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全日本大学駅伝2021関東地区選考会の結果・通過校まとめです。
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動画:背番号5【テレビ朝日スポーツ公式】 様
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最初から1㎞3分を切る速いペースに、かなり早い段階で縦長に。日大と東国大が後退した。
6㎞を過ぎて國學院大エース級の中西大選手が抜け出し単独走に。そのまま29分21秒の好タイムでフィニッシュ。2位には亜大竹井、3位に創価濱野選手がフィニッシュ。
2人とも上位でゴールしたのが中大・中学大ら。國學院大や法大らも順調な滑り出しのようだった。
1位國學-44秒
2位中学-27秒
3位中大-26秒
4位法大-19秒
5位拓大-9秒
6位創価-1秒
7位日体
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8位城西+5秒
9位亜大+8秒
10位駿河+17秒
2組は、最初の1㎞から3分05秒かかるスローペースに。3分10秒となるときもありながら5㎞過ぎまでは一団で進む。
5㎞過ぎてから、中学吉田選手がぐっと一人遅れてから動き有。國學木付・選手が1㎞2分51秒とペースアップ。中学川田選手が一人つくが、時期に離されていく。
木付選手が単独先頭のままレースは終盤へ。8㎞を過ぎて中学大吉田選手は周回遅れ、かなり苦しい走りになった。
1位と2位集団は最大30mとなっていたが、木付選手が息切れ。8400m付近で2位集団が追いついてきた。変わって東国大や法大の選手らが先頭につく展開。木付選手はついていけない。
残り1周、法政大2人ともスパート。これに国士大三代選手らが呼応。最後の直線で抜け出した三代選手が組トップを取りました。
2組終了時、7位から見て
1位中大
2位法大
3位國學-1分20秒以上
4位日体-33秒
5位拓大-23秒
6位大東-5秒
7位東国
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8位駿河+9秒
9位亜大+19秒
10位創価+23秒
3組目は立教大の服部選手が飛ばしていき、最初の1㎞は2分51秒でかなり縦長の集団に。亜大片川や日大樋口・2組の遅れを挽回したい中学大らが前の方につける。
3㎞過ぎて、服部選手が下がりペースダウン。1㎞3分を超えるペースに。樋口選手が引っ張ってペースはキープ、創価大らポツンポツンと遅れるチームが出てくる。
中盤以降になり樋口選手が徐々にペースアップ。縦長の集団が分かれていく。呼応するのが國學院大・中央学院大(両行とも2名)や亜大片川選手ら。
8000mを過ぎて、國學平林選手が抜け出し、中学武川選手が食いつく展開。3位争いは中学山学大らの姿が。後方では創価新家選手ら腹痛で失速、今年も初出場は苦しいか。
9000mちょうど平林選手が単独トップになったところで通過。この1000mは2分45秒!平林選手が苦しそうな表情も突き進む。なお、2位3位は中学大2人、これに山学大が食いつく展開。
トップ争いはラストで波乱。小島・武川選手の中学大2人が、ゴール直前で國學平林選手を捉えワンツー。2組のミスを帳消しにする見事なランとなった。
4組がスタート。亜大河村・日体藤本選手らが前に行くが、すぐに東国&国士大のヴィンセント選手が追いついてくる。1000mは2分42秒で通過。すでに集団が2つに分かれている様相だった。
2000mをすぎて、東国駿河国士創価の留学生4名が中心、日本人は國學藤木・日体藤本・東国丹所、中学大2人が前の方。あとは、もうかなり縦長の展開になりつつある形に。
中盤、留学生のトップ集団は、東国ヴィンセント選手中心に5名の集団が27分台が出せるペースで進む。第2集団に、専大ら留学生に、日体藤本中学大2人の日本人選手、國學藤木選手を挟んで第3集団に法大鎌田選手らという展開。
留学生の争いも徐々に絞られ、創価ムルワ選手を先頭に、東国ヴィンセント、拓大ラジニ選手に。日本人は藤本選手に中学大2人が食らいつく形。周回遅れも多く出て、それぞれ位置が掴みづらくなっている。
残り1周、やはり東国ヴィンセント選手が抜け出しトップに!27分50秒付近の好タイムで会った。2位創価、3位拓大、4位国士大、5位駿河台大、6位山学大の留学生ランナーがゴール。
7位に日本人トップ日体藤本選手、8位東国丹所選手、9位10位中学大が並んでゴールしています。
総合力高いですねぇ。1組でいきなりヒヤリ。主力の一人宗像選手が遅れるなどいきなり出遅れました。それを2組が一気に巻き返す。全日本本線出走経験の堀畑選手と、実力があるルーキー冨永選手が、ともに組一桁にまとめて一気に巻き返します。
3組が一番不安だったのですが、4年野澤選手が組9位29分26秒好走!大きな実績はここまでなかった選手ですが、難しい3組で見事な活躍!村松選手も26位ながらタイムは僅差にとどめ、この時点でボーダー内の7位。大砲が控える東国大はこの時点で通過は濃厚に。
その最終組は、ビンセント選手はさすがの走り。ゆったり走っているように見えて、1㎞2分40秒台のラップを刻むのだから早い!27分50秒の全体のトップ!さらに、日本人エース丹所選手も日本人トップ争いをしての28分39秒で、逆転でのトップ通過に大きく貢献しています。
オーダーを見て一番動揺したのが東国大。そして1組で出遅れながら…、エースが強いとはいえ、総合力は高かった。関東ICでは1500mで出場したルーキー冨永選手の対応力や、野澤選手の成長は大きかった。育成力はもう立派な上位常連校です。
トップ通過候補筆頭にあげられ、3組終了時点でそのトップになっていて、そこ力を感じました。1組は、故障明け5月から練習を開始したというエースの中西大選手。1000mで先頭に立って、1㎞3分切りのペースで推移すると、6000mで一人旅。もっと貯金したかったとのことでしたが、チームに勇気をもたらすには十分の復活ランでした。
2組では同じく故障明けの木付主将。スローペースの中、中盤で一時抜け出しましたが、1㎞3分10秒から2分50秒ペースはちょっとあげすぎたか。今回は苦しく後退します。その中で、初主要大会だった3年川崎・坂本選手がいずれも組10位と好走。何気に前半組で大きな収穫でした。
注目だった3組ルーキー平林選手も、9000mから抜け出し単独トップへ!ラストの直線で3位になるも堂々大舞台を踏みました。そしてペアの2年伊地知選手も一桁順位にまとめ、この時点でトップでした。この総合力は見事ですね。
最終組、藤木選手が日本人選手で唯一、留学生選手に食いついたこともありやや息切れ、島崎選手も全体の中位にとどまったこともあり、トップ通過は取れず。主力がそれぞれ味わった悔しさが、また糧になれば。
あ~、なんか法政大が戻ってきたなぁと感じる3位通過。1組2組が本当に順調。故障明けだった扇・内田選手がそれぞれ29分40秒台で、集団の上位に流れ込んで好スタート。2組小泉・細迫選手も好位置につけると、残り1周二人で抜け出したのが最大のハイライト!
ルーキー小泉選手のスパートの切れ味が鋭く、バックストレートを、単独トップで走っている姿は法政大ファン大いに沸いた瞬間です。最終的に3位と5位とはいえ、一桁順位。非常にいい流れで後半の組に託します。
主力がしっかり入った3組4組。大きくは目立ちませんでしたが堅実な走り。3組清家・川上選手は、関東ICより好走し10位台。4組鎌田・河田選手も自分の走りに徹しました。それながら28分台でまとめた鎌田選手やはり強いです。法政大がついに上昇気配に突入してきましよ。
拓殖大が、山下新監督になって、全日本駅伝にも力を入れ始めましたよ。1組から惜しげもなく主力を投入。新井・兒玉選手が10番台でゴールすると、2組目はエース級の竹蓋選手に工藤選手が、これまた真ん中より上の順位でゴール。
3組目日本人エースといっていい合田選手もまずまずの位置。佐藤選手は20番台ながら集団の中でゴール。今回は組によって良し悪しのあるチームが多かった中、非常に安定した走りで圏内をキープします。
最終組、関東ICではもう少しだったジョセフ選手が快調!最後まで個人トップ争いをしたうえで27分台と大きな貯金。相方となった吉村選手は、関東IC1500m出場者。その中で29分中盤でまとめて、役割を果たします。
ここのところ、トラックの強化を進めていたのは確かですが、全日本予選でここまで強いとは!以前とは、一味違った拓殖大の姿が、今シーズンは見れそうです。
良かった、ようやく伊勢路の神様からお呼びがかかりました。1組は主力の手島選手と直近好調だった助川選手が29分42秒台のタイムで一桁順位!そして2組目、売り出し中だった若林選手の組4位はさすがでしたが…
なんとルーキーの阿部選手が、組2位の激走!これは予想付かない快走でした!2組目までの選手が2位から7位までにまとめ、この時点でトップに立つ最高の流れを作ります。
3組以降は一部のスピードランナーがいない中での戦い。久々に戻ってきた中野選手は29分半ばの好走。対して、東海林選手は30分オーバーの苦しい走り。ここでトップからは落ちます。
最終組は、留学生のいるチームがガンガン前に行く中、エース三浦選手が踏ん張って28分台。そして大抜擢の園木選手がその数秒差に続く29分03秒の17位!見事に逃げ切って5位通過!
いやはや、(関東の出場)枠の少ない全日本大学駅伝は、箱根駅伝よりも出場が難しいのは勿論なのですが、中央大でも復帰に9年かかるとは、本当に厳しい戦いです。そして、よく這い上がりまりましたね。スピードランナーが復活すれば、全日本は強い距離のはず…?
なんとも劇的な予選会になりました。6位通過ですが、あと一歩でトップ通過でした。1組は持ちタイムが良かった松島・伊藤選手がしっかりと上位につけて、目標のトップ通過に向けて順調にスタートを切りました。
ところが2組目で落とし穴。スローペースで中盤まで進んだ中、レース経験豊富な吉田選手が突如失速。川田選手は懸命に粘り個人8位も、吉田選手は39位ともかなり離された組最下位。トップ通過どころか、一気に予選敗退の可能性が広がってしまいました。
そんな中、大激走を見せたのが、3組に配置された小島主将と武川選手の3年生コンビ。ペースが安定しないレースながらも、終始トップに近い位置をキープ。最後のラスト争いで、2人で力を高め合うようにペースアップ!
最後の最後で、飛び出していたほかの大学の選手を交わして、ワンツーフィニッシュしたのは、今大会最大のハイライトでした。一気にボーダー圏内の6位に復帰しました。
とはいえ、留学生のチームが多くいる最終組。まだ予断は許さない状況でした。そんな中で、復帰したエース栗原選手に、いきなり主力となった1年吉田選手が、終始日本人トップ争い!
残り1周で一時は2人で抜け出す場面もあったそうで。届きませんでしたが、9位と10位で28分40秒付近のナイスラン!出場権確保でした。確かな手応えと、まだ脆さもみせた今回…。秋の大会は果たして…。
伝統校VS新興校の戦いだった最後の枠…伝統校の日体大が意地を見せました。1組は盛本・漆畑選手が、上位とはいかずも29分台で10番台にまとめあげ、まずまずの立ち上がり。2組で加藤選手が個人9位で先頭に食い下がったまでは順調でした。
苦しかったのがレースが動き出した3組。関東IC3障決勝進出した九嶋選手は、20番台ながらも何とか29分40秒でまとめています。1万m28分台の経験がある名村選手が30分オーバー…。一気に次点の8位にはじき出されます。
どこか抜かないといけない最終組。大エースとなった藤本選手が日本人トップ集団で勝負!熱さと冷静さを兼ね備えて見事に日本人トップの28分35秒!懸命にタイムをを稼ぎます。
そしてペアの4年大畑選手も29分00秒で全体の15位!大畑選手の今年の成長も本当に助けられていますね。見事に一つの大学を捉え、新興校の追い上げも凌いで、最後の枠を見事に確保しました。
その新興校とは、駿河台大!なんとも不気味だなと言われていましたが、まさか全日本予選次点で戦い抜くとは!
1組入江・池原選手が30分は僅かにオーバーしたものの、20位付近にまとめる好走!入江選手は久々復帰ながらベスト、池原選手は初1万mでの好走。おや、何か違うぞと感じたのは本当でした。
2組では新山選手が上位集団に食いついて組11位の粘り。そして3組では、30歳今井選手が上位集団に最後まで粘り強く食いつく走りで29分30秒の16位の走り!通過の次点となる総合8位につけます!
最終組に控えていた大砲ジェームズ選手で逆転を狙いますが、ここは常連校の意地に屈し、約30秒差の次点。日本人エース町田・清野選手がもう少しずつだったのもあるかなぁ。それでも関東地区16番目に位置できたのは事実。箱根予選で悲願を達成できるか。
見せ場は作ったものの、勿体なかったのが国士舘大。1組目で荻原選手が全体の真ん中付近にまとめるものの、清水選手が30分半オーバーでやや出遅れる結果に。
次の2組目で見せ場。スローペースからの最後のスプリント勝負になったこの組、最後の最後制したのがなんと国士舘大三代選手!この組ではの走力が高いほうでしたが、ナイスランでした。
しかし、ペアの安達選手が振るわず31分オーバー。関東IC3障で大活躍していましたが、対応できなかったか。通過ラインが遠くなってしまいました。
その後、上位組は前線。3組では綱島・中西選手が29分30秒台とまずまずのタイムをまとめると、最終組ではライモイ砲炸裂し28分04秒!ペアの清水拓選手もまとめあげて、気づけば総合9位まで浮上していました。粘りはできたので、それを箱根予選につなげていきたい。
山学大も前半でもたついてしまいましたかね。1組では、昨年の箱根予選で好走した橘田選手が久々復活!29分50秒で組13位の構想を見せます。ただ、ペアとなったルーキー髙田が31分近くかかり、全体としては出遅れる形に。
2組ではルーキー砂川選手が組23位でまずまず粘るも、篠原選手が31分オーバーと踏ん張れず。この時点で通過はだいぶ厳しくなってきていました。
一転、主力の組は踏ん張りました。3組では木山選手が躍進の組6位!29分18秒のタイムもまずまず。ペアの伊東選手も真ん中付近。最終組ではオニエゴ選手が、日本人トップより好成績で28分28秒。松倉選手も集団の中でしっかり走り切りました。
主力が戦えたのは大きな収穫で、箱根予選に向けては自信になります。レギュラー争いの選手がもう少しでしたが、2年生中心にまだ戦力になれる選手がいますので、彼らが出てくればいいチームになります。
一番試合出場が少なく、不気味な存在だった神奈川大。ただ、今回は大きく見せ場を作ることはできなかったですかね。
1組は小林篤選手、2組は宇津野選手、3組は横澤選手がそれぞれ奮闘し、それぞれ個人15番付近。新戦力候補だった横澤選手が29分半ばで走り切ったのは一番の収穫ですね。今後の成長がの楽しみになります。
4組は、3障あがりの西方選手がしっかりと対応し29分15秒、今年一気に主力まで上がってきた巻田選手が29分25秒とまとめていて、主力選手もまずまずでした。
ただ、スピードランナーが複数外れ、攻める組が少なかったのが今回苦しかったところかなぁ。とはいえ、総合力が高いのは事実、箱根予選に向けて切り替えたい。
復活の兆しを見せたのが大東文化大。1組に投入された倉田選手は、好調ではなかったようですが29分台で粘ります。
すると2組抜擢された塩田選手が自己ベストで組12位。金田選手も組15位に食い込み、この時点で総合6位と出場圏内に入ってきます。
3組で大きな見せ場。これまで大きな実績が少なかった木山選手が29分17秒と大幅ベスト!しかも組4位で貯金を作ることに成功したのは自信になりますね。関東IC3障で活躍した谷口選手も粘って、総合5位に浮上します!
緊張感高まる最終組、新エース久保田選手が29分07秒と中位でまとめます。ですが、大東大初の留学生ワンジル選手がアクシデント気味で失速、30分半オーバーは厳しかったですね…。
それでも、ここのところ他校のスピードについていけなかった中、予選突破まであと一歩だったのは、確かな歩みを進めているようです。
—以上、参考箱根予選ボーダーライン—
ここからは、参考ですが関東地区で21番目以降のチームになります。箱根駅伝出場枠が20チームですので、夏に何とか巻き返さないとならなくなります。
城西大は、エース砂岡選手が、何とか最終組に間に合った状態だったので、今回は仕方なかったかな?その中で、1組投入の山中選手が、組4位でまずまずの結果です。
そして3組では野村・藤井選手が組中位で粘っています。このあたりが収穫でしょうかね。ロードの方が面白い選手もいるので、まだまだ箱根本戦に向けてチャンスはあるはずです。
初出場が期待された創価大は…まさかの惨敗に近い14位。1組で山下りの濱野選手が頑張り組3位!ひとまず出場圏内の総合6位に付けます。
ですが、2組の双方の選手が30分40秒台と苦しみ、圏外へ。3組では新家選手にアクシデント。腹痛などもあり、一気にペースダウンし31分40秒かかる最下位。三上選手も29分50秒も組30位なので、いかに苦しんだかわかります。
通過が厳しくなった中で迎えた最終組、大エースムルア選手が27分53秒の組2位と、一矢報いる走り!嶋津選手も何とか中位でまとめていましたが、総合14位と通過には遠かったです。
一部主力がいませんでしたが、それはどこも同じ。今年の箱根が終わってから、どうも歯車が噛み合っていなかったかなぁ。それが分かったのが今回の収穫。チャレンジャーとして、ロードシーズンに向けて準備したい。
エース力が強い日本大、全日本予選は何とか出場圏内に食い込みたいところでしたが、15位は苦しいですね。
最初の2組目までの最高位は、2組19位の西村選手。復調途上だった小坂選手は1組下位、関東IC1500m好走の山本選手も距離対応間に合わなかったかなぁ。
見せ場は3組で、樋口選手が中盤に集団を引っ張っていく見せ場。その後も粘って組5位29分18秒で粘っていました。最終組ドゥング選手と松岡選手は、関東ICからはピークダウンという成績となりました。
うーん、箱根予選はなんとも言えません。とはいえ、エース力も結構大事になる全日本予選で15位、もっと総合力が大事になる箱根予選は、厳しい戦いになる可能性が高いです。覚悟を持って練習に取り組むしかないようです。
初の予選参戦となった立教大は見せ場を作りました。序盤の組は、ルーキーの奮闘もありましたが、2組岸本選手の2組27位が最高で、あまり目立ちませんでした。
見せ場は3組!期待のスピードランナー服部選手が、スタートから3000m付近まで先頭に立ってペースを作っていきます。
その後も上位集団で走り続け、組7位29分22秒の自己ベスト!さらにペアの忠内選手も自己ベストで走って、「R」のユニフォームが輝きを放ちました。
最終組抜擢の4年斎藤選手やエース中山選手もひとまず大崩れせず走り、総合は16位。ほとんどが2年生以下で、やはり今後が楽しみなチームです。
エース抜きで戦うことになった上武大はやはり厳しかった。1組で芝選手が組19位で29分台をマークしたのが収穫。
あとは、全員組順位30番台となってしまったのは苦しいなぁ。一時勢いがあった西村選手や額賀選手なども力及ばずでした。
おそらくロードで+αが出るチームですが、箱根予選通過は、エースの完全復活は必要条件かなと思います。
直前で出場が決まった専修大も厳しい場面が多かったですね。1組で、箱根山登りを走った野下選手の成長が見られたのは収穫です。
ただ、抜擢された1年生選手が苦しんでしまい、総合では最下位。3組でも流れは上向きませんでした。
最終組で、専修大初の留学生ダンカン選手が、28分台のベストを出して、総合18位に浮上しましたがここまででした。とはいえ、箱根予選へ向けて虎視眈々…のチームです。
1組に投入された竹井選手が、上位集団の中ではトップに立つ組2位!29分35秒のタイムはまずまずでした。本来なら4組のはずなので、調子が心配されましたが作戦もあったのかな?
そらに、ペアの坂口選手に、2組の門田・吉岡選手も、組20位台に踏ん張っていたこともあり、2組終了時点では総合9位とボーダーラインに迫っていました。
3組ではルーキー片川選手が、他校のエース級の選手に積極果敢に食らいつき、29分27秒で組10位健闘!入学直後から話題になっていましたが、並のルーキーではないですね。
ただ、見せ場はここまで。エース河村選手を含めて、あとは39位と40位となってしまいました。それでも、全体的には収穫が多かったと言えそうです。
残念ながら最下位となったのは、久しぶりの予選参加となった慶應義塾大。エントリーを見たときに、かなりの4年生の主力選手が外れてしまって、あれー?という感じでした。
その中で2組は貝川・前原選手が20番台でゴール。3組では清水選手が29分50秒、4組ではエース杉浦選手が29分半ばで粘り切りました。
3組に抜擢されたルーキー安倍選手、4組に抜擢されたルーキー田島選手は、今回は他校のエースのスピードに太刀打ちできませんでしたが、いい経験になったはず。
とはいえ、最下位とはいえ、上は充分目指います。総合タイムの4時間4分15秒は、全日本予選最下位チームでは過去最短のタイム。トップ通過チームと7分台の差でまとめているのも、過去最短。
そして、先述のように、主力選手は多く欠場しています…箱根予選ですべての力を結集した時にどうなるか、とても興味深いチームです。
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