いよいよ駅伝モードになってきましたね!
当ブログでは、予選会が行われる17日(土)までに、
予選会に出場するチーム、1チームずつの大まかな展望と戦力分析を行っていきます。
今回はその③
前回箱根駅伝出場校で、連続出場を続けられるか注目するチーム5校を紹介します。
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戦力分析は、当ブログ独自のランキングを使って行います。
ランキング
JOKER(10点)~60分19秒(84回:1位)
SSS(9点)60分20秒~60分59秒(95回:1位、94回:1-2位、93回:なし)
SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(96回:1-2位、95回:2位、94回:3位)
S(7点)61分40秒~62分19秒(95回:3-8位、94回:4-5位)
A(6点)62分20秒~62分59秒(96回:3-5位、95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)
B(5点)63分00秒~63分39秒(96回:6-10位、95回:16-43位、94回:12-32位)
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
上位10名得点:
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
約40秒ごとにくぎって、点数付けしていきます。タイムに関しては、気象条件にやや左右されますが、例年並みの気象条件として、選手を区切ります。
【過去3年間の成績】
96回箱根本戦13位
95回箱根本戦9位
94回箱根本戦8位
ランキング
SSS(9点)60分20秒~60分59秒(95回:1位、94回:1-2位、93回:なし)
ラジニ レメティキ②27分51秒91≪20:箱2区2位、19:全2区3位、出3区5位≫
B(5点)63分00秒~63分39秒(96回:6-10位、95回:16-43位、94回:12-32位)
竹蓋草太③29分47秒57≪20:箱1区17位、19:全1区21位、出4区8位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
吉原遼太郎④29分15秒12≪20:箱4区14位、19:全5区15位、箱7区17位、18:出5区8位≫
兒玉陸斗③29分33秒68≪20:箱7区10位≫
佐々木虎太郎②29分37秒10≪20:箱8区14位、19:全4区14位、出5区9位≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
吉村 陸②29分40秒50
清水崚汰④29分44秒01≪20:箱10区20位、19:全7区19位、箱9区14位、17:予184位≫
高橋達彦③29分50秒22≪19:全6区18位、出2区20位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
原田大希②29分43秒89
加藤優陽④29分53秒50
関根大地②29分54秒24
桐山 剛③30分03秒15
新井遼平③30分07秒91
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
山崎晃志郎③30分58秒80
上位10名得点:39点
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
前回の箱根本戦は、総合13位。3年ぶりにシード権を逃したものの、戦前の評価からは大健闘とも言える結果でした。今回の箱根予選では、主力が一部欠場が決定。やや苦しいのではと言う評価が多いものの、大エース、そして力をつけつつあるランナーのエントリーは揃いました。
まずは大きくタイムを稼ぐだろうが、大エース2年レメティキ選手。昨年の秋から大幅に走力アップしており、駅伝でも走るごとに成績を上げていった。いきなり走ったエース区間2区も、区間記録に迫る区間2位だった。順調に走り込みが出来ていれば、61分きりは十分ターゲットにできる走力がある。主力層がやや不安なだけに非常に頼りになる存在だ。
少し落ちた主力層だが、成長が楽しみな選手が4選手いる。日本人で一番中心になるのは3年竹蓋選手だろう。前年度三大駅伝すべて出走し、走るごとに成長。箱根1区は見事な粘りを見せた。順調なら63分前半以内は十分だ。
また箱根4区でうまく繋いだ4年吉原選手、復路7区8区でシード権を追いかけた3年兒玉2年佐々木選手も他校のランナーと戦える可能性充分。兒玉・佐々木選手はどれだけ走力アップしているか。吉原選手はいぶし銀の走りに期待だ。
そのほかは実績は少ないランナー中心ですが、駅伝の経験がある2名が引っ張れるか。4年清水選手は台頭は速かったものの昨年度は足踏み。もう一度上昇気流なるか。3年高橋選手は前年度大学駅伝2度出走もブレーキ。ただ、ハーフ65分きりは経験。再びのエントリーでついにチームの力になるか。
あとはルーキー時代に1万m29分台を出している、2年吉村・原田・関根選手、叩き上げ組になる4年加藤・桐山選手らがどれだけまとめてくるか。集団走するかはわかりませんが、65分切りで10人目まとめられれば箱根駅伝連続出場を繋ぎ止められるか。全く試合に出場していない分、化けている選手もいるかどうか。そこも非常に気になるところだ。
【過去3年間の成績】
96回箱根本戦14位
95回予選2位⇒箱根本戦8位
94回箱根本戦11位
ランキング
B(5点)63分00秒~63分39秒(96回:6-10位、95回:16-43位、94回:12-32位)
清水颯大④28分39秒54≪20:箱6区12位、19:全3区5位、箱6区15位、18:箱7区18位、17:全3区7位、出1区15位≫
西澤侑真②29分11秒29≪20:箱8区9位、19:全6区3位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
伊豫田達弥②28分39秒17
原田宗広④28分56秒93≪20:箱1区18位≫
石井一希①28分58秒54≪20:全国1区16位、19:高校3区6位、国体5千10位、IH5千6位≫
吉岡智輝③28分59秒08
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
野村優作②28分43秒49≪19:出5区13位≫
野口雄大④28分58秒97≪20:箱4区9位、19:全1区4位、出1区11位、18:全1区14位、予18位≫
三浦龍司①5千13分51秒97≪20:日本IC3障1位、全国5区11位、19:高校1区21位、国体5千7位、IH1500m6位・3障2位≫
近藤亮太③29分13秒93
四釜峻佑②29分42秒24
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
内田柾冶①5千14分20秒79
矢野直幹④29分36秒89
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
北村友也④30分42秒96
上位10人合計:38点
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
2年ぶり予選会に回ってきた順天堂大。シード校常連に復帰できそうでできないもどかしい時期が続いています。1万mの持ちタイム平均は28分台、さらに注目ルーキー三浦選手などで通過有力校に数えられています。ただ、長距離に未知数な選手もやや多めなところ、慎重にレースを進めていく必要がありそうだ。
全体的にはエース不在と言えるチームですが、実績では4年清水・2年西澤選手あたりでしょうか。清水選手は爆発力のあるスピードランナー、1万m28分39秒、ハーフ62分39秒とチームトップの成績を保持。やや不安定な面も徐々に解消されつつあるところ。同じく実績が高い4年野口選手が故障明けとのこと、4年エースとしてチームを引っ張りたい。
2年西澤選手は、前年度の大学駅伝シーズンで大きな収穫があった選手。駅伝力ではチーム屈指のものがあり、ハーフのベストも62分47秒と申し分ない。春の自前のトラックシーズンは出遅れた感がありましたが、万全ならしっかりまとめる走りができるはずだ。
そのあとはやや未知数な下級生も中心になってくる。春先の順大記録会で1万m28分台マーク、飛躍の2年伊豫田・野村選手が、長距離ロードの対応がどうか。1年石井選手は、高校時代からトラック・ロードともそつなくこなしていて非常に期待の選手。十分戦力になるはず。
3年吉岡選手は昨年1万m28分台・ハーフ63分台を達成し、箱根出走あと一歩まで迫った選手。いよいよチームの戦力になりそうか。他にもハーフ64分07秒ベスト3年近藤選手、関東インカレ出走経験のある4年矢野選手、4年目5千m大幅ベストの北村選手、長い距離に適性がありそうな2年四釜選手らがどれだけまとめられるか。
大事になるのが主力となる4年生。野口選手がどれだけ走れるか分からないので、今年箱根1区出走の原田選手あたりがうまく引っ張ることができれば、上位でまとめていけるだろうか。以前は箱根予選が苦手でしたが、戦略面など良くなってきているところ。今回もしっかりと通過したい。
【過去3年間の成績】
96回箱根本戦15位
95回箱根本戦6位
94回箱根本戦6位
ランキング
A(6点)62分20秒~62分59秒(96回:3-5位、95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)
鎌田航生③28分53秒97≪20:箱2区18位、19:全2区8位、出1区14位、箱8区7位、18:全2区15位≫
河田太一平②29分06秒76≪20:箱4区8位、19:全7区13位、出6区8位≫
B(5点)63分00秒~63分39秒(96回:6-10位、95回:16-43位、94回:12-32位)
清家 陸③29分34秒09≪20:箱9区7位、19:全5区12位、出5区10位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
松本康汰②29分45秒81
川上有生②29分52秒62
中園慎太郎②29分56秒96≪20:箱8区18位≫
宗像直輝①30分11秒84≪19:高校6区5位≫
内田隼太②30分23秒91
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
奥山智広④30分38秒09
河野祥哉③30分44秒30
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
山本恭澄②5千14分28秒31
細迫海気①5千14分30秒63
稲毛祟斗①5千14分31秒18
徳永裕樹②5千14分31秒80
上位10名得点:36点
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
4年ぶりの予選会に回ることになった法政大。当時は複数のエース4年生がいて楽しみだったものの、欠場者や故障明けの選手が出てしまったことと、坪田監督「ここ数年好成績だったことからの油断」から、総合15位に沈んでしまった。
その中で収穫があった3選手がチームを引っ張る。今年の箱根駅伝で、2区を務めた3年鎌田選手、4区を務めた2年河田選手、9区を務めた清家選手が中心となる。鎌田選手は長いロードで非常に頼りになる存在。箱根2区は不完全燃焼も、その後のハーフマラソンで62分19秒をマーク。チームに大きな貯金をもたらすはずだ。
河田選手は、当時ルーキーながら前年度駅伝シーズンですべて主要区間。特に箱根4区最下位でタスキをもらい区間8位の好走は中々のインパクトであった。駐屯地の周回でもしっかりとペースメイクしてくれるか。3年清家選手は、繰り上げのプレッシャーがかかる中で9区7位の力走。今年さらなる走力アップしているか。
さて、今回の法政大のエントリーでは、この次のランナーが未知数だ。何しろハーフマラソン63分中盤~64分中盤のベストを持っている4年生がほとんど外れ、今年1区を走ったランナーもいない。楽しみだが、未知数なランナーが予選通過のカギを握ることになっている。
期待が高いのはまずは河田世代となる2年生。入学時から期待が高い選手も多い。3障が専門の中園選手は、箱根8区も経験。悔しい思いもしたが糧になるか。これに松本・川上・内田選手あたりがどこまで力を伸ばしたか。川上選手はハーフ64分台がベスト、また高校時代のロードでは内田選手は楽しみな存在。一気に化けてくれていると楽しみだがどうか。
またルーキーでは、一番力があると思われた宗像選手がしっかりとエントリー。高校駅伝の経験もあり、トラック1万mもまずまず走っている。法政大は対応できる選手は本当に主力になるのが早いので、不安もあるが楽しみもあります。
あとは実績が少なくなってきますが、叩き上げとなる4年奥山3年河野選手、直近の大会で5000mベストを出した細迫・稲毛選手らルーキーらどこまでやれるか。やはりちょっと不安な面は否めず、点数は少し低めになってますかね…。
それでも、意外性の法政大は坪田監督になっても健在。5年前の予選会では多くの駅伝ファンが予想していなかった中で通過を決めたりもしていた。坪田監督の信じた14名がどこまでやれるか、やはり侮れないチームだ。
【過去3年間の成績】
96回予選7位⇒箱根本戦18位
95回関東IC推薦枠⇒箱根本戦14位
94回予選11位(ボーダーまで1分31秒差)
ランキング
A(6点)62分20秒~62分59秒(96回:3-5位、95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)
チャールズドゥング②27分57秒36≪20:箱2区12位、19:予4位≫
樋口翔太②28分43秒88≪20:箱3区8位、19:予33位≫
B(5点)63分00秒~63分39秒(96回:6-10位、95回:16-43位、94回:12-32位)
横山 徹④28分44秒31≪20:箱1区15位、19:予24位、箱1区17位、18:全1区7位≫
武田悠太郎④29分03秒91≪20:箱4区17位、19:予41位、箱4区8位、18:全2区12位、17:予119位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
松岡竜矢②29分11秒82≪20:箱7区19位≫
若山 岳②29分24秒90≪20:箱8区19位≫
小坂友我③28分55秒36
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
遠田光太郎④29分45秒66
小林陸大④29分53秒88≪19:予87位≫
濱田祐知②29分46秒94
谷口 賢①5千14分12秒27≪20:全5区15位、19:高3区7位≫
三木雄介①5千14分26秒60≪20:全5区18位、19:高3区19位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
疋田和直③29分39秒62
桃川翔太④29分59秒84
上位10名得点:43点
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
非常に危ないと言われている日大。確かに、前回の箱根駅伝が18位で、ハーフ63分前半選手4年生が欠場に。そして直近の記録会では、良い選手と良くない選手とかなりの差があったのが気がかりなのは確かだ。とはいえ、持ちタイムの平均は非常に高く、個々の能力を考えると落ちるはずがない…のだが…。
チームを引っ張るのは2年生2人。実業団を経て入学したチャールズ選手はやはりチームトップレベル。他留学生に比べると爆発力はもう少しだが大崩れもなさそうな気配だ。さらにスケールの大きい走りをする樋口選手も楽しみな存在。箱根3区で見せた走りが再び見ることが出来れば、この2名で大きな貯金ができるはずだ。
これにおそらく続くだろう4年生陣がどこまでまとめてくるかが非常に大事になってくる。4年武田・横山選手は、下級生の頃からチームの主軸と数えられていたランナー。前年度はやや足踏みしてしまったが、最終学年での意地はどこまでチームを引っ張り上げることができるか。
他の4年生は叩き上げ・コツコツ積み上げてきた選手たち。特に小林選手が復帰したのがうれしい。前年の箱根予選87位で走り切るも、本戦はエントリーされず。今年にかけるものは大きいはず。また遠田・桃川選手も出走あれば大事なまとめになるはずだ。
また2年生ら新戦力も注目ランナーだ。前回の箱根7区8区を走った松岡・若山選手はどこまで成長しているか。順調に練習が積めていれば、他校の中堅どころとは戦えるはずだ。春好調だった濱田選手も楽しみ。また、直近の大会で28分台を出してびっくりさせた3年小坂選手はロードはいかほどか。63分台前半を出せるランナーが出てきていれば予選通過が近づく。
新入生は、谷口・三木選手がエントリー。5000mベストは谷口選手は上だが、高校時代の駅伝実績は大きな差はないか。高校駅伝で3区、都道府県対抗駅伝では5区と同じ区間を走っているのも面白い。64分台は出せる状態まできていれば、十分戦力になるはずだ。
上述したように、戦力として申し分もなく、通過候補の1校には間違いなく上がってきます。あとは調整面がどうなるかといったところだが…。老将・青葉新監督のタクトにも非常に注目です。
【過去3年間の成績】
96回予選8位⇒箱根本戦19位
95回予選9位⇒箱根本戦18位
94回予選7位⇒箱根本戦19位
ランキング
SSS(9点)60分20秒~60分59秒(95回:1位、94回:1-2位、93回:なし)
ライモイ ヴィンセント③27分39秒80≪20:箱2区4位、19:予2位、箱2区3位、18:予3位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
清水拓斗③29分22秒79≪20:箱7区16位、19:予114位≫
長谷川潤③29分38秒77≪20:箱3区19位、19:箱7区20位≫
清水悠雅②29分47秒24≪20:箱8区13位、19:予74位≫
山本龍神①5千14分03秒05≪20:全国1区28位、19:国体5千17位≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
木榑杏祐③29分33秒89≪19:予95位≫
三代和弥③29分35秒10
綱島辰弥②29分37秒71≪19:予113位≫
中西真大①29分38秒07
福井大夢②29分44秒82
曽根雅文④29分53秒22≪20:箱6区9位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
杉本日向④29分38秒74≪19:予253位≫
加藤直人④29分47秒29≪19:予248位、箱10区19位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
北川遼馬④30分21秒23
上位10名得点:40点
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
昨年は、予選落ち濃厚と言われていた中、見事な集団走を決めて通過圏内にこぎつけ、連続出場を繋ぎ止めた国士舘大。現時点では5年連続の出場に向けて、徐々に視界が開けつつあるといってよいと考えます。
まずはなんといっても大エースライモイ選手がどこまで稼ぐか。過去2年間予選会も箱根2区とも高レベルで安定。そして今年はハーフマラソンで59分台のベスト!1万mも27分39秒まで伸ばしてきて、その潜在能力はまだまだ計り知れない、例年より高速コースとなった今回、60分台は充分に出せるのではないだろうか。その貯金は、おそらく集団走となる他のランナーに大きな勇気を与えるはずだ。
その集団走、昨年よりはペースが跳ね上がるはずなので、何とか63分台~64分前半くらいに選手を押し込めていきたい。63分台が現実味を帯びているのは、前回の箱根で往路を経験している3年長谷川選手、今年の箱根7区8区で粘りの走りを見せた清水拓・清水悠選手、ルーキーの山本選手だ。
長谷川選手は早い段階で1万m29分台に突入。箱根3区でも力走を見せていました。清水拓選手は直近の大会でチームトップの29分22秒を記録するなど好調、清水悠選手は昨年個人74位と駅伝ファンを驚かせた。彼らがまずは中心となるか。さらに5000m14分03秒のスピードを持つ山本選手はうまくいけば、チーム2番手でゴールもあり得る選手。ロードで活かせるようになっていれば面白い。
他にもランナーは多く10番手前後の選手層としては厚いほうだ。前回予選で躍進があった3年木樽選手も再度エントリー。前回95位の選手だ。これに同じ3年三代選手も絶好調で1万m29分35秒。ハーフも64分台を持っており楽しみなランナーだ。
若いランナーでは、前回予選経験者の2年綱島選手、さらに5千14分10秒を持つ2年福井選手もいよいよ出走だろうか。また、直近の大会で1万m29分38秒と急成長を見せたルーキー中西選手も面白い。しっかりと食らいついていきたい。
あとは4年生。今年の6区山下りでチームに勢いをつけた曽根選手は、春に5000m14分09秒をマーク。平地にも対応できるか。それから箱根経験者の加藤選手や、4年目で飛躍の予感がする杉本選手、やや意外な選出となった北川選手はハーフベスト65分49秒はチーム11番手。誰が走ってもしっかりとチームの下位層を押し上げてくれそうだ。
不安点は、やはり2番手~5番手あたりは他校から現状劣るということ。集団走が失敗してバラけたり、スピードに乗れなかった時が怖いですかね。ここは事前のペース設定など細かな作戦をしてくることだろう。基本的には上り調子のチーム、大エースがいる分、本戦出場を決めることができれば、面白いチームのはずだ。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【2021年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】