そろそろ箱根駅伝2023の余韻が冷めつつありますかね。
レース内容をもう一度じっくりと振り返ってみたいと思います。
続いて、
遊行寺坂を軽やかに駆け上がれるか!8区
駒大赤星選手と中大中澤選手の、
200m~300m隔てた優勝争いが続く中、
3位争いに大きな動き!
國學・早大に、順大平・法大宗像選手ら追い上げ
8位までが僅差!
さらにシード権争いは、
ついに東洋大が木本選手で追い上げ開始!
その後ろの争いも、山学帝京ら様々なドラマが!
定点間分析をしながら、振り返ります!
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まずは出走者を持ちタイムと、過去の実績とともに見てみます。
トップを行く駒大は、当日変更で3年赤星選手を投入。元々主力の花尾選手が入っていたものの、急性胃腸炎で起用を断念。昨年も出走争いをして、直前の上尾ハーフで良かった赤星選手にかけた。
追いかける中央大は、3年連続復路を担当する中澤選手。特に前回は同区間8区で区間3位の好走をしているロードに長けている選手。リードしている駒大有利には変わりないものの、いつでも追撃が可能という形だ。
まだ詰まっている3位争いは國學院大と早大は初大学駅伝の選手、創価・法大・平選手は、過去駅伝経験者で、1万m28分台のスピードランナーを投入。スタミナ区間の8区だが、これがデフォルトになってきた。8位青学大は、期待の2年田中選手に追い上げを託す。
シード権争いは、9位浮上の城西大は1年生桜井選手が出走、これで5人目の1年生だ。追いかける10位明大加藤選手と11位東国宗像選手は主要区間経験のある4年生、離れた12位東洋木本選手も関東ICハーフ入賞選手。このあたりまだまだ動きがありそうだった。
レース展開
1㎞駒大赤星選手2分53秒、後ろ中大も見えている
2㎞青学田中選手が法大宗像、順大平選手を捉える
3㎞青学田中選手8分37秒で通過
2.5㎞9位明大加藤選手浮上、10位城西桜井選手を交わす
3.1km
①赤星(駒大)
②0:50中澤(中大)
③5:44高山(國學)
④6:05伊福(早大)
⑤6:33桑田(創価)
⑥7:13田中(青学)宗像(法大)平(順大)
⑨8:56加藤(明大)桜井(城西)
⑪9:14?宗像(東国)
⑫10:44木本(東洋)
⑬11:58神薗(東海)
[14]12:33木山(大東)伊東(山学)廣澤(日体)
5㎞駒大赤星選手14分43秒
6.7㎞茅ヶ崎
区間記録:95回小松(東海)20分02秒
6位赤星(駒大)19分57秒①
7位中澤(中大)20分00秒②0:46
10位高山(國學)20分04秒③5:47
16位伊福(早大)20分18秒④6:14
14位桑田(創価)20分13秒⑤6:36
2位田中(青学)19分43秒⑥7:05
5位宗像(法大)19分55秒⑥7:05
4位平(順大)19分52秒⑥7:05
9位加藤(明大)20分03秒⑨9:01
12位桜井(城西)20分10秒⑨9:01
7位宗像(東国)20分00秒⑪9:12
10位木本(東洋)20分04秒⑫10:47
13位神薗(東海)20分11秒⑬12:10
17位木山(大東)20分24秒⑯15:37[14]12:46
20位伊東(山学)20分32秒⑮13:15[14]12:46
19位廣澤(日体)20分27秒⑰16:09[14]12:46
3位山本(立大)19分51秒⑲18:53[17]13:12
1位山中(帝京)19分42秒⑭13:12[17]13:12
15位野下(専大)20分17秒⑳20:11[18]14:46
18位鈴木(国士)20分25秒⑱17:13[19]17:07
21位佐藤(平国)20分58秒(21)21:21[21]17:39
上位は並行状態、青学田中選手ら6争いが過熱
トップ駒大赤星選手が淡々と進んでいく5㎞14分43秒ということで、今までの区間からすると大人しい。とはいえ、後半に遊行寺坂が控えていることを考えると、1㎞3分を切っているのは、令和の駅伝でも、結構なペースともいえる。
中大中澤選手とは、中継所から3秒開いて46秒差。この2人が、茅ヶ崎までで区間6位と7位。なお、中澤選手の20分00秒は、昨年と全く同じタイム。コースを知っているのは中澤選手。どこで仕掛けてくるか気になる形だ。
7区で詰まった3位争いも、このあたりはまだ平行線。単独3位で國學高山選手が定点10番目ながらもまだ逃げている展開。4位早大伊福選手は抑えて入り16番目のタイム。27秒差と少し開いた。
後ろ、前回3区を任されるなどスピードのある創価大桑田選手も14番目のタイム。5秒詰まったものの、まだ22秒差がある。上位選手は、前を追うというよりは、まずは自分のペースで入ったという選手が多かった。8区は遊行寺坂があるので、前半突っ込んで追いつく作戦が取りにくいかもしれない。
この後ろが攻めていき、6区7区で順位を落としていた、青学田中選手が攻勢。2㎞で、早くも法大宗像・順大平選手を捉えると、3㎞8分37秒で通過。茅ヶ崎定点は区間記録より19秒早い19分43秒。全体2番目のタイムだ。
これについていっている宗像・平選手も自然にペースが速くなり、定点間4番5番、トップ争いより僅かに早い入り。いいペースアップなのか、中盤以降に響くのか、この時点では分からなかった。
シード権争いも並行、17番手位争い帝京山中選手が定点間トップ
シード権争いも大きな動きは少なかった。明大の実力者加藤選手が、城西1年生桜井選手に追いつき9位争いへ。加藤選手は箱根駅伝2区も経験している実力者。桜井選手は、それを知らなかったそうですが、まずは食らいつく形となった。
これに追いつこうとしているのが、僅差で総合11位を走る東国大宗像選手。前回主要区間9区を走っている実力者。鉢巻き姿も有名ですね。もう一度シード権に再突入するのに、まずは追走したいところだった。
なお、定点間トップ争いは、この後方。17番目走行していた立大山本選手に、帝京山中選手が追いつき併走へ。このペースが速く、定点間トップとなる19分42秒のハイペース!
前、大東木山・山学伊東・日体廣澤選手が、スローな入りだったため、一気に前も大きく見えるようになってきたところ。公判が気になるものの、ここで空気を換える走りとなるのか、注目だった。
7㎞過ぎ:駒大赤星選手手袋を外す 気温が高くなっている
課題はスタミナ不足?大八木監督「後半に勝負しよう」
9.5㎞浜須賀
1位と2位の差は42秒3位國學高山選手と4位早大伊福選手17秒
5位創価桑田選手と38秒、6位青学順大法大と1分01秒13位東海大と、14番手大東日体山学の集団が22秒
11㎞:駒大安原選手32分40秒 区間記録より13秒早い 中大中澤選手も同じか
後方6位争い青学田中順大平法大宗像選手らも区間記録ペース
12km辻堂
①赤星(駒大)
②0:43中澤(中大)
③6:20高山(國學)
④6:21伊福(早大)
⑤6:33桑田(創価)
⑥6:58平(順大)
⑦7:00宗像(法大)
⑧7:05田中(青学)
⑨9:03加藤(明大)桜井(城西)
⑪9:33宗像(東国)
⑫10:35木本(東洋)
[13]12:47神薗(東海)
[14]12:57伊東(山学)廣澤(日体)
[16]13:05木山(大東)
[17]13:12山中(帝京)
[18]13:23山本(立大)
[19]15:12野下(専大)
[20]17:29鈴木(国士)
[21]18:31佐藤(平国)
13㎞:青学田中選手が、6位争いから後退 順大平・法大宗像選手が6位、8位青学
14㎞駒大赤星選手大きな変化なく、リズムは崩れてないとのこと。2位中澤選手との差は200m弱少し詰まっている
14.9㎞早大伊福選手が一旦、國學高山選手に追いつく
15㎞:2位中大中澤選手44分35秒 区間記録より5秒早い
大八木監督「後ろ40秒差、精いっぱい追ってきてる
こっからあげていくぞ」
藤原監督「1㎞数秒ずつ詰めていくぞ」
15.6㎞遊行寺坂
(定点間8.9㎞)
区間記録:95回小松(東海)26分27秒<46分29秒>
6位赤星(駒大)26分42秒<7>46分39秒①
4位中澤(中大)26分35秒<6>46分35秒②0:40
14位高山(國學)27分18秒<13>47分22秒③6:23
11位伊福(早大)26分58秒<11>47分16秒④6:30
5位桑田(創価)26分40秒<9>46分53秒⑤6:34
2位平(順大)26分27秒<1>46分19秒⑥6:50
3位宗像(法大)26分33秒<2>46分28秒⑦6:56
10位田中(青学)26分50秒<5>46分33秒⑧7:13
7位加藤(明大)26分48秒<8>46分51秒⑨9:07
7位桜井(城西)26分48秒<10>46分58秒⑨9:07
18位宗像(東国)27分35秒<16>47分35秒⑪10:05
1位木本(東洋)26分24秒<2>46分28秒⑫10:29
12位伊東(山学)27分01秒<15>47分33秒⑮13:34[13]13:05
12位廣澤(日体)27分01秒<14>47分28秒⑯16:28[13]13:05
20位神薗(東海)27分45秒<19>47分56秒⑬13:13[15]13:13
9位山中(帝京)26分49秒<4>46分31秒⑭13:19[16]13:19
19位木山(大東)27分38秒<20>48分02秒⑰16:33[17]13:42
17位山本(立大)27分26秒<12>47分17秒⑲19:37[18]13:56
15位野下(専大)27分24秒<17>47分41秒⑳20:53[19]15:28
15位鈴木(国士)27分24秒<18>47分49秒⑱17:55[20]17:49
21位佐藤(平国)28分19秒(21)49分17秒(21)22:58[21]19:16
少しずつ中大中澤選手が、詰めにかかっているか
トップ争いは、遊行寺坂にかかるまで大きくは動かなかった。強いて言えば、中大中澤選手が、昨年のペースより少しずつ速めてきて、遊行寺坂で46分35秒は前年より4秒早いペース。その差は40秒となり、僅かに詰まった形。
このあたりを知っているのかどうか、15㎞地点で駒大大八木監督は「後ろ40秒差、精いっぱい追ってきてる」との声かけ。その前に10㎞「後半に備えるぞ」との掛け声も。
中大藤原監督は「ここから1㎞数秒ずつ詰めるぞ」と15㎞時点での苔かけ。遊行寺の坂を超えてからの、根競べとなっていく様相だ。
順大平&法大宗像選手の勢いが加速!青学を突き放す
3位争いは、國學院高山選手を、序盤抑えた早大伊福選手と、創価桑田選手が少しずつ追い上げ開始。伊福選手は、遊行寺坂直前で一旦追いついて、苦手な上りは無理をしなかった形だ。桑田選手が定点間5番のスピード。3位と11秒差にまで詰めてきた。
その後方、動きがあった。12㎞手前にして、青学田中選手が、6位争いから脱落。悪い流れとなってしまったのか…と思いきや、定点間の順位を見て驚いた。
順大平・法大宗像選手の争いがヒートアップ。遊行寺坂前にして単独6位に上がった順大平選手て定点間2位、総合7位の宗像選手が定点間3位
!区間記録は2人とも、区間記録を上回るペース。これは突っ込んだ青学田中選手が苦しくなるのも当然だった。
しかも前を見ると、3位から7位が33秒差にまで急接近。これは過去最高レベルの混戦具合といっていい程だった。青学大も遊行寺坂以降で踏ん張れば、まだまだ3位の可能性がある形だ。
明大加藤選手と城西桜井リード!東国大宗像失速
シード権争いは動きがあった。明大加藤選手が定点間7番のまずまずのタイムで走行。これに城西桜井選手が食らいつく展開だった。この後方、追いつくと思われた東国大宗像選手が急失速
12㎞地点で30秒差だったが、遊行寺坂15.6㎞地点で58秒差に。下を俯くなど、苦しそうな走りに変わっていて、明らかに自分の走りができていない形だ。確かに、今年は本調子ではない印象でしたが、
スタミナ区間なら強いイメージのある選手。遊行寺坂手前での失速はちょっと早すぎるか。ここからの8㎞弱が心配になった。
東洋木本選手が定点間トップ!東海は一斉組の中へ
これに変わって11位に上がって来そうなのが、東洋木本選手だ。茅ヶ崎までは10番目のタイムだったが、ここから遊行寺坂まで好ペースを維持。なんと定点間トップのタイムで、一気に区間賞争い、区間記録レベルのタイムとなってきた。
前回往路4区で苦い経験をしているが、関東ICハーフで入賞するなど長い距離は得意。この8区でどうやら大いに活きそうだ。シード権までは1分22秒あるが、11位東国大は24秒差。勢いが違ので、一気に追いつきそうだ。
後方、東海大は、当日変更で入った神薗選手が定点間20番と息切れ。一斉スタートの山学伊東・日体廣澤選手に交わされる形。出走予想に上がっていた4年生から変わったが、やはり本調子ではなかったか。シード権は厳しくなった。
このあたり、まだ接戦で動きあり。大東木山選手が先の2人につけなくなり後退。これを先ほど定点間トップだった帝京山中選手が交わして16番目。前の集団に何とか追いつこうとしている。中盤に入って山中選手に付けなくなった、立大山本選手が、木山選手を目の前にした18番目だ。
後方、19番目専大野下選手、20番目国士鈴木選手が、単独走ながら、何とか区間18位前後のペースをキープしているが、連合チームの平国大佐藤選手が、ほぼ同時スタートだった国士大に全く付けず、連続定点間最下位。見た目トップとの差、19分以上となり、厳しい展開となってしまいそうな様相。残り6㎞強でどこまで凌げるか…。
15.9㎞駒大赤星選手しっかり切り替えてるか 3位から8位まで混戦、順大が6位争い抜けて前を追う
登りに入ってから9位明大加藤選手が10位城西桜井選手に差をつけ始める
17㎞1位と2位大きくは変わってないか
17.3㎞、11位東洋木本選手浮上、東国宗像選手は付けず12位に後退
18㎞、法大宗像選手が、順大平選手を交わして6位浮上
18.4㎞影取
(定点間2.8㎞)
区間記録:95回小松(東海)8分25秒<54分54秒>
5位赤星(駒大)8分47秒<6>55分26秒①
5位中澤(中大)8分47秒<4>55分22秒②0:40
7位伊福(早大)8分49秒<11>56分05秒③6:32
13位高山(國學)8分56秒<14>56分18秒④6:32
12位桑田(創価)8分54秒<9>55分47秒⑤6:41
2位宗像(法大)8分41秒<1>55分09秒⑥6:50
9位平(順大)8分52秒<3>55分11秒⑦6:50
8位田中(青学)8分50秒<5>55分23秒⑧7:16
9位加藤(明大)8分52秒<8>55分43秒⑨9:12
16位桜井(城西)9分00秒<10>55分58秒⑩9:20
2位木本(東洋)8分41秒<1>55分09秒⑪10:23
19位宗像(東国)9分16秒<18>56分51秒⑫10:34
1位伊東(山学)8分39秒<12>56分12秒⑬13:26[13]12:57
4位廣澤(日体)8分44秒<13>56分17秒⑯16:30[14]13:07
15位山中(帝京)8分57秒<7>55分28秒⑭13:29[15]13:29
20位神薗(東海)9分22秒<20>57分18秒⑮13:48[16]13:48
11位木山(大東)8分53秒<19>56分55秒⑰16:39[17]13:48
17位山本(立大)9分03秒<15>56分20秒⑲19:53[18]14:12
18位野下(専大)9分04秒<16>56分45秒⑳21:10[19]15:45
13位鈴木(国士)8分56秒<16>56分45秒⑱18:04[20]17:58
21位佐藤(平国)9分24秒(21)58分41秒(21)23:35[21]19:53
法大宗像選手が、定点間2位好走!総合6位争いに再浮上
2.8㎞の短い間ですが、遊行寺の上り坂とその後を含んでいるので、レースが大きく動くことがあるポイント。駒大と中大の優勝争いは、40秒のまま。定点間5番目とお互い早いペースは維持。とはいえ、中大としてはもっと詰めたいところが近づかない形だろうか。
3位争いは、早大伊福選手が再び、國學高山選手に追いついて3位争い。創価桑田選手は、10秒差をキープしたままか。この後方、遊行寺坂前、順大平選手が一度単独6位に浮上したものの、法大宗像選手が再び追いつき6位争いへ。
秒差の接戦ながら、宗像選手が定点間2番目となる8分41秒で走破。上位陣の中では、一番早いタイムで駆け抜けた。通算55分09秒で区間トップタイに浮上してきた。2秒差で並走の平選手。やはりある程度早いペースで走った上で、遊行寺坂で力強くいけるかが大事なのだろう。
9位争いは明大で決着、11位に東洋木本選手浮上し城西を追い上げる
シード権争いは、動き続けている。9位争いがまず決着。遊行寺の坂は同時通過だった、明大加藤・城西桜井選手ですが、
その坂の映像でじりじり加藤選手が、桜井選手を突き放していった。やや格上の選手に食いついた形になった桜井選手が、ここで苦しくなかったか定点間16番のタイム。
後方では、17.3㎞地点、やはり東洋木本選手が、東国宗像選手を交わして、総合11位に浮上。この定点間も2位タイの8分41秒で駆け上がっていて、明らかに総合10位との差が縮まってきた。その差1分03秒、3㎞弱で19秒縮まっていて、あと3㎞でもかなり縮まりそうだ。
一番熱かったのは13番争い!山学伊東選手が定点間トップ!
なお、この間の定点間トップは上位争いではなかった。13番目争いが過熱していて、なんと山学大伊東選手が定点間トップとなる8分39秒で駆け抜けていました。
前回は往路4区を担っている実力者。序盤が区間最下位争いだったので、脚は残っていたと思いますが、さすがチームの主力選手が入っただけありましたね。総合もいつの間にか13位に浮上、復路が課題だった山学大ですが、今年はいい流れに乗ってきています。
これに離されはしたものの、日体廣澤選手も定点間4番。中距離ブロックから移行したばかりからの、箱根予選好走で話題になった選手。スタミナ区間の8区にびっくりしましたが、中距離の脚力が、遊行寺坂の攻略に役立ったでしょうか。以下の選手はあがりきらなかったので、この2校が一斉組から抜け出す形になってきた。
20㎞:駒大赤星選手60分16秒通過 20.4㎞で2位との差が58秒に開く
11位東洋木本選手が僅かに前の城西明大を視界にとらえる区間賞争い
20.6㎞(残り800m)
①赤星(駒大)
②1:00中澤(中大)
③6:37高山(國學)伊福(早大)
⑤6:52宗像(法大)桑田(創価)
⑦6:54平(順大)
⑧7:32田中(青学)
⑨9:25加藤(明大)
⑩9:40桜井(城西)
⑪10:22木本(東洋)
⑫10:58宗像(東国)
[13]13:05伊東(山学)
[14]13:10廣澤(日体)
[15]13:43山中(帝京)
[16]14:03木山(大東)
[17]14:18神薗(東海)
[18]14:28山本(立大)
[19]16:04野下(専大)
[20]18:10鈴木(国士)
[21]20:19佐藤(平国)
掛け声も
20.7㎞:3位争い国学高山・早大伊福選手激しいつばぜり合い
高山選手が前に出る 花田監督「気持ちで負けるな」 後ろ法大と創価の争い
21.4㎞戸塚中継所
(定点間3.0㎞)
区間記録:95回小松(東海)8分55秒<63分49秒>
4位赤星(駒大)9分11秒<4>64分37秒①
17位中澤(中大)9分36秒<7>64分58秒②1:05
7位高山(國學)9分14秒<13>65分32秒③6:35
8位伊福(早大)9分15秒<10>65分20秒④6:36
2位宗像(法大)9分07秒<1>64分16秒⑤6:46
1位平(順大)9分06秒<3>64分17秒⑥6:50
9位桑田(創価)9分20秒<9>65分07秒⑦6:50
14位田中(青学)9分27秒<5>64分50秒⑧7:32
10位加藤(明大)9分23秒<8>65分06秒⑨9:24
18位桜井(城西)9分37秒<14>65分35秒⑩9:46
2位木本(東洋)9分07秒<1>64分16秒⑪10:19
20位宗像(東国)9分41秒<19>66分32秒⑫11:04
6位伊東(山学)9分13秒<11>65分25秒⑬13:28[13]12:59
5位廣澤(日体)9分12秒<12>65分29秒⑯16:31[14]13:08
12位山中(帝京)9分24秒<6>64分52秒⑭13:42[15]13:42
13位木山(大東)9分24秒<18>66分19秒⑰16:52[16]14:01
21位神薗(東海)9分42秒<20>67分00秒⑮14:19[17]14:19
15位山本(立大)9分30秒<15>65分50秒⑲20:12[18]14:31
16位野下(専大)9分32秒<17>66分17秒⑳21:31[19]16:06
10位鈴木(国士)9分23秒<16>66分08秒⑱18:16[20]18:10
18位佐藤(平国)9分37秒(21)68分18秒(21)24:01[21]20:19
粘り勝ちは駒大赤星選手!2位中大との差を1分05秒差へ
トップ駒大赤星選手と2位中大中澤選手との差、40秒台で変わらなかった差が開いた。残り1㎞で58秒の報。襷リレーの際は、1分05秒差となった。最後は、赤星選手がトップの利を生かして差を広げた格好となった。
最後の3㎞は全体4いとなる9分11秒。区間タイムも64分37秒の区間4位で上々だ。中大中澤選手は、ラスト3㎞は脚が止まってしまい、64分58秒の区間7位。とはいえ、昨年65分02秒より短縮していて、何より中盤攻めてもいるので致し方ない。ここも、駒大がつけ入る隙を与えなかったということだ。
1分05秒差で、約350m差。こうなると、長い直線に入っても、中々前の選手が見えないことが多くなってくる。残り区間も少なくなった。少しずつではあるが、駒大に流れがいきつつある。
ラスト定点間順大平選手も、法大宗像選手区間賞!大混戦!!
3位争いは、國學高山選手と早大伊福選手の接戦。最後のスパート争いで僅かに國學高山選手が先んじて総合3位キープ。7区8区は1年生リレーながら踏ん張った。早大も流れはキープしている。
そのすぐ後ろが続々とランナーがやってきて、創価桑田選手を残り1㎞を切ってから捉えた法大宗像選手が総合5位に浮上。3位争いとは10秒差まで追い上げてきた。
続いて、直前で総合6位に上がった順大平選手が、その4秒差。定点間で見ると9分06秒で全体でトップ。元々スピードはありますが、これはびっくりな力走。ただ、区間タイムは1秒差で、法大宗像選手が区間賞!こちらも箱根初出場で予想以上の結果!これに創価大桑田選手を入れて、3位から7位まで僅か15秒差。
さらに、最後は苦しくなったものの、序盤突っ込んだ青学田中選手も、区間5位の64分50秒とまずまずのタイムで駆け抜けてきた。総合8位ですが、総合3位と57秒差で、エース選手を残しておいた9区に繋いだ。
東洋木本選手も区間賞!10位シード権との差は33秒急接近!
8位と9位の間は2分差がついて、基本的にアクシデントなければ8位のチームまではシード権は堅くなってきた。その9位は明大加藤選手、本調子ではなかったものの、復路8区ではさすが貫録の走り。65分06秒の区間8位で貯金をつくった。
10位は、格上相手に食らいついた城西桜井選手。さすがに最後は脚が止まりかけたものの、シード権内でキープ。1年生5人を8区まで起用、9区10区は上級生残しています。
そして最後まで急追したのが東洋木本選手。ラストも9分07秒の2番目の好タイムでかけて抜けて、一気シード権との差を、30秒も縮めて、33秒差とした。
個人としても、宗像選手とタイ記録で区間賞!なんと7区8区連続で2人が同タイム区間賞と言う珍しい記録が生まれた。復路、流れを作り損ねていた東洋大ですが、苦労人木本選手の区間賞で、ようやく光が見えてきた。
総合12位に落ちた東国大は、宗像選手がペースを上げることができず、66分オーバーの区間19位。らしくない走りとなってしまった。とはいえ、シード権との差は1分18秒、残り2区間まだチャンスは残っているか。
学生連合、早くも繰り上げに
13番目争いは、遊行寺坂で好走を続けていた山学伊東選手がと日体廣澤選手がやはり先んじて襷リレー。最後の3㎞も勢いが衰えてなかった。両校とも、前回は復路鶴見で繰り上げだったが、どうやらもっと上のレベルで争えそうだ。
少し差があいて、序盤一番早いタイムで走っていた帝京山中選手が15番目でリレー。全体としても64分52秒の区間6位なので、後半も粘ったことが伺える。シード権は厳しくなってきたが、やはりただでは終わらない大学だ。
16番目は大東木山選手。中盤までは区間最下位争いも、何とか遊行寺坂以降は中盤位の走りで粘ったか。走れなかったのが、その後ろに下がってしまった東海神薗選手。4選手に交わされてしまった。、
前回は往路3区を出走した選手ですが、67分かかって区間最下位は、本来の走りからは遠かった。総合も15位へ。この争いが見える位置に、立大山本選手がとどまって18番目リレー。ここで見た目14分31秒差。繰り上げどうこうより、前を見て9区に突入できるのは何よりだ。
続いて、単独走となってしまった下位3チーム。専大野下選手が16分を過ぎたところ、国士だし鈴木選手が18分を過ぎたところで何とかリレー。鈴木選手は、最後の定点間は10番目のタイムで走り、うまくまとめた形だ。
この鈴木選手と、ほぼ一緒に走り始めた平国佐藤選手が来ない…。68分オーバーの苦しい走りで、残念ながら繰り上げに間に合わず。ラスト1㎞は、駒大赤星選手とほぼ同タイムで走ったが、遅かった。
先頭争いは、駒大赤星選手が逃げて、中大中澤選手が追いかける展開。ずっと40秒台が詰まったり開いたりしたが、ラスト3㎞で赤星選手が差を広げて1分05秒差へ。少し3冠が見えてきたか。
3位争いが混戦になってきて、國學院・早大・創価大の争いに。区間賞争いをしながら法大宗像・順大平選手が猛追。この結果、3位から7位が15秒差。序盤突っ込んで遅れた8位青学大も、まだ57秒差。
シード権争いは、明大加藤選手と頑張った城西桜井選手が10位キープも、11位東洋木本選手が区間賞ペースで猛然と追い上げて33秒差。主力が失速した東国大もまだ1分少しだ。それぞれの争いで本当に差がついていない。
また、法大宗像&東洋木本選手がW区間賞。7区の明大杉・創価葛西選手と、連続でW区間賞と中々見られない光景となった。それぞれ違う大学というのも、また混戦模様を現している。
一斉スタート組も、東海大を巻き込んで、力走を続ける。今回は、山学伊東選手が遊行寺以降一時トップの走り、日体廣澤選手と競り合いながら、順位を上げていった。帝京大山中選手の序盤のツッコミも盛り上がりましたね。
ここに付けなかったチームで、専大と国士大は繰り上げは回避したものの、学生連合が間に合わず繰り上げ。1区と5区以外はかなり苦しんでしまってます。今年は編成に苦労したか。
全体的には、まだ混戦の争いが、多い中、長丁場の2区間に突入していきます。
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