新年度になりましたね。少しずつですが、当サイトでも、関東大学長距離各チームの2021年度のメンバーの紹介と実績、簡単な戦力分析を行いたいと思います。もちろん、新入生も紹介していきます。
続いて、エース選手は卒業しても、エース級の選手が続々登場してきている東海大学になります。
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昨年は何とも言えないシーズンでした。連覇がかかっていた全日本大学駅伝は序盤の出遅れをエースの力や新戦力で覆し、残り1㎞まで優勝の夢を繋いで見せました。
箱根駅伝は一時単独トップに立つ見せ場を作ったものの、往路の人材不足に泣き、優勝争いからは後退。最終的に総合5位に落ち着きました。
エース選手が一気に卒業してしまい、チームとしては痛いのですが、ここはもともとスピードランナーがおおい東海大。新たなエース選手候補が続々登場中です。今年もやはり上位戦線に浮上しそうな気配が漂っています。
※記録は2021年5月2日現在
市村朋樹④28分03秒37≪20:全2区19位、19:全5区7位、出4区2位≫
本間敬大④29分14秒44≪21:箱7区6位、20:全5区4位≫
松崎健悟④29分18秒10
中嶋貴哉④29分23秒78
牛澤昂大④29分37秒19
守田彗登④29分40秒13
吉富裕太④29分59秒89
田中康靖④30分14秒69
長田駿佑④5千13分54秒35≪21:箱9区9位、20:全6区1位≫
前年度からついに戦力になってきた世代ですね。スピードランナーの市村選手が春先に大ブレイク!それまでの1万m30分台ベストから、一気に28分03秒と学生トップに近いタイムに浮上。確かな自信を持って、日本選手権に臨みます。
そして長距離ロードで素質が開花しつつあるのが、全日本駅伝5区6区でタスキをつなぎ合った本間・長田選手・本間選手は入学時から期待されていた選手ですがついにというところ。
長田選手は東海大ファンでさえ驚いた区間賞でした。スピードランナーが多い東海大ですが、駅伝シーズンで最後また力になるはず。
このほかでは、トラックのスピードを上げてきた松崎・中嶋選手、ロードに素質があり箱根のエントリーに入っていた田中選手らが最後にかけます。
宇留田竜希③28分47秒57
濱地進之介③28分51秒80≪21:箱8区15位≫
川上勇士③28分59秒60≪21:箱6区5位≫
松崎咲人③29分29秒56≪20:箱7区3位≫
杉本将太③29分33秒32
脇坂進之介③29分38秒14
飯澤千翔③29分47秒94≪1500m主戦場≫
國分駿一③29分49秒02
竹村拓真③29分56秒03≪21:箱10区8位≫
佐藤俊輔③29分57秒17
金澤有真③30分04秒91
続々台頭してきている世代ですね。今年の箱根駅伝では3選手が復路で出走しています。山下りで素質があるところをみせた川上選手、長い距離で台頭してきた竹村選手が一桁順位でしっかり走り切りました。
後半悔しい失速をした濱地選手ですが、1万m28分台のスピードを持っていますし、まだまだこれからです。このほか、世代1万mトップを出しながらエントリーに入れなかった宇留田選手に、持ちタイムは変わらない佐藤選手ら候補は多い。
他にも、主戦場は1500mの飯澤選手の出雲駅伝出場もあるかもしれません。杉本選手5千や3障で着々と積み重ねています。あとは、昨年の箱根駅伝で活躍した松崎選手の復活が待たれます。
松尾昴来②28分21秒80
神薗竜馬②28分42秒61
石原翔太郎②28分44秒05≪21:箱3区1位、20:全4区1位≫
喜早駿介②28分52秒13
入田優希②29分02秒30
木原大地②29分38秒26
吉井来斗②29分44秒14
折口雄紀②29分46秒07
永洞和希②29分55秒32
丸山真孝②30分04秒89
木原大地②30分11秒67
佐伯陽生②5千13分55秒89≪21:箱4区19位、20:全1区7位≫
これからの世代ですよね。石原選手が全日本駅伝4区・箱根駅伝3区でインパクトの強い走りで区間賞獲得!その後の大会でも1万m28分台を出すなど強さを発揮しています。彼が一大エース…とはさせないと多くの選手が台頭し始めています。
高校時代から素質を開花させていた喜早選手や、今回は悔しい箱根路となりましたが、佐伯選手が昨シーズンは活躍していました。これに、箱根の16人エントリーに限りなく迫った神薗選手もいますね。
今期になってさらに選手が出てきています。さらに直近の記録会で1万m28分21秒を叩き出した松尾選手、少しずつ上がってきている入田選手などこの世代は楽しみですよ。
※ベストは高校時代の時としています。
徳丸寛大①13分48秒59、29分24秒02≪20:高1区4位≫
越 陽汰①13分53秒77、29分42秒00≪20:高3区6位≫
五十嵐喬信①14分00秒03
梶谷優斗①14分05秒38、29分32秒25≪20:高1区6位≫
水野龍志①14分08秒61
5000m上位5名平均:3位14分00秒6
竹中博駿①14分15秒69≪20:高1区20位≫
吉田 響①14分19秒52、29分42秒42
渡邉啓太①14分27秒03
藤井利哉①14分29秒38
野島悠太①14分32秒18
竹内大貴①14分32秒52
宮川悠希①14分34秒79
氏家圭一郎①14分34秒84
小出橘平①14分37秒20≪20:高1区45位≫
菱沼大晟①14分50秒00
大脇皐聖①14分51秒45
小林蒼弥①14分54秒35
野島健太①
高辻輝人①
スカウトは安定して、スピードある実力者が獲得できていますね。やはり、高校駅伝1区4位の実績がある徳丸選手が一番期待になりますかね。5千m13分台のトラックの走力もあります。四大対抗でまずは14分06秒とまずまずの成績でした。
これに佐久長聖パイプから越選手、高校駅伝1区6位の成績を持っている梶谷選手、持ちタイムはいい五十嵐・水野選手ら14分一桁がトップ5。
さらにすでにベストを14分12秒に更新している竹中選手、四大対抗1万mでデビューとなった吉田選手は早くも長い距離に期待か(結果は30分01秒)。早くもインカレ以降のレースが楽しみになっています。
東海大もやはり下級生の勢いがものすごいなという印象ですね。石原選手が一抜けしたかと思われた2年生ですが、松尾選手が持ちタイム上ではトップに立ちましたし、他にも28分台級の走力を持った選手が現れています。
1年生は徳丸選手をはじめ、主要大会で実績が高い選手が早くも始動しています。3年生は松崎選手の復帰が長引いているのが気になりますが、駅伝のレギュラーを掴む選手が増えています。それぞれ面白いのですよね。
4年生世代が苦労していましたが、箱根を走った本間・長田選手に、1万m28分03秒と高いスピードを身に着けた市村選手とここにきて乗ってきています。
戦力ダウンしたとは言わせないほどの、選手層は誇っているのは両角監督率いる東海大、やはりインカレ・各駅伝ともに侮れない存在なのは間違いないですね。
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