箱根駅伝予選会が終わり、いよいよ次は全日本大学駅伝ですね。
関東15校を中心に、
全日本大学駅伝2022の区間オーダー予想をしていこうと思います。
続いて、
箱根予選は終盤までトップ争い!駅伝に強い臙脂の復活の狼煙となるか東洋大学です。
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まずは、出雲駅伝の振り返りになります。
9位東洋大学2:13:35
区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップとの差 |
1区8.0㎞ | 13位 | 児玉悠輔④ | 23分31秒 | 13位 | 0:59差 |
2区5.8㎞ | 7位 | 甲木康博② | 16分03秒 | 10位 | 1:26差 |
3区8.5㎞ | 9位 | 石田洸介② | 24分38秒 | 10位 | 2:14差 |
4区6.2㎞ | 11位 | 佐藤真優③ | 19分05秒 | 10位 | 3:10差 |
5区6.4㎞ | 9位 | 前田義弘④ | 19分53秒 | 9位 | 3:59差 |
6区10.2㎞ | 8位 | 吉田 周② | 30分25秒 | 9位 | 5:03差 |
1区児玉選手…1区をずっと務めている児玉選手、安定した成績を続けていましたが珍しく外してしまいました。今年は5千m1万mも自己ベストを出していて、走力は上がっていると思います。ただ、飛び出す選手に付こうとするなど、気負ったかなぁと感じました。ただ、総合力で戦う東洋大ちょっと響きました。
2区甲木選手…関東インカレ1500m2年連続出場、中距離路線と思っていたのですが、ここにきて距離伸ばしてきて、出雲2区出場!後方から追い上げる走りになりましたが、区間7位まずまずの走りで3人抜き10位まで浮上しました。甲木選手の駅伝対応は、大きな収穫です。
3区石田選手…復活の大器、石田選手が満を持して、エースが集った3区に出場に。注目する駅伝ファンは多かったですが、ほぼほぼ単独走の総合10位の位置から追い上げるのは、ちょっと難しかったですかね。それでも大きな試合をこなせたのは一つほっとするところ。次につながります。
4区佐藤選手…4区5区に駅伝経験豊富な選手を投入していましたが、強い向かい風。目の前に見えているのが関西学院大のみで、抜くのに一苦労していましたね。箱根3区好走の佐藤選手でしたが、区間11位にとどまりました。
5区前田選手…主要区間経験も豊富な前田選手。この区間で十分区間賞に近い成績が獲れる選手ですが、強風もしくは調子が上がり切っていなかったでしょうか。何とか関西学院大は捉えましたが、区間9位に留まりました。
6区吉田選手…駅伝デビューが、いきなり出雲駅伝アンカーとなった2年吉田選手。とはいえ、男鹿駅伝でアンカーを務め、優勝のゴールを切っているロードに長けた選手。後方を突き放した後は、単独走ながらペースをキープ。個人区間9位、総合9位でのゴールとなりました。
※11月3日に暫定オーダー提出
※当日朝に、補欠から最大3名入れ替え可能
エントリーメンバー
出:出雲駅伝、全:全日本駅伝、箱:箱根駅伝、都:都道府県対抗駅伝、高:高校駅伝
児玉悠輔④28分45秒74/13分53秒48≪22:出1区13位、全予3組6位、関東IC1万m3位、箱1区12位、21:出1区7位、箱1区9位、20:全1区9位≫
柏 優吾④28分49秒72/13分59秒28≪21:出6区7位、日本IC1万m11位≫
前田義弘④28分57秒80/14分05秒72≪22:出5区9位、関東IChalf8位、箱9区5位、21:全2区8位、出3区6位、箱3区8位、20:全4区4位、箱8区6位、19:全6区9位≫
清野太雅④29分03秒59/14分11秒91≪22:箱10区2位、21:箱10区9位≫
木本大地④29分06秒85/14分16秒47≪22:全日1組23位、関東IChalf5位、箱4区18位≫
九嶋恵舜③28分45秒60/13分48秒67≪22:全予2組3位、関東IC5千4位、箱6区10位、21:全3区8位、出4区2位、箱6区14位≫
佐藤真優③28分49秒54/13分58秒72≪22:出4区11位、関東IC1万m7位、箱3区8位、21:全1区12位、関東IC1部half10位、20:全3区9位≫
奥山 輝③29分05秒45/13分51秒17≪21:出2区9位≫
村上太一③29分07秒76/14分07秒19
石田洸介②28分37秒50/13分34秒74≪22出3区9位、21:全4区1位、出5区1位≫
甲木康博②29分13秒51/13分55秒80≪22:出2区7位、関東IC1500m≫
梅崎 蓮②29分18秒70/14分14秒50≪22:全日1組3位、関東IChalf2位、箱7区11位、21:全5区4位≫
小林亮太②29分27秒22/13分55秒81
吉田 周②30分02秒41/14分03秒92≪22出6区8位≫
緒方澪那斗①28分36秒36/13分54秒45≪22:全予4組20位、関東IC5千m15位、21:IH5千10位≫
西村真周①29分17秒91/13分55秒92≪22:関東IC5千決勝、21:高1区16位、IH5千13位≫
東洋大は久々に、全日本予選に挑み、勝ちあがっての本戦出場になります。今回もエース松山選手が、残念ながら間に合わなかったのですが、それ以外の主力選手は揃った印象ですかね。出雲は失敗したものの、4年生の柱児玉・前田選手や、大器石田選手が順当にエントリーしています。
さらに、前回三大駅伝全て出走した九嶋選手が無事エントリー。前回はスピードエース区間3区で粘っていた選手なだけに、上位進出にかかせない選手。出雲出走の佐藤・甲木選手に、ルーキーは出雲駅伝に引き続き緒方・西村選手らが引き続きエントリーしています。
これに、北海道マラソンで活躍した柏・清野選手、関東ICハーフで5位入賞の木本選手といった上級生の長距離ロードに力にあるランナーがエントリー。2年生にも、関東ICハーフ表彰台の梅崎選手に、出雲アンカーの吉田選手がしっかり。距離が長くなりますし、ロードに力のある選手がかなり入ってきた印象です。
正直、16人の誰が出走メンバーに入ってもおかしくないくらい、戦力が拮抗していますね。勿論上位進出には、前半区間で流れを掴んでいく事と、前回出走者がいない長距離区間7区8区の選出が大事になってくると思います。
既存の主力選手のみで、並べてくることもありますし、メンバー争いの結果的に新戦力が多く出走メンバーに入ってくることもあると思います。
1区佐藤選手…前回はコロナワクチン副作用の影響で、急遽1区となった佐藤選手ですが、今回は本気予想での1区佐藤選手です。前年より大きく走力が上がっていますので、十分1区上位で通用する力があるはずです。今度こそしっかり流れを。
2区児玉選手…今回初めて児玉選手が1区以外を走ると予想します。全日本1区だと、最短距離なので、非常に勿体ないほど走力を有しています。また、今後の事も見据えて、一度1区以外の駅伝を体感するのも良いのかなと思います。十分2区トップレベルの力があると思います。
3区九嶋選手…前年好走している九嶋選手を2年連続3区と予想します。箱根山下りをしていますが、平地の走力もかなり高いのですよね。出雲は外れるも、直近1万m28分45秒自己ベスト。今回の3区でも、しっかり力を出せる状態と思います。
4区石田選手…前回も4区で区間賞を獲得している石田選手を、再び配置すると予想します。3区や7区も考えたのですが、ややアップダウンがあって追いかける区間…ということだとやはり4区があっていると思います。ここで一気に上位戦線に浮上となればと思います。
5区前田選手…出雲駅伝が、関東ICハーフ以来となった前田選手。絶好調ではないのかも?ということで、繋ぎ区間の5区予想にしました。スピードもスタミナもバランスはとれていますので、調整できれば、十分流れを繋げるはずです。
6区吉田選手…出雲アンカーの吉田選手を、全日本駅伝でも6区を走ると予想します。ロードは確かなものがあります。万全なら、今回は他校が前後する展開だと思います。そういう中での走りを見たいところです。
7区緒方選手…全日本予選最終組を走っている緒方選手。次期エース候補の一人ですね。いきなり長距離区間になりますが、こういう思い切った起用があってもいいのかなと思います。1万m28分台の力もありますので、思い切って走れれば。
8区梅崎選手…2年生ながら、長距離ロードで非常に信頼できる梅崎選手をアンカー予想します。関東インカレ表彰台は、びっくりしたところ。後半アップダウンもあるタフな8区を十分任せられるのではないでしょうか。
あとは、柏・清野・木本選手らを7区や8区というのも、最後まで悩んだのですけどね。それでも、梅崎選手や、出雲アンカーの吉田選手あたりも候補だと思います。ここを誰にするのか、このあたりは予想難しいですね…。
今回も松山選手がいないですが、前回の全日本駅伝は、しっかり5区まで上位キープ。やれる力は充分にあるんですよね。駅伝経験豊富な主力選手はずらり並んでいます。今回エントリー者でエースとなる2年石田選手に、駅伝経験豊富な4年生の児玉・前田選手、長いロードが得意な梅崎選手らが中心になってくるでしょう。
また、前年度三大駅伝全て好走している九嶋選手が、先日1万m自己ベストで復帰で臨戦態勢。さらに、北海道マラソンでMGC出場権を獲得した柏選手に、箱根アンカー清野選手、関東ICハーフ入賞の木本選手ら、長距離ロードに特化しているだろう選手たちもエントリー。駅伝シーズンが深まっているのを感じますね。
他にも緒方選手ら有力ルーキーや、起用してみたいな思う若手16名。ここは東洋大の選手層を感じます。誰が出場してもおかしくはないくらい総合力は高いのですよね。出雲駅伝は流れをつかみ損ねて、何もできなかったですが、全日本駅伝はまた一味違う東洋大が上位を突っ走るはずです。
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