2020年11月4日(水)第8回早稲田大学競技会が行われました。
主に全日本駅伝2020の補欠メンバーが出場したのですが…
えっと、5000mで13分台が続出、さらに補欠以外のメンバーが日本選手権標準を突破するようなタイムで走っていて、補欠ってなんだっけ!?!?と思ってしまうほど!
3強の争いの裏、じわりと評価が上がっていた明治大・早稲田大あたり、やはり箱根駅伝に向けて注目です。
この大学を中心に、駅伝チーム別の結果のまとめと、駅伝ファンとしてコメントを付記します。
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5000m
2位一色恭志13分45秒10
6位橋本 峻13分51秒71
9位森田歩希13分55秒54
林 奎介14分30秒16
GMOからも参戦していたのですよね。先日、東日本実業団駅伝2位通過で沸いた中、外れたメンバーがまた豪華。一色選手が外れるほどの選手層の構築は凄いですね…。
その一色選手は13分45秒で決して不調ではないことはアピール。橋本選手もしっかり続きました。森田選手も卒業後やや苦戦も少しずつ軌道に乗り始めたかな?にしても、NY駅伝制覇が現実味を帯びつつあります。
5000m
2組
2位富田峻平②13分41秒74★
3位漆畑瑠人②13分41秒81★
5位長倉奨美④13分50秒72★
7位小澤大輝②13分52秒22★
村上純大④13分55秒68★
前田舜平④13分57秒55★
樋口大介④14分00秒41★
安部柚作①14分06秒70
杉彩文海①14分09秒27★
吉川 陽①14分09秒41★
丸山幸輝③14分14秒94★
寺前友喜④14分17秒25★
橋本大輝③14分22秒80★
明治大が全日本補欠メンバーを中心に自己ベストラッシュ!!それも13分台が出る出るは…、なんと2年の富田・漆畑選手が、日本選手権の標準切りともなる13分41秒のものすごい自己ベスト!明大は選手層厚いとはいえ、ここまで!?
他にもここまで結果を残しつつあるも駅伝メンバーに入れずにいた4年長倉選手が13分50秒ベスト。怪我から上がってきた小澤選手が完全復活を告げる13分52秒。
また箱根2度経験している4年村上・前田選手もしっかりまとめ、1年箱根予選以来大舞台から遠ざかる樋口選手も14分00秒ベスト。またルーキーで安部選手以外にも杉・吉川選手ら上がってきました。
全日本駅伝2020を3位で終えた後、山本監督は「箱根優勝」を宣言されてましたが、多くメンバーを含めて非常に良好な状態だったからこそ!でしたね。
5000m
1組
1位宍倉健浩④14分01秒43★
佐藤航希①14分09秒32
吉田 匠④14分18秒96
河合陽平③14分22秒74★
白井航平②14分44秒05
濱本寛人①14分45秒16
2組
1位小指卓也②13分41秒01★
8位半澤黎斗③13分54秒57★
桝本匡哉①14分27秒49
10000m
1位北村 光①29分00秒51★
3位室伏祐悟③29分04秒18★
向井悠介③29分25秒34★
住吉宙樹④29分27秒61★
茂木凜平③29分48秒21★
安田博登②30分24秒40★
開催校の早大も自己ベストラッシュに沸きましたね。5000m1組では4年生に復調の兆し。宍倉選手がついに高校時代の自己ベストを更新する14分01秒、吉田選手も伊地知の不調からは脱してきましたね。長い距離はしっかり走れるだけに、箱根駅伝に向けて欠かせない存在です。
さらにもう一人有力ルーキー佐藤選手がついにあがってきて自己ベストにあと僅かとなる14分09秒。これで入学前に話題になっていたルーキーが揃いました。ここから本当に楽しみ。
そして…全日本補欠にも入っていなった2年小指選手が、13分41秒01の全体トップのタイム!勿論日本選手権標準切りです。これはものすごいタイムです。長い距離も走りこめばどこまでいけるのでしょうか…。
それから中々殻を破れていなかった半澤選手も、ついに高校時代のベスト更新。早大も内部革命が色々と起こってますね。
10000mにも全日本補欠メンバーが出場。ルーキー北村選手が、高校以来で29分00秒自己ベスト。そしてロードのイメージがあった室伏選手がびっくりの29分04秒!向井・住吉選手も順調に仕上がりつつあります。早大も徐々に目が離せないチームになってきています。
5000m
2組
熊崎貴哉①13分56秒69★
渡辺亮太①14分58秒12
10000m
2位清野太雅②29分03秒59★
九嶋恵舜①29分05秒99★
小田太賀④29分09秒53★
DNF吉川洋次④
DNF柏 優吾②
東洋大は熊崎選手が初の13分台となる13分56秒!先日14分00秒を出したばかりですが、勢いに乗っていますね。1万mでは、おそらく全日本駅伝出走まであと少しだっただろう清野選手がしっかりベストを更新し29分03秒!実力は証明しました。
またルーキー九嶋選手が29分05秒とぐっと伸ばしてきました。最後の箱根を狙う小田選手も29分09秒。状態が気になる吉川選手も途中までは出走、状態が上がってきていますね。
10000m
雲井崚太④29分32秒45
山中秀真①29分37秒07★
熊谷 奨②29分50秒91
石松 明③29分55秒05★
當山凌司③30分53秒36
大里凌央④31分01秒49
堀越大地①31分26秒46
城西大も全日本駅伝2020補欠メンバーが出走。雲井選手が箱根予選に続き安定していましたね。そして山中選手が29分37秒更新。連戦ながらあがってきています。熊谷・石松選手もまずまず。
それから気になっていた主力で4年大里選手が31分オーバーながらひとまず完走。あと2か月弱ですが、何とか状態が上がってほしい選手です。
1500m
金田遼祐①3分52秒86
田中蒼大③3分53秒63
高梨 陸3分54秒13 仙台大
大土手嵩④3分54秒78
上原祐太②3分57秒54
本多創一郎3分58秒59
川瀬宙夢⑥3分58秒83
山本尊仁③3分59秒57
1500mはルーキー金田選手と3年田中選手がまずまず。大土手選手や川瀬選手らチームを率いる上級生、前回の箱根予選を走った山本選手の姿もありました。
5000m
岩佐一楽②14分00秒67★
福谷颯太②14分21秒62★
大土手嵩④14分26秒64
皆川和範①14分33秒76★
山本尊仁③14分36秒42★
川瀬宙夢⑥14分37秒58
杉山魁声③14分41秒19
河合俊太朗③14分41秒48★
村田修作②14分42秒01★
増田 愁③14分42秒54★
國井辰磨②14分42秒58★
五十嵐優汰②14分42秒90★
永山龍吉②14分43秒22★
小林大晃①14分48秒65★
金田遼祐①14分59秒23
多くの選手が出走しました。岩佐選手がさすがの自己ベスト。独走で14分00秒で、条件次第では十分に13分台が狙える結果です。
箱根予選で検討していた2年福谷・皆川選手もしっかり自己ベスト。連戦となった大土手・川瀬選手もさすがの成績。山本選手も上がってきたのは、次に向けて収穫。
それから主力以外の選手が14分40秒台ながら自己ベストラッシュに沸きました。筑波大のやってきた方向性は間違ってません。次のレースが楽しみです。