少し遅くなりましたが、
各大学の大学駅伝2019-2020シーズンの振り返りと、卒業生の特集を行っていきます。
続いては、出雲・全日本駅伝優勝争いを繰り広げるも…箱根で悔しさ残った駒澤大学です。
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2位駒澤大学2:10:06
1区(8.0㎞)2位山下一貴④24分23秒[2]1分16秒差
2区(5.8㎞)4位伊東颯太③16分21秒[2]11秒差
3区(8.5㎞)2位田澤 廉①23分54秒[1]
4区(6.2㎞)3位小林 歩③17分30秒[1]
5区(6.4㎞)3位中村大成④18分03秒[1]
6区(10.2㎞)4位中村大聖④29分50秒[2]8秒差
どちらかというと長距離ロードのイメージがあった駒大勢、それが直前の記録会で5000m13分台が続出。一気に優勝候補として駅伝ファン注目の一戦になりました。
1区山下選手が、飛び出した留学生以外には勝って区間2位。僅差ながら他強豪校に先手を取ります。すると2区伊東選手が強豪校の集団の中でしっかり優位に立って襷リレー。さらに初大学駅伝が主要区間デビューとなったルーキー田澤選手が、他校のエースに食らいつくと、残り500mでは自慢のスパートが爆発!なんとルーキー起用の区間でトップに立ちます。
流れが駒大に一気に傾き、秋に急浮上してきた4区3年小林選手が他校主力とがっぷり四つで最終的にトップをキープすると、5区大成選手がついに単独首位に。駒大の総合力が活かされます。
アンカーはユニバーハーフメダリストの大聖選手。優勝はほぼ確実かと思われましたが、中盤過ぎからにわかに失速。少し腰の状態が悪かったのが響いてきた模様。懸命にトップを守ろうとしますが、残り1㎞を切ってから國學院大に逆転を許し2位へ。くしくも大八木監督の教え子の前田監督の率いるチームに、復活優勝を阻まれました。
3位駒澤大学5:15:04
1区(9.5㎞)2位中村大聖④27分57秒[2]0:08
2区(11.1㎞)5位小林 歩③31分51秒[2]0:11
3区(11.9㎞)16位神戸駿介③35分15秒[10]1:45
4区(11.8㎞)10位伊東颯太③34分55秒[10]2:33
5区(12.4㎞)6位中村大成④36分41秒[9]2:05
6区(12.8㎞)4位加藤 淳③38分10秒[8]2:49
7区(17.6㎞)1位田澤 廉①52分09秒[4]1:31
8区(19.7㎞)3位山下一貴④58分06秒[3]1:49
今度こそ復活優勝と活き込んだ全日本大学駅伝。状態を上げなおして1区起用となった大聖選手がしっかりと区間2位で繋ぐと、2区抜擢の小林選手が他校のエースと競り合いながら総合2位をキープ、上々の滑り出しでした。
ところがここで落とし穴。初の大学駅伝出場となった3区神戸選手が、まさかの失速。区間16位の厳しい走り、総合10位でまで順位を落としトップと1分45秒差と優勝争いから脱落してしまいます。
まさかのシード権外の走り、4区伊東選手も悪い流れを引き継ぎ10位のまま。5区大成が区間6位で悪い流れを断ち切ると、6区起用のスピードランナー加藤選手が、総合8位へ。前が点々と見える位置で終盤の長距離区間に繋げます。
そして7区起用となったルーキー田澤選手が素晴らしい走り。次々と他校のランナーを交わしていき、4人抜き総合4位まで浮上!青学大のエース選手のタイムも上回り区間賞を獲得したのは、本人も驚きの結果でした。
アンカーは3年連続となる山下選手。ロードの強さをしっかり発揮、東洋大を捉え、青学大を眼前に捉える3位でゴール。優勝争いには絡めずも、総合力の高さは保持しました。
8位駒澤大学10:57:44(往路8位5:27:41、復路8位5:30:03)
1区9位中村大聖④62分07秒[9]0:54
2区13位山下一貴④68分18秒[13]1:51
3区3位田澤 廉①61分25秒[6]3:05
4区5位小島海斗③62分01秒[6]3:15
5区13位伊東颯太③73分50秒[8]6:25
6区6位中村大成④58分46秒[6]6:53
7区5位小林 歩③63分27秒[6]6:57
8区11位加藤 淳③66分52秒[8]9:24
9区13位神戸駿介③70分37秒[9]11:48
10区7位石川拓慎②70分21秒[8]12:21
その後、田澤選手の1万m28分10秒台や、全日本出走メンバー外の選手の上尾ハーフの好記録に沸くなど、まずまずの結果。これまで通りの3位以内の宣言をして箱根に臨みました。
1区大聖選手…4年生主力選手を置いて万全を期したはずですが、いきなり計算が狂いました。蒲田付近で遅れだすと、トップと54秒差の区間9位。62分07秒という個人タイムは上々も、区間記録に迫る高速の流れに食いついた選手と、やや水を開けられる形になりました。
2区山下選手…3年連続華の2区を務める山下選手で流れを作り直そうといったところでしたが、中盤から伸びを欠いた苦しい走りに。単独走の場面は多かったですが、抜かれてもあまり対応が効かず。高速化した中、前年より時計が掛かってしまったのは悔しいところです。
3区田澤選手…スーパールーキー扱いとなった田澤選手。今回も流れを変える走りを期待されました。本人は20㎞以上の距離が初めてということで最初の1㎞は慎重な入り。これに運営管理者に乗る大八木監督が「攻めていかないと!区間記録を狙うんだぞ」と檄。
これにじわじわとペースを上げていくと、遊行寺坂あたりで本調子に。次々とランナーを交わしていくと、終盤苦しい湘南大橋でも力強い走りをキープ。7人抜きの6位浮上は驚き。個人タイム61分25秒は、区間3位ながら従来の区間記録よりも1秒早いタイム。今後もっともっと注目のランナーになっていくのでしょう
4区小島選手…前回7区を走った小島選手。上尾ハーフで好走して一回りレベルアップして帰ってきました。すぐに単独走になりましたが、しっかりとペースをキープ。62分01秒の好走で総合6位をキープします。
5区伊東選手…2年連続山登り、前回好走の伊東選手でしたが、今回は伸びなかったですかね。前年程の勢いが今年は無かったのが、そのまま走りに響いてしまった印象。後半の下りでぐっと落ち込んでしまい、2つ順位を下げて、往路8位でのゴールとなりました。
6区大成選手…2年連続山下りの大成選手。前回と同じ区間6位の走りでしたが、昨年は惜しいところで逃した58分台では下り切りました。全体的に高速化する中、2つ順位を上げて、5位が見える位置での襷リレーとなりました。
7区小林選手…もともと4区の予定でしたが、軽い故障があったということで7区へ回ったそうです。前の選手が区間記録で逃げていく難しい展開でしたが、小林選手も持ち前のスピードで突っ込んで懸命に前を追い上げる走り。競り合いで+αが出るタイプですが、単独走でも粘り切りました。
8区加藤選手…8区9区の2区間が勿体なかったですかね。大八木監督も「8区9区は不安があった」とのことでした。加藤選手は序盤こそまずまずでしたが、遊行寺坂手前から徐々にペースが落ち始め、18㎞付近で帝京東洋に交わされます。これにあまり抵抗もできず後退。区間11位は本調子ではなかったでしょうか。
9区神戸選手…全日本の失敗からリベンジしたい神戸選手。得意の長い距離でしたが、序盤は区間下位。攻めていける状態ではなかったかもしれませんね。横浜駅前で早大に追い付かれてからは食い下がり、ラストスパートで振り切られるも秒差の総合8位でアンカーに託します。
10区石川選手…今回が初の大学駅伝となった石川選手。すぐに前の選手に追い付き、総合7位争いを展開。力を蓄えますが、残り700m先にスパートをかけられて5m近く後退。ラスト100mでもう一度差を詰めてきますが、僅かに及ばず。悔しいゴールになりました。
前回総合4位から、更に優勝争いにいきたかったですが…大八木監督からすると、連覇していた頃よりも選手層が薄く、調整面で難しいところがあったそうですね。3年生が多いので、この世代を中心に、さらに強くしていきたいですね。
駒大で、少なくとも優勝争いをするつもりでいたと思いますが…この4年間は時々不安定なことが多かったですかね。2年時は箱根シード権落ちの苦難も味わっています。
そんな中、最終学年は出雲駅伝で優勝争いの中心になる活躍もありました。
4年間のチーム成績とその前の年
高3:箱根3位、全日本3位、出雲3位
大1:箱根9位、全日本4位、出雲5位
大2:箱根12位、全日本4位、出雲7位
大3:箱根4位、全日本4位、予選1位
大4:箱根8位、全日本3位、出雲2位
それでは、個人個人振り返ってみましょう。
関東インカレは2部です。
山下一貴13分55秒33/28分31秒89/62分36秒
高3:14分31秒59/高校3区28位
大1:箱根補欠
大2:箱根2区13位、全日本8区7位
大3:箱根2区9位、全日本8区2位、予選13位
大4:箱根2区13位、全日本8区3位、出雲1区2位、関東IChalf2位
進路:MHPS
駒大は少数精鋭ですね。大学駅伝で一番貢献したのは走った回数や区間で言うと山下選手になりますかね。最も、高校時代はまだ大きな実績は少なく、5千も14分30秒程でした。その選手が箱根前にはハーフマラソンで64分44秒を出していますから長い距離は適性あったのでしょう。箱根16人のメンバーには選ばれています。
2年時は10月ハーフマラソンで好走。大学駅伝デビューに繋がり、いきなり全日本アンカー!どうなるかと思われましたが区間7位で無難に走り切りました。これは駒大ファン嬉しい誤算だったでしょうか。
箱根は、エース選手の不調もあり、エース区間2区に。2位でタスキを受け、自分のペースでは走りますが、区間13位でじりじり順位を下げる。これは本人にも悔しい結果だったですかね…。チームもまさかのシード権を逃す結果となります。
3年になってぐっと力を付けてきます。秋の箱根予選は個人で13位の活躍、2年連続となった全日本8区は、伸びやかな走りで区間2位の活躍!さらに1万mで28分31秒の大幅自己ベストをマーク。もう駒大のエース選手といっても過言ではなかったですね。なお、現在のベストも3年時に出しています。
さて、迎えた箱根は2年連続の2区。ここで思わぬ出来事が。1区ランナーが中継ラインに到達したのに気づかないという思わぬミス。10秒程のロスをします。それでもしっかりと落ち着いた走りで区間9位で襷を繋ぐのが、なんとも長距離に強い山下選手らしいというか??
最終学年、初挑戦となった関東インカレhalfはスローペースから終盤の叩き合い、前に出るシーンもありましたが惜しくも2位に。大学駅伝は、出雲駅伝でびっくりの1区起用でしたが、スローペースからのラストスパート争いに、今度は競り勝ち区間2位。チームを大きく流れに乗せる走りでした。
全日本駅伝も4位でもらった襷を区間3位の力走で3位へ。しっかりとエースの役目を果たします。最後の箱根の走りが楽しみでしたが、本番は本調子ではなく中盤から苦しい走り。区間13位と不本意な成績になってしまいました。
悔しいですが、長い距離が得意なのは確か。駅伝やマラソンに非常に強いMHPSでまた頭角を現す時が来るはずです。
中村大聖13分55秒79/28分31秒65/61分51秒
高3:14分03秒48/都道府県5区18位、高校3区21位
大1:箱根補欠、全日本補欠
大2:箱根補欠、全日本7区5位
大3:箱根3区5位、全日本6区4位、予選17位、関東IChalf9位
大4:箱根1区9位、全日本1区2位、出雲6区4位、関東IC1万6位
進路:ヤクルト
高校時代一番実績が高いのが中村大聖選手。強豪の埼玉栄高で高校時代のタイム14分03秒、そして1年時から高校駅伝を主要区間を任されている主力選手でした。ただ、いずれも区間中位ほど。この時はまだ記録会の方が成績が良かったのかもしれません。
1年目は駅伝のエントリーメンバーには選ばれますが、走る事はありませんでした。ただ、記録会では5千mで複数回14分10秒台、ハーフは3度出走して64分前半でまとめています。一定の安定感はありましたね。
2年目、春に1万29分台のベストを出すと、夏を超えてロードで一回り成長。10月ハーフで結果を出すと、全日本駅伝で初めて大学駅伝を経験。7区5位とまずまずの結果でした。箱根も…と思われましたが、故障もあり欠場。もっとも、その後3月新潟ハーフで62分44秒の好記録を出します。次年度の飛躍が期待されました。
3年目、関東インカレに初挑戦してハーフマラソン入賞後僅かの9位。秋は箱根予選会からでしたが、62分台で個人17位としっかり結果を残します。全日本駅伝6区4位の結果を残すと、一気に主力角に成長します。
初の箱根駅伝は3区。上位の流れに乗っていけるか重要な場面でしたが、しっかりと前を追っていきます。順位も上げて区間5位の好走します。自信もついたでしょうか、ユニバハーフ代表が掛かった学生ハーフで61分51秒の個人2位に食い込み、代表を勝ち取ります。
4年目の序盤シーズンが特に良かったのではないでしょうか。1万m28分31秒の大幅ベストを出す地、関東インカレ1万mで6位ながら日本人トップの成績、夏のユニバーハーフもしっかりと2位を獲得します。優勝を狙っていた出雲駅伝で大事なアンカーと託されます。
これが大聖選手にとっては試練となりましたね。中盤までしっかりリードを保ちましたが、腰の違和感などもありぐっと2位のチームに差を詰められます。何とかペースを保持しようとするも、残り700mで捕まり総合2位に。非常に悔しい思いを味わいます。
全日本駅伝は心機一転1区を担当。距離が比較的短く、エース格の選手は少なかったものの、区間2位の力走。ここはいい働きとなりますね。学連記録会では昨年ほどではないものの28分30秒台。調子を再び上げて最後の箱根へ。
最後の箱根は、全日本と同様1区。しっかりトップ集団で流れを作る役目を任されますが、予想以上のハイペースに15㎞過ぎに先頭争いからは後退。タイムは悪くないものの区間9位の悔しい結果に…。実業団ヤクルトは最近上り調子、大聖選手が力を発揮する場面はあるはずです。
中村大成13分57秒16/28分31秒82/62分24秒
高3:14分15秒26/高校1区15位
大1:出雲補欠
大2:箱根補欠
大3:箱根6区6位、全日本4区8位、予選22位
大4:箱根6区6位、全日本5区6位、出雲5区3位、関東IC1万12位
進路:富士通
同じ”なかむらたいせい”姓で話題になりましたよね。彼も高校の持ちタイムはまずまず14分15秒、駅伝では高校駅伝1区15位の成績もあったのが、今後の伸びしろを感じさせました。
とはいえ、下級生の頃は記録会では大きくは目立たなかったですかね。出雲駅伝で補欠に入っていますが、それ以降は暫くは名前を見ませんでした。
その中で、2年箱根前に29分12秒の好記録をマーク。一つ評価の対象になり、箱根のメンバーに食い込みました。ここからぐっと走力が高くなりますね。3年箱根予選で個人22位の好成績をマーク。全日本4区での大学駅伝デビューに繋げます。
全日本後は試合に出ないと思ったら、箱根駅伝で6区山下りを担当、非常に伸びやかな走りで区間6位。ラストの平地でもう少しで粘れたら58分台が出ている走りでした。その後、ハーフで62分24秒の好記録を出します。
最終学年は平地の走力も飛躍的に上がります。5千m13分57秒・1万28分31秒をマーク、関東インカレも1万mで初挑戦します。夏を超えて、上位層の厚い駒大の中で、出雲駅伝の出走メンバーに選ばれます。
任された区間は5区、5校による優勝争いの最中、途中で単独トップへ!駅伝ファンでも話題になった”なかむらたいせい”リレーの実現、そして大成選手本人の評かもぐっと「あがったと思われます。
全日本駅伝は5区を担当、悪い流れを断ち切る走りをします。そして最後の箱根は再び6区山下りへ。今度は58分台、しっかり上積みできることを示しました。個性強い富士通の中で、どういう成長曲線を描くでしょうか。
大坪桂一郎14分16秒02/30分10秒34/62分17秒
高3:14分16秒02/都道府県5区20位、高校1区38位、IH5千16位
大1:
大2:箱根5区16位、全日本補欠、出雲補欠
大3:箱根補欠、予選補欠
大4:箱根補欠
進路:戸上電機製作所
もう一人、箱根駅伝を走った選手がいますね。大坪選手も高校時代のタイムはまずまず、インターハイ、駅伝での実績もある選手でした。
出足は上々で入学後すぐ14分17秒とベストに迫る走りをしますが、その後はしばらく足踏みが続きました。それでも2年秋には上がってきて、この年度の三大駅伝は全てエントリー。そして、箱根駅伝ではやや驚きの5区山登りの出走でした。
ただ、この時は苦しい走りとなりましたね。中々ペースを上げることができず、じりじりと後退。順位を落とし、久々にシード権を逃す要因の一つとなってしまいました。
リベンジを狙う3年。1万m30分10秒のベストを出すなど成長すると、3年時箱根も5区山登り本命で準備を進めました。ただ、直前に体調不良に陥り後輩に譲ることに…その後、3月新潟ハーフで62分17秒とびっくりな記録。平地の走力は示しましたね。
ただ、大学時代はこれがピークでしたかね。4年時はそこまでの走りは記録会でできず、箱根は3年連続16人エントリーも、出走はなりませんでした。戸上電機製作所に入るのはびっくりですが、まだ出し切れていないポテンシャルを出せれば、必ずNY駅伝の出場に貢献できるはずです。
原嶋 渓14分25秒33/29分47秒66/64分27秒
高3:14分25秒33
大1:
大2:
大3:箱根補欠
大4:
進路:中央発條
キャプテンを務めた選手ですね。高校時代14分25秒で走っていますが、大学では頭角にちょっと時間がかかりましたかね。長い距離を中心に少しずつ実績を積み上げます。
3年目に1万29分47秒の自己ベストを記録すると、11月世田谷ハーフで64分27秒の好記録。起伏が大きいコースですので、この時は良かったですね。初めて箱根メンバーに選ばれます。
主将となった最終学年、さらに飛躍したいところでしたが、昨年ほどの結果は出ずに、残念ながらメンバー漏れ。中央発條に進むそうで、箱根後も活発に試合に出場しています。実業団で努力が報われることを願います。
佐々木聖和14分10秒69/29分02秒63/64分13秒
高3:14分12秒31/都道府県1区43位、高校1区16位
大1:
大2:
大3:
大4:
もう一人選手を紹介しましょう。高校時代14分12秒の持ちタイム、高校駅伝1区16位で走り切っている佐々木選手も期待されました。
2年時の後半はとても勢いがありましたね。上尾ハーフ65分00秒で走り切ると、その後の記録会で1万29分02秒の大幅自己ベスト。惜しくも16人のメンバー入りは逃しますが、その後の高根沢ハーフで64分13秒。次年度の出走が期待されました。
ただ、その後が中々うまくいかなかったですかね。3年後半も大会に出場しますが、芳しい成績は残せず。大学4年になるところで退部した模様です。次の人生、うまくいってたらいいなぁ。