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【結果】ホクレンディスタンスチャレンジ2022深川大会

今年も、トラックシーズン大詰めホクレンディスタンスチャレンジが行われます。

7月6日(水)は、第2戦深川大会が行われます。

それぞれの試合展開や結果をまとめます。

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【結果】ホクレンディスタンス深川大会

男子5000mC組

レース展開
1000m2分47秒でPMを中心に一団で通過
2000m5分35秒、集団が縦長になり、PM入れて10人ほどの集団
3000m8分25秒、PMにつく日本人は3人に絞られてきた 大塚製薬上門選手や小森コーポ大崎選手ら
4000m11分18秒、PMがやや落としたが、つけたのは上門選手のみ 暑さで厳しくなる選手が多くなる
上門選手がそのままトップでゴール。14分10秒程でゴール。2番手はプレス工業熊谷選手が浮上する

1位上門大祐(大塚製薬)14分10秒90
2位熊谷真澄(プレス工業)14分20秒10
3位太田黒卓(ひらまつ病院)14分24秒36
4位髙田尚暉②(山梨学院大)14分25秒96
5位大崎 遼(小森コーポ)14分27秒91
6位佐藤広夢(セキノ興産)14分33秒68
7位工藤 颯(コモディイイダ)14分35秒92
8位大森 樹(JFEスチール)14分36秒35

9位稲毛悠太(プレス工業)14分37秒11
10位櫻井亮也(JFEスチール)14分41秒18
11位水野裕司(NTN)14分43秒95
12位木田貴大(コモディイイダ)14分48秒23
13位平賀喜裕(自衛隊体育学校)14分50秒23
14位赤平大輔(プレス工業)14分53秒77
15位大久保陸人(Honda)15分02秒82
16位島田匠海(埼玉医科大G)15分10秒09

17位福本陽樹②(武蔵野学院大)15分13秒25
18位河東寛大(西鉄)15分14秒68
19位小林宏輔(コモディイイダ)15分17秒06
20位大橋正昊(札幌山の手高)16分04秒90
PMサイデム シモン(中央発條)

 マラソン上門選手が非常に粘り強いレースをして14分10秒トップでした。プレス工業熊谷選手、ひらまつ病院太田黒選手も最後のスパートで伸びてきました。山学大髙田選手もしっかりまとめることができた印象です。

男子5000mB組

レース展開
1000m2分42秒、PMを先頭に縦長で通過
2000m5分30秒、PM先頭
3000m8分17秒、PMと日本人集団と5mほどの差がつきかける
NTN小森選手と西鉄甲斐選手が積極的
4000m11分08秒でPM、1秒差で小森選手ら日本人先頭 2番手日立物流設楽・甲斐選手、日薬大中山選手ら
残り1周、設楽・甲斐・小森選手の3人の争いに
残り200m小森選手抜け出すも、設楽選手が付く
最後の直線で設楽選手が逆転しトップでゴール。タイムも13分台。

1位設楽啓太(日立物流)13分57秒71
2位小森稜太(NTN)13分58秒26
3位砂田晟弥(プレス工業)13分59秒54
4位甲斐翔太(西鉄)14分01秒66
5位中山雄太④(日本薬科大)14分04秒05
6位宮木快盛(大塚製薬)14分05秒44
7位松井尚希(埼玉医科大G)14分09秒58
8位岩崎大洋(JFEスチール)14分12秒74

9位新家裕太郎④(創価大)14分14秒08
10位山本竜也(小森コーポ)14分15秒53
11位吉田光汰(埼玉医科大G)14分16秒05
12位神 直之(北星病院)14分16秒54
13位池田紀保(埼玉医科大G)14分17秒68
14位和田照也(西鉄)14分17秒97
15位リーキー カミナ①(創価大)14分18秒20
16位横山魁哉④(創価大)14分18秒41

17位畝 歩夢(埼玉医科大G)14分18秒68
18位杉山魁声(カネボウ)14分25秒51
19位阿部陽樹②(中央大)14分26秒53
20位佐藤慎巴(セキノ興産)14分27秒90
21位小田部真也(黒崎播磨)14分32秒00
22位曽根雅文(JR東日本)14分32秒74
23位中村優吾(黒崎播磨)14分34秒44
24位東 優汰(中電工)14分36秒11

25位國行麗生(大塚製薬)14分45秒26
26位石丸惇那①(創価大)14分47秒59
27位内田健太(埼玉医科大G)14分55秒16
DNF藤原直樹(山陽特殊製鋼)
PMジョエル ムァゥラ(黒崎播磨)

 最後の叩き合いは見応えがありましたね。NTN小森選手が見事なスパートをかけ、トップに立ちましたが、日立物流の設楽選手が最後の最後に逆転。暑さの残る中、13分台でゴールしました。

 また、今年復活をかけるプレス工業砂田選手も13分台ナイスレース。学生では、全日本予選欠場した創価大新家選手が14分14秒の9位とまずまず。暑さも考えると、かなり状態上がっているように感じました。

男子10000mC組

レース展開
1000m2分51秒、PMを中心に一団
2000m5分41秒、PMを中心に縦長になってきた 自衛隊体育増田選手がつく
3000m8分36秒、
4000m11分29秒、増田選手やJFEスチール斎藤選手らが前に付く つくのは7名ほど
5000m14分23秒、トヨタ紡織小野寺・ヤクルト髙橋選手の2名のみ

6000m17分18秒、PMにつくのが髙橋選手のみになってくる 小野寺選手2番手
7000m20分14秒、PMと髙橋選手、続いて小野寺選手、高久選手など
8000m23分15秒、髙橋選手がきつくなってきたが、PMがペース設定や給水を手渡すなどサポート
8800mPMがやめる 周回遅れの選手と絡みながら髙橋選手が進んでいく
9000m26分20秒、髙橋選手が周回遅れの選手に離されてしまう場面も
暑さで全体的に苦しむ
髙橋選手がそのまま逃げ切ってゴール 後方、冨安・大津選手が猛然と追い上げて2位3位

1位髙橋翔也(ヤクルト)29分19秒28
2位富安 央(愛三工業)29分23秒06
3位大津顕杜(トヨタ自動車九州)29分23秒49
4位小野寺悠(トヨタ紡織)29分43秒40
5位久保和馬(西鉄)29分44秒93
6位斎藤翔太(JFEスチール)29分48秒04
7位木樽杏祐(埼玉医科大G)29分53秒13
8位増田 空(自衛隊体育学校)29分54秒20

9位冨田直樹(中央発條)29分55秒51
10位河村知樹(トヨタ紡織)30分05秒08
11位北村宙夢(戸上電機製作所)30分12秒42
12位横澤清己(NTN)30分14秒55
13位鈴木洋平(愛三工業)30分20秒89
14位野田一貴(大塚製薬)30分34秒44
15位坂田昌駿(NTN)30分41秒69
16位小山陽平(NTN)30分47秒74

17位寺嶌渓一(JFEスチール)30分50秒40
18位畑中大輝(中電工)30分56秒27
19位金森寛人(小森コーポ)31分25秒18
20位岩田拓海(JFEスチール)31分30秒99
21位津田将希(西鉄)31分38秒03
22位熊代拓也(山陽特殊製鋼)31分50秒62
23位川平浩之(JFEスチール)31分53秒71
DNF三代和弥(戸上電機製作所)
DNF新山舜心③(駿河台大)
PMベナード キマニ(コモディイイダ)

 まだ太陽の光があった時間帯の1万mですね。非常に酷な条件でしたが、最後までPMに食いついたヤクルト髙橋選手が粘って組トップの29分19秒。さらに、富安・大津選手が最後に追い込んで29分20秒台。この3人がタイム手金日は抜けている形になりました。

男子5000mA組

1000m2分42秒
2000m5分25秒
3000m8分10秒、PMと留学生選手に、日本人選手数名
大塚製薬清水選手が留学生の間に割って入る、中大中野選手が続く
4000m10分54秒、留学生の中に清水選手、中野・日立物流栃木選手など
残り1周、清水選手が留学生にしっかりついていく
コニカランガット選手と清水選手と並走しながらゴール
13分30秒台前半で、日本選手権標準切り、続いて栃木・中野選手など

1位ドミニク ランガット(コニカミノルタ)13分34秒60
2位清水颯大(大塚製薬)13分34秒71
3位ニクソン レシア(西鉄)13分39秒33
4位栃木 渡(日立物流)13分39秒74
5位フィリップ ムルワ④(創価大)13分39秒95
6位中野翔太③(中央大)13分43秒53
7位石井優樹(NTT西日本)13分45秒92
8位中村信一郎(九電工)13分46秒94

9位荻久保寛也(ヤクルト)13分47秒03
10位吉居駿恭①(中央大)13分47秒74
11位梶谷瑠哉(SUBARU)13分48秒23
12位米井翔也(JR東日本)13分49秒96
13位照井明人(SUBARU)13分51秒74
14位ローレンス グレ(プレス工業)13分53秒08
15位永山博基(住友電工)13分53秒48
16位風岡永吉(JFEスチール)13分54秒53

17位土井大輔(黒崎播磨)13分55秒56
18位東山静也④(駒澤大)14分00秒96
19位三ッ星翔(中電工)14分01秒00
20位小松陽平(日立物流)14分03秒48
21位川瀬翔矢(Honda)14分17秒10
22位栗原啓吾(SUBARU)14分17秒38
23位浅岡満憲(日立物流)14分19秒14
24位宍倉健浩(JR東日本)14分19秒73

25位三須健乃介(JR東日本)14分28秒99
26位中谷雄飛(SGH)14分30秒56
27位岡原仁志(中電工)14分31秒24
28位武藤健太(JR東日本)14分31秒66
DNFキプロノ シトニック(黒崎播磨)

 清水選手が素晴らしい走りでしたね。留学生の中、最後まで食いついて、しかもラスト勝負で競り合う走り。13分34秒71の自己ベストで、日本選手権の出場権ももぎ取りました。これからが楽しみです。

 また日立物流の栃木選手も13分39秒好走。総合力さらに高くなっていますね。安定の創価大ムルワ選手にも競り勝って好調です。

 日本人大学生では中大勢好調。中野選手が今回も好走で13分43秒とベストに迫るタイムで6位、1年生吉井選手も13分47秒まずまずと状態を上げてきています。駒大東山選手も14分00秒と復活です。

 その他、NTT西日本石井選手・九電工中村選手・ヤクルト荻久保選手ら実力者が13分40秒台で上位、他多くの選手が13分台を出しました。このあたりさすがA組にエントリーした実力者でした。

男子10000mB組

1000m2分48秒、PM中心に縦長、自衛隊体育の選手がつく
2000m5分38秒、PMのキサイサ選手が安定したペースで先導する
3000m8分30秒、PMを含めて10名少しに絞られてくる
4000m11分20秒、PMにつく日本人は数名になってくる
5000m14分11秒、PM・ムイル・ニャイロ選手に、中西・山本選手の國學院大勢のみ食らいつく
その後ろ、三菱重工山下・小森市山・SUBARU口町選手

6000m17分03秒
7000m19分54秒、留学生につくのは苦しくなり、中西・山本選手の順番に。
8000m22分44秒でトップが通過。中西選手は22分47秒で通過、山本選手もそれほど差が離れていない
PMキサイサ選手が下がってきて、中西選手を引っ張る形。
9000m25分35秒、
ムイル選手が28分19秒、ニャイロ選手が猛然と追い込んで2位。中西大選手が28分30秒ほど、山本選手も28分台で続いた。

1位ムソニ ムイル(JR東日本)28分20秒52
2位ドミニク ニャイロ(NTT西日本)28分21秒58
3位中西大翔④(國學院大)28分30秒47
4位山本歩夢②(國學院大)28分48秒68
5位市山 翼(小森コーポ)29分06秒58
6位宮澤真太(セキノ興産)29分09秒27
7位山下一貴(三菱重工)29分12秒30
8位吉田裕晟(三菱重工)29分17秒04

9位佐々木守(愛知製鋼)29分18秒65
10位口町 亮(SUBARU)29分21秒77
11位片西 景(JR東日本)29分26秒43
12位奈良凌介(ヤクルト)29分29秒85
13位西山凌平(トヨタ紡織)29分33秒42
14位松倉唯斗(三菱重工)29分41秒67
15位城越勇星(NTT西日本)29分45秒21
16位石川裕之(愛三工業)29分57秒38

17位神戸駿介(小森コーポ)29分57秒62
18位天野誠也(自衛隊体育学校)30分23秒60
19位北村友也(OBRS)30分24秒05
20位目良隼人(三菱重工)30分26秒13
21位竹下 凱(SGグループ)30分34秒20
22位山田滉介(トヨタ紡織)30分37秒10
23位三上雄太(中国電力)30分46秒52
DNFキサイサ レダマ(カネボウ)

 終盤独走になったJR東日本ムソニ選手に、最後の直線でNTT西日本のニャイロ選手が突っ込んできて約28分20秒台フィニッシュ。箱根ファンだとどうしても反応してしまう展開でした。留学生も箱根経由の選手が増えてきていますね。

 さて、日本人はなんと國學院大の主力中西・山本選手が最後までPMに食らいつく展開。自己ベストまでは届かずも2人とも28分台。しかも28分台はここまででした。気候を考えると、かなりこの大会に狙ってきていたのが分かりますね。

 その後は実業団勢、小森コーポレーションの市山選手29分06秒、セキノ興産宮沢選手、さらに三菱重工勢が続く展開でした。

男子10000mA組

レース展開
1000m2分40秒、一人コエチ選手独走、留学生グループと牟田選手、その次のグループにPMと日本人集団、既に分かれている

2000m5分20秒でコエチ選手、日本人集団は5分36秒で通過 牟田選手は後方に吸収
3000m8分01秒でコエチ選手通過、留学生グループ8分16秒、日本人集団8分25秒で通過。
4000m10分43秒でコエチ選手通過、日本人Gは11分14秒で牟田・SG佐藤・
NTT西日本小林・GMO林選手の4名がPMについている
5000m13分26秒でコエチ選手、どんどん周回遅れにしていく

6000m16分10秒、26分台はきつくなってきたがそれでも早い
留学生集団16分44秒、PM佐藤・小林選手16分53秒で通過、後方林選手
7000m18分57秒でコエチ選手、少し落ちてきたがまだ1000m2分47秒
PMに付く日本人は小林選手のみ、19分44秒

8000m21分44秒でコエチ選手、小林選手は22分30秒台
9000m24分31秒でコエチ選手、
残り1周26分10秒でコエチ選手、27分12秒程でゴール
他の留学生集団は27分50秒台で雪崩れ込む
小林選手は28分一桁でフィニッシュ。続いて佐藤選手が28分30秒台

1位ベナード コエチ(九電工)27分12秒72
2位ジェームス ナオキ(コニカミノルタ)27分52秒02
3位ワンブア タイタス(埼玉医科大G)27分52秒20
4位チャールズ カマウ(NTN)27分52秒72
5位ディラング サムソン(サンベルクス)27分54秒81
6位小林 歩(NTT西日本)28分08秒06
7位佐藤悠基(SGグループ)28分37秒70
8位牟田祐樹(日立物流)28分44秒10

9位林 奎介(GMOインターネット)28分50秒38
10位川端千都(SGグループ)28分53秒77
11位聞谷賢人(トヨタ紡織)28分55秒20
12位住吉秀昭(九電工)29分05秒87
13位上田結也(ひらまつ病院)29分18秒87
14位服部大輝(トヨタ紡織)29分19秒96
15位武田凛太郎(ヤクルト)29分20秒59
16位木村 慎(Honda)29分23秒52

17位佐藤敏也(トヨタ自動車)29分48秒61
18位中西玄気(愛三工業)29分52秒62
19位山藤篤司(トヨタ自動車)29分56秒8
20位高橋流星(愛知製鋼)30分14秒69
21位定方俊樹(三菱重工)30分50秒92
22位江島峻太(三菱重工)30分53秒16
DNF丸山竜也(トヨタ自動車)
DNF大塚 倭(NTT西日本)
DMF櫻岡 駿(NTN)
PMンガンガ ワウエル(中国電力)

 コエチ選手が、自ら志願して独走して26分台を狙う超高速レースになりました。結果的に、あと少し届きませんでいたが、2分40秒台前半でずっとペースを刻み続けるところは夢を見ましたね。ペースが落ちて2分40秒台後半なので、次元が違う走りでした。

 その次、留学生グループが27分50秒台で雪崩れ込み、次に来たのが日本人トップ!NTT西日本小林選手が、28分08秒の自己ベスト!苦しそうな(そう見える)表情で、突っ走っりました。ある意味10㎞前後くらいの距離は、彼が日本トップレベルなのでは…。

 続いて、マラソンも見据えて練習しているSGグループの佐藤選手、さらに留学生に食いついた日立物流牟田選手に、GMO林選手などが28分台で続きました。

女子組

女子3000m
1位田中希実(豊田自動織機)8分42秒66(LAST2分46秒)
2位ヘレン エカラレ(豊田自動織機)8分51秒77
3位ESTHER Mutoni(ニトリ)8分57秒77
4位細田あい(エディオン)8分59秒62
5位佐藤奈々(スターツ)9分11秒86
6位木村友香(資生堂)9分12秒94
7位山中柚乃(愛媛銀行)9分13秒06
8位樺沢和佳奈(資生堂)9分14秒43

女子10000m
1位大森菜月(ダイハツ)32分47秒72
2位鈴木亜由子(JP日本郵政G)32分52秒04
3位上杉真緒(スターツ)32分53秒16
4位金丸芽生(宮崎銀行)33分16秒28
5位中村優希(パナソニック)33分19秒18
6位内藤早紀子(パナソニック)33分20秒45
7位池満綾乃(鹿児島銀行)33分33秒58
8位水口 瞳(ユニクロ)33分41秒38

 女子3000mは、またしてもオレゴン世界陸上田中選手が出場。まもなく世界陸上が始まりますが、試合に出ながら仕上げていく形になります。タイムは8分42秒と、自身の持つ日本記録にもう少しだったのですが、残り1000mのラップ!2分46秒まであげれること。ここからの仕上げで、本当に世界と戦っていけるようになるでしょうか。

 さらに、800mにも追加エントリーされるようで…出走するのでしょうか??


hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。