2020年11月21日(土)~23日(月)の3連休は、記録会目白押しですね!
こちらでは2020年11月21日(土)に行われた
第9回早稲田大学競技会の結果を中心に記載します。
いつも通り、大学駅伝チーム別に詳細結果を記載して、駅伝ファンとしてのコメントを記載しますが…
28分台が16名も!早大と明大中心に記録ラッシュ祭りになりました!
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10000m
2組
2位丸山幸輝③28分58秒13★
3位杉彩文海①28分59秒16★
吉川 陽①29分11秒83★
下條乃將②29分11秒92★
寺前友喜④29分15秒01★
安部柚作①29分16秒08★
坂井大我④29分25秒50★
佐久間秀徳③29分27秒86★
大西理久③29分30秒04★
植田雅弘③29分31秒68★
杉本龍陽②29分34秒80★
三上晋弥②29分35秒57
杉田真英①29分37秒16★
橋本大輝③29分40秒32★
斎藤拓海①29分43秒13★
中嶋大樹③30分02秒02
勝浦小太郎②30分02秒78★
橋本基紀①30分08秒52★
新野冴生①31分02秒51
酒井耀史④32分12秒56
最終組の前から記録ラッシュだったのですよね。ここは16人目の箱根駅伝エントリー争いかなぁと思いますが、そこで28分台が出ているのですからもうわけわからないレベルですよね。
3年丸山選手が、この組明大勢トップの28分58秒!レギュラーレベルにはもう少しの先週がこのタイムなんですから凄い選手層です。そして続いた1年杉選手も28分台をマーク。高校時代の実力者がここにきて開花。
ルーキーは他にも良かったですよね。吉川・安部選手が29分10秒台、杉田・斎藤選手も29分台で一昔前なら話題になっていました。2年生も下條・杉本・三上選手があがってきています。
また4年生もコツコツ上がってきた寺前選手、復調してきた坂井選手が29分台前半、3年生では1500mが主戦場の佐久間選手まで29分27秒でベスト。同学年大西・植田選手らに競り勝つとは…。
そして…組最下位ながら4年酒井選手の姿も。前々回の箱根駅伝で5区山登りを務めた選手。怪我が多かったですがロードでは本当に強かった。3年全日本予選以来かな。結果は芳しくないですが、最後に挑戦できて良かったです。
3組
3位手嶋杏丞③28分17秒58★
4位櫛田佳希②28分19秒77★
6位児玉真輝①28分22秒27★
7位小袖英人④28分29秒88★
8位富田峻平②28分35秒41★
長倉奨美④28分36秒54★
小澤大輝②28分38秒63★
村上純大④28分40秒61★
大保海士④28分40秒92★
漆畑瑠人②28分53秒09★
樋口大介④28分53秒33★
金橋佳佑③28分56秒70★
加藤大誠②29分27秒91
前田舜平④29分48秒17
鈴木聖人③DNF(1周のみ?)
主力の記録ラッシュですね!3年手嶋選手が全日本駅伝前の不調から脱して28分17秒の大幅自己ベスト!これは箱根駅伝2区もありえるかな?そして櫛田選手が急成長の28分19秒!28分台は出せそうな雰囲気はありましたが、ここまでとは!
また全日本駅伝1区で好走していた1年児玉選手もここまで走力が上がっていたとは…!スピードある4年小袖選手をも上回っていました。一気に主力級となり、十分往路でも通用するレベルです。
さらに、全日本駅伝エントリー外ながら、5千m13分40秒台前半を出して駅伝ファンを驚かせた2年富田・漆畑選手も28分台。特に富田選手が28分35秒と十分に箱根駅伝レギュラーを取れるかもしれないタイムです。
これに毎年確実に走力を上げてきていた長倉選手、2年生こちらも期待の高い小澤選手が28分30秒台。復路でいぶし銀の走りを見せそうな4年村上・大保・樋口選手、3年金橋選手も28分台…。いやはや全日本5区6区で走っているランナーでレギュラーが取れるかどうか??
一つのレースで28分台が14名ですか!?これで優勝候補の一角の評価なんですから、本当に高速化しています。
さて、良かったことばかりではなく、このラッシュに乗れなかったのが、前回箱根2区5区6区を務めた加藤・鈴木・前田選手。加藤選手は気負いもあるのか…。前田選手は9月に5千m13分台を出したところがピーク、鈴木選手は気になる棄権の仕方…。どうなるでしょうか??
10000m
1組
1位佐藤航希①29分42秒98★
河合陽平③29分49秒00★
黒田 賢④30分11秒15★
佐藤皓星③30分28秒95★
濱本寛人①31分09秒52★
2組
半澤黎斗③29分04秒24★
桝本匡哉①29分17秒37★
安田博登②30分53秒63
序盤の組も自己ベストが多いですね。1組では始動し始めた1年佐藤選手が初1万mで29分42秒ベスト。3年河合選手も1分ほど自己ベストの29分49秒。2組ではスピードランナー半澤・桝本選手が29分04秒と29分17秒それぞれベスト。箱根レギュラー争いに名乗りを上げています。
3組
1位井川龍人②28分12秒13★
2位宍倉健浩④28分16秒95★
5位山口賢助③28分20秒40★
鈴木創士②28分40秒24★
菖蒲敦司①29分07秒07
北村 光①30分03秒16
中谷雄飛③DNF(5000m14分12秒ストップ)
太田直希③DNF
さて最終組です。日本選手権を控える中谷選手が出場し、5000m14分12秒とペースメイクし終了。そして、その後明大と選手らとの激しいたたき合いになりました。
そして最後に抜け出したのが2年井川選手!タイムは28分12秒となんと、同世代駒大田澤選手を上回る好記録!全日本駅伝であがってきていた印象でしたがここまでとは…。
というか、もともとこの世代トップだった選手。それが昨年は田澤選手に話題が持ち切り、そして直接対決となった箱根3区では、2分近く先にタスキを受けたにもかかわらず、抜かれてしまってましたから…。このまま箱根までいければ…。
そしてさらに続いたランナーもいます。それがびっくり!4年宍倉選手が28分16秒!11月頭5千m13分台出して上り調子でしたがスーパージャンプアップ。また全日本アンカー健闘の山口選手まで28分20秒!9月まではベスト29分50秒のはずが…!?鈴木選手もだいぶ戻ってきてベスト。早大が揃ってきています。
ルーキーでは菖蒲選手が、高校時代のベストまではいかずとも29分07秒とまずまず。レギュラー争いに残ったか。11月頭29分一桁だった北村選手は息切れかな?ルーキーの争いにも注目です。
なお、早大は22日(日)に学内でハーフマラソンタイムトライアルが実施されるとか。3年向井・1年諸冨選手、そのほか本日出場していない選手が出るかもしれません。
結果が公表されるかはわかりませんが、こちらも気になります。
5000m
小倉知也④14分26秒37
長尾大輝②14分34秒24
山田和輝②14分38秒47
10000m
1組
十文字優一①29分53秒88★
梶野稜太郎①29分58秒02★
石川龍之介③30分18秒85
岡田朋也①31分16秒80
2組
1位野口英希④28分56秒48★
町 桟吾②29分04秒89★
木本大地②29分23秒98★
村上太一①29分26秒32★
菅野大輝①29分55秒05★
5000mは4年小倉選手が組トップ。自己ベストにあともう少しというところまでいきましたね。
10000mではおそらく箱根駅伝16人エントリー争いをしている選手が出場。2組で、エントリーに入れそうで入れていない4年野口選手が大幅ベストで28分56秒の好記録!組トップの成績で、猛アピール!むしろレギュラーもあるはず!?
2年町選手も29分04秒!2年生もいいですね。他にも木本・村上選手がベスト。選手層はジワリとベストです。
10000m
1組
小島大輝①29分45秒62★
藁谷誠矢②29分46秒97★
新井颯人①29分49秒19★
小島 拓②29分51秒75★
成田龍之介①29分57秒61★
當山凌司③30分12秒84★
木村吉希②30分27秒01★
軍司匡輝④30分41秒09
山本 嵐③30分46秒49
北村歩夢③30分48秒13
山本雄飛②30分59秒13
2組
ルベル斗磨④29分40秒41★
石松 明③29分50秒25★
貴田勇斗④29分53秒08
竹林宏斗③30分01秒64★
熊谷 奨②30分16秒09
志賀颯太④30分38秒86
大里凌央④31分03秒25
城西大も、箱根駅伝16人レギュラー争いをしている選手の出場かなぁ?1組2組とも29分台公判が出ています。ルーキーの29分台ラッシュが秋から話題ですが、小島・新井・成田選手が29分台ベスト。これで8人が29分台??2年も藁谷選手ら良かったですね」。
2組では4年ルベル選手が大幅ベスト29分40秒、さらに貴田選手も久々に出場し29分台。石松選手も上がってきて、上級生も意地を見せています。ただ、大里選手は連続31分オーバー…厳しいかな…。