Categories: 箱根駅伝予選会

【総合結果】箱根駅伝2023予選会(第99回)/出場校・関東学生連合の情報も!

箱根駅伝2023予選会(第99回)の様子と結果になります。

走りやすい…と思いきや、序盤のスローペース、湿度が高く意外と走りにくい中、様々な波乱がありました。

今回もTVer(ティーバー)で生放送!

関東地区以外の地域でもPC・スマホがあれば見れます!

ページコンテンツ

【総合結果】箱根駅伝2023予選会(第99回)

スポンサーリンク

スタートリスト

神大山崎選手や早大井川選手が欠場。山学大は1年生ムトゥク選手が走ります。

総合結果

 最初の1㎞は向かい風ということもあり、留学生が前も大混戦模様。1㎞3分00秒と非常にゆっくりなペースとなっています。

 上武大パトリック選手が引っ張るも、2㎞6分00秒、3㎞8分59秒のペース。早大花田監督は「遅すぎる」と嘆きの声も。比較的いい気象条件ながら、非常に珍しい展開に。大東真名子監督は、「後ろの集団が詰まって、思ったより前の方にいけてない」と心配気味。

 3-4km2分55秒の少しペースは上がり加減。5㎞は14分48秒。まだまだ大集団。なお、大集団の中、明大櫛田選手が途中で転倒したという情報も。ないがあるか分からない展開だ。

 両角監督「思ったよりペースが遅い、後半のアップダウンが例年以上に激しくなる。どこまで余力を残せるか」花田監督「遅いペースにのまれている、前へいってほしい。エース井川選手には、臨んでいた展開」日体大「18位通過だけど落ち着いている」

 住宅地コースとなる8㎞を過ぎて、日薬大留学生キプリモ選手がぐっとペースアップ。8㎞では武蔵野学院大カマウ選手を中心に、縦長に。

10㎞武蔵学・日薬大・桜美林大・山梨学大の留学生が29分10秒、ついで拓大城西、東海石原選手、国士日大、次いで集団が29分30秒程。

 立大上野監督「ここまでは順調。あとはどれだけ粘れるか」

 11㎞拓大山学桜美林日本薬科武蔵野学院の5名の留学生がトップに。後方、東海石原選手が非常に苦しそうな走り、日大ら留学生に交わされていく。

 城西大は、10㎞地点で2位。8人が10位以内に入っている。櫛部監督「公園までに余力を持っているかどうか」

 13㎞以降、トップは、武蔵野学院大カマウ選手が一気に抜け出して先頭に。後方、東海石原選手に日本人集団が迫ってくる。

 14.3㎞東海石原選手に、日本人集団が追いついてくる。明大富田選手・農大・麗澤・神大・専大・早大のエース選手が追いつき、交わしていく。石原選手ついていけない形。

【15㎞】 1位43分17秒で武蔵学カマウ選手
2位43分34秒拓大桜美林大留学生
4位43分49秒山学大、5位43分54秒日薬大
6位城西大東日大44分08秒~44分12秒 日本人集団44分20秒
石原44分25秒 国士44分31秒、中学大44分41秒、44分51秒大集団

 明大早大大東城西が安全圏に入ったか。立大もまだ5位。東海大日体大が圏内に入り、国士大専大がわずかの差

17.4㎞折り返し、日本人は専大木村選手が先頭、日本人上位集団塊、東海大石原選手が後ろの集団に追いつかれたところ

両角監督「(石原選手に)大丈夫大丈夫、故障していた苦しい期間を思い出せ」

10名通過:日体大、早大、城西大、大東大、明大
東海大、立大、中学大、神大、国士大
山学大、専大、日薬大、

 目まぐるしく変わる展開。国士大は福井選手が10番目苦しい、中学大が小島選手が顔が上がっている。

 日本人トップは専大木村選手が日本人トップをキープ。立大は國安選手がチーム内トップに。

 トップ武蔵学カマウ選手60分58秒、日本人トップ7位専大木村選手62分32秒、早大井川明大富田62分40秒、明大農大麗澤まで、63分切り。

10人FINISH上位は、
65分過ぎ:日体大城西
65分半:大東大明大立大
66分:東海中学山学国士神大/早大
66分半:専大日大 67分:農大麗澤日薬大
67分半:明学亜大 68分:育英慶大拓大筑波関学大

最後に日体大が浮上、早大は9番手からこなかったか。

通過校(1位~10位)

1位大東文化大10:40:39

個人順位 名前学年 走破タイム
5位 ピーター ワンジル② 62分16秒
20位 大野陽人④ 63分12秒
24位 久保田徹③ 63分15秒
32位 菊地駿介③ 63分27秒
43位 入濱輝大① 63分53秒
71位 西代雄豪② 64分22秒
111位 谷口辰煕④ 64分46秒
121位 大谷章宏② 64分54秒
141位 木山 凌④ 65分12秒
153位 西川千青② 65分22秒
221位 小田恭平② 66分20秒
252位 倉田 蓮④ 66分46秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞12位-10㎞6位(3位)-15㎞3位(2位)-FINISH1位(2位)

 4年ぶり出場はトップ通過!大東大が華麗な復帰を決めましたね。ワンジル選手が、他校留学生に交じり5位62分16秒で貯金をつくると、大野・久保田選手が63分前半、途中まで後方集団をまとめていた菊地選手が、終盤大きく上げて63分半ば、15㎞まで大野選手らと走っていた1年生入濱選手も64分以内でまとめて、50位以内に5名が入ります。

 後方の集団もおおむね安定。前回も好走している谷口選手や、西代・大谷選手が終盤に上がってきて、65分以内にまとめます。そして10番手が65分22秒、気象条件が難しい中、大きく失速せずにまとめきり、見事トップ通過へ!

 結果的に、5㎞12位から徐々に順位を上げていき、5㎞以降は非常に高レベルで安定していました。個々のレベルも、当日の作戦などバッチリはまった結果だと思います。駅伝シーズン、台風の目になっていきそうです。

2位明治大10:41:41

個人順位 名前学年 走破タイム
10位 富田峻平④ 62分39秒
11位 児玉真輝③ 62分43秒
62位 下條乃將④ 64分09秒
66位 新谷紘ノ介② 64分15秒
67位 漆畑瑠人④ 64分16秒
78位 小澤大輝④ 64分27秒
82位 室田安寿① 64分29秒
90位 櫛田佳希④ 64分37秒
105位 加藤大誠④ 64分43秒
154位 鈴木祐太② 65分23秒
174位 杉彩文海③ 65分41秒
330位 森下翔太① 68分06秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞1位-10㎞1位(1位)-15㎞1位(3位)-FINISH2位(5位)

 一番上位で安定し続けていたのは明治大。スピードランナー豊富なチームカラーらしく、10㎞までは圧倒し続けていました。終盤の失速も最小限で、最終的に総合2位。上位10人に8名が入る圧勝でした。

 主力選手では、富田・児玉選手が抜群の走り!最後まで日本人上位争いを繰り広げた中での結果に強さを感じますね。小澤選手がやや失速、櫛田選手が転倒し後方からのレースを余儀なくされた中、大きくチームを引っ張りました。

 今回は中間層が非常に良かった!下條・新谷選手が抜群の走りで、64分前半のタイム。序盤前にいた漆畑選手も粘って同タイムに留まったのも大きい。1年生では室田選手が粘って64分半ばで82位。主力と新戦力がしっかり噛み合った中での結果でした。

3位城西大10:42:09

個人順位 名前学年 走破タイム
6位 ヴィクター キムタイ① 62分21秒
27位 斎藤将也① 63分18秒
59位 野村颯斗③ 64分05秒
61位 小島 拓④ 64分05秒
65位 山本唯翔③ 64分13秒
75位 山中秀真③ 64分26秒
79位 平林 樹② 64分27秒
128位 大沼良太郎① 65分01秒
129位 桜井優我① 65分03秒
139位 久保出雄大② 65分10秒
184位 藤井正斗④ 65分45秒
249位 中田侑希③ 66分46秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞2位-10㎞2位(2位)-15㎞4位(4位)-FINISH3位(4位)

 意外性の城西大、今年はいい方向に発揮しましたね。10㎞地点で全体の2位のタイムで通過すると、その後も踏みとどまって3位通過。2大会前も、びっくりの3位通過がありましたが、今回は昨年の15位から大幅ジャンプアップ!

 まずはエース選手が稼ぎましたね。留学生キムタイ選手が、留学生の争いの中、粘り切って62分21秒と好走。さらに同じ1年生斎藤選手が日本人上位集団の中で終盤まで戦い抜いて631分18秒の27位!1年生2人がワンツーでフィニッシュしています。

 また、後方集団で4年小島・2年平林選手がしっかりあがってきて65位と79位。主力の3年生野村・山本・山中選手らと一気に雪崩れ込みました。その後、1年生の大沼・櫻井選手も65分前半。主力と新戦力が噛み合いましたね。

4位早稲田大10:42:29

個人順位 名前学年 走破タイム
9位 井川龍人④ 62分39秒
16位 佐藤航希③ 63分05秒
17位 鈴木創士④ 63分07秒
39位 伊藤大志② 63分49秒
51位 石塚陽士② 64分02秒
96位 菅野雄太② 64分41秒
114位 間瀬田純平① 64分50秒
125位 諸冨 湧③ 64分58秒
130位 北村 光③ 65分03秒
217位 安田博登④ 66分15秒
257位 菖蒲敦司③ 66分52秒
289位 山口智規① 67分23秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞10位-10㎞5位(4位)-15㎞2位(1位)-FINISH4位(6位)

 事前に不安説がささやかれましたが、トップ争いをしての4位通過。17.4㎞ポイントでは一旦は全体のトップに立ったほど。そこから上位だった山口選手が体調不良により、順位を下げてしまいましたが、全体的にはかなり走れていた方になります。

 井川選手が、さすがエースと言える走りで、日本人2番手となる62分39秒でチームをけん引。同じ4年生の鈴木選手や、3年佐藤選手も上位集団で最後までレースを進めて63分一桁。15㎞までついた伊藤選手も63分49秒でまとめました。

 合宿中にコロナにかかったという石塚・間瀬田選手もうまく後半あがっていきました。石塚選手は最後もかなりあがっています。成長途上の菅野選手、さらに3000m障害組諸冨・北村選手まで65分前後で9番手。全部がうまくいったわけではないのは、まだ上がり目があると言えます。

5位日本体育大10:43:34

個人順位 名前学年 走破タイム
28位 盛本聖也④ 63分21秒
42位 廣澤優斗④ 63分53秒
60位 山崎 丞① 64分05秒
70位 名村樹哉④ 64分20秒
73位 大森椋太③ 64分26秒
80位 田中槙梧③ 64分29秒
86位 田島駿介① 64分33秒
87位 平島龍斗① 64分35秒
99位 山下大毅② 64分42秒
138位 分須尊紀② 65分10秒
167位 松浦凛太郎④ 65分37秒
264位 植松孝太② 66分56秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞18位-10㎞13位(9位)-15㎞10位(8位)-FINISH5位(1位)

 戦力低下とエース欠場で、連続出場が危ぶまれた日体大ですが、終わってみれば、5位通過。15㎞で圏内ギリギリの10位でしたが、そこからは全体トップのタイムで大きく上げてきました。

 上位集団についた盛本・廣澤選手が、28位63分21秒と42位63分53秒で前残り成功。3番手以下は集団走りでしたが、全く崩れず。15㎞をほぼ全員が130位46分01秒程で通過。そこから1年山崎選手や4年名村選手らが大きく浮上!山崎選手46分05秒、4番手~9番手までが64分半ばで雪崩れ込み、上位9名が100位以内!

 さらに、そこから浮上とはならなかった主力の分須選手も65分10秒と最低限のタイムで粘り切りました。75年連続75回目の出場、エースが戻ってくるだろう本戦でこそ、伝統の力を見せてくるはずだ。

6位立教大10:46:18

個人順位 名前学年 走破タイム
21位 國安広人① 63分13秒
45位 中山凛斗③ 63分54秒
53位 安藤圭佑② 64分03秒
55位 林虎太朗② 64分04秒
69位 関口絢太③ 64分19秒
97位 永井 駿① 64分41秒
143位 山本羅生② 65分14秒
152位 吉屋佑晟① 65分22秒
177位 内田賢利③ 65分42秒
185位 忠内侑士③ 65分46秒
202位 服部凱杏③ 66分02秒
290位 後藤謙晶② 67分25秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞4位-10㎞3位(6位)-15㎞5位(10位)-FINISH6位(9位)

 本格強化生が4年揃う第100回大会で復活出場…のつもりでしたが、監督と選手の頑張りで1年前倒しで、立教大が箱根駅伝復活!!55年ぶりの本戦復活は、見事な前残りの戦術がピッタリはまりました。前年も最初の5㎞トップでしたが、ここから繋がっていたかもしれません。

 素晴らしい走りを見せたのが1年生國安選手、安定したラップを刻み、終盤も堂々の走り!63分13秒の全体21位とチームをけん引します。続いて、中山・安藤・関口選手が64分前後、攻めていった林選手もこのあたりで粘り切ります。

 後方では永井選手が100位以内に入る好走で、ここで上位6名。少し相手から、山本選手や3障が専門の内田選手らが65分台で粘り切って、66分以内で10番手がまとめきりました。全体10㎞まで総合3位、それ以降も10番付近のタイムでは走り切り、見事6位通過。鮮やかな復活劇でした。

7位山梨学院大10:46:55

個人順位 名前学年 走破タイム
4位 J.ムトゥク① 62分15秒
18位 北村惇生③ 63分07秒
41位 木山達哉④ 63分53秒
76位 髙田尚暉② 64分27秒
92位 小野寺陣④ 64分39秒
102位 石部夏希④ 64分43秒
175位 大西 陸② 65分41秒
197位 篠原 楓④ 65分59秒
207位 伊東大輝④ 66分04秒
211位 島津裕太③ 66分07秒
255位 栗原光弘④ 63分04秒
311位 土器屋快都② 67分45秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞7位-10㎞4位(5位)-15㎞6位(7位)-FINISH7位(10位)

 山梨学院大も、ずっとトップ10内につける粘りの走りで、7位通過ながら危なげなく通過した印象です。1年生留学生ムトゥク選手が出走し、62分15秒の好タイムで4位。長い距離も安定して、早いですね。まずこの貯金は大きかったです。

 続いて、主力選手では北村選手が大きく成長!63分07秒の全体18位と他校のエースと最後まで戦い切りました!一気に主力選手に成長していますね。木山・髙田選手もまずまずまとめて及第点か。小野寺・石部選手が大きく成長し、64分半ば。上位6名で102位までに入っていますね。

 その後が終盤に少し落ちてしまいましたが、主力の篠原・伊東選手が何とか66分前後、終盤にかけていた大西・島津選手が同じくらいにゴール。何とか上位10名もまとまりましたかね。もっと走れる主力選手もいますので、ここから上がっていきたいですね。

8位専修大10:46:56

個人順位 名前学年 走破タイム
8位 木村暁仁③ 62分32秒
23位 ダンカン キサイサ② 63分14秒
64位 髙瀨 桂④ 64分10秒
91位 野下稜平③ 64分39秒
103位 水谷勇登③ 64分43秒
119位 成島航己④ 64分51秒
122位 千代島宗汰② 64分55秒
173位 粟江倫太郎③ 65分41秒
182位 冨永裕憂④ 65分44秒
228位 吉岡拓哉④ 66分27秒
293位 山村啓仁③ 67分26秒
325位 山城弘弐③ 68分00秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞16位-10㎞14位(12位)-15㎞12位(9位)-FINISH8位(3位)

 木村選手が日本人トップだった専修大は、見事8位通過。3年連続の箱根路を決めました。15㎞地点で12位でしたが、それを聞いた木村選手が早めスパート。留学生とも争いをしながら個人8位62分32秒!キサイサ選手とともに、大きくチームの貯金をつくりました。

 後方もしり上がりに順位を上げる走り。序盤は、中団を引いていた髙瀨選手はしっかりと上がってきて64分10秒。そのほかの選手も15㎞地点まで多くの選手が固まった中、野下・水谷・成島・千代島選手がそこから30人前後ゴボウ抜きする走り。このあたりが15㎞以降は3位に繋がってますね。7番手までが65分以内入りました。

 8番手は少し遅れましたが、粟江・冨永選手が65分40秒台、10番手は3年連続出走の吉岡選手が66分27秒で何とか走り切りました。過去2年は高速コースでの通過でしたが、今回は以前のコースに戻っての通過。15㎞以降の巻き返しで一気に圏内に入っています。

9位東海大10:47:03

個人順位 名前学年 走破タイム
26位 吉田 響② 63分18秒
47位 石原翔太郎③ 63分57秒
49位 松崎咲人④ 64分01秒
58位 鈴木天智① 64分05秒
81位 佐藤俊輔④ 64分29秒
101位 宇留田竜希④ 64分43秒
146位 竹割 真① 65分16秒
161位 金澤有真④ 65分31秒
180位 入田優希③ 65分44秒
196位 杉本将太④ 65分59秒
236位 湯野川創① 66分32秒
270位 川上勇士④ 67分01秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞14位-10㎞11位(10位)-15㎞7位(5位)-FINISH9位(8位)

 思わぬ苦戦となったのが東海大。10㎞過ぎまで、留学生に交じって日本人単独トップを走っていたエース石原選手が、脱水気味で失速。それでも63分57秒の47位と何とか走り切りました。序盤抑えていた吉田選手が、どんどん順位を上げていって63分18秒の26位で走り切り、何とかカバーした形か。

 続いて、ある程度前方でレースを進めていた4年松崎選手に1年鈴木選手が好走し、64分少しで走り切っています。その次は15㎞地点で46分少しで固まっていました。そこから佐藤・宇留田選手の4年生が大きく上げて64分半ばのタイムで走り切りました。

 続くメンバーは何とか意地した形ですかね。金澤・杉本選手に、1年生竹割選手が何とか粘ったか。入田選手はもう少しいきたったが、どうか66分は切りました。集団で安全に行き過ぎたのか力不足か…次の全日本大学駅伝に切り替えたい。

10位国士舘大10:48:55

個人順位 名前学年 走破タイム
22位 ピーター カマウ② 63分14秒
57位 綱島辰弥④ 64分04秒
93位 清水悠雅④ 64分40秒
106位 川勝悠雅① 64分44秒
108位 山本龍神③ 64分45秒
116位 西田大智② 64分51秒
117位 山本雷我③ 64分51秒
163位 渡辺大喜② 65分32秒
200位 鈴木伸弥② 66分00秒
212位 福井大夢④ 66分14秒
259位 瀬川翔誠① 66分52秒
280位 望月 武④ 67分12秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞21位-10㎞15位(11位)-15㎞11位(6位)-FINISH10位(7位)

 大混戦となった最後の枠は、国士舘大が逆転で勝ち取りました。10㎞地点で15位でしたが、そこからはずっと追い上げ続ける形でした。エースのカマウ・綱島選手はそれぞれ単独走。63分14秒の22位、綱島選手が64分04秒の57位に入りました。

 その次からは集団層。15㎞でほぼ46分ジャストで固まっていたところから、清水・川勝・山本龍・西田・山本雷選手が64分40秒~64分51秒で雪崩れ込むようにゴール。100以内は3人に留まりましたが、120位以内は7名になりますね。

 8番手からは点々とくる形でしたが、渡辺選手、鈴木選手、今回は苦しんだ福井選手が10番目で入りました。ここで200位前後でした。主力が多く変わった中、見事に伝統を繋ぎました。

予選落ち校(11位~20位)

11位神奈川大10:49:29

個人順位 名前学年 走破タイム
14位 有村祐亮④ 63分04秒
46位 宇津野篤③ 63分56秒
56位 小林篤貴③ 64分04秒
89位 佐々木亮輔③ 64分37秒
132位 宮本陽叶① 65分05秒
144位 山田基貴① 65分15秒
148位 尾方馨斗③ 65分20秒
189位 小林政澄③ 65分51秒
204位 鈴木玲央④ 66分02秒
215位 石口大地② 66分15秒
240位 大泉真尋③ 66分35秒
302位 中原優人② 67分29秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞11位-10㎞8位(8位)-15㎞9位(12位)-FINISH11位(11位)

 全日本予選トップ通過チームが、まさかの箱根駅伝予選落ち…。かつて無かった事が起きていますね。コロナ感染者が出たり、エース選手が故障で起用できない。流れが悪い中で、伝統の集団走が5㎞で崩れてしまったのは、あったようですが、中々受け止められない結果に…。

 その中で、4年有村選手が日本人先頭グループで推移し、63分04秒の14位!今年中心核の宇津野・小林選手が64分前後の50位付近。ついに復活した佐々木選手が89位64分37秒、期待のルーキー宮本・山田選手が何とか65分少し。

 その後、尾形、小林政選手ら点々とゴールし、10番手が66分15秒215位。凄く悪かった選手はいなかったですが、有村選手以外は全体的に想定より下だった…。総合力が足りなかった…というしかないのかもしれません…。

12位中央学院大10:51:25

個人順位 名前学年 走破タイム
68位 吉田礼志② 64分17秒
74位 川田啓仁④ 64分26秒
95位 安藤武留② 64分41秒
98位 松島 匠④ 64分41秒
127位 荻沼直人④ 65分00秒
136位 小島慎也④ 65分09秒
168位 飯塚達也③ 65分38秒
179位 近田陽路① 65分43秒
188位 工藤巧夢② 65分49秒
201位 前田篤志④ 66分01秒
245位 堀田晟礼② 66分43秒
305位 鞍野陸人④ 67分30秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞12位-10㎞7位(7位)-15㎞8位(11位)-FINISH12位(18位)

 こちらも全日本予選を通過した中央学大が、箱根駅伝は予選落ちに…。5㎞から10㎞でペースアップして圏内に入ったものの、15㎞以降の失速に繋がってしまったようです…。上位争いしていたエース吉田選手もかなり落ちてしまい、68位64分17秒に留まり、それでもチームトップだったのはきついですね…。

 失速を最小限にとどめた川田・松島選手と、数少ない15㎞以降順位を上げた安藤・荻沼選手が頑張りますが、65分以内に5人しか入らず。途中で苦しくなった久々出場の4年小島選手が何とかゴールした形。

 それ以降も7番手飯塚選手ら、脱水症状を起こすなどで65分半ばオーバー。大きく順位を落としてしまった選手もいて、チームとして苦しみましたね。2大会前と同じく、全日本大学駅伝が最後の駅伝。切り替えるしかないですね…。

13位日本大10:52:02

個人順位 名前学年 走破タイム
19位 C.ドゥング④ 63分09秒
40位 若山 岳④ 63分52秒
110位 西村翔太③ 64分45秒
123位 安藤風羽② 64分57秒
126位 中澤星音① 64分58秒
165位 土井拓実③ 65分35秒
169位 下尾悠真③ 65分38秒
176位 大仲竜平① 65分42秒
241位 三山翔太④ 66分36秒
256位 濱田祐知④ 66分50秒
363位 小野修平④ 69分07秒
438位 山口月暉① 68分52秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞8位-10㎞9位(13位)-15㎞13位(15位)-FINISH13位(13位)

 日本大も全日本予選通過しながら、箱根予選は通ることはできませんでした。10㎞までは9位につけるも、そこから日本人エース三山選手が大きく順位ダウン、他にも失速する選手がいて、通過ラインには留まれませんでした。

 その中、エースドゥング選手が懸命の力走。15㎞までトップ10内、ラストも19位63分09秒でとどまりました。じわじわあげていた若山選手が64分切り40位。100以内はこの2名。続いて攻めていった西村選手、終盤浮上してきた安藤・中澤選手が65分切り。

 その後、土井・下尾・大仲選手が65分半ば、三山・濱田選手の4年生が懸命に踏ん張るも66分後半に。エース・中堅。10番手前後、総合力で少しずつ足りなかったですね…。

14位麗澤大10:52:40

個人順位 名前学年 走破タイム
13位 鈴木康也② 62分48秒
25位 D.ネイヤイ① 63分15秒
37位 工藤大知② 63分47秒
134位 大澤巧使③ 65分07秒
149位 廣瀬啓伍② 65分20秒
159位 今野 純③ 65分28秒
230位 山口祐司④ 66分29秒
239位 松本開渡④ 66分34秒
250位 工藤郁也④ 66分46秒
273位 宇都木秀太④ 67分06秒
286位 水上流輝亜① 67分20秒
395位 若田宗一郎③ 70分15秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞19位-10㎞19位(17位)-15㎞15位(13位)-FINISH14位(12位)

 箱根駅伝未経験チームでは最上位に位置したのは麗澤大!前回が28位でしたので、また狙える位置に戻ってきたと言えます。前回チームトップだった2年鈴木選手が、他校のエースと戦って62分48秒の13位!ここまで成長していたのは驚きですよね。

 留学生のネイヤイ選手は、後方からゆっくり走りだしましたが、10㎞以降怒涛の追い上げで25位63分15秒と今後が楽しみなタイム。また2年工藤選手が大きく成長し、63分47秒の37位!主力選手が増えたのは大きな収穫です。

 4番手からは100位以下に。それでも、大澤・廣瀨・今野選手が65分台で粘っています。7番手からは山口選手ら4年生が66分台以降となっています。3年生以下が上位を占めての14位は、第100回記念大会に向けて明るい材料です。

15位筑波大10:53:50

個人順位 名前学年 走破タイム
15位 福谷颯太④ 63分05秒
63位 皆川和範③ 64分10秒
88位 小林竜也④ 64分37秒
109位 塚田萌成③ 64分45秒
112位 平山大雅③ 64分46秒
113位 國井辰磨④ 64分46秒
220位 長井隆星③ 66分18秒
229位 長谷川嵩汰③ 66分28秒
235位 吉田海渡② 66分32秒
337位 藤原潤乃佑③ 68分23秒
347位 小山洋生① 68分35秒
391位 五十嵐優汰④ 70分06秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞9位-10㎞12位(18位)-15㎞16位(18位)-FINISH15位(14位)

 筑波大は、序盤9位につけ、途中で16位に落ちるも最後粘ってもう一度掲示板位入る15位となりました。エース福谷選手は、日本人上位争いを繰り広げ63分05秒の15位で貯金を稼ぎました。

 続く皆川・小林選手が二けた順位の63位と88位で64分台、続くグループだった塚田・平山・國井選手は100位台ながら65分以内に入って、チーム6位まではまずまず。

 7番手以下が66分台以降となってしまい、箱根駅伝を狙うには、やはり少しずつ選手層が薄かったのかなという感じでした。それでも育成で上がってきた選手もいて、この大会への集中力は見せたと思います。

16位日本薬科大10:55:00

個人順位 名前学年 走破タイム
7位 ノア キプリモ④ 62分29秒
35位 中山雄太④ 63分33秒
83位 波多江陸人② 64分29秒
178位 谷口 蓮④ 65分43秒
186位 白石大以夢④ 65分47秒
199位 榎本正樹② 66分00秒
222位 矢板慈生② 66分20秒
244位 江原守平① 66分41秒
251位 今村 蓮① 66分46秒
279位 福永一聖③ 67分12秒
351位 嶋田健人① 68分42秒
409位 中野魁人④ 71分12秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞15位-10㎞17位(15位)-15㎞18位(17位)-FINISH16位(15位)

 エース選手が強くて、初出場への期待もあった日本薬科大は過去最高の16位に。エースキプリモ選手が62分29秒の7位、中山選手は35位63分33秒に入ります。3番手とみられた中野選手が失速するも、波多江選手が83位64分29秒に入る健闘を見せます。

 続く選手も、谷口・白石選手が65分40秒台。下級生の榎本・矢板・江原選手らも66分台で踏ん張っていましたね。ロードに対しての育成は、確かなものがあると感じさせましたね。

17位東京農業大10:55:01

個人順位 名前学年 走破タイム
12位 高槻芳照③ 62分46秒
104位 並木寧音③ 64分43秒
133位 奥田祥弥③ 65分06秒
142位 北田大起④ 65分13秒
145位 圓谷吏生① 65分16秒
195位 大塚稜介④ 65分58秒
210位 原田洋輔① 66分06秒
216位 吉村颯斗③ 66分15秒
248位 菅原昇真① 66分45秒
260位 髙山匠也② 66分53秒
274位 小玉歩葵④ 67分07秒
331位 髙島侑翔② 68分07秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞22位-10㎞21位(19位)-15㎞17位(14位)-FINISH17位(16位)

 東京農大は、この激しい流れの中、踏みとどまった17位でしょうか。エース高槻選手がさらに頼もしくなりましたね。日本人上位となる62分46秒の12位と健闘。よく走っています。故障明けだった並木選手は何とか64分台でした。

 それ以外の選手では、4年連続出場の北田・大塚選手65分台、3年奥田選手と1年生圓谷・原田選手が前後する形。少し選手層が上がりそうな感じかも?100回大会の次回に何とか調整したいですね。

18位拓殖大10:55:44

個人順位 名前学年 走破タイム
2位 ジョセフ ラジニ④ 61分50秒
44位 山田拓人④ 63分54秒
131位 小林大祐② 65分05秒
156位 工藤 翼④ 65分25秒
166位 吉村 陸④ 65分35秒
170位 江口清洋④ 65分39秒
181位 富永匠海② 65分44秒
219位 根岸 賢③ 66分18秒
319位 石川景次郎③ 67分53秒
335位 宮川虎太朗① 68分21秒
338位 原田大希④ 68分25秒
389位 馬場日向② 70分01秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞6位-10㎞9位(14位)-15㎞14位(16位)-FINISH18位(21位)

 前回4年生中心ながら次点だった拓殖大は厳しかったですね。序盤突っ込んで勝負駆けましたが、10㎞以降崩れてしまいました。そんな中、大エースラジニ選手は61分50秒の全体2位の見事な走り。最後までチームを引っ張りました。

 また唯一失速しなかった山田選手が63分54秒で残って44位。後方組で後半大きく順位を上げた小林選手が65分05秒。このあたりが良かったですかね。

19位駿河台大10:56:07

個人順位 名前学年 走破タイム
38位 清野太成④ 63分48秒
48位 町田康誠④ 64分00秒
54位 M.ゴッドフリー① 64分04秒
147位 賀来葵伊② 65分18秒
172位 出仙龍之介④ 65分39秒
213位 小江幸人① 66分14秒
214位 永井竜二④ 66分14秒
234位 新山舜心③ 66分31秒
271位 小泉 謙④ 67分04秒
281位 古澤拓樹④ 67分15秒
292位 大道隆之介③ 67分26秒
294位 山内亮威③ 67分26秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞19位-10㎞18位(16位)-15㎞19位(19位)-FINISH19位(17位)

 駿河台大は、残念ながら2年連続出場はならず。清野・町田選手が過去最高の走り、ゴッドフリー選手もひとまず走りましたが、その他の選手は上がれず。チーム6番手から66分以降かかってしまいました。

 直前の仕上げでの、調整ミスもあったそうですかね。4年生が多いので、何とか育成をし直していく形になりますかね。

20位芝浦工業大10:59:27

個人順位 名前学年 走破タイム
36位 橋本章央③ 63分37秒
52位 内山寿頼① 64分03秒
135位 神尾祐樹④ 65分07秒
157位 横尾 皓① 65分26秒
162位 室井慶太② 65分31秒
209位 秋山滉貴② 66分06秒
227位 大谷健斗③ 66分26秒
231位 松川雅虎③ 66分30秒
297位 立崎哲大④ 67分27秒
365位 渡邊悠太② 69分14秒
377位 三浦 剛③ 69分41秒
390位 平井孝佳② 70分05秒

5㎞通過-10km通過(5-10km間)-15㎞通過(10-15km間)-FINISH(15-F間)
5㎞5位-10㎞20位(21位)-15㎞21位(24位)-FINISH20位(20位)

 芝浦工業大の5㎞通過5位通過に唸った駅伝ファンは多かったのではないでしょうか。さすがに持ちませんでしたが、上位集団に残った橋本選手が36位63分37秒の見事な成績を残しました。

 また、1年生も関東ICで戦っていた内山選手が52位64分03秒、横尾選手が157位65分26秒記録。また4年神尾選手の意地など、67分以内で8名まできました。芝浦工大も来年期待です。

それ以降の大学(※個人67分以内or学内上位3名も)

21位上武大11:02:29
31位K.パトリック①63分27秒
50位村上航大④64分02秒
137位海村 蓮②65分10秒
192位関本敬太①65分57秒
226位上本青空④66分25秒
267位丹井遥斗②67分00秒

 初の留学生導入の上武大ですが、今回は残念ながら急降下。パトリック選手以外に、海村選手と関本選手がある程度走れたのが、今後の収穫ですかね。

22位明治学院大11:02:49
94位榎本晃大②64分40秒
151位安田隼人④65分21秒
158位桜井悠人③65分26秒
190位箱田優馬②65分51秒
205位飯塚 歩③66分03秒
225位村木謙太③66分25秒
266位竹原俊太郎③66分59秒

 明学大はかなりジャンプアップしましたね。榎本選手が64分台健闘、その他安田選手ら67分以内で7名まで揃えることができましたね。

23位育英大11:03:36
33位新田 楓④63分28秒
72位諸星颯大④64分24秒
160位染谷雄輝①65分29秒
183位元村航大④65分44秒
223位白﨑真拓④66分21秒

 育英大は、新田選手が33位63分28秒と見事な走り。今年も学生連合で育英大の姿が見れそうか。上位を4年生が占める中、染谷選手が65分台でまとめたのが光りますね。

24位亜細亜大11:04:06
115位吉岡竜希④64分50秒
150位古川大翔④65分20秒
171位佐藤 颯④65分39秒
208位外間郁也③66分05秒
224位中西勝輝③66分24秒
237位中原胡太郎②66分34秒
238位坂口 歩③66分34秒
265位山田蓮太③66分58秒

 亜大は5㎞通過3位と突っ込んでいく作戦でしたね。その中で4年生の吉岡竜選手64分50秒、古川・佐藤選手が65分台で残ったのが収穫になりますかね。

25位関東学院大11:06:30
77位内野李彗③64分27秒
124位小林駿介③64分57秒
187位鈴木健太④65分48秒
206位森屋源太④66分04秒
233位山本航己④66分30秒
262位山田 龍④66分53秒

 エース内野選手が64分27秒の77位で見事に上位に入りました。学生連合で走るかもですね。小林選手の成績も次につながりそう。4年生も何とかまとめましたかね。

26位慶應義塾大11:07:02
30位田島公太郎②63分25秒
85位貝川裕亮④64分31秒
194位森田剛史④65分58秒
263位安田陸人①66分56秒

27位桜美林大11:08:23
3位ネルソン ンビディ①62分03秒
107位稲葉勇介②64分44秒
155位白川大地④65分23秒
242位武下孝輔③66分39秒
246位盛重完英④66分43秒

 慶大は田島選手の強さ、貝川・森田選手の4年生の意地がありましたね。あとは下級生中心に経験を積む形に。桜美林大は、新留学生ネルソン選手の個人3位激走にびっくり!2年稲葉選手の成長も嬉しい。

28位東京経済大11:08:49
118位小山優輝②64分51秒
120位石川晃大③64分52秒
193位本田大和②65分57秒
198位村田悠樹③66分00秒
243位益子翔太郎④66分40秒

29位平成国際大11:12:53
29位ステファン カマウ④63分22秒
84位佐藤 碧②64分30秒
218位新井今生人③66分17秒

 東経大はエース大川選手が、2㎞で転倒⇒ジョグせざるを得なかったそうですね。その中小山選手ら4名が200位以内が収穫か。平国大はカマウ選手が最終学年で意地、そして2年佐藤選手が驚きの快走!少しでもこういう選手が出てくれば。

30位流通経済大11:15:58
34位長谷川瑠②63分32秒
253位中川裕斗④66分46秒
269位森いつき③67分01秒

31位立正大11:18:18
164位木實優斗②65分35秒
191位西川優斗②65分55秒
272位日向野駿③67分06秒

 流経大は長谷川選手が日本人上集団の中に残り激走!チームが苦しむ中、見事なランでした。立正大は、木實選手が予想通り上位、西川選手ら続いたのも収穫です。

32位武蔵野学院大11:24:54
1位チャールズ カマウ③60分58秒
254位銘苅春史②66分47秒
261位尾形拓海③66分53秒

33位湘南工科大11:31:47
203位熊澤諒哉③66分02秒
232位竹前星汰①66分30秒
282位鎌田虎太郎③67分15秒

 武蔵野学院大は、カマウ選手が見事2年連続トップ!5㎞までスローで、少々走りにくい条件で60分58秒は驚異的。強さが際立ちました。湘南工科大は、熊澤・竹前選手が序盤前の方で勝負。手応えを感じていれば。

34位東京大学大学院11:35:18
100位古川大晃(D2)64分42秒
258位丸山翔太郎(M1)66分52秒
362位森田雄貴(M1)69分05秒

35位東京大11:50:04
298位本多健亮③67分28秒
332位瀬川莉玖④68分13秒
345位秋吉拓真①68分32秒

 東大大学院は見事非強化チームではトップ!70分以内で6人なのでやはり強かった。学生連合で出走を狙っていた古川選手は…後半上がり切らず。走れるかどうか微妙かな?東大は瀬川選手が10㎞まで100位台にいて上位チャレンジしていましたね。

36位清和大11:58:36
247位東 佑飛①66分45秒
285位村澤佑磨②67分20秒
407位佐古 一②71分04秒

37位東京工業大12:04:04
291位小林将吾④67分25秒
370位大野成輝③69分23秒
396位柴田瀬允④70分20秒

38位帝京平成大12:08:14
376位森山功稀③69分39秒
384位北林拓也③69分51秒
404位西河豪志④70分49秒

 初陣の清和大は36位。1年東選手が66分台でまずまずかな。東工大は小林選手が67分台で上位。帝京平成大は森山選手らトラック上位の選手が、そのまま上位にきましたかね。

39位東京理科大12:35:36
408位岡部耕平③71分07秒
430位山本 創①72分44秒
433位西澤航大②72分53秒

40位高崎経済大12:38:08
419位笠井大輝③72分00秒
424位高橋理久②72分16秒
428位鈴木清太郎②72分43秒

41位成蹊大12:41:49
412位斎藤周平④71分19秒
420位田中弘太郎②72分02秒
444位石橋優希②73分31秒

 このあたりはギリギリの人数で出場していますね。何とか84分以内で10人走り切りました。13年ぶり出場の成蹊大は完走チームでは最下位。それでも若いチームも多くて、来年度にも注目です。

NM一橋大
140位西尾 元②65分11秒
353位久保周斗②68分42秒
421位渡部達文②72分02秒

NM埼玉大
379位金澤宏哉②69分44秒
446位石飛朝陽④73分44秒
454位阪本里矢②74分08秒

 10人完走とはならなかった一橋大と埼玉大。埼玉大は集団走もしたのですが1人無念。その中で一橋大は西尾選手がスーパーラン!5㎞ラップ15分30秒前後をキープして65分11秒で140位!また秋以降に密かに注目です。

箱根駅伝2023関東学生連合候補

個人順位 名前学年 走破タイム 大学名
33位 新田 楓④ 63分28秒 育英大
34位 長谷川瑠② 63分32秒 流通経済大
36位 橋本章央③ 63分37秒 芝浦工業大
37位 工藤大知② 63分47秒 麗澤大
44位 山田拓人④ 63分54秒 拓殖大
53位 皆川和範③ 64分03秒 筑波大
74位 川田啓仁④ 64分26秒 中央学院大
77位 内野李彗③ 64分27秒 関東学院大
83位 波多江陸人② 64分29秒 日本薬科大
84位 佐藤 碧② 64分30秒 平成国際大
以上、上位10名
85位 貝川裕亮④ 64分31秒 慶應義塾大
94位 榎本晃大② 64分40秒 明治学院大
100位 古川大晃(D2) 64分42秒 東京大学大学院
107位 稲葉勇介② 64分44秒 桜美林大
110位 西村翔太③ 64分45秒 日本大
115位 吉岡竜希④ 64分50秒 亜細亜大
以上、上位16名
118位 後藤亮介② 64分51秒 東京経済大
132位 宮本陽叶① 65分05秒 神奈川大
133位 奥田祥弥③ 65分06秒 東京農業大
137位 海村 蓮② 65分10秒 上武大
140位 西尾 元③ 65分11秒 一橋大
147位 賀来葵伊② 65分18秒 駿河台大

以上、150位以内選出。

まだ、本決まりではないですが、関東学生連合はより一層フレッシュなメンバーになりそうですね(神大・中学・駿河など前回出走チームも結構あるため)。

箱根駅伝2023(第99回)出場校まとめ

◆シード校◆
青山学院大学(15年連続28回目)
順天堂大学(12年連続64回目)
駒澤大学(57年連続57回目)
東洋大学(21年連続81回目)
東京国際大学(6年連続7回目)
中央大学(6年連続96回目)
創価大学(4年連続6回目)
國學院大學(7年連続16回目)
帝京大学(16年連続24回目)
法政大学(8年連続83回目)

◇予選通過校◇
大東文化大学(4年ぶり51回目)
明治大学(5年連続64回目)
城西大学(2年ぶり17回目)
早稲田大学(47年連続92回目)
日本体育大学(75年連続75回目)
立教大学(55年ぶり28回目)
山梨学院大学(3年連続36回目)
専修大学(3年連続71回目)
東海大学(10年連続50回目)
国士舘大学(7年連続51回目)

 以上になります。大東大と城西大の復活と立教大の55年ぶりの出場。3チームが入れ替わった形です。専大と国士舘大がギリギリながら連続出場を勝ち取っているのもポイントですね。シード校の壁は厚いですが、突き抜けるチームが出てくるかどうか!

 次は全日本大学駅伝ですね。


hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。

Share
Published by
hakonankit