2021年3月21日(日)には、
初開催となった『第1回全国招待大学対抗男女混合駅伝』が行われましたね。
元々2月開催予定が、コロナ禍で1ヵ月延期となり、どうなることかと思われましたが、無事に開催へ。しかも、関西テレビで生中継が行われるなど大きく取り上げてもらいました。
男子大学生中心に結果を振り返ってみます。
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通常の大学対抗のほかに、国立大の4大学対抗も行われます。
1区男子3㎞-2区女子2㎞-3区男子3㎞-4区女子3㎞-5区男子2㎞-6区女子5㎞
序盤は男子区間が長く、後半は女子区間が長くなっていますね。
🥇順天堂大学1時間1分53秒
🥈京都産業大学1時間2分28秒
🥉日本体育大学1時間2分43秒
以下、詳細はツイッターより
1区は、2㎞過ぎトップを引っ張っていた順大・城西大にコース間違いのアクシデントがあり、京産大・関西大・立命館大の関西チームに日体大の首位争い。京産大がトップ中継。
2区は日体大宮内選手が飛び出して単独トップに。3区男子エース区間で、日体大が捕まる。京産大が追いつくが、そこから順大伊豫田選手がさらに加速!14分04秒の断トツの区間賞で先頭に立つ。
そこから順大がトップをキープ、2位京都産業大も安定したレースでそのままゴールする。3位争いはアンカー区間で最大4校が並ぶ激戦の中、日体大の保坂選手が抜けだして3着。4位立命、5位城西、6位中大と続きました。
短い距離の中にもドラマがありましたね。順大のスピードエースともいえる清水選手に、城西熊谷選手が食って掛かる形でしたが、2㎞過ぎにコースを間違えるアクシデント。これでトップ争いがまた入れ替わりました。
最終的に、京都産業大の実力者の泉選手が8分23秒で最初の区間記録保持者に!さらに関西大の1年生亀田選手が1秒差で続きます。
もう一人、立命館大5千m13分台を持つ前川選手の前、日体大の大畑選手が3位に入りました。一ついい結果かな?これにコース間違えから何とか追いついた順大清水選手が5着でした。
このほか、中大の中距離ランナー森選手や、拓大で箱根1区を走った合田選手が区間一桁。筑波大の田中、東大の瀬川選手も健闘しています。
ここは順大伊豫田選手の独壇場でしたね。先週の日本学生ハーフで上位で走っていましたが、その疲れを感じさせないレース!立命館の実力がある岡田選手を振り切るなどあっという間にトップに立つと、2位以下に大きな差を付けました。
コーナーも多く、スピードが出にくいだろうコース設定で14分04秒は相当な記録だと思います。4年生の起用も予想されていましたが、ここは本気で勝ちに来た順大が一気にリードを取りました。
区間2位は箱根の山登りでいい走りを見せていた城西山本選手!一時は単独2位まで浮上するなど見せ場を作りました。これに終盤追いついた京都産業大時岡選手の区間4位もまずまずですね。上位争いは抜けていました。
あとの14分台は大阪大の小島選手。13位から5人抜きの8位に進出していましたね。国立大勝利に向けて非常に大きかった区間です。
ここからは15分00秒以上。箱根3区を走った新井選手が5人抜き、優勝を狙うという中かなり苦戦ししていましたが、何とか浮上。筑波大の山本選手はまずまず、中大梶山選手はちょっとかかりましたかね。トップでタスキを受けた日体大水口選手は洗礼を受けました。
トップをひた走る順大は、ここで4年生野口選手へ。主力選手の一人で箱根予選トップ通過に貢献していましたが、箱根駅伝エントリー前日に怪我が判明。最後の箱根は走れなかったのですよね。
それが、この大会に間に合わせることができたので、開催できて本当に良かったなと思います。1500mがもともと主戦場だった野口選手さすが区間賞でした。
順大はアンカーの女子区間も4年生でしたし、卒業生に重きを置いた配置でした。花を添える結果でしたね。
続いて、京都産業大はエース格の浦田選手でしっかり区間2位。城西大は3障が専門の山本選手が登場。駅伝でも久々に元気な姿を見ました。食いついた立命大は将来の主力候補北辻選手が頑張りました。
また、このあたりは関東地区チームが強く、拓殖大主力の一人吉村選手が区間4位で2人抜き、中大も1500mが得意な山田選手が区間3位。2㎞で順位変動は少ないですが、それぞれの持っている力を見せてくれました。
こちら、優勝した順大の詳細記事です。
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