【速報結果】第76回福岡国際マラソン+α(2022年12月4日)

昨年ラストだったはずが、また開催されるようです。

2022年12月4日(日)に、
第76回福岡国際マラソンが行われます。

なお、24年パリ五輪に向けて
またMGC出場権獲得の争いにもなります。

MGC出場権
日本人1~3位2時間10分00秒以内
日本人4位~6位2時間9分00秒以内
2時間8分00秒以内は必ず獲得
2本平均2時間10分00秒のワイルドカード枠
 

このあたりにも注目してのレースでした。

なお、防府読売マラソンの上位結果も急遽載せます

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【速報・結果】第76回福岡国際マラソン

福岡国際マラソン【公式サイト】

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速報

 曇り、無風と絶好のコンディションの中スタート。1㎞3分ペースで高久選手らPMが引っ張り、大集団のまま進んでいく。

 5㎞14分59秒、10㎞30分01秒(LAP15分02秒)、非常に安定して進んでいき、まだ30人以上の大集団で進んでいきます。

 13㎞手前で、帝京大時代にマラソン2時間9分台マークの、天童市役所細谷選手が少しずつ遅れだす。

 15㎞45分01秒(LAP15分00秒)と、ずっとイーブンペースをキープ。トーエネック河合選手や九電工赤﨑選手ら、有力ランナーは、影を潜めています。

 18㎞53分59秒で約30人の大集団が、進路を南に。細谷選手が33秒差で通過。ハーフマラソンは、63分20秒ペース。やはり1㎞3分を保ったまま。

 22㎞過ぎ、黒崎播磨ムァゥラ選手や旭化成村山選手が遅れだす。フォームにも余裕がなくなっていると、解説も指摘。村山選手本人は、一杯一杯になる前に離れるかも、と事前に話していたそう。23㎞でその差は9秒となりました。

 25㎞を1時間15分00秒で通過。ペースメーカー5人中4人が外れたところ、高久選手が慌てて戻って引っ張る形に。集団は、25㎞過ぎトヨタ宮脇選手が苦しそうな表情で遅れだす。

 26㎞PM高久選手が辞めて、PMは外国選手1人。急に縦長になり、風よけでは?との指摘。ここで旭化成市田選手が離れ、集団は18人程に。

 28㎞付近、今大会出場者で、最も持ちタイムの良い日本人ランナーのトーエネック河合選手が脱落。愛三工業鈴木・NTT西日本松尾選手も苦しくなり、残っている日本人選手もかなり絞られてきた。

 30㎞1時間30分05秒で通過、ここでPMが外れる。スズキ浜松のマイケル選手ら先頭。西鉄久保選手がピタリつく。その後方、トヨタ大石、九電工赤﨑・住友電工高田選手ら、日本人は4名が、後方へ。ついていくのは久保選手のみになる。

 後方、1時間30分43秒で、トーエネック河合選手。またタイムは狙える。後方に旭化成市田選手。後方宮脇選手は、1㎞3分45秒までペースダウン。苦しくなる選手も出てきています。

 折り返し、久保選手ら7名ほどの集団ですが、バラけてきています。10秒程後方に、赤﨑・大石選手ら5名の集団。

 32㎞で、イスラエルの選手が先頭に4名~5名の集団。久保選手が、歯を食いしばりながらつくも、32.5㎞付近でついに離れて単独5位走行。一人挟んで、7位集団大石選手ら。

 33㎞、先頭はキルイ・テフェリ・ギザエ・ライモイ選手の4名。3分少しのペースをキープ。久保選手は10秒差ほどで、一気に離れていないか、バラけつつある後方の集団もまだ見えています。

 34㎞で、久保選手は海外勢2名に吸収され、5位争いへ。その後方は、日本人2番手で大石選手が走行、少し離れて赤﨑・髙田選手が続いています。

 35㎞ギザエ・キルイ・テフェリ選手が先頭。ライモイ選手が苦しそうな表情で後退し4位へ。久保選手や大石選手らもまだ第一移動車から捉えられる程、30秒くらいの差か。
 
 後方、日本人2位争いが激しくなり、赤﨑選手が大石選手に追いつき、前を引っ張っていく展開。大石選手がついていく。髙田選手は20mほど後方で別の日本人選手と並走。

 赤﨑選手が前を追って、日本人トップ久保選手との差が6秒程に詰まってきた。なおペースはまだ2時間7分台を狙えるところを維持。

 36.5㎞先頭がギザエ・テフェリ選手の2名に、キルイ選手が苦しそう。5mほど離れる。ですが、また追いついてくる。

 36.7㎞大石・赤﨑選手が久保選手に追いつき、7位争いで3人日本人先頭争いに。34歳で集大成で臨んだ大石選手がMGC出場候補筆頭に。後方、日本人6番手河合選手は2時間9分切れるかギリギリとなった。

 37.5㎞テフェリ選手がスパートし、明らかにペースアップ。ギザエ選手が苦しそうな表情の中、ついていく。キルイ選手がやはり苦しそうか。

 37.7㎞テフェリ選手がさらにペースを上げてスパート。ギザエ選手が遅れて、テフェリ選手が単独先頭。日本人の争いは、大石選手と赤﨑選手の2人の争い、久保選手は立ち止まって足首を回す仕草。愛知製鋼の秋山選手が日本人3番手に浮上する。

 38㎞赤﨑選手が再び前へ、大石選手がついていく形に。秒差で秋山・久保・髙田選手がいて、日本人5名が比較的僅差で固まる形に。

 トップは40㎞手前、1位はテフェリ選手が独走。2位ギザエ選手との差が、一気に20秒以上開いています。

 日本人争いは急展開。赤﨑選手が大石選手を引き離して、日本人トップに立つも、秋山選手が猛追。39.3㎞で秋山選手が単独先頭へ。ジリジリ引き離す。

 テフェリ選手が40㎞通過。2時間00分05秒と、2時間6分台のペースをキープ。2位ギザエ選手のすぐ後ろ粘っていたライモイ選手が迫り交わしてきそうか。4位にキルイ選手。

 日本人は、単独7位で秋山選手が40㎞通過。2時間1分36秒、2時間8分少しのペース。4秒差で赤﨑選手が続く。

 テフェリ選手がそのままトップを保ってゴール。2時間6分台のペースを最後までキープ。2位には、最後猛追したヴィンセント選手が2時間7分付近でゴール、3位はギザエ選手。

 日本人は、7位秋山選手が2時間8分40秒台のタイムでゴール。続いた赤﨑・大石選手までがタイムでMGC出場権獲得。続いた、久保選手はワイルドカードでMGC出場権を獲得しました。

結果

🥇マル テフェリ(イスラエル)2時間6分43秒
🥈ライモイ ヴィンセント(スズキ浜松AC)2時間7分01秒
🥉マイケル ギザエ(スズキ浜松AC)2時間7分28秒

4位ブレット ロビンソン(オーストラリア)2時間7分31秒
5位アベル キルイ(ケニア)2時間7分38秒
6位ジェームス ルンガル(中央発條)2時間8分21秒
7位秋山清仁(愛知製鋼)2時間8分43秒【MGC出場権】
8位赤﨑 暁(九電工)2時間9分01秒【MGC出場権】

9位大石港与(トヨタ自動車)2時間9分08秒【MGC出場権】
10位久保和馬(西鉄)2時間9分19秒【MGC出場権(ワイルドカード)】
11位髙田康暉(住友電工)2時間9分45秒
12位ジョエル ムァゥラ(黒崎播磨)2時間10分45秒
13位宮川慎太郎(警視庁)2時間14分40秒
14位細谷翔馬(天童市役所)2時間14分55秒
15位加藤 平(新電元工業)2時間15分06秒
16位橋本隆光(小森コーポレーション)2時間16分14秒

17位河合代二(トーエネック)2時間16分25秒
18位熊橋弘将(山陽特殊製鋼)2時間16分57秒
19位松尾淳之介(NTT西日本)2時間17分25秒
20位鈴木洋平(愛三工業)2時間17分45秒
21位山口純平(ELDORESO)2時間17分47秒
22位金子晃裕(コモディイイダ)2時間17分55秒
23位村山謙太(旭化成)2時間18分11秒
24位宮脇千博(トヨタ自動車)2時間18分11秒
25位曽宮 道(見次クラブ)2時間18分47秒
26位澁谷宥介(東京陸協)2時間18分51秒
27位秋山太陽(森ビル)2時間19分28秒
28位井上直紀(クラブR2西日本)2時間20分47秒
29位渡邊智也(大分市消防局)2時間21分08秒
30位市田 孝(旭化成)2時間21分15秒

【結果】第53回防府読売マラソン

🥇中村祐紀(住友電工)2時間8分29秒【MGC出場権】
🥈山本翔馬(NTT西日本)2時間8分52秒【MGC出場権】
🥉橋本 崚(GMOインターネットグループ)2時間9分12秒【MGC出場権】
4位國行麗生(大塚製薬)2時間9分21秒
5位畔上和弥(トヨタ自動車)2時間9分27秒
6位市山 翼(小森コーポレーション)2時間9分43秒
7位竹内竜真(日立物流)2時間11分07秒
8位坪内淳一(黒崎播磨)2時間11分37秒


hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。