m27分台~28分台の選手を揃えてきました。コロナ禍で、2019年以来の参加になりますが、暴れそうな予感??

5000m&10000m上位6名平均

5000m上位6名平均 10000m上位6名平均
①中大13分34秒2
②駒大13分35秒8
③青学13分36秒1
④IVY選抜13分39秒6
⑤早大13分43秒8
⑥創価13分43秒9
⑦順大13分44秒0
⑧城西13分46秒8
⑨國學13分50秒0
⑩東洋13分56秒4
⑪法大14分00秒9
⑫北海道選抜14分11秒0
⑬関大14分11秒9
⑭立命14分14秒6
⑮大経14分18秒7
⑯環太14分27秒7
⑰広経14分30秒9
⑱皇學14分33秒5
⑲第一14分39秒7
⑳北信越選抜14分40秒8
㉑東北選抜14分52秒3 
①中大28分17秒1
②IVY選抜28分17秒5
③國學28分25秒8
④青学28分29秒7
⑤創価28分33秒9
⑥駒大28分36秒4
⑦城西28分41秒5
⑧順大28分45秒3
⑨東洋28分46秒4
⑩早大28分57秒0
⑪法大29分04秒5
⑫立命29分39秒6
⑬大経29分48秒9
⑭関大29分55秒4
⑮皇學30分11秒9
⑯北海道選抜30分31秒6
⑰北信越選抜30分35秒8
⑱広経30分43秒7
⑲環太30分44秒5
⑳第一30分48秒3
㉑東北選抜32分34秒4

 中央大がどちらもトップ!そして5千mでは駒大・青学が、1万mでは國學院・創価大などもかなりいいタイムを持っているという状況ですね。優勝もやはりこのあたりから出るでしょうか。

 1校1校詳しい戦力分析や、区間オーダー予想もしていきますので、宜しくお願い致します。


hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。